インターステラーのレビュー・感想・評価
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泣けるSF
父娘の絆にやられて、ほとんどずっと泣きながら見ていました。しんどかった笑
普段はヒューマンドラマ映画ばかり見ていて、宇宙科学やSFの知識は全くありませんでしたが、そんな私でも楽しめました。
未知のものを開拓しようとする人間の勇気にグッときます。
世界は自分軸でしか見ることができない
世界は自分軸でしか見ることができない
我々は主観で物事を見ている
時に客観的に自分たちを見る
でもそれも主観で客観的に見ている
我想う故に我あり
この世界は自分軸でしか見ることができない
怒りも喜びも悲しみも感動も
私が生み出し私を導き私を苦しめる
この世界は自分次第
p.s. クラウドアトラスとは対極にある映画?
感覚
この映画を大好きというひとがたまにいて、見てみました。
人の希望するという力、信じるという力、そして、直感を信じる力が大好きな人たちなんだろうと感じました。
壮大な話だけど、全く他人事ではなくて、現代に住む我々にはとても、たんなる物語としては片づけられない切実な問題。でも我々にはまだここまでの理論的希望があるかどうか、無さそうでかなり恐ろしい。
マニュアルって大切だなという脚本。
クーパーがやたらとかっこよかった。
途中見られなかったところがあるせいなのか、とうもろこし畑に火をつけるのはなぜなのかわからなかったのだけど、わかるかた、教えて下さい。
五次元とは?
四次元すら理解できていないのに、大丈夫かな。
難解との前情報から、心して観ないと…と思いきや、ストーリーはしっかりしているし、映像も素晴らしい。
とうもろこし畑のシーンはとても印象的。
冒頭シーンだけでも、それぞれのキャラクターがわかる。どこからか浮遊してきたドローンを、ちゃちゃっと自在にコントロールしてしまう、ただの農夫ではない父の能力。父の無茶振りに応えながら、たくましく聡明な兄妹。
マーフがかわいい。愛しくなる表情と言葉、大人になってからの姿も自然で、違和感なく観ることができた。これってけっこう大事なポイントな気がする。配役の繋がりがしっくりこないと、鑑賞中に意外とモヤモヤしてしまうので。
砂嵐とか、大津波とか、CGが壮大な中、TARSのレトロなロボ感。ユーモア90%?の愛すべきキャラクター。がんばれーと応援したくなってしまう。
ブラックホールの名前である「ガルガンチュア」って、帝国ホテルのお菓子やさんと同じ名前だな?個人的に最近話題になったところなのでタイムリーでした。
元々はフランスの「ガルガンチュワ物語」からきているようです。
さまざまな伏線といい、シーンの切り替えといい、物理学の世界の深い理解といい、すごいです、ノーラン監督。
物理学に造詣が深い方々のレビューをみてから見直しても面白いのかもしれません。
で、五次元は三次元+時間+G(重力)ってことでいいんでしょうか。。素粒子とか量子の世界、もう少し理解していきたい。
宇宙ものって、これでもかという極限状態や、絶望するほどの孤独なんかを見せつけられて、日常のありがたさが身に沁みます。
最高峰のSF作品のひとつ
嘘や誇張の少ない現実味のあるガチガチなSF作品にも関わらず、人間の弱さや親子愛など感情を揺さぶられるドラマ性も見事な伏線回収によって織り込まれた名作。
人類の未来を託されたクーパーたちの焦りや葛藤、地球に残されたマーフィーの孤独感や一縷の望みに期待を寄せる様子を描いた怒涛の物語展開に3時間弱という長尺を感じさせない見事な出来栄えでした。
映像はシンプルながらも迫力のあるものになっています。SF映画の宇宙船やロボットのデザインは流線型で無駄のないスッキリしたデザインが多い中、本作はどこかアナログチックでゴテゴテしたデザインになっているところも好みでした。
見た後に3時間だった事に気づきました笑
相対性理論の解説動画を見ていたらこの作品がコメント欄でオススメされていて、Netflixに入っていたので見てみたのですが…
とても良かったです!
