インターステラーのレビュー・感想・評価
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※下に追記 通常IMAX85点。フルサイズIMAX90点。
以前、何人かに薦められたけど、宇宙飛行士モノは好きじゃなく観る気になれなく放置…
それを覚えていて、やっと観たけど、こんな面白いと思わなかった。
まず映像が凄いし美しい。
この映像を観てるだけでも楽しい。
地平線の様に広がるトウモロコシ畑、真っ暗で広大な宇宙空間、美しく神秘的な土星、上手く表現されたワームホールやブラックホール、などなど。
そして、音や揺れなど迫力が凄く、本当に宇宙船に乗ってるみたい。
観ると同時に体感する映画ですね。
時間と次元を操ると言われるノーラン監督だけあって、ただの宇宙飛行士モノじゃない。
特に終盤、ネタバレるんで言えません(笑)
薦めてくれた人の気持ちが分かった、まだ観てない方は観た方がいい、テレビ画面じゃなく、大画面で大迫力の劇場で。
気に入って、初めて観た日の次の日も観ました。
普通のIMAXで2回観たんですが、フルサイズのIMAXに対応してたんですね、知らなかった…
知ってたら、フルサイズで観てた(笑)
フルサイズのIMAXが完全版でしょ(笑)
上映が終わるまでに、なんとしてもフルサイズでも観ます(^^ゞ
↓ここから追記です。
はい!フルサイズのIMAXでも観たんですが、通常のIMAXでも充分に迫力あったし…と思ってた部分が正直あったんだけど、
フルサイズのIMAXで観た今となっては、通常IMAX版は不完全な欠落版と言わざるえない。
常にフルサイズじゃなく所々フルサイズになるわけですが、1番違いが分かったのが宇宙のシーン。
土星の大きさ迫力、宇宙船の大きさ迫力、それも凄かったけど、凄かったのはワームホール。
ただ単に大きさ迫力が違うってレベルじゃなく、質感が違うというか形状が違うというか、全然にモノが違って凄かった!!
ブラックホール、海みたいな水だらけの惑星、雲も凍てついた氷の惑星、トウモロコシ畑、などなど、他にも凄かったです。
この映像は凄い!!マジで!!
映画スコアも、通常サイズのIMAXだと85点、フルサイズのIMAXだと90点、そう評価させて頂きます。
とにかくフルサイズを観れる方は、このチャンスを逃さず、上映が終わるまでに、是非ともフルサイズで観て下さいm(__)m
フルサイズだと単純に画面が通常サイズより大きいだけあって、アン・ハサウェイが更に綺麗に美人に思えました(笑)
ただただ圧巻
今回再上映時に初めて鑑賞。
IMAX効果もあり、凄まじい迫力!
物理にはさっぱりわからないがとりあえず宇宙の中を仮想体験している気になり興奮度がだだ上がり。
クーパーが娘の反対を押しきり家を出て車飛ばしていつのまにかロケット乗って地球を飛び立つあのスピード感、最高。
2回目の鑑賞前には重力だ五次元だと少々予習して臨み、1回目よりは格段に理解できたが、そのぶん初回に感じた興奮度はだいぶ薄れてしまったかも⋯
やはり初回の感動は特別で貴重。
話の筋に少しツッコミどころは感じるがとにかく楽しかったのでOK。
ただ自分は絶対に宇宙に行きたくないな・・・
時空を超える愛
本編でアン・ハサウェイ演じるブランド博士により「愛」は観察可能な力と語られる。時間と空間を超えて我々人類が感知できるものとして。それはあたかも重力のように人同士を引き寄せあう物理的な力なのかもしれない。彼女自身が遠い別の銀河にいたであろうかつての恋人の愛を感じ取っていたように。
時間と燃料が限られる中で残された人類生存可能な星であるマンの星とエドマンズの星のどちらに向かうべきか。エドマンズの恋人であるブランドは臆面もなく愛する人の星へ向かうことを主張するがクーパーたちは論外だとして相手にしようとはしない。愛情を根拠に科学的な結論を出すなどと。
