劇場公開日 2024年11月22日

  • 予告編を見る

インターステラーのレビュー・感想・評価

全675件中、1~20件目を表示

4.0愛の探求

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

訳が悪いのかよくわかりませんが、会話のテンポや掛け合いが私の感覚に合わず、ノーランはこんな感じなのかと思ってしまいました。省略の描写も割と大胆で、この展開の早さというか、ジャンプは驚いた。私の理解はとても遅かった。

けれどラスト40分は凄かった。むしろ本作はこの40分だけでいい。これだけでノーランの天才さがよく分かる。そして思い描くイメージの凄まじさよ。

5次元世界では時間が物理的に存在する。
時間が時計で示されているものだけではなく、伸び縮みや複数存在することは、例えばハイデガーやレヴィナスを囓っていたり、体感的にも経験できることではありますが、ノーランはガルガンチュアにおける次元であのようにイメージしていると分かってとても興味深い。

ただそれを主人公の私的領域や家族愛に収束させるのは、ハリウッドのご都合主義や大衆娯楽に傾倒させたきらいがある。それがシネフィルや評論家に嫌われている原因なのかと勝手に邪推するが、別の次元の話なんだから別に楽しめばいいとも思ってしまう。

愛を「人間の発明」として、「観察可能な“力”」とアン・ハサウェイに語らせるノーラン。けれどこれも勝手な邪推だが、ノーランは人間のことを信用していないと思う。他人はもちろん、主観としての〈私〉も自分自身も。徹底的な懐疑。だからカメラや科学、編集といった「技術」に中心的な信用を置きつつ、でも完全には信用できていない。データや数字も嘘をつく。

アメリア
「愛には特別な意味がある(…)私たちには感知できない高次元につながる(…)愛は私たちに感知できる(…)時間も空間も超える(…)愛が未知の力でも信じていいと思う」

ノーランにとって、映画とは愛の探求なのかもしれない。映画も虚構だし、愛も虚構かもしれない。けれどその虚構の果てで私たちは感知できない高次元に繋がり、未知の力を感受できるかもしれない。それを信じて映画で体現したり、つくっているのだと思う。

少なくともノーラン映画をみた私はその力の一端を感受したように思える。アメリアのセリフを重要だと感じて、書き写す私ももしかしたらノーラン同様人間不信であるから、より感受できたのかもしれない。

時間の芸術とも言われる映画。アカデミー賞で監督賞を獲ったら、シネフィルや評論家に受け入れ始めるのかは定かではないが、ショットに流れる時間やショットの連係、イメージの生成を最も徹底的に考えているのはノーランだと思うし、やっぱり凄い。というか評論家は「理論にしばられすぎ」。もっと多くの人にみられ、面白いと言われることは素朴に価値を認めていいと思っている。

「重力」「親子の別れ」「人間不信」「トラウマ」「老いること」。重要なキーワードはみつけたような気がするからもっと探求していこうと思う。

コメントする 2件)
共感した! 13件)
まぬままおま

4.0IMAXフルサイズで初上映。水の惑星の広大さやワームホールの迫力が大幅にアップ

2020年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今回の再上映で初めて、日本でのIMAXフルサイズ(画面比率1.43:1)上映が実現。公開当時、海外まで見にいった人からの「フルサイズで見ると別の映画」という感想を目にしていたので楽しみにしていました。
地球での、トウモロコシ畑を車で突っ切りながらドローンを追いかけるシーンからフルサイズの絵力におおっと驚かされて、宇宙に行ってからは確かに公開時に見たときとは別物だと感じられる大スケールの映像が連発。画面の半分ぐらいが灰色の水で覆われた、水の惑星の途方もない異世界感や、ワームホールを使ってのワープなど、フルサイズの画面&大音響ならではの凄みがあって、鑑賞後は宇宙旅行に行ったようなグッタリ感を味あうことができました。
父娘の愛を縦軸にした大風呂敷の物語をSF的な仕掛けで見事にまとめあげ、ラストでエピローグ的に描かれるエモーショナルなシーンに不思議な感動がこみあげてくる作品です。

コメントする (0件)
共感した! 45件)
五所光太郎(アニメハック編集部)

3.5改めてちゃんと観直す

2025年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

難しい

吹替の声がシャアみたいな相棒ロボ君が、無機質で武骨過ぎる外観なのに⬜️意外と器用で頼もしくいいヤツでほっこり😉

ブラックホールに突入してからの流れはおとぎ話ちっく

でも泣ける

コメントする (0件)
共感した! 0件)
寝落ちマン(次男)

