るろうに剣心 京都大火編のレビュー・感想・評価
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前作からパワーアップ!続きが気になり過ぎます。
前作で再現度の高さに驚かされましたが、新キャラも多数加わり更に驚かされました。
佐藤健さんと武井咲さんのハマり度は原作そのままの美しさを感じます。正直2人ともキレイだと思いました。
新キャラ志々雄真実、瀬田宗次郎、四乃森蒼紫はそれぞれ芸達者の役者さんが演じることで単なるコスプレではない存在感を示してくれていますし、刀狩の張役の三浦涼介さんはこういう役をやらせたらピカイチだなと再確認しました。
また翁役の田中泯さんの佇まいとアクションがお歳の割に美しいと思って調べたら、俳優と同時に舞踊家とのことですごく納得しました。
それ以上に痺れたのが操役の土屋太鳳さん。小柄ながらとにかくアクションがキレッキレで、あの可愛いルックスながら運動神経の塊であることを思い出させてくれました。彼女には天は二物を与えています(笑)。
由美役の高橋メアリージュンさんがすごく妖艶ではあるものの、個人的にはもっとボリューミーでグラマラスな配役だったらと思いました。
また斎藤一が常にタバコを咥えているのは実写になるとさすがに違和感しかありませんでしたが、原作を忠実に再現しているからこそと言えますし、新井赤空役がどっかで見たことあると思ったらまさかのBLANKEY JET CITYのドラマー中村達也さんだったり、最後の最後に剣心を浜辺で助けた『謎の男』が福山雅治さんだったりととにかく豪華だし、続きが気になり過ぎます。
こうして考えると実写化あるあるで再現度ばかり気になっているように感じますが、1作目のヒットを踏まえて全てにおいてスケールアップしており上映時間が短く感じられました。
年齢を超越した田中泯の死闘に拍手!今回の主題歌も実にカッコ良い
大友啓史 監督による2014年製作(139分/G)の日本映画、配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2014年8月1日。
何よりも、翁(柏崎念至)を演ずる1945生まれの田中泯が、四乃森蒼紫の伊勢谷友介と闘う長時間にわたる死闘に感動してしまった。「たそがれ清兵衛」(2002年)での斬り合いも凄かったが、あれから10年以上経ち70歳間際のお年ながらのあのアクション、凄すぎ!。ただ、ここから10年以上経って「国宝」での歌舞伎「鷺娘」の舞。バケモノということか。
新たな敵として、志々雄真実こと藤原竜也と瀬田宗次郎の神木隆之介が登場する。包帯だらけで藤原は見せ場乏しく可哀想と思ってしまったが、神木は佐藤健との互角的な動きのア
戦いもあり、アクションも結構いけることを見せてくれた。
ラスト、福山雅治扮する謎の男の登場で終わってしまったのには、TVドラマみたいで唖然。
まあ今は、すぐ次がネットで見えるから良しなのだが。
主題歌は、世界にまさに挑んでいたONE OK ROCKによる『Mighty Long Fall 』。何を歌ってるか当初さっぱりわからなかったが、一つの『嘘』を世の中は変えられないという刷り込み、二つの『愛』を友情や恋愛の中への閉じこもりと考えると、“Get up Get up Get up Get up”と促し、維新の精神に呼応した、社会や現実としっかりと向き合えという若者への強いメッセージソングに思えてきた。曲もカッコ良いが、歌詩もカッコ良すぎる!
