インターステラーのレビュー・感想・評価
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マット・デイモンが悪いやつなのはとりあえずわかった。
今回観るのは三回目だったが、一回だけでなく、何度も観ることで面白さが増していく映画だとあらためて感じた。
一回目→なんかすごい話…、マット・デイモンが悪いやつなのはわかった。
二回目→少しわかってきたが「特異点」って何だ?マット・デイモンが可哀想な人なのはよくわかった。
三回目→壮大なSF映画だが親子の愛を描いていたのね。マット・デイモンは愛に飢えていたのかもしれない。
こんな感じで理解が進んだ。
観る度に面白くなっていく。
あとハンス・ジマーのスコアが素晴らしい。あの曲を聞くたびに「あ、インターステラーだ…」となり、宇宙の壮大さや未知への恐怖、相対性理論を想起し、普遍的な愛と果てしない闇への絶望が一度に襲ってくる。むしろ怖い。
音楽だけに限らず、この映画は何か怖い。それも果てしなく。
でも、それがこの上なく良いのだ。
「未来」を見せる物語
宇宙はどうなっているのだろうか。人類はどのように生き延びるのだろうか。
誰もが一度は考え、想像したはず。
この映画はその答えを教えてくれるわけではないが、「未来」を見せてくれる。
序盤の設定の雑さ、展開の突飛さ、ヒューマンドラマの取ってつけた感は正直否めない。
実際あまりに雑で、30分のところで一度離脱した。
しかし見終わった今でこそ、この映画にとってそれらがあまり重要ではなかったことに気づく。
この映画を観劇するのに必要なのは劇中同様、可能性を信じる力と忍耐力なのかもしれない。
エンドロールが流れた時、確実にいろんな感情が湧き起こる。
(感動なのか、息苦しさなのか、人によってここは分かれそうだなと思った)
現状に満足している人にはあまり響かないかもしれないが、
そうでない人には「未来」を感じさせる、深い余韻の残る作品になりそう。
想像と現実の融合、ノーラン監督はその絶妙なバランス感覚が優れた人だと改めて思わされた映画だった。
ノーラン作品はやはり最高
久々に見て、号泣しました。
この独特な世界観、難しさもノーラン作品。
ですが、家族愛は非常にシンプルで伝わりやすい作品です。
そこだけでも見る価値はあります。
感じたことの無い感動
宇宙という壮大な大海原に、更なる大地を求めて飛び出すちっぽけな人間という対比がずっとずっと息苦しくて息苦しくて、それが心地よくもあった。
終わったあと何か分からない涙が止まらなくて、自分でびっくりしてしまった。酷く揺り動かされた感情が行き場を失って、ただただ涙として溢れる。人生で初めての体験でした。
こんな壮大な物語に愛で答えを出す、宇宙にとっては取るに足らない小さな使命を持った小さな人間が大いなる愛によって突き動かされ大海原を漂う、理論と情緒の大波にただただ心が動かされました。
父と娘のストーリーではあるんだけどそうではなくて、でもやっぱり父と娘の愛の物語。当たり前ですが、何層にも深掘りすることができる映画はそうそうないでしょう。
人生の中で1番偉大な映画体験でした。
5次元世界恐るべし。。
一般相対性理論を重力波の実証で補完したノーベル賞学者の監修の元描かれる想像を超えた世界観を人間の根幹である愛と共に描く感動作で引き込まれた。重力による時間の歪みによる時間経過等今の世界では想像出来ないが少しずつ量子学の整合性と共に解き明かされる未来が来るのだろうか?その未来の世界では今の世の中は当たり前の様に天動説を笑うのと同じ様に笑われる世の中なのだろう。。
理系の知識を増強しての再視聴で頭の理解はどうにかできたが、感情と本能は無反応・拒絶状態
うーん、タイトルで全て言い尽くしている感じだけど、ノーラン監督作品は「理系頭の高IQ 者御用達映画」ということなのかもしれないね。
よく出来た映画なのだろうが、文系頭でフィール「感情察知」が主体となるタイプにとっては、またもや「都合良すぎの壮大な虚構大作」としか感じられなかった。
また数年後にもっともっと理系知識をおつむに叩き込んでから再々視聴することにしましょう。そうすれば何もかもスカッと明晰に理解でき、感動できるかもしれないから。笑
物理学や量子力学がからっきしな自分には難しい内容ですが、それを省い...
物理学や量子力学がからっきしな自分には難しい内容ですが、それを省いてもスケールや物語の壮大さ、宇宙の凄さや恐ろしさを画面越しで見れます。ただただ圧倒され魅せられました。
壮大なTHE SF映画!
クリストファー・ノーラン監督による壮大なTHE SF映画!
大好きな映画の一つです!とっても面白かったです!
相対性理論や重量の話や5次元の話がテーマで少し難解ですが、
家族愛は普遍かつ不変で、科学では証明できない素敵なものだと感じる映画です。
何度も繰り返し見たくなる映画です。
ノーラン監督作品で、2024年6月でも1番好きだ。
Amazonプライムで二回目を、吹替で観た。
何度でも観たくなる。
Amazonありがとう。
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナル作品。
世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。
主演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。
共演にアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ノーラン作品常連のマイケル・ケインほか。「ダークナイト」や「インセプション」同様に、ノーラン監督の実弟ジョナサン・ノーランが脚本に参加。
撮影は、「裏切りのサーカス」「her 世界でひとつの彼女」などを手がけて注目を集めているホイテ・バン・ホイテマが担当。
2020年9月には、クリストファー・ノーラン監督の「TENET テネット」公開にあわせたノーラン監督作のリバイバル上映企画「ノーラン夏祭り」の第4弾としてIMAX版で上映。
インターステラー
Interstellar
2014/アメリカ
初公開当時大期待で観にいきました〜からの10周年!
