劇場公開日 2013年8月30日

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「そして路上の旅へ」オン・ザ・ロード バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 そして路上の旅へ

2025年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

癒される

ドキドキ

1950年代のビート・ジェネレーションを代表するジャック・ケルアックの同名の青春小説(旧題『路上』)の映画化で、原作は映画化の数年前に読んだ。

米国やメキシコで放浪の旅をする若者(主人公のモデルはケルアック自身で、他の登場人物もそれぞれニール・キャサディ、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグなど実在のケルアックの友人たちがモデル)を描いたロード・ムービーだが、映画の中に漂う空気感がなんとも言えず良い。なんだか『モーターサイクル・ダイアリーズ』に似てるなと思ったら同じ監督だった。あっちはまあまあという程度だったが、こちらはすごく面白かった。出番はわずかだがキルスティン・ダンストも相変わらず良い。

バラージ