監督大友啓史、原作和月伸宏、脚本藤井清美 、大友啓史、製作総指揮ウィリアム・アイアトン、製作上木則安、 畠中達郎 、茨木政彦、 高橋誠 、宮本直人、エグゼクティブプロデューサー小岩井宏悦、プロデューサー福島聡司、撮影石坂拓郎、照明平野勝利、美術橋本創、装飾渡辺大智、録音益子宏明 、蓮田智一、編集今井剛、音楽佐藤直紀、主題歌ONE OK ROCK、アクション監督谷垣健治、スタントコーディネーター大内貴仁、衣装澤田石和寛、キャラクターデザイン澤田石和寛、ヘアー&メイクアップデザインShinYa、VFXスーパーバイザー小坂一順、スーパーバイジングサウンドエディター勝俣まさとし、スクリプター河島順子、スケジュール猪腰弘之、キャスティング高屋隆太、助監督田中諭、製作担当馬場三輝、
ラインプロデューサー宿崎恵造。
出演
緋村剣心佐藤健、神谷薫武井咲、四乃森蒼紫伊勢谷友介、相楽左之助青木崇高、高荷恵蒼井優、瀬田宗次郎神木隆之介、大久保利通宮沢和史、巻町操土屋太鳳、明神弥彦大八木凱斗、
佐渡島方治滝藤賢一、沢下条張三浦涼介、悠久山安慈丸山智己、駒形由美高橋メアリージュン、川路利良小市慢太郎、高野眞島秀和、新井青空渡辺大、新井赤空中村達也、魚沼宇水村田充、本条鎌足屋敷紘子、刈羽蝙也原勇弥、夷腕坊山田崇夫、不二山口航太、才槌島津健太郎、黒尉小久保丈二、白尉佐藤滋、増髮江田結香、近江女別府あゆみ、新井梓西原亜希、新井伊織蓮沼誠希、新井伊織細川愉楽多、三島栄次田端瑛、三島栄一郎淵上泰史、翁(柏崎念至)田中泯、謎の男福山雅治、斎藤一江口洋介、志々雄真実藤原竜也、窪田正孝、渡辺菜月
空海大空、坂東工、生津徹、北代高士、金原泰成、坂本爽、望月章男、阿部晃介、井上肇。
幕末動乱期の闇、亡霊が迫りくる!
アニメのリメイク版も、ちょうど新しい逆刃刀を手に入れた辺りです。
前作の「るろうに剣心」がメチャクチャ面白かった。映画館で観なかったことを後悔して公開初日に鑑賞し、思いっきり楽しませてもらったことを思い出しました。
元々が、重い内容の話で、実写化になると、ホンっとズッシ~~~ンときます。赤い着物を着ていないってところもあるでしょうが、剣心のオロっていうところが少なかったと思います。全編緊迫感って感じ。
そこに輪をかけて、アクションシーンは、前作以上に壮絶な死闘もあります。
十本刀の張との一戦なんてのがまさにそれ!もう激しい、激しいったらありゃしない。そこへ持ってきて、この戦いでは、心情を表現する名シーンまで用意されている。いや~、ホンっとすごかった!
大人数との戦いが多く、その立ち回りも素晴らしい作品でしたが、このタイマン勝負は、映画史に残るんじゃないかってくらいの大迫力でした。(宗次郎との一戦も霞んじゃうかな)
そして、この作品のもう一つのすごいところは、やっぱり役者の皆さんですね~。 ただのコスプレ大会に成りかねない設定、特に志々雄なんてのは、一歩間違えればタダの滑稽にしか見えないでしょうが、リアルな存在感を醸し出すのは、さすが藤原さんです。殆ど顔が出てこない役なのに、よくぞやってくれました。
鬼気迫る蒼紫も良かった。翁との一戦も凄まじかったです。
志々雄の横に佇む由美。この作品ではあまり活躍するところはなかったですが、そのアンニュイな雰囲気が妙に存在感アリアリでした。高橋さんは、この頃、体調が非常に悪かったらしく、点滴を打ちながらの撮影ということもあったからかな。独特の妖しさを放ってました。
ホンっと、このキャスティングは絶妙以外の何者でもない!
昨今では、よくある前後編の二部作ですが、どちらも2時間超えってところが好感持てます。
漫画もアニメも面白かった長編を、何とか二部作にまとめ上げたって感じです。(前後編で3時間程度ならわざわざ分けるなって、常日頃思ってますから)
【ネタバレになるかな?ちょっと気になったところを・・・】
今回、見直して思ったのは、なんかテンポが悪い?長く感じちゃいました。次から次へといろんなことが起こるんですが、その一つ一つのエピソードが薄っぺらいような。
確かに、ズ〜ンと落ち込むこともありますが、余韻に浸る間もなく、直ぐに次のシーンに移ってしまうような。
そして、次回作への持ち越しが多すぎるんじゃないかって気がします。
志々雄との死闘はもちろんですが、宗次郎との決着もついてないし。
蒼紫とは、まだ出会ってもいません。操ちゃんの心情もあるだろうから、せめて、蒼紫との決着は今作品中でつけておいたほうが良かったんじゃないかな。
もう一つ気になるところは、剣心たちが殺さずで頑張っている横で警察官たちが真剣で斬りつけあっている?まぁ、派手な場面の演出って言えばそれまでなんだけど、なんか腑に落ちませんでした。
そもそも、逆刃刀にしたって斬ることができないだけで、あんな鉄の棒で頭殴られたら死ぬこともあると思うんだけど・・・殺さず?