初公開当時2014.11.22のレビュー:
大好きなノーランの作品であり
世間の評価も高かったので
否応無しに期待は高まり、そのテンションで観に行きましたが
期待を大きく上回り、これぞSF映画という感じでした。
重力や相対性理論など難解なテーマが中心にはなっていますが
質の高い映像と演出の説得力で、そこにはひっかからずに
最後までストレスフリーで観賞できました。
長い上映時間も、この内容を見せるのには必要最低限の時間だと思います。
自分が映画人ならば、嫉妬でしばらく映画を作れなくなりそうです。
個人的な感想ですが
10年に1本の傑作でなないかと思います。
追記:
再上映でグランドシネマサンシャインのIMAXで鑑賞。
チケット争奪戦がすごかった。
週末分は時間ぴったりに指定時間をタッチすると
強制ログアウトが繰り返され、9分で最前2列の端っこ以外完売。
平日回にトライしてなんとか良席とれました。
公開当時はなかったIMAXレーザーGT鑑賞は最高の一言。
ほぼアトラクション状態で、映像の素晴らしさはもちろんですが
服がビリビリ震えるほどの音響は
何度も観た本作の記憶をリセットしてくれました。
今年は良作が多く、本サイトでも星5をつけた作品が
何作かありましたが、それらと比較して
あらためてインターステラーを鑑賞すると星5では足りません。
控えめに言って星8ですね。
ここまでウイークポイントがない作品が
アカデミー作品賞にノミネートすらされなかったのは意味がわからん。
余談ですが、スクリーン入口脇のコルトンポスターを撮影するために
行列ができているのを初めて見ました。
驚きと共に、インターステラー愛の強い同志の多さにも感動。
プロジェクター新調記念
再鑑賞なので無条件で⭐️5。
プロジェクターを新調したので、画質が命の本作を再鑑賞。あくまで家庭用クオリティの域は出ないが、IMAX用のアスペクト比変更芸を存分に堪能できた。いつか劇場で観たいなあ。
ノーラン監督の気持ちいいところは、正確な考証を詰め込みながらも、必要とあらばエンタメの嘘にギュインとハンドルを切れるところ。
「オッペンハイマー」には史実かどうか怪しいし、多分嘘だと血縁者から文句がついたシーンがある。"我は死なり、世界の破壊者なり"も、ノーランは恐らく正しい解釈を知っていただろうに、あえて誤解を誘う撮り方をしている。
「テネット」は弾痕いつからあった問題や、そもそも逆行がどの範囲の物理現象に適応されるかが非常に恣意的。
本作「インターステラー」も、どう考えても詰んでるところからの"愛は時空を越える"でハッピーエンド。
でも、そういうエンタメの嘘を廃した考証クソ真面目作品が面白いか?
オッペンハイマーもテネットもインターステラーも、ついでにダンケルクもインセプションも最高だったじゃん。
ノーランはどう考えても面倒くさいオタクに違いないので、科学や歴史に嘘をつくのは本当は嫌だと思う。しかし彼は物理学よりも何よりも、映画のオタクなのだ。
重力、時間、五次元…?
はて?
何を言っているのやら
地球が砂嵐で作物も育たない
人も住みにくい環境で
…子供たちの未来は
どうなる
住める星を探しに行こう
と言うことで…
余り得意じゃない宇宙SFもの
シャラメが子役で出ていた~♡
今とさほど変わらない顔だち
父娘の関係性はわかるけど
ラストの所の父が五次元から
三次元の娘に伝えようと
モールス信号を伝言として使うが…
そこに父がいるのに幽霊じゃなかった
…その正体は父だった
そういうことなの
途中で教授が
嘘だったと言った辺りから
テンションが下がってしまったから
難しい~なと思う共感するには。
王道的なタイムパラドクス作品
オッペンハイマーの予習を兼ねて視聴
なるほど、難解なところもあり言葉のチョイスは中々小粋
家族愛、自己犠牲
なるほど、アメリカでゴジラマイナスワンが受けたのは分かる気がします
オーロラの彼方へのオチってこんなんじゃなかったっけ?
これぞ映画
ワームホールや事象の地平線の通過などこんな感じかもと思わせてくれる映像の連続で、とても面白かった。
実際は違うかもしれない、事象の地平線の近くは潮汐力で引き裂かれるかも知れないけど、誰も見たことがないことを表現してくれる映画だからこれで良いのだ。
娘を持つ親としては色々感情を揺さぶられますが、良い体験をさせてもらいました。
宇宙の任務に着く方々はもう少し真面目な人が多いと信じたいですが映画だしね。
すごい映像の連続で私も異次元の追体験ができた良い映画でした。映画館で観ればよかった。
減点0.5は少しのご都合主義
アメリア(アンハサウェイ)さんは救いたい。
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