青天の霹靂のレビュー・感想・評価
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親子のやり取りが面白かったです
突然過去にタイムスリップして、自分が生まれる直前の半年間ほどの期間を両親と共に過ごすという、ファンタジックなお話でした。
若かったころの二人と接していく中で、現代で人生投げやりになっていた主人公のこころがだんだんと溶かされていくのを感じました。
劇団ひとりさんの演じる父親は面白いし、柴咲コウさん演じる母親は美しいだけでなく内面も魅力的に見えました。
現代で主人公が語っていた内容から、父親はダメな奴なんだろうと思って見ていたけど、見ていくうちにそうでもなくて意外としっかりした人だったのかもしれないと思い直しました。
お話の内容自体も分かりやすくて、入り込みやすかったです。
ずっと楽しんで見られました。
父親との掛け合いのシーンは面白いし、気づかないで親子同じことをしていたりという部分も面白かったです。
ラスト、舞台での手品を披露するシーンは、主人公はやればできる子、に見えてかっこよかったです。現代への戻り方も美しくて、悲しくて、素敵でした。
ラストシーンに限らず、手品をするシーンがたくさん出てきました。撮るの大変だったのかな~、すごいな、と思いながら見ていました。
難しいお話ではないし、笑えるシーンもたくさんあったし、
見た後は あぁ、面白かった、見て良かったな、と思えました。
ひとつのストーリーを体感し終えた気分です
大泉洋が主演ということで鑑賞。
浅草の舞台・劇団ひとりということで、陰日向を思い出しました。
答え合わせのように次々と繋がっていく3人のストーリー、ラストシーンでの舞台の演技も、どんどん店舗よく見てしまいました。
最後の手品は本当に圧巻で、ぜひ大きなスクリーンで見たかったな、と思いました。
それぞれ役がとても良かった!
期待しないで見たら、なかなか良かった
(*^-^*)♪ チンとペペのコントも笑えたし。
“未来が見える”と大泉さんが柴咲コウの出産前にお話しているシーンもジーンときたし。
劇団ひとりなかなかいいね☆
劇団ひとりおそるべし。
素晴らしい映画だった。はじめのセリフ、とても共感するものがあった。全てが素晴らしかった。涙が出た。人は頑張って生きている。つく必要がない嘘だって、ついてしまうことがある。愛と希望のものがたり。
負けてる者への繊細な心の機敏がよく表現できてる
惨めな人生を生きる年輩手品師のリアルな描写に胸が痛くなる。悲しみがピークに達したときに落雷がなり→タイトル→辞書の意味→過去へ、の映像の見せ方がスマート。掛け合いの漫才形式のマジックは新鮮で楽しい芸だった。母親(悦子さん)に「(未来の子供にとって自分は)生きる理由です」と晴夫がいったとき泣いた。ラスト大舞台でマジックをやり遂げたとき、息子が生まれて晴夫は舞台から消えるのは、まあベタだしそこまで引っ張るもんでもなかったかな。
総じて、中盤までが良かった。
悪くないが取り立てて良くもない
人情ドラマとしては形が出来ており、それなりに観ることが出来る。
監督と出演をこなしている劇団ひとりの多芸には感心するが、本人の演技の幅は大根ではないがコントでやる芝居の延長に見える。
対して大泉洋は腹のたつ父親に対する複雑な感情を出してて上手い。
当時の浅草を演出しているセットは雰囲気あるんだろうけど、私自身がそれを知らない為、少し損した気分。
それにしても昔はあんな親父が沢山居たのだろうか?
昨日、奮発していい米を買った。そう『青天の霹靂』。美味いらしい。こ...
昨日、奮発していい米を買った。そう『青天の霹靂』。美味いらしい。この映画を選んだ理由はそれだけ。
生きるって難しいなぁ。毎日みじめでよぉ。俺、何の為に生きてんだか、よく分かんなくなってきた。もうどうしたらいいか分かんないよぅ。なんで俺なんか、なんで俺なんか生きてんだよー
冒頭の大泉洋のセリフが刺さる。これ、思った事はありませんか?私はあります。こんなおっさんになった今でも時にそう思えたりします。
この映画、そんな人たちに力を与えてくれる、お米に負けず劣らずのいい作品です。
原作、監督は劇団ひとり。すごい才能に驚き。普段TVで見る彼のイメージが邪魔をする。作家、監督に専任する方がいいかも(笑)
昭和へのタイムスリップ、ワクワクしました。そして明かされる出生の秘密。
どんなに孤独感、絶望感に苛まれたとしても、そうあなたも私も一人じゃない。
『だから、ひとりじゃない』
リトルグリーモンスターです、聴いてください(笑)
半ズボンが過ぎる
ストーリーはよくできている。世界で一つだけの花的なテーマ設定は個人的にはあまり好きではない。それを置いといたとしても、後半になると主人公の冴えなさが消え失せて、序盤の人物像との乖離が大きく、芸達者な大泉洋そのものになってしまう。これでは先ほどのテーマ性も薄れてはしまわないか?