確かにブランドは私情を挟んでいた。しかし、彼女が愛を根拠に選んだのはけして間違いではなかった。クーパーはまだそのことに気づいていないだけであった。
地球環境の悪化により絶滅が危惧される人類。それを阻止すべく「彼ら」が救済の手を差し伸べる。「彼ら」とは五次元人と劇中説明されるが、恐らく遠い未来の人類のこと。人類が滅んでしまうと彼ら自身も存在しえないので彼らは人類を救済しようとする。
彼らが五次元人たりえたのは進化を経たからであるが、その進化の一歩として重力を操る能力を人類に与えたい。それに選ばれたのがクーパーの娘のマーフだった。彼女が重力を操る方程式を解くにはブラックホールの内部のデーターが必要。しかし、五次元人は現在の人類とは接触出来ない為、クーパーにブラックホールに入ってもらい、そこから娘にデーターを送ってもらう必要があった。
クーパーたちの行動はすべて彼らによって仕組まれていた。クーパーたち人類が愛を根拠に行動することを彼らは知っていたからだった。
空間が重力によって捻じ曲げられるように時間も重力により捻じ曲げられる。重力を操ることができる五次元人たちは時空を操り父と娘に橋渡しをさせたのだった。人類が進化するための技術を伝えるための橋渡しを。
彼らは人間の持つ愛情を利用した。もともと人間から進化した彼らは人類が持つ愛の力を信じていたから。
娘マーフを愛するクーパーはこのままだと地球上の植物が死滅し人類は酸素を失い窒息死してしまう。その被害を受けるのは娘の世代であると知った彼は娘と別れ惑星探査の旅に出る。
先遣隊の向かった星は候補の二つが生存不可能であったため、一度は娘のために地球に戻ろうとしたクーパーだったが、母船のエンデュランス号がマン博士の裏切りで損傷を受けもはや地球に戻ることは不可能となる。彼は一か八かブラックホールガルガンチュアの強大な引力を利用し、重力ターンでエンデュランス号をエドマンズの星へ送る作戦に出る。しかしそれは一度入ったブラックホールから抜け出すために自身もろともレインジャー号を放出する必要があった。
彼は娘との再会をあきらめ人類を救う唯一の方法にかけたのだ。
作戦はうまくいき、ブランドを乗せたエンデュランス号はブラックホールから無事に脱出。そしてクーパーはブラックホールに投げ出されてしまう。
しかしそこは五次元人たちが用意したテッセラクト(四次元超立方体)を三次元に投影した場所だった。そこには娘マーフの時間と空間が並行して同時に存在していた。
クーパーはなんとかモールス信号で自分の存在を知らせようとする。そしてついに彼は腕時計の針を使い娘にブラックホールの内部データーを送ることに成功するのだった。
マーフは重力を操る方程式を解くことができ、ラザロプロジェクトは成功した。地球上の人類を乗せた巨大コロニーは次々と打ち上げられ人類は救われたのだった。
全ては娘を思う父の愛、父を信じ続けた娘の愛が引き起こした奇跡だった。いや、これもすべては五次元人たちが仕組んだものだった。人類の持つ愛という力学を解明した彼らだからこそできたことだったのだろう。
本作の登場人物はすべて愛が行動の動機づけとなっている。五次元人たちは人間が持つ愛情を最大限利用したのだった。
そしてそのおかげで人類は進化を遂げることができ、五次元人となった人類は時空を捻じ曲げ過去危機に瀕した人類を救ったのだった。
愛がこの宇宙の時空を捻じ曲げ不可能を可能ならしめた。そして人類は大きな進化を遂げる。
