ディアトロフ・インシデントのレビュー・感想・評価
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雪山に登山した学生が不可解な死を遂げたという実際にあった事件をテー...
雪山に登山した学生が不可解な死を遂げたという実際にあった事件をテーマにしたフェイクドキュメンタリー。
通称”ディアトロフ峠事件”には発見された奇妙な死体から、ある種都市伝説化しており、その話を学生たちが検証しに行くというストーリーになっています。
POVモキュメンタリー調なはずが、急に編集点が入ったり設定の甘さは否めませんが、脚本の遊び方がお見事なので好きでした!!
旧ソ連の実験施設があったんじゃないか、雪男(イエティ、ビックフット)がいるんじゃないか・・・とびきり胡散臭い説を盛り込み「エリア51」のようなライド感も楽しめるエンターテインメント性が高かったです。
ある程度”ディアトロフ峠事件”について知識があった方が、事件の異様さが伝わるので前情報は推奨◎
序盤は画が地味で結構ダレてそうに見えるのですが、後半効いてくるので話はしっかり聞いておいた方がいい!
”フィラデルフィア計画”が出てきた時は高揚感止まらんかったなあ・・・(実際の事件だよ)
ディアトロフ峠事件の謎
2020年7月13日にロシア検察当局がディアトロフ峠事件について最終結論を発表した。案の定というか真相は明らかにならず、ただ「雪崩はないだろ……」と思った。
ウラル山脈で雪山登山をしていた男女9人が不可解な死を遂げたディアトロフ峠事件を映画化した本作。裂かれたテント、裸足の足跡など謎が多く、様々な噂がある。
映画は『ブレアウィッチ・プロジェクト』と同じく残された映像を繋ぐファウンド・フッテージの手法でリアリティがあり、本作に合っている。
ストーリーもUFO説や陰謀説など色々あるディアトロフ峠事件を上手くまとめていて、「そう来たか」という感じ。
そもそもロシア検察当局が言うように雪崩説だと、テントも荷物も足跡も残らないんじゃないかと思う。
結構面白かったです。
賛否両論分かれる作品みたいですが(どちらかと言うと面白くないという意見の方が多いのかな?)自分は割りと楽しめました。
整合性に欠ける部分も有りましたし、ラスト付近は、きっちり映す訳にもいかなかったからでしょうか、カメラ酔いしてしまいそうにもなる程の手振れだったりもしましたが、オチも意外性がありましたし、無理矢理感は否めませんが、謎のまま終わらせる事無くきちんと終わらせたのは好印象でした。
未だにディアトロフ峠の事件は謎のままみたいですが、実際は何があったんでしょうね?
実際に起きた事件ももっと知りたいです。
今も尚不可解な雪山遭難を題材にしたミステリースリラー。 恐怖で盛り...
今も尚不可解な雪山遭難を題材にしたミステリースリラー。
恐怖で盛り上げた割には、後半ですべった。
雪山だからしょうがないか・・。
終盤で持ち直す
実際にロシアのディアトロフ峠で起きた怪事件を題材にしたSFスリラー。本作はPOVで構成されている。監督がレニー・ハーリンというのが意外だが、期待以上の面白さをくれた作品だった。予備知識は無く、どこがSF映画なのかと半信半疑だったが、終盤になってやっと本格的なSFになってくるという、やや無理矢理ではあるが予想外の方向へ進む作品だ。しかし冒頭から中盤までは大して面白みを感じないため、何も考えずに観ていると急展開になるため置いていかれる。改めて初めから見直してみると、終盤のキーワードとなるような台詞や描写が描かれていたため、だらだらしているように見えて実は真面目に作っていたようだ。
かなり不満もあるが楽しむことはできた。
しかしせっかくディアトロフ峠の事件に触れるならもう少し謎解き的なシーンが必要だったのではないかと思う。
面白い題材が面白い映画にならない怪事件
よくあるパターンの凡作であった。
題材はイイ。
1959年旧ソ連で実際に起きた、雪山で9人の男女が変死体となって発見された“ディアトロフ峠事件”。
単なる事故か、事件に巻き込まれたのか、それとも非科学的な超自然現象の何かか。
ただでさえこういう謎の怪事件とかが好きなので、メッチャそそられる。
でも結局、良かったのは題材だけ。
映画になると何故か微妙になる。
作り方が不味いのか。
モキュメンタリーなのがあざとい。
どんなにリアルに臨場感を演出しても、フェイク。
所々ゾクッとさせる箇所あっても、最終的にはしらけてしまう。
特に終盤の、TV番組でお馴染み世界衝撃映像並みのショボいCGにはそれまでのゾクゾク感が一気に冷めた。
これなら同じ“フェイク”でも劇映画としてやった方が良かったのでは?
見る前は結構期待してたんだけとなぁ…。
誰かまた映画化求ム!
監督は何処の新人だ!?…と思ったら、何とレニー・ハーリン!
あの爆破王がこんな安っぽいモキュメンタリーを…。
この事実の方がずっと衝撃的。
まぁ楽しめたかな。
パッケージのあおりに惹かれてレンタル。実在した事件を扱ったドキュメンタリー風。B級っぽいけど、意外と楽しめた。が、ラストは一見するとよくわからなかった。ネットでネタバレを見てようやく理解(笑)とりあえず後半部分をもう一度見てみようかな。
レニーハーリン
主人公の女優がキレイじゃない感じが、さすがブス専レニーハーリンというか、相変わらず女優の趣味が悪いことが確認できてちょっと嬉しくなる。ブレアウィッチ的な手法は目が疲れるので嫌いだが、まぁ安く上げるには一番合理的。
駄作かと思いきや、意外な名作
ディアトロフ峠で実際に起きた事件を基にして制作された映画です。
監督はレニー・ハーリン。
POV視点の作品で、「トロール・ハンター」や 、 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようなノリで幕をあけます。中盤まではだらだらと話が進む感じで、こりゃダメかもと思いきや…
「扉」の向こうに行ったとたん、「SF映画」になり、話が面白いように進み、フィラデルフィア計画のことやらなんやらで、しまいには正体不明のクリーチャーまで登場します。ラストも結構衝撃的ですが、前半でながら見などをして、ちゃんと観てないと分からないと思うので注意。
ちなみに、本作のソフト裏面にSFアクションと紹介されていますが、正しくはSFスリラーやSFホラーといったジャンルだと思います。
おそロシア〜
ディアトロフ峠事件とは、1959年9名のスキーヤーが遭難し、発見された時には皆死んでいて、その死体は高濃度の放射能汚染されている者、外傷が無いのに頭蓋骨や肋骨が折れてる者、舌が切り取られ口腔が無くなっている者がいたそうな。
そこらへんは映画内でも語られており、実際には真相は全くわからず、宇宙人やイエティにやられた説があるのだが、この映画では果たしてどういう説を持ってくるのか期待しながら観賞。
5人の学生がドキュメンタリー映画を撮影するという設定で、中盤まで心霊スポットに肝試しに行くようなノリの、盛り上がらない映像を我慢しながら観ていたのだが、ようやく1人が外から閉める謎の扉を発見!地獄の門を開けちゃったぜ〜恐ロシアな事がようやく始まる〜とドキドキしたのだが...本作が提示した新説は拍子抜けで、しかも画面を見ずらくしててもわかるほどのちゃちなCGでガッカリ倍増!
最近はすっかりB級映画専門監督になってしまったレニー・ハーリン。
こういう映画を作ってたら、もう大作をまかされる事は無いだろうなぁ...。
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