柴咲コウは、女もおかんも感じさせてくれない。父と子の葛藤はよく描かれていたが、こちらは消化不良だった。手品も過去の映像化も意欲的であったと思う。しかし、作り手側の意図が映像に現れ過ぎていて、そっちの方に気がとられてしまった。
笑って泣ける
笑って泣ける映画でした。
冴えないマジシャン晴夫。
人生の目的を見失い、それを自分の生い立ちのせいにしていた。
でも、真実は、、、
後から想いに気付くってことありますよね。
良かれと思ってやったことが、かえって良くなかったりとか。
でも、最後にきちんと想いが伝わればそれでいいんだと思います。
劇団ひとりってもしかして天才?
めちゃくちゃよかったです。
陰日向見た時も感じたけど、劇団ひとりって天才ぢゃないかな。
というか、劇団ひとりのあたまんなかが私きっとタイプなんだと思う。
原作読んでないから小説として好きかどうかはわからんけど
ストーリーとキャラクターとこの映画の空気感はすごい好きだった。
大泉さんと柴咲さんの演技もよくて、
榎本君や子役の男の子なんかの脇役陣もよかった。
お話は売れないマジシャンがタイムスリップして
自分の父親とコンビを組んで舞台にたつってお話。
泣き所はいっぱいあったけん
私はもちろんのごとく泣き通しでした。。
最初の大泉さんが写真見て泣いてるところ、
柴咲さんの言葉、劇団ひとりとのけんか。。
生きてる意味なんて考えながら生きたことないけど
それが誰かの中にあるとしあわせだし
誰かの光になってたら頑張れる、そんな気がしました。
あと普通にふたりともマジックがうますぎて…驚愕。
手きれいぢゃし。。。私手きれいな人と、声が好きな人によわいな。
話ずれた。
とにかく見終わってめっちゃよかった!!!っていう感想しか出てこなかった。
ので、劇場公開されたらもう一度見たいです。
ラストの描写と終わり方もすき。
夕日の出る時間帯に橋が近くにある堤防で写真とりたくなった(単純)
映画と原作と 2度美味しい
何故か今頃になって、見たいと思いました。
それで原作を先に読みました。
易しい文章なので、一日で読むことができました。
すぐにこの映画のDVDを借りて見ることにしました。
ちょっと驚きました。
原作と結構違う内容だったんです。
それはそれで良かった。
大泉洋さんの演技力にも驚きました。
日曜日の暇つぶしくらいには、丁度良い作品だと思います。
●愛に飢え真実を知る。
見事に裏切られたわ。その愛情に泣かされる。子の愛。親の愛。夫婦愛。
クライマックス一点勝負。悟ったふたりの会話が秀逸。
人は絶望することもあるけれど、生まれたこと、それ自体が素晴らしいのだと思わせてくれる一本。
最悪のラスト
ダメな映画でしたね。
まず大泉洋が合ってない。
「水曜どうでしょう」は好きですが、こういった映画で主役をやらせるとどうにも白けます。
同様に劇団ひとりも何だか白けましたね。コメディアンとしては好きなんですがどうにも。
この二人を別な芸人として色の付いてない役者を起用すればもう少し違ったかもしれません。
次にストーリー。
ありがちなタイムスリップもので、しかも過去作を遥かに下回っている。
人生に絶望したりダメだったりする主人公が過去やパラレルワールドを見て存在意義に気づいたり生きる気力を取り戻したりというのはよくありますね。古くは「クリスマス・キャロル」や「素晴らしき哉、人生!」など。
しかし本作は全然ダメ。
まず現在の主人公のダメっぷり。絶望が全然描かれていないので感情移入できない。
そして過去においても、父と母の馴れ初めやら愛を育む様子が深く描かれていないのでこれも感情移入できない。
以上のような理由もあり、途中で主人公が「父母は自分が思っていた酷い奴らでは無かった」と気付き、感情を爆発させるシーンがあるのですが、そこが全く共感できませんでした。
ひとりはバック・トゥ・ザ・フューチャーすら見ていないのかな?
あんな感じでくっつくのかどうなかハラハラさせ、ようやく愛を育む、といような描写があればまた違ったのかもしれませんが。
そしてクライマックスですが、主人公の誕生と共に命を引き取る母、そして現代に戻る主人公。
主人公は生きる意味を見出し新たな一歩を踏み出す。
この辺は少し感動。
「終わりよければ全て良し。2点にしようかと思ったけど3点あげようか」
と思ったのですが、、、
最後に親父が生きていて、
「ありがとう」
というくだらないセリフ。
これで全て台無しです!
ちょっとの感動も冷める最悪のラスト!
1点です。
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