本作はいわゆるハードSFと呼ばれるジャンル。作品内で描かれたブラックホールなどの描写は現在の最先端の論理物理学により裏打ちされたもの。実際、本作の製作に加わったキップ・ソーン博士は本作公開後にノーベル物理学賞を取るほどの人物。そんな科学者の監修によるハードSFではあるが描かれたテーマは人類普遍の愛の物語。
愛ゆえに人類は救われ進化を遂げることができた。愛こそが人類が探求すべき普遍のテーマなのかもしれない。
十年前の公開時は通常スクリーンでの鑑賞だった。しかし本作のIMAX撮影された映像を堪能するには日本では東京の池袋と地元大阪の109エキスポシティシネマの二館でしか不可能ということで今回念願かないIMAXで鑑賞した。
結論から言うとこれは見ないと後悔するレベル。すでにソフトも購入していて何度か見ているはずなのに今回のIMAX鑑賞はまさに別次元の体験だった。
やはり本作は巨大スクリーンと相応の音響設備で鑑賞しないと意味がない。大迫力の宇宙空間の映像とハンス・ジマーの荘厳な音楽が非常にマッチした大傑作であるとあらためて感じた。
十年前私はいったい何を見ていたんだろう。今回のリバイバル公開にはとても感謝している。できれば期間内もう一度見に行きたい。
愛
リバイバル上映にて。
インターステラーは大好きな作品ですが、初めてIMAXでの鑑賞が叶いました。
ギリギリまで行けるかわからなかったのでチケットの予約が遅くなってしまい、せっかくの
IMAX上映なのにF列やや左くらいしか良い席がなく。。
(最近は話題作でも4・5割入れば大入だな!という感覚なので、今回混んでいたけれど、映画ファンにとっては嬉しいかぎり。
&時代を超えた名作、大好きな作品を多くの方と共有できて感動しました)
前方席でしたが、しっかりと世界観を堪能出来ました!
贅沢な体験が出来ました。震えました。
どの監督も"映画を配信"で観る事は想定せず作っていると思いますが(特にこの時代だと)実際多くの方は配信で映画を観ることが増えていると思います。
私は映画館で映画を観る"体験"が好きですし、やっぱりあの大きなスクリーンと素晴らしい音響で観てこそが映画の醍醐味だと信じています。
(実際は、コレ配信でもヨカッタナ。。ってのもあるのは内緒♪)
特にノーラン監督作品は、映画館で観る前提なのは間違いなし!
描く世界観への没入度、押し寄せる感動を存分に味わいたいなら絶対劇場鑑賞です!
(ノーラン作品は難解なので、半強制的に逃げられない空間で集中力MAXで鑑賞する状況を自ら作る!ってのもありますがw)
約3時間、思い出しながら、ずっとグッときながら鑑賞していました。
ちょっと話しが逸れるのですが。。
いい歳してお恥ずかしい。実はワタクシ、未だに時々ふっとした瞬間に"死"の恐怖に襲われることがありまして。。
今、周りに病気の人がいて不安。とか、心配事がある。とか、今、幸せ過ぎてそれを失うのが怖い。とか直接的には何もないんですが、それこそ今みたいに深夜、家族が寝静まって1人、映画のレビューを書いている時、本を読んでいる時、ふっとした時に"死"の恐怖が襲って来たりします。
あっ、病んでるとか、オカルトとかスピリチュアルな話しとか、そっちじゃないので軽く流して下さいねw
で、怖いんですよね考えると。
だけどそんな時必ず本作のことを思い出すんです。そうすると何故か落ち着いてきたりします。
そんなお話しでもないし、何故だかわからないのですが、この作品から溢れる"愛"が恐怖を消し去ってくれるんですよね。
愛って無敵٩( 'ω' )و
そして父娘のストーリーが絡む作品に弱いので、感情移入しちゃって堪らなくなる。
私はマーフのような聡明な娘ではないけれど、父もクーパー(マシュー・マコノヒー。。ペネロペちゃんの元彼?)に負けない大きな愛で家族を守ってくれているので、もう堪らなくなる( ; ; )
もう10年前の作品なんですね。
当時初見の感想は。。