まぁ、そんなこと言い出したら、お話にもならないと言うことで、なかった事に・・・
今回、見直して気づいたことが。
本作品で、逆刃刀を渡す赤空ですが、「最終章 The Begining」に於いても、刀を渡す時に出ていて、同じ役者さんか演じてました。こんな細かいところも忠実に再現したのにビックリです。
タイトルなし
最終章を観る前のおさらい鑑賞。初鑑賞の時より、つまらなく感じた。
志々雄真実との戦いの前編的作品と言う事もあり、どうしても盛り上がりに欠ける。なんだかオアズケを喰らった気分。
原作は、かなり前に読んだので細かく覚えていないが、映画だけを観ているとキャラの行動がチグハグしているのが気になった。御庭番衆の爺さんと蒼紫の無理矢理感の強い戦い。その戦いの決着の場に不自然な展開で駆けつける土屋太鳳さん。志々雄真の次の狙いが東京と知って突然どこかに走り出す剣心。拐われて、すぐに海に捨てられる薫殿。
逆に子役の演技は良くて、序盤で警察官の死体が送り届けられた場面で泣き途方に暮れる子や、両親を吊るし殺された村の子供。弥彦も最後の戦いの殺陣は良かった。
しかし、何よりも藤原竜也さんの演技が抜群に良くて、これだけでも観る価値の有る作品だと思う。
シリーズの2部作としては良いけど、1本の映画としては起伏も少なく退屈
志々雄真実や四乃森蒼紫など、めっちゃ強そうな敵が出てきて前作以上にワクワク。剣心とやり合う壮絶なアクションが見られると期待してた。でも結局さいごまで手合わせすることなかったので残念。
気になったキャラは翁と駒形由美。翁はヌンチャクスタイルになってからの体術アクションがかっこいい。あのお爺ちゃんがあんな動けると思わなかった。
由美は色気ぷんぷん。台詞無しで立ってるだけでも悩殺されそう。役者だれか気になって調べちゃった。高橋メアリージェンの唇がセクシー。
シリーズの2部作としては良いけど、1本の映画としては起伏も少なく退屈。
続編ありきだから仕方ないけど、終わりもスッキリしない。今なら全シリーズ配信されてるから良いけど、公開当時だったら早く続きが見たくてウズウズしただろうなー。
続きがどうなるのか
逆刃刀・真打を手に入れて盛り上がる
前作に比べ恋愛要素は少ない。
薫が行方不明になってしまって、どうなったのか続きが気になる。
明治らしさを感じさせる洋風の豪華な建物が好き。
大久保がいる大蔵省の建造物が登場して良かった。
歴史上の人物の名前に言及したりして、架空の物語ということを忘れそうになる。
日光江戸村が背景の場面は、あまり好みではない。
前半は藤原竜也が演じる志々雄真実と神木隆之介さんが演じる瀬田 宗次郎を応援していたし、剣心が彼らと合流し明治の政府を転覆させればいいなと思って視聴していた。
土屋太鳳さんが演じる巻町 操が登場するあたりから、志々雄真実の冷酷非道さを見てしまうと、その思いは消え、剣心の決心に共感せざるを得ない。
緋村剣心が逆刃刀・真打を手に入れる展開は盛り上がる。
『ガンダムSEED』でキラ・ヤマトがストライクを失ってフリーダムを手に入れた時の興奮に近い(ついつい好きな作品を思い出しながら視聴する癖がある)。
本編138分と長尺だが、解決せず次回に続く終わり方でやや不満があるものの、続きが楽しみになるのもコミックを彷彿させるようで、少年ジャンプの漫画らしくて良いのかもしれない。
新作のため鑑賞。1作目から2年後に公開されたら待望の2作目。
幕末の武士や剣、戦いと西欧文化が入ったばかりの明治の時代の違和感が好き。
見せつけに木から吊り下げられた夫婦、心臓きゅっとなるわ…。
あんな見えやすいところに縛られて吊し上げられて……。
親兄弟殺されて憎いだろう苦しかろうに剣心に諭されてよく耐えた…。
御庭番集がかっこよかったなあ…。忍かっけえ…。
いろんな漫画の作品を思い出していろいろと納得。
狙ってのことだろうが、土屋太鳳髪型似合わなくてむずむず。
左之助のほうが先に出たのに、後から京都に着いたのわろた。
斎藤一かっこいいなあ…。
福山雅治…。
21.4.18 スカパー
描写がかなりハードめに統一されていて、特に志々雄と蒼紫の回想シーン...
