インターステラーのレビュー・感想・評価
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長く深い闇の先に。
地球は砂嵐が吹き荒れ、資源が無くなりかけていて、新たな居住地を求め宇宙を旅しにいく話。
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キーになるのが相対性理論。ある星での1時間が地球だと7年の計算になるって言うくだりが出てくるんだけど、これって地球の1時間が別の星の数年っていう別のことも有り得るわけで。今過ごしている1分1秒を大切にしないとなと思いながら、この映画の約3時間という長丁場がずっしりと来たね。
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私はゴリゴリの文系なのでたぶんこの映画の科学、物理的なことに関しては半分も理解出来てないと思うので(相対性理論もなんのこっちゃ分かってません)、私が知ってる知識をここで自慢させてくれ(笑).
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地球では砂嵐が吹きまくってて、作物もダメになっていくっていう設定だったんだけどこれって30年代にアメリカの農地を襲った砂嵐のことなのかなと。
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たまたま最近『怒りの葡萄』っていう古い映画を見て、その映画は砂嵐で農業が出来なくなった人達が職を求めて移住の旅に出るっていう話。『インターステラー』でも砂嵐が酷すぎてトラックで街を出てく人達が映ってたんだけど、まさにあれと同じ。この映画はクリストファー・ノーラン版『怒りの葡萄』だったんだな。
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そんな難しいことを置いておいても、3時間の間に張り巡らされた伏線が最後怒涛に回収されていくのは爽快だったし、何よりクリストファー・ノーラン節の映像美最高でした!.
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人知れず地球を守るヒーローに泣く
これは映画館でリバイバル上映されたら是非観に行きたい作品。ハリウッドならではのスケール感。壮大な景色やNASAの映像提供に基づくリアルなCGは大画面で観たら凄く臨場感が味わえると思う。
「重力だけが次元を超えられる」ことがカギになっていて、最新の物理学の知識を取り入れているのもスゴイ。5次元空間を主人公が漂うシーンは、素人にもイメージしやすくて美しく、記憶に残る。
ストーリーのバックボーンとして親子の愛や人間性が扱われていて感動的。「親は子供を見守る幽霊だ」というお父さんのセリフが胸に響いた。
1人で観ても家族全員で観ても楽しめるSF大作だと思った。
お見事!!
さすが、クリストファー・ノーラン監督。
本当にお見事な作品。
ストーリーも、最初これがSFなの?と思わせる導入部分から徐々にそちらへ引っ張っていく上手い流れ。
全編通したテーマは「愛」だと思うけど、想像するしかないワームホールやブラックホールの表現を逃げないでちゃんと描き切ったところも誠実で素晴らしい。変な作品だと、宇宙人とかのせいにして逃げてしまう箇所なので。
宇宙空間の表現も美しかった。土星とかね。
ストーリー的にもある種のどんでん返しがあるし、細部含めて楽しめました。久々に満足いく映画を観ることができました!!
誰も見たことのないSF、そして宇宙へ
Netflixにて鑑賞
サウンドトラックだけつい最近ずっとリピートして聴いていたが作中でも非常に魅力的な演出をしてました。
内容は単純とは言えないけれど、まだ誰も見たことのない世界を体感でき、味わったことのない感情を引き出されました。非常に面白い作品でした。
愛を持って宇宙、そして法則を制す...