地球が出ていけって言っているのだから、人間なんて滅亡してもいいじゃないか!とか思った記憶。。(°▽°)
恐竜だって絶滅した。こっちの方がよっぽど可哀想だ!とか思った記憶。。
戦争もなくならないし、壊して壊してやりたい放題じゃないか!と。
やり場のない怒りで熱かったし、気持ちが若かったw
ロボットの「TARS」「CASE」ですら(そうプログラミングされているからとて!)暴走せずに、確実に任務をこなし助けてくれた。
何ならそこには信頼関係まで築けていたようにも見えたし、確実に愛を感じたほど。。
(四角いブラザーズが愛おしい泣)
時にはユーモア溢れる会話でクーパーやアメリア博士(アン・ハサウェイ・超絶キュート♡)らを和ませる存在なのに対し、嘘つきクソ野郎のマン博士(マット・デイモン!)やブランド教授(マイケル・ケイン)の愚かさなど、人間の方に失望させられ余計にそんな気持ちにもなった。
しかし、歳を重ね、自分で家族を持ち、子の未来にまで思いを馳せるようになると、全然観方が変わっていった。
子が親を想う気持ち、親が子を想う気持ち、両方わかるしで、感情がぐちゃぐちゃになる。
希望の地を見つけたいと思うようになる。
ノーランお得意の、時間軸の操作が見所となっている作品ではないが、三、四、五次元の時間の概念やアインシュタインの相対性理論、重力の性質(重力は次元を越えられる)などなど、やはり難しい事は確か。
ブラックホールや宇宙、惑星の事も全部理解は出来ていない。
それでもしっかりと練られた脚本、映像美、身体に響いてくる効果音がもたらす臨場感に圧倒される。
愛を信じる強い気持ちが胸を打つ。
ラスト30分の展開は誰が想像出来たでしょう!
あんな仕掛け、再会の仕方が用意されていたとは!
マーフがクーパーの背中を押す。
そして再び。。。
SF大作にして、泣けるノーランの最高傑作!唯一無二の作品だと思います!
レイトショー終わり。一気に寒くなって星も良く見えた23時過ぎ。
今「チ。」を読んでいたり「宙わたる教室」を見ている事もあり、空を見上げてしまいました。。。
作品を支えた
少女マーフ・マッケンジー・フォイ
博士マーフ・ジェシカ・チャステイン
おばあちゃんマーフ・エレン・バースティン(エクソシストの人ですよね('◉⌓◉’)
が、とにかく素晴らしかったのは言うまでもなく、息子トムの少年時代は輝く前の原石!
ティモシー・シャラメ!
お兄ちゃん・息子の演技が自然で良かったです。
クーパーが出発する前のシーンが地味ながらにグッとくる( ; ; )
言葉少ない男同士の別れ。抱擁。泣く( ; ; )
マシュー・マコノヒーの「ダラス・バイヤーズクラブ」
ずっと気になっているけどまだ観れてないので、なる早で観ようと思います♪
『愛は地球を救う。』泣けるSF。IMAXフル規格GTテクノロジーの威力!
泣けるSF!
究極の科学は「愛」だった!
愛は時空を超えて、人を結びつける。
日常の小さな偶然にも意味があるかもしれない。
そして、人類愛と個人の愛。
人は、人類を救うか、再居合の人に出会い救う方を取るか。
愛は判断を誤らせる。
俳優陣では、主演のマシュー・マコノヒーよりも、如何にも真面目な科学者風のアン・ハサウェイがぴったりで印象的。
娘マーフィーのマッケンジー・フォイも、聡明で愛らしかった。
小さい時のトムは、ティモシー・シャラメだったの!?わからんかったよ!
嘘つき博士マイケル・ケイン、憎きマット・デイモン、エレン・バースティン、ジョン・リスゴーと豪華な布陣。
平板金属ロボ「ターズ」と「ケース」の人間味も愛おしい。
「正直レベル95% ユーモア60%」
「自爆スイッチオン10・9・8…」
金属丸出しの、四角い塊なのに。
ノーランと言えばIIMAX!