各要素は作りこみが半端ない。けれど、人間パートが弱くて、寄せ集め感がぬぐえない。
アクションはチャカチャカと。確かにスピード感とか、こんな殺陣?と驚くような展開なのだけれど、忙しすぎて、軽すぎて、ぜんまい仕掛けのおもちゃを見ているようで、すごいなあと思う反面、現実味がなく冷めてしまった…。
役者も、コスプレ的にはビジュアルが最高なのだけれど、人物を描くという意味では中途半端。前作・これに続く後編もみて、一つの物語として鑑賞しなければいけないのだろう。
みんな、与えられた役はちゃんとこなしているのだけれどもね。
原作を読んでいること前提なのだろう。
設定も、「世の中を転覆させる」という割には、一つ一つのシーンが小さくまとまってしまっている。カメラワークの問題なのか、世界観が広がっていかない。悲壮感を出そうとしている努力は認めるのだけれど、それを強調しすぎたのか?
人間がぶら下がっているシーンは、幼い子がトラウマにならないかと心配してしまうのだが。
それでも、土屋さんを始めてみて興奮した。志穂美悦子さんの後継者がとうとう現れたか!!!と。
まあ、今ではアクション封印?して、誰でもできるような役を演じていらして、もったいないなあと思ってしまうが。
田中氏。映画で見るのは3作目。このお年でこの動き。さすが、ダンサーだけあって、動きがきれいでスキがない。いつまでも見惚れてしまう。
応対する伊勢谷氏もすごいのだけれども。
ただ、原作飛ばし読みの身からすると、ここでこの話を挿入するかと、全体の筋がちょっと散漫になってしまった。剣心がらみだけでなく、いろんなしらがみが残っていて、あちこちでドタバタしているんだよと言うことを言いたかったのかもしれないが…。
そして福山氏。それまでの物語等を全部さらってしまうインパクト。藤原氏の好演も、他の方々の演技も、なかったことになってしまうほど。
他にも、神木氏のチュシャネコのような笑いは不気味だし、
モブシーンの中に、良い演技をしていらっしゃる方がいらっしゃるなあと思う。
原作ファンなら、現時点で実写ができる最高峰の映画として高評価を与えられるのではないかと、飛ばし読みファンは思う。
その一方で、飛ばし読みファンとしては、アクションに重きを置いたため、人間パートが弱くなってしまったなと思う。
二兎を追うもの一兎も得ず。難しい。
思っていたより良かったです。
連載当時は弟がジャンプを必ず購入していたので姉弟で奪い合いながら読む、というのが常でした。私は特別るろ剣ファンというわけでもなかったのですが、いつも楽しく読んでました。実写化した映画というのはとんと興味もなく…何で見ようと気が向いたんだっけ??忘れてしまいましたが。
想像以上に良かったです。
あくまでも原作が漫画なので、時代物とはいえサブカル感が濃いものの、殺陣がスピード感あって単純に「キャー!カッコイイ!」て思っちゃったのよ。だってカッコイイんだから。しょうがないのよ…。
これを見るまで、藤原竜也にも興味が薄かったんだけど、初めてカッコイイなって思えたので、鑑賞後は早速「カイジ」「デスノート」を見ました。
でも一番痺れたのは田中泯さん。身のこなしが全然違う。立ったり座ったりだけでも違う。あれをカッコイイと言わずしてなんという。
映画のるろ剣は、途中で見るの挫折したのもあるし、シリーズ全部は見てないんですが、有村架純ちゃんが出てるやつあるじゃないですか。あれなんか見ると特に感じるのが、原作者の和月信宏さんて、ロマンチスト(ロマンティスト?)だな~~~って。男のロマンと妄想が作る世界観がすごい。好きです。貫いてて。映像もキレイでした。
旧+新
運動神経良すぎ
凄まじいばかりの剣心の殺陣
血まみれの人の顔が見えない
まさかこんな事態になろうとは!!よもやよもやだ! …ところで、「二重の極み」はどこですか?