5.0こんな凄い映画は後にも先にもこれだけ

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

驚く

斬新

これまでレビューをした事は無かったのですがこれを観終わった今、書かずにはいられませんでした。伏線を見つけ始める中盤からは壮大すぎて体調が悪くなる程でした。とにかく、こんな重厚感のある映画は全く初めてです。一種のストレスで私は観ている間ずっとめまいや息苦しさといった体調不良に陥ったので、この作品をつくった役者さんたちのメンタルヘルスを心配しました。3時間弱を思わせない没入感で貴重な映像体験でした。鑑賞中は「もう二度と観ることはないだろう、観れないだろう」と思っていましたが、もう既にまた観たいと思ってしまっています。特にアメリアの愛の理論が好きです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
6

3.5難しかったが、ネタは良かった

2025年9月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

時間もあり、見る体力があったのでこの長めの映画を観ました。
正直、難しいところもあって全ては理解できなかったが、宇宙というスケールが大きい話で面白かった。
長かったが苦痛には感じず、無理やりまとめている感じもなかったので、そこはとても良かった。
たぶん初めて長めの映画を観て、当たり前だが長い分ストーリーや表現に厚みが出て、より入り込めたし、感情移入できたのは良かった。それが知れたのは個人的に収穫だった。また長めの映画でも観てみようと思う。

さて、これから解説サイトでも調べてみよ…

コメントする (0件)
共感した! 1件)
naopon

時間は資産、後悔しない選択を

2025年9月7日
PCから投稿

泣ける

興奮

斬新

「自分の選択が、誰かの未来を変える」
そんな当たり前だけど重いテーマを、真正面から突きつけられる映画でした。
宇宙とか重力とか、スケールはとにかく大きいけど、本質はめちゃくちゃ人間の話。
時間は有限で、誰にでも平等。
でもどう使うかで、その後の人生も、人との関係も大きく変わってしまう。
仕事でも、家族でも、仲間でも。
目の前の選択をどれだけ本気でできてるか。
経営者として時間をどう使い、何に命を使うか。
自分自身の働き方や生き方を改めて見直すきっかけになりました。
仕事に真剣な人ほど、刺さる映画だと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
尾田将志

5.0過去イチ

2025年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

球場に連れていくのくだりどういう意味?
脳嚢胞で死ぬの?疾患自体も聞いたことない
R2D2のでかいばん
親は子供の未来を守る幽霊って本当にそう
同じ年齢で戻ってくるは伏線と思ったけど実際はかなりの歳の差だった
2年、そんなかかるの?
シャワーみたいなカプセルこわ、冬眠カプセルか
無重力じゃなくなってるのは土星の引力があるから?
1時間が7年でさらにそれっぽい
お前水もいけるんかい、そして変形しての救助すげー
ジェシーなんで死んだの?あのシーン辛すぎ
マット・デイモンクソやん、最後まで
5次元空間に入ってからの伏線回収えぐかった
最初から分かってたのはあの映像が娘がおばあちゃんの姿になって出てたことくらい
映像美と合わせて最高の映画、クリストファーノーランさすがです

コメントする (0件)
共感した! 1件)
くっきー2

4.5ノーラン監督は関連学問をよく勉強してこの物語を映画化したと思います...

2025年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ノーラン監督は関連学問をよく勉強してこの物語を映画化したと思います。
難しいけど、ちゃんとストーリーが伝わる良い映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
HIKKY5963

3.0ロボットのTARSがヒーロー

2025年8月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

斬新

169分の長尺作で前半はこのシーンは必要なのか?と思わせる部分が伏線になっており、怒涛のクライマックスを脳内に叩きつけられるSFラブストーリー。
正直、苦い展開が多く少数精鋭のアストロノートのクルーに違和感が付きまとう。それは感情的すぎるブランド博士に共感を持てなかったからだ。
もちろん映像表現はこちらに迫りくる創造性豊かなものが多く、マシュー・マコノヒーの眼圧鋭い演技にも惹き込まれました。

ノーラン監督作の中で個人的には「インセプション」を超えるものではなかったのが惜しい、これは好みの問題で愉快な仲間達がまたいれば違ったのかも。
ロボットのTARSだけがユーモア溢れるキャラクターで、それは救いでした。

「愛は地球を救う」とよく言うが、父娘の時空を超えた家族愛に注視するより、息子くんの存在が薄いのは切ない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
月子

2.5ストーリーは単純

2025年7月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

地球が荒廃し、移住可能な惑星を探すため、選ばれし者達が何百光年離れた宇宙へ旅立つ。コールドスリープを繰り返し、辿り着いた先は出発直前の地球だった…。って藤子F不二雄のSF短編漫画にありそうなストーリーだ。要するに15分の内容をいろんな肉付けをして、長編映画にしている。
NASAを見つけた、元パイロットのおじさんを指名しなきゃいけないほど人手不足なのか。「俺を引き止めろ」という娘への愛のメッセージが、父を宇宙へと導く摩訶不思議。
インセプションにも出てきたが、重力で時間が遅くなり、1時間が地球の7年という発想は面白い。しかし、地面が天に来るのは一回見れば充分かな。
そして、五次元の中に三次元の世界を作り出した彼らとはなんぞや。手塚治虫の火の鳥みたいな存在か。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
hk