IMAXフルスペックの威力!
広大な宇宙の孤独感。
天井から床までのスクリーン一杯に映る映像の迫力!!
願わくば、全シーンそうしてほしい!!!
いちいち上下幅が広くなったり狭くなったり、切り替わるのが煩わしい!
前回初鑑賞が、109シネマズプレミアム新宿だったので、上下がIMAXフル規格より狭い。
念願のフル規格IMAXでの鑑賞!
IMAX®レーザー / GTテクノロジー!!
画面アスペクト比は「IMAX画角」として知られる1:1.43!
これは、日本では大阪と池袋にしかない!
ちなみにこの日は、「ルパン三世カリオストロの城」「ジャワーン」「インターステラー」とIMAX3連続3本立てでした!しあわせ。
SFは興味なかったけれど
素晴らしかった。IMAXで鑑賞。本当に凄い人は、誰がみても凄いと分かるものを作るんだな。こんなに小難しくて取っ付きにくいテーマなのに大衆ウケ抜群なのも納得。物理学に基づいた細かな設定は、勿論理解できないところの方が多いのだけど、その綿密な作り込み具合は余韻となって残ります。観終わったあとはぐったり。
VFXは凄い、IMAXで観ると圧倒的です。
希望と絶望が綯交ぜになったラストでした。
さしずめ私自身がこのようなシチュエーションの時代に生きていたなら、きっとノアの方舟には乗せてもらえない並以下の輩だったことでしょう。
スクラップアンドビルドの前者である私は、はっきり言ってどうでも良い顛末だった。
リバイバルやってたんですねw
大作と言っても過言ではない内容。
今回で2回目の鑑賞なんだけど
長い!!!!!
180分は長いw
でも、観れちゃうって言う凄さ。
アン・ハサウェイの安定した可愛さ
たまらんです。
ストーリーも若干強引さを感じないでもないけど
良きお話。
ラストははどうなんだろうか。
まあ出発させるためには生きてないといけないわけだし...
しかし、長男のやさぐれ方が何とも言えない。
なんで?って思う反面そうなるか...とも思えるし。
また何年かしたら観返してみようと思う。
結局のところたどり着くのは愛
映画ファンの中では評判が高い本作を初めてみました。
うーん、やはりノーランの映画は難しいね。
テネットよりは分かりやすかった気がするが、それでも難解。
結局のところたどり着くのは愛という結論で宜しかったのかな?
凡人はとりあえず時間旅行を楽しみましょう!
「TENET テネット」を観た時はあまりにも難しく正直、今回観るかどうか躊躇っていました。しかも3時間・・。また物理学の授業を受けるのかなぁ・・と思いながらも評価が良い事、IMAXでの環境に打たれて観に行きました。結論、3時間はあっという間。少しも疲れなく見終わりました。前半、あれあれ・・理解できる!と思いながら早いストーリーに釘付け。ただ、後半はやはり物理学の授業。難しい。まともなレビューを書くのに時間かかりそう。でも、これでも内容はかなり凝縮してるのじゃないかな。お店も開店していない朝1番の回を見終わるともうお昼を過ぎていました。何か、時空を超える感覚とはこういうものか・・なんぞ凡人たる私にはその奇妙な感覚だけでも十分価値のある映画でした。
10年ぶりの再会
10年前の11/22(土)に、TOHOシネマズ西宮OS・スクリーン②17時の回で見て以来の再鑑賞。
BDも持ってるし、アマプラでも手軽に見返せるのだけど、IMAXの大スクリーンで再会して正解。
20:15開始・23:20終了なのに、ほぼ満席だったのにも驚き。
10年という歳月の時の洗礼を経て、今でも今作は残り、人を惹きつけている。
ノルウェイの森の
「現代文学を信用しないというわけじゃない。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い」