評価が分かれる映画。
の多い宇宙、ブラックフォールの次元の歪みなど…。4次元の世界を旅する。
現実的に次元へのワープが可能になった時、
地球との時間のずれで地球に残った人との年齢の差が出てしまう事。
想像もつかない5次元の世界なんかも出て来て考えさせられた。
宇宙の事だけでなく、家族を思う愛の話を上手に織り交ぜていた。
映画のレビューが良かったので期待していましたが、
SF物の評価は難しいなぁ…というのが率直な感想。
時間、未来、継続する旅
この「インターステラー」が、二つの観測者の間で、一方の時間がゆっくり流れる(=時間が遅れる)理由を、強大な重力に求めた最初の作品のように思う。
つまり、ブラックホールの付近では、他の人と比べて時間の流れがゆっくりになるのだ。
ただ、この作品を、他のSF作品と一味違うものとして際立たせているのは、映像は言うまでもなく、その物語の構成要素のバランスの良さだと思う。
宇宙物理学の科学的な視点、
荒唐無稽なSF的要素、
人間のエゴ・愚かさ、
宇宙で起こるスペクタクルなイベント、
親子の愛、
自己犠牲、
哲学的な含みと、
そして、観る人それぞれに届くメッセージだ。
これらが、時には融合、時には対比され、時には対立し、宇宙空間のさまざまな困難を乗り越えながら、壮大な物語が綴られていく。
人は愚かだ。
決して神などにはなれない。
だが、人は賢い。
間違いを認め、軌道を修正し、より良い道を見つけることは可能だ。
人間は神の如く振る舞うことはできなくても、お互い助け合ったり、励まし合うことで、不可能を可能にすることは可能かもしれないのだ。
マーフにモールス信号を送るテラサクトは、過去、現在、未来の繋がった空間だ。
映画「メッセージ(原作は、あなたの人生の物語)」の、表義文字ヘプタポットを思い出す。
しかし、クーパーは過去を変えるのではなく、変えるべきは未来なのだと気づく。
信号は過去の自分やマーフではなく、今のマーフに向けられたのだ。
人は、過去を鑑み、より良い未来を獲得するために、現在の行動を変えることが出来るのだ。
これは、映画「メッセージ」にも込められたメッセージだ。
また、過去に戻っても、身近にある危機にさえ目を向けられない「12モンキーズ」に描かれる人間とは対立する描写だ。
そして、マーフは、重力方程式の問題を解決する。
スペース・コロニーでの再開。
マーフはなぜクーパーにアメリアを探索するように促したのか。
クーパーがアメリアを助けに向かうエンディングの場面。
僕は、犠牲者を出してはならないというメッセージも感じるが、仮に壮大な目標を達成できたとしても、身の回りの細かなところにも目配せしないと重要な何かを見落としてしまうかもしれないということを示唆しているようにも思える。
そして、より良い未来を獲得できたとしても、それはゴールではなくて、更により良い未来であるために、人は改善を継続しなくてはならないし、旅は続くのだというメッセージのようにも感じる。
「環境」という観点から見た僕達の地球は良い方向にあるようには思えない。
SNSの一方的な発信。
テラサクトを通じて、クーパーとマーフは、お互い伝えよう、理解しようとしたではないか。
僕達は行動様式を変えることが出来るのではないのか。
僕は、そんなことを感じるのだ。
「猿の惑星」は、光に近い速度で移動して、猿に支配された「未来」の地球にたどり着くという物語だったが、絶望や、その後も続く争いが描かれていた。
僕は「インターステラー」の方が好みだ。
劇場で見なかった後悔
オンライン講座で映画「インターステラー」で学ぶ相対性理論超入門というイベントがあり、その予習で3時間。講座が4時間と、本当に超がつく充実した時間を過ごした。物理学者の山崎先生に図解して頂きまさにこの映画の造りこみ、最先端理論でここまで量子力学と相対性理論が手に届くまでの学問に(といっても凡人にはそうなのかなというレベル)なっていた。
もちろん先生も言っていたが機械的なところはザルだと。でもそこはあくまで映画的にリアリティを持たす為の手法。ちょっとキューブリックの世界も感じられるかな。
特にCGも最小限で、人間の体温も感じられる作品。SFの分野で、三本の指に入るのは間違いない。
これはすごいSF大作映画…!
観るのにかなりエネルギーを要した…!
リアル志向のSFは難解になりがちなところがあって、本作もそんな一作だったのだけど、でもかなり良かった…。
四次元、五次元、ブラックホール、ワームホールあたりにだいぶイメージが湧いたというか耐性ができた。笑
クーパー(父)とマーフ(娘)の物語としてもとても良かった。ハリウッド映画でたまに観る、危機に遭遇するも気合いで帰ってきた父が娘と涙ながらに感動的に抱き合う…そんな風にしないところがノーラン監督。
でもかなり胸熱な再会シーンだった。
時空は伸び縮みしている
流石としか言いようがないノーラン劇場!