最後らへんはもうずっと唸ってました、
こんなダイナミックで素敵な伏線回収…!ほんとに素晴らしいです
スターウォーズも見たことないSFドにわかだったのですが、これから色々な作品を見よう…と思わせてくれる作品でした。
あとターズが可愛くてすきです笑
28位/444 2021.05.30現在
難しいです。
自分がバカなのかな?と思ったけど
それは間違いないんだけど
みなさんも難しいって言ってて
ちょっと安心。
完全には理解出来てないのに
感動出来るという稀な作品。
エヴァとこれくらいだな。
見始めは
つまんないかもって思ってたけど
途中から
怒涛に面白くなってきた。
そして、とにかく
映像とアンハサウェイが
美しすぎる。
どんなに好きな作品でも
とても簡単な作品なら
自分の記憶には残るから
時間を割いてまでは
みなくてもいいかなと思うけど
この作品は、必ずもう一度観て
もっとしっかり理解して感動したい。
けど、馬鹿だから次観るときには
また初見のようになる可能性もあり。
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてくださいあ
(RG風)
インターステラーのあるある言いたい♫
インターステラーのあるある早く言いたい♬
インターステラーのあるある今から言うよ♪
本棚気になりがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在ま
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→36歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅prime
鑑賞回数→1回
記憶度→60%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→28位/443
洋画部門→23位/363
ノーラン部門→3位
科学と感情のはざまで
地球の寿命はもう長くない。人類の存亡をかけ、新たな惑星を求め宇宙へ旅立った者たちの時空間を超えた物語です。
とても惹き込まれました。四次元とか五次元とか、時間の進み方とか、難しくてついて行くのが大変ですが、発想が素晴らしく、とても興味深かったです。とにかくもう一回観たい!観るたびにきっと新しい発見があって、もっとこの映画を好きになれそうな気がします。
何かに引き寄せられるようにして暗闇の宇宙へ向かったクーパー。それは運命とか偶然とかではなく、彼自身が彼を導いていたから。‘幽霊’は‘父’であり、‘彼ら’は‘俺たち’だった。不思議な感覚でした。
残された2つの惑星のうち、どちらに向かうか議論中、恋人のいる惑星へ行くプランを推すブランド博士。人類の存亡がかかっている時に科学者が愛の力について感情的になるなんて。その時は少しシラけた気もしたのですが、後から考えてみれば、人類が存続出来たのは、クーパーとマーフ親子の愛の力があったから。やはり愛は偉大なのか。時間や空間の次元を超えるものなのだろうか。‘人類を救う!’と壮大に語っていますが、結局私達の原動力は身近な人との絆なのだなと思いました。
マン博士のくだりは何だったのだろう。優秀な博士だったはずの彼が、あの性根の腐りよう。人間は生き残る為ならどんな汚い事でもできる。これも人間の生存本能のひとつであり、誰の中にもこういう面は存在するのだという事を心に留めておこうと思いました。
四次元の世界の描かれ方も面白いです。本棚の裏があんな事になっていたなんて!他にもワームホールとか未知の惑星とか、誰も体感した事の無い世界のつくりが素晴らしく、(行った事無いけど)そこにいるような、不思議な感覚に包まれました。
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**2021/05/26 二度目の鑑賞****
初めて観た時はついていくのに必死でしたが、今回は色々味わいながら楽しめました。宇宙の怖さや美しさ、時間や次元の謎、登場人物達の感情とか・・・本当に奧の深い映画だと思いました。SF映画だけどリアルで、何の違和感も無く入り込めます。そしてそこに絡んでくる父と娘の絆も感動的であり且つ、物語の鍵を握る重要なテーマとなっています。