という一節を思い出した。
まさしく傑作
映画の醍醐味をたっぷりと味あわせてもらいました。10年前に観なかった自分、折角のIMAX上映なのに最後尾席を選んだ自分、そんな愚かな自分でも、観終わって映画館から出て見た169分後の変わらぬ地球の姿には少し安堵しました。
星巡る方舟
「愛が観察可能なら必ず数値化できるはずだ」
食糧不足により生活の維持が困難になりつつある近未来の地球。元宇宙飛行士クーパー(演:マシュー・マコノヒー)は、娘マーフが日々話す部屋の怪奇現象を聞きつつ、息子トムの進路に頭を悩ませている。ある日の砂嵐をきっかけにマーフの部屋の怪奇現象からメッセージを読み取ったクーパーは、解読したメッセージに基づいた座標の場所に行く。そこは遥か昔に政府によって存在を消されたが、密かに活動を再開していたNASAの施設だった...。
当初は予定に入れていなかったが、周囲の声が非常に大きいため気になって観ることに。
いや、とんでもない映像体験をした。衝撃度で言えば自分がこれまでにした劇場体験の中でも上位五指には確実に入る。
僕が物心ついた頃、スタンリー・キューブリックはもうこの世にいなかったし、図鑑を開けば地球や宇宙の写真を見ることもできた。つまり宇宙というものは(完全ではないが)見える前提のものだった。だからキューブリックが「2001年宇宙の旅」を1968年に公開した際、人々が何を感じたかは言葉でしか分からない。そしてアポロ11号が月に降り立った感動も知らない。
その代わり、僕にはクリストファー・ノーランが与えられた。彼の頭の中は一体どうなっているのだろうか?なんとなくはイメージできていてもあまりに抽象的な概念の世界をここまで映像化できるものなのか。時間ですら物理化された五次元の世界を井桁のような形で描き切ったことに驚きを隠せなかった。
途中までは「何がしたいんだコイツ?」とただ映像だけを追っていたが、最終盤になってこれまでのバラバラな映像が繋がっていく展開に純粋なまでの爽快感すら味わった。これに関しては完全に自分が食わず嫌いをしてしまったと思う。
本棚の本を崩すようにして、1968年の劇場が見られたならば、自分は何を思うのか?もっとも、変えるべきは過去ではないがね。
壮大なスケール
まったくもって壮大な内容。
途中は、だから地球は守るべき星だという風刺作品かと思ったが少し違った。
まさかの展開や映像にはクリストファー・ノーランらしさが。でも家族の絆に涙した。
IMAXで鑑賞となると宇宙体験を味わえる。たくさんの人が楽しめる作品だと思う。
だが冒頭より相対性理論という物理学用語が頻繁に出てきて、小難しい内容だな...と思った。
砂に襲われているのは主人公の住む街だけなのか、地球的危機なのか、それもよくわからず物語が進んだ。
もう少し分かりやすく描くことも出来たのではないかと思ったが、この難解さがノーラン監督作品の特徴なのか。
24-137
SF大作を劇場にて初鑑賞。
ストーリーも映像も見応え大アリでした。
人間の土台にあるのは人類愛よりも、
我が娘、家族、恋人への愛なんだよなぁ。
スケールはデカいが大事なことは変わらない。
最後は安堵の涙がこぼれちゃった😭
じゃないほうの子どものことがちょっと気になる
IMAXにて初鑑賞。とうもろこし畑から宇宙へと広がる、時間の意味でも空間の意味でもスケールの大きいこの物語を美しい大きいスクリーンでみることができてよかったと思う。練り上げられたしっかりしたストーリーも魅力的。
この物語は父と娘に焦点があたっていてその意味でもマッケンジー・フォイが素晴らしかったなと思う。父と娘の絆を前に、息子はちょっと辛いものがあったような。息子視点でみたらなかなか残酷な物語ですらあるというのは、ちょっと気にはなったかな。特別な子どもじゃないほうの子ども。