凄かったし感動した!
宇宙に存在すると言われている、ワームホールやブラックホール等、時空の伸び縮みを巧みに利用したストーリーだったけど、とにかく こういった脚本を執筆する才能に長けてるとしか言いようがないかなーと。
五次元空間って、ちょっと想像もできないけれど、小道具も含め 序盤で散りばめられた伏線の回収も見事だし、も〜 流石だなって感じです(笑)!
マシュー・マコノヒーも勿論良いんだけど、私はジェシカ・チャスティンが大好きなので、彼女の役柄に胸を打たれた。
トム(ケイシー・アフレック)の、父親が無事に戻るまで、ここに居続けるんだっていうのも、強情だなーと思いつつも 家族の絆を感じた。
マット・デイモンの、何よりもミッションを第一に考える余り、人間性を失ってしまったキャラも良かったし…何より、アン・ハサウェイ演じるアメリアの直感(恋人との再会という下心)が正しかったラストもグッと来た。
まさかのマシュー・マコノヒー救出劇も、それだけ人類が進歩した…ってことなのかなーと。
人物の描き方が巧みで、時間の経過を全く感じなかった。
想い合う親子の姿切なく壮大な世界観に圧倒されるSF人間ドラマ
環境汚染が進み食糧不足による人類存続の危機が直面した近未来、コーン畑で生計を立て家族4人暮らしの元宇宙飛行士が、人類を存続させる為の任務に旅立つが…
子供の才能や可能性を信じる広い心持つマシュー・マコノヒー扮する父と『ダラス・バイヤーズクラブ』とマッケンジー・フォイ『トワイライト』シリーズ(成長した娘役は『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン)やティモシー・シャラメ『キング』(成長した息子に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレック)親子、マイケル・ケイン『バットマン・ビギンズ』と揺れ動く感情秘めた娘アン・ハサウェイ『ダークナイト・ライジング』の親子のミッション巡る複雑な心境が切々と描かれ、何度も胸が熱くなる
ミッションを遂行していく中で意外な事実が明かされる過程を、理論物理学者 キップ・ソーンと実際の理論を組み込み、宇宙の現象を協議ながら何年もかけて考案、映像化した壮大な宇宙を背景に描かれ惹き込まれる
火星での壮大なサバイバル映画『オデッセイ』で主人公を演じたマット・デイモンが、重要な場面で登場しているのも興味深い
広大なセットにコーンの種から育てたコーン畑
NASAの技術を参考の宇宙船などは3Dプリンターでデザイン後、原寸模型を作り実際に動かしながら撮影した、本物にこだわる監督クリストファー・ノーラン『インセプション』『ダンケルク』が生み出した壮大なスケールの映像世界に圧倒される
本作はアカデミー賞など44部門受賞、ゴールデングローブ賞など145部門ノミネートされた
SFだがヒューマン系
元来宇宙やSFモノ好きなのだが、、
この展開は素晴らしく、そして美しかった。
近未来の荒廃感も、悉くツボ。
虚数の存在を、映像や何かしらの方法で表現して欲しいと思っていたが、これはそれに近いものがあるような気がする。と齧った程度の知識しかないから言えるのだろうな。もっと数学やってたら別の視点で見れそう。
SF幕の内弁当🍱
家族、師弟、友 の「愛」あり。
SF、ヒューマン、サスペンス あり。
嫌味なくタクサン散りばめられている。
R2-D2みたいなTARSがかわいい。
相対性理論、五次元の世界等、私には理解出来ない所が多少ありました。
最初 退屈ですが、伏線が散りばめられているので、最初からしっかり観た方がよいデス。
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・・・ブラント教授が亡くなって、マーフが送ったメッセージをTARSが見ているのですが、その後アレは何か伏線??何か意味ありげだったけど、分かりませんでした。教えてください。
世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に...
世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。
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