冒頭では砂嵐とトウモロコシ畑での描写が続きます。初めて観た時はわかりませんでしたが、2回目だと、既にこの場面で重要なメッセージが詰められているのだなと確認しながら観る事ができました。
父と娘の別れの場面が辛いです。涙を浮かべながら去って行くクーパー。父が去った後で家から飛び出し‘行かないで!’と叫ぶマーフ。もう二度と会えないかもしれないという不安がよぎる中、きちんとお別れする事が出来なかった切なさが胸に沁みます。
水の惑星での出来事も衝撃的です。水以外何も無い空間が広がるどんよりとした世界。そしてあの巨大な波。迫力がありすぎて怖いくらいでした。何も得られないどころか、仲間まで失い、母船に戻ってきた時には23年もの月日が経っていたという辛い現実。23年分のビデオレターを見る場面も切ないです。出発時の自分と同じ年齢になったという娘マーフの言葉に胸が締め付けられます。
氷の惑星で出会ったマン博士。一度目の鑑賞時は、ヒドい奴、くらいにしか思っていませんでした。でも今観ると、彼は孤独に弱く、狡くて汚くて、とても人間らしいなと感じました。
ブランド博士を最後の惑星へ送る為に、クーパーが自ら犠牲となりガルガンチュアへ吸い込まれていく場面も印象的です。娘との再会の望みがここで全て断たれたと思った瞬間でしたが、ここから新たな展開を迎えます。不可能だと思われていた特異点へ到達し、見えてきたのはなんと冒頭の本棚の場面!興奮しました!目の前に娘がいる!でも声が届かない。驚き・喜び・憤り・・・クーパーの様々な感情が伝わる、というか、私も一緒にあの四次元空間にいるかのようでした。
必死に伝えようとする父クーパー。未知の何かを感じ取ろうとする娘マーフ。三次元の人間と四次元の人間が交わる事は不可能。しかし、この親子は次元を超えて少しずつ確実に歩み寄っていきます。モールス信号を駆使しデータはマーフへ送られます。絶望的であった重力の謎が解明され、人類の未来も繋がった。希望を繋げた親子の絆に感動と興奮で胸がいっぱいになりました。
感動はまだ続きます。クーパーは奇跡的に生還し、マーフとの約束も果たされます。二人の功績により人類は重力のコントロールに成功。ブランド博士が降り立った惑星も第二の地球として相応しい星だった。何もかもに希望が持てるラストも感動的で充実感に包まれます。
ぱっと吹き替えみてみたけど字幕のほうが良いと思う。 マッド・デイモ...
ぱっと吹き替えみてみたけど字幕のほうが良いと思う。
マッド・デイモンの爆発から、無音。
何する気?「ドッキング」からの音楽がフェードインするところがめちゃくちゃかっこよい。
約3時間の長編映画。ながっ!!相対性理論やら、量子力学やら出てきて...
約3時間の長編映画。ながっ!!相対性理論やら、量子力学やら出てきて、メメントみたいに小難しいテーマをいじくりまわすのか?こりゃ寝るな!と思ったが、どこかスター・ウォーズや、2001年宇宙の旅のようで惹きつけられた。きれいに伏線を回収していくエンディングはお見事!
監督の力量が分かるSFの名作
評価が良いので遅れながらアマプラで視聴しましたが名作でした。
撮り方も良かったが、無音の箇所があったり音の緩急も上手いと思いました。
また突入のシーンなど派手過ぎず、光だけでの表現は昔のSFを彷彿させる。
最近の宇宙物は突入シーンがやたら派手だけど、今作は地味な分、人物の心理描写によりフォーカスされ感情移入がしやすかった。
時空や時間軸の話が突然出てくるので、ボーっと見る向きではないかも。
SF、ミステリー、愛、宇宙というジャンルで
広げ過ぎた風呂敷に心配しましたが(5次元の所)文句なしのオチで監督の力量を感じました。
強いて言うなら、父と娘の再会は少し淡白に感じましたが「帰ってくるのを信じてた」からこそクールだったのかも。
アンハサウェイは悲しい表情がやっぱり上手い。マーフィーの子役も魅力的な表情で引き込まれました。
長いけど見応えたっぴりです。自宅で見たけど、映画館でみたら感情も揺れ動くから体力いただろうな。でも映画でみたい作品のひとつです。
過去最高のSF!
SF映画の中ではダントツ面白かった!