人の業、希望、苦しみ、恐怖…
いろんな側面をいれこんだ濃密でスケールの大きい人間ドラマ。
見応えありました。
傑作!こんなに凄い作品を観てなかったなんて・・・
劇場公開当時興味はありつつ観てなかった。
その後も何度かVODで観ようと思いながら“農場”から抜け出せず。
予備知識ゼロながら、漠然と観たいという気持ちのまま10年。
今回、「インターステラー」公開10周年記念IMAX(R)再上映という事で劇場鑑賞、
平日にも関わらずほぼ満席。
そして
何故こんな凄い作品を観てなかったのかと久々に映画鑑賞後立ち上がれない衝撃だった。
迷わず⭐︎4.5
子供の頃観た「未知との遭遇」や劇場鑑賞では無いが「2001年宇宙の旅」くらいのインパクトだ。
一言で言えば、5次元という概念を映像化するとしたらこれほど分かりやすい画は無いのでは無いだろうか。
元々次元の感覚というのも非常にわかりにくい、ざっくり平面が二次元、現在存在している空間が3次元という事は誰しも感覚的にわかる事。では4次元・5次元とは?
その辺りの事を理解しようとするとまずは“相対性理論”という話しになる。
では、相対とは何か?例えば、「150kmで走る車がいれば“絶対的”なスピードで移動していると認識する」が、もし150kmで走行している電車から見ればその車は同じ速度で移動しているので「止まってる」事になる。アスファルトの道路面は二次元面だが、そこにいる“アリ”にとっては凹凸のある三次元の世界に見える。こうして“相対的”に見ると、“絶対的”な物の見え方が変わるというのが超簡単な説明。逆に言えば“相対的”な見方をしないと、今見聞きしている空間・時間の概念は必ずしも絶対的では無いという事。そして、そんな“相対性理論”を持ってすれば時空の“概念”次元も変えられ、五次元となると正直数式の世界でしか存在しない概念だ。
そんな、概念化できない5次元パラレルワールドを映像化しようとしただけでも物凄いが、そのパラレルワールドに“愛”や“希望”を組み合わせて表現したノーラン監督、やはり半端無い(エブエブでもマルチバースを描いていたが、個人的には消化不良、正にマルチバースそのものすぎた)。
最後のスペースコロニーが、どうしてもガンダムの世界に見えてしまい日本人として結構ツボにハマるが、全体としてCG多様を良しとしないノーラン監督ならではの迫力ある映像や音響と相まってIMAXで見るべき映画ってこういう作品だ、という事をまざまざと見せつけられた。
余談だが、(東京近郊の方)東宝シネマズ日比谷のIMAXって本当にIMAX?
池袋GT:横25.8m×高さ18.9m、面積487.62㎡、アスペクト比はIMAXフィルムと同じ1.43:1でこのサイズのIMAXが観られるのは池袋と大阪の2館だけだけど
成田humax:横約24.5m×高さ約14m、面積約343㎡
に比べても相当小さい(予告編からIMAXサイズに移行される時のスクリーンサイズ広がるワクワクが無い)
日比谷IMAXは施設外観から恐らくスクリーン1TCX:19.8×8.3mと同じくらい(公表のスクリーンサイズは無し)で、音響は凄いけど正直IMAXなのかなって疑問は毎回。
電車なら池袋、車なら成田、一度観たらスクリーンサイズの差に愕然とします。
かつて、東京アイマックスシアター(後のテアトルタイムズスクエア※閉館)縦18m×横25m、品川アイマックスシアター縦16m×横22m(※閉館)は専用設計(スクリーンと座席が近い、スクリーンが湾曲、急勾配の座席)でUSJやディズニーのIMAX仕様だったけど。観たいコンテンツが増えてきた今になって上映可能なスクリーンが無いという矛盾にIMAXの火を消さない様に思う次第。
全939件中、21~40件目を表示