3.5お兄ちゃんは

2025年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

どうなったの?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
symi

4.0理解しようとすると分からなくなる

2025年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

自分のような頭の悪い人間が理解しながら観ようと思うと???になるので
なんとなくこんな感じかなと思いながら観るのが良いかなと思った
でもずっと考えていたのは絶対小さな子供置いて宇宙行かないなぁと・・
時間が長いのでそのうち暇があったらもう一回観直したい

コメントする (0件)
共感した! 3件)
はちみつ

4.5自分の考えてた世界がそこに

2025年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

昔っから並行世界はあると考えてる人間で、そんな人間がこの作品を観たらハマるよなって感じの作品です。
純粋に面白い、そんな作品。
四次元、五次元あたりの世界観。
タイムトラベル、タイムリープとはちょっと違うでも過去の自分に干渉して世界を変えたい。実際に変わるのは並行世界の自分の未来って感じですかね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おん

4.5人類の未来を考える!究極のライフデザインにアプローチ!

2025年5月15日
PCから投稿

興奮

知的

斬新

人類の未来を考える上でこれほどまでに
具体的に鮮明に描かれている映画は他にないでしょう。

3次元を超えた先にある我々が生き抜くための答え
その答えにたどり着くまでのプロセスに
鳥肌が立ち続ける体験をしました。

究極のライフデザインを考える一作です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
原田みな美

5.02回目。1回目がイミフ過ぎて敬遠していた。 今回周到に、各種考察サ...

2025年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

知的

2回目。1回目がイミフ過ぎて敬遠していた。
今回周到に、各種考察サイトをサーフィンして再度鑑賞。凄かった、全てが点と点で結ばれた時の興奮は個人的映画史の中でもトップレベルのそれだった!と同時に感動もした。
ノーランは天才かよ、、こいつの頭の中どうなってんだ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
柿男

4.5IMAX で

2025年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

観てきました。
没入しました✨

コメントする (0件)
共感した! 5件)
コンブ

5.0冒頭から続く重力異常による不可思議な現象を伏線として散りばめつつ話...

2025年2月24日
iPhoneアプリから投稿

冒頭から続く重力異常による不可思議な現象を伏線として散りばめつつ話の大筋である人類の移住先の探査の過程を丁寧に描いていく

ここまで散乱した伏線を全て回収し、所々に粋過ぎる演出や山場をつくり、その全てをハンス・ジマーの神秘的な曲が飾る
こんな完璧な映画を他に知らない

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Alejandro Gillick

5.0最高評価!

2025年2月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

初演から10年後のIMAXで観ました。クチコミに今世紀最高の映画、と書いてある方がいらっしゃいましたが。分かる気がします。本当に良い映画です。観るまえは、3時間か長いな~と見始めましたが。長さを感じない位、没頭できて。ダークナイトの監督さんだと聞いていたので期待はしていましたが、期待以上でした。特に後半に入ってが怒涛の如く、次から次に畳み掛けられる感じで。置いていかれない様に、理解しようと一生懸命で。まだ全部は理解できていないかもしれなくて。また何年かして見直してみたくなる作品です。プレステージの様に、数年に一度観ていたら。その都度、新しい発見があって楽しいのかもしれません。まだ観ていない方がいらっしゃったら。この映画は本当にオススメです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
咲姫也

5.0人生最高の一本だと思う

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

数年前に一度視聴済みだが、Netflixでの視聴期限が迫ってたので再視聴。

やっぱり映像美とストーリー展開が素晴らしい。

なんか言葉にするの難しいんで一度見ることをおすすめする。

そして多分理解できない箇所がいくつかあると思うので、見た後にYoutubeなどの考察で補足することをおすすめする。

とにかく150分間飽きずに見ちゃいます。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
hami

4.5最高だよ!これがノーラン監督か!

2025年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

面白い!! この映画のレビューには、まずこの一言が絶対に必要。

「神が来て方舟を用意してくれる」といった設定はよく見かけるが、この映画の主人公は人間。主題は、「我々人間は、『自分たちではなく人類という "種" を存続させ、自分たちは滅びる』という選択をできるだろうか?」といった壮烈な問いかけ。俺はできない。俺がもし突然死ぬなら人類も滅んでよい。

まず、近未来の描写にしてやられる。強風が吹き荒ぶ大地。厳しい自然に耐えうる農作物が年々限定されていく世界。真綿で喉を締められるような、とよく表現されるが、終末はたしかにこんな感じでやってくるのかもと思わせる、かって描かれたことのない終末世界の様子。監督の想像力には恐れ入る。