物理的な小難しい話は理解しきれなかったが、見終わってからいろいろ調べると更に面白さが増した。
ワームホールや水の惑星、ブラックホールのシーンは劇場で見たかったなぁ
ノーランは凄い
難解、でもまた見る価値はありそうか、
いやー、感想は「疲れた」。
まずは、設定や時代背景を理解するので頭を使った。
家族構成や登場人物もわかりはするけど、物理?やら科学やら?の説明などもあり、ストーリーが進むにつれて地球の人らはトシとったり亡くなっていったり、それで主人公らは別の星でがんばってたり、どの星でどーなってんのかなど、3時間ほど、いろいろ理解しながら見ていくのが大変ではあった。
途中で挫折しそうにもなりながら、わからんとこはあえて気にせず、セリフや暗いシーンでよくわからんとこも流して、どーにかついていったかんじ。
確かに見た人の評価が高いのは納得できる、最後がどうなるのかも気になった、でも、主人公が宇宙に行ってからが複雑で、引き込まれるというよりは「理解して見ていかないと」という(自分のなかの)緊張感をもってなんとか最後まで見た。
ま、それでも、「理解はしたい」と思えるストーリーだったから、また間をあけて見ようとは思う。
気力と時間がしっかりとれる時に。
まだ見ていない人も、死ぬまでに一度は見たほうがいいです。
ひまつぶしにAmazonプライムの無料の作品からなんとなく本作を選んで見たのですが、どうせただのB級SF映画だろうと思ったら、実はとんでもない特A級映画で、その壮大なスケールとテーマ性の高さに圧倒されました。
2時間50分という大作にもかかわらず、最後まであっという間でした。
その後に知ったのですが、この映画はノーベル物理学賞を獲ったキップソーン氏の監修により、物理的に破綻しない設定で作られているそうです。(5次元の世界については、破綻しているかどうか検証しようがありませんが・・・。)
一応、物理学の用語も出てきますが、そんなことは知らなくても親子愛に重点を置いているので十分感動できる映画です。
しかし、物理学を少し学ぶと、感動が5割り増しになります。
まだ見ていない人は、これだけは頭の片隅に入れて見てください。
映画の中で「重力」という言葉がよく出てきます。
私も知らなかったのですが、重力はもっとも身近にあるのに もっとも謎に包まれているそうです。
私は、重力も磁石のように電気の力で引き合っているんだろうなと思っていたのですが、実はぜんぜん違うらしいです。
その仕組みはまだほとんど解明されていませんが、重力は時間や空間より上の次元にあり(5次元?)、重力が時空をゆがめて重さが生まれるらしいです。
この映画を見終わってから、YouTubeにいろいろ上がっている解説動画を見て もう一度映画を見直すと、さらに感動しました。
実は、親子愛と物理が融合しているところに感動ポイントがあるからです。
この映画は難解だという人もいますが、その後ノーラン監督の他の作品「インセプション」「メメント」「テネット」を見ましたが、この映画が一番簡単で分かりやすいと思いました。
まだ見ていない人は、ぜったいに見たほうがいいです!!
見ないと死ぬ間際に後悔することになると思います。
***************** 以下、ネタバレあり ******************
この映画の感動ポイントは主に3つあると思います。
①主人公のクーパーが娘のマーフに「きっと帰ってくる」と言って、困難を乗り越えそれを実現させたこと。
②本棚のくだりの伏線回収
ここまではだれでも分かるのですが、もう一つ大事な伏線回収があって、それがアメリアの発言が現実となることです。
宇宙船の中でアメリアは「愛は観測可能なもので時空を越える」と言ってエドマンズの星へ行こうと提案しますが、みんなに相手にされず却下されてしまいます。
しかし、クーパーは5次元世界でその事実に気付いて、愛の力でマーフに量子データを送ることができました。
また、アメリアが感じたとおり、エドマンズの星が実は理想の星でした。
つまりこの映画の中では、愛は精神的なものではなく、時間や空間を超える物理的な存在だという設定になっているところが感動ポイントです。
ノーラン監督も結構ロマンチストだなと思いました。
また、映像もすばらしく、あのブラックホールに接近する数十