アクション時代劇『るろうに剣心』シリーズの第2作。
幕末の亡霊・志々雄真実の野望を阻止する為、剣心は京都へと向かう…。
監督/脚本は、前作から引き続き大友啓史。
○キャスト
緋村剣心…佐藤健。
神谷薫…武井咲。
高荷恵…蒼井優。
斎藤一…江口洋介。
清里明良…窪田正孝。
新たなキャストとして、かつて御庭番衆の御頭だった男・四乃森蒼紫を演じるのは『嫌われ松子の一生』『カイジ2 人生奪回ゲーム』の伊勢谷友介。
蒼紫を慕う京都御庭番衆の少女・巻町操を演じるのは『鈴木先生』シリーズやテレビドラマ『花子とアン』の土屋太鳳。
政府転覆を企む幕末の亡霊・志々雄真実を演じるのは『DEATH NOTE』シリーズや『借りぐらしのアリエッティ』の藤原竜也。
志々雄の部下である天才剣士・瀬田宗次郎を演じるのは『千と千尋の神隠し』『サマーウォーズ』の神木隆之介。
志々雄の参謀を務める男・佐渡島方治を演じるのは『踊る大捜査線』シリーズや『悪の教典』の滝藤賢一。
剣心を助ける謎の男を演じるのは『ガリレオ』シリーズや『そして父になる』の福山雅治。
原作の人気エピソード「京都編」を実写映画化。
『るろ剣』の面白さの8割がこの「京都編」に詰まっていると言っても過言ではない。
それほどの名エピソードであり、少年漫画界に燦然と輝くマスターピースである。
前作は原作漫画を大きく脚色していたが、今作は原作に沿ったストーリー展開が為される。
約5巻分の原作を一本の映画に凝縮しているため、140分近い上映時間があるにも拘らず少々忙しない印象を受けた。
忙しない割に、物語運びには鈍重さを感じる。もっと脚本を切り詰めても良かったのでは?
正直、中盤は少々退屈でした…🥱
四乃森蒼紫のエピソードとか、本当に必要なの?そんなに剣心に会いたかったら、志々雄真実と合流すればいいのに。ジジイを斬っとる場合か!?
とはいえ、前作に比べてとにかく物語のスケールがアップ!
舞台を東京から京都に移し、日本政府の存亡を賭けた大バトルが繰り広げられます。
最強最悪の敵・志々雄真実が大暴れ。もうこれだけでつまらなくなる筈がない!!キャー、志々雄サマー💕
少年漫画的な要素が前作よりも強く、娯楽映画としてはかなり楽しめました。
ルックのカッコよさは前作同様とっても良いです。
青みがかった色調、リアルな汚れ、美しい京都の街並み…。雅な映像美には目を奪われます。
前作では少々不満のあったキャスティングだが、今作に関しては特に問題なし。
まあそれはミスキャストだった恵さんがほとんど出てこないからなんだけど😅
そういえば、何があったのか知らんが、武井咲がめちゃくちゃ綺麗になっていてビックリ!
「こんなの全然薫じゃないやい!」とか思っていたんだけど、今回はちゃんと薫でした。前作からの僅か数年で女優としての腕がグッと上がったんでしょうね〜👏
クセの強すぎる志々雄真実を演じきった藤原竜也はもちろん素晴らしいんだけど、まぁ今回のベストは神木隆之介くんでしょう!