特に際立つのは、「アポロが月に行ったというのは、実は地球上のスタジオで撮った映像」で(この話、トンデモ説として実際に一部の人たちに信じられているのは有名だ)、それはソ連を疲弊させるために行ったアメリカの演技だった、と歴史の教科書に書いてある世界を描く点。「この状況を招いた元凶は、科学」とみなされている世界を端的に描写する。科学大好きな俺には、まずこの描写がインパクトだった。そんなことありえないと言い切れないことが怖い。

そんな世界で、皆と同じく農業をしつつ科学者であることを生かして農機具の維持修理を細々としている父親と父の影響を色濃く受ける娘が主人公。
父は、人類の移住先を探しに、宇宙に現れたワームホールを通り遠宇宙への旅に出かけ、娘は、父との別れを深く悲しみつつも科学者となり父の帰りを待つ、という話。

遠宇宙の星々の描写がすごい! 水だけの惑星の波の凄まじいまでの高さ、岩肌が延々と続く惑星の広大さ。
そして恐らく初めて描かれる「重力による時間進行のズレ」の表現。それは水の惑星から母船に帰った時、観客全員が体感する。
まぁ、それだけの重力場をものともせずにせずに飛行している技術はすごいが、そこんとこは言いっこなしで。

そしてSF作家や映画監督たちを興味津々とさせるブラックホールという存在。俺は、ブラックホールに落ちたら死ぬと思っている。しかし、(「2001年宇宙の旅」の)キューブリック監督もノーラン監督も、明らかに最終地点・絶望の果てに見えるその場所の向こう側に、新たな世界が開けているのではないか、と考えているようだ。そしてそこには、より次元の高い世界へ移行するステップが隠れているのではないか、と俺たちに語りかける。確かにそうなのかもしれない。俺は怖くて落ちれないけど。

素晴しく楽しい169分を観終わった俺にとって意外だつたのは、ノーラン監督の映画なのに愛に溢れていたこと。「インセプション」「ダークナイト」「ダンケルク」「テネット」と観てきた俺にとって、ノーラン監督は、 "愛" という感情は極力抑える人だと思っていた。苦手なのではなく、あえて無機的に撮っているのだと感じていた(「ダンケルク」ですら、俺には無機的に見えた)。そんなところが、「現代のキューブリックはノーラン」と自他共に言われる所以なのかと思っていた。しかしこの映画は明けらかに "愛" の映画。それも感情を前に出したウェットなスタイルですらあるではないか。
本作を観ずにノーラン監督を観てきた俺はもしかして大きな間違いをしていたのだろうか? こんな後になってではなく、ちゃんと上映された時に本作を観ていたら、俺のノーラン監督像は大きく違っていたのだろうか?

とはいえ、この映画には「2001年宇宙の旅」リスペクトがそこかしこに見えて楽しかった。
同じコンピュータであるTARSと「2001年」のHALの対比は興味深かった。動かないHALと軽やかに動くTARS、冗談を言わないHALとイカした冗談を言うTARS。
なお、遠宇宙と地球の間の通信なのに、さほど時間がかからないで届いている点はきっと電波もワームホールを通るという設定だろうと考え納得した。

IMAXで見てよかった映画。ハッピーエンドだが、考えてみれば映画史上、最大のハッピーエンドなんだろうなぁ。

おまけ1
娘のマーフィーという名前のくだりで知ったが、マーフィーの法則は、「嫌なことが起きる」(有名な例は「バターを塗ったトーストが机から床に落ちてしまった時、必ずバターを塗った面を下にして落ちてしまう」だよね)ではなく、「起き得る事は起きる」という法則だったんだね。前者だと思い込んでたよ。

おまけ2
NASAは、「成層圏から敵国を攻撃せよ」という命令を拒否して潰された、との背景設定もありそうで怖い話。ただ、科学者は拒否したんだなぁと嬉しくも感じる。ノーラン監督の科学者への愛が滲むね。

おまけ3
アン・ハサウェイかっこよすぎ。

おまけ4
地球の時計を5次元から動かす。確かにこれはできる。五次元なのだから。わかったつもりでも実際に映像で観ると「なぜあの部屋から移動した時計も動かせるの?」と感じたりしてしまった。実際に映像化してもらうとこんな混乱も生じて、やはり経験してない五次元、わかりにくいもんだなぁ。

おまけ5
父として子供たちの一生を通信で知ると言うことの何とも言えない悲しみ。嬉しくはあるが悲しみ。それを仮想体験できる映画という手段の凄さ。

おまけ6
星から星へと渡るInterstellarの旅。このタイトル強烈。天才マン博士でも陥る恐怖から助かるということの誘惑。

おまけ7
ワームホールは球体だったと言うのはかっこいい。次元へのこだわりが感じられるし。

コメントする 2件)
共感した! 14件)
CB
PR U-NEXTで本編を観る