えっ!漫画からそのまま飛び出して来ました!?ってくらい、宗次郎にそっくりなんだもん。こりゃビビるわ…。
多分漫画実写化史上最高の再現度だと思います。
この瀬田宗次郎を観ることが出来るというだけで、『るろ剣』の実写化は大成功でしょう。
結構楽しめたのだけど、苦言を一点。
今回は前回にも増して、ちょっとコスプレ大会感が強い…。
志々雄さまの包帯姿はかなり滑稽。コミケかよ。
もう少しリアリティのある包帯姿じゃダメだったのだろうか。
最大の問題点は刀狩りの張。お前はヤンキー漫画のキャラクターか💦
流石に原作のビックリドッキリ武器「薄刃乃太刀」は出てこなかったけれども、それでもやっぱり張の存在はぶっ飛び過ぎてる。
せっかく映画のルックがカッコ良いのだから、もう少し漫画感を抑えたキャラ造形には出来なかったのだろうか。
漫画の見た目を忠実に再現しようとすればするほどどんどん冷めてきちゃう。
操や蒼紫さまでギリギリ。それ以上はアウトっす。
…どうせなら京都御庭番衆のセクシー忍び装束を再現してくれれば良かったのに(ボソッ
基本は原作に忠実だが、クライマックスでぜんぜん知らん展開に∑(゚Д゚)
あの煉獄がっ!よもやよもやだ!!
月岡津南の炸裂弾さえ有れば…。っらあ!!🧨🧨🧨💥💥🚢🫧
原作とは違うオリジナルな展開というのは、個人的には全然あり。だってどうせ映画を観るのなら、知らない物語を楽しみたいもん。
とはいえ、本作のオリジナル展開はあんまり上手くない。だって完全に薫が足手まといキャラになっちゃったんだもん。いやお前、マジで付いて来るなよ…💦
薫がピーチ姫状態になるというのは前作で既に観ているので、正直「またかよ…」と思ってしまった。
様式美といえばそれまでだけど、わざわざオリジナル展開にしてまでやる事だとは思えない。
どうせオリジナルで行くのなら、もっと別の切り口を見せて欲しかった。
あ、そういえば安慈和尚は!?
なんかモブでそれっぽい人がいたけど、まさかあれじゃないよね!?
和尚がいないと左之助が雑魚のままじゃないっすか〜。
全小学生男子が真似をした「二重の極み」、実写版では拝見出来そうにないっすね😮💨…そりゃそうか。
福山雅治の登場は、『龍馬伝』とのクロスオーバーか!?
…いやまぁそんなことは無いだろうけど、なんにせよここから先は原作既読組でも全く予想がつかない。
東京は火の海になっちゃうの!?
次回が気になります。
…あっ、そういえば「明治時代なのに全身タイツの男」こと尖角さんの姿が見えなかったような…。また膝壊したのかな?
天敵は明治政府転覆を企む男《志志雄真実》
2014年。監督:大友啓史。原作漫画:和月伸宏。
今思うと、前作「るろうに剣心」は、イントロダクションでした。
その感を強くする本作品です。
緋村剣心役の佐藤健が、すっかり成長して大人の男になっています。
剣心に大久保利通から呼び出しがあつた。
大久保から明治政府の転覆を画策して勢力を全国に広げている志々雄真実(藤原竜也)の息の根を止めてくれ・・・との依頼だった。
ところが直後、大久保利通は暗殺される。
《過去の悪行とは悔いても悔いても、消せないのでしょうか!》
剣心の過去「人斬り抜刀斎」が重くのしかかります。
剣心の刀は「逆刃刀」
切っても人斬りの出来ない「不殺の刀=それが逆刃刀」
剣心の「不殺(ころさず)の誓い」を支える刀だ。
「逆刃刀」の生みの親・刀匠の新井赤空を剣心は探します。
訪ねた先には赤空の息子がおり、剣心は新しい「逆刃刀」を依頼するが、
息子に断られる。
そして赤空は死んだと聞かされる。
赤空も自分の打った刀が殺傷に使われることを深く悔いていた。
京都に向かった剣心。
志々雄が京都を燃え尽くす大火災の計画を知り、政府も御庭番たちも剣心も、
やっきとなります。
志々雄は、過去に警察に死体として焼かれて、半死半生で生き返った男。
焼かれて引き攣る顔を包帯で包んでいる。
明治政府転覆は志々雄の生き甲斐。
心底手強い男だ。
京都火災決起の夜。志々雄は実は全く別の計画も同時進行していたのだ。
その顛末は次作「るろうに剣心 伝説の最後編」に持ち越されます。
(ラストにクレジットにも伏せられた大スターが重要な役で出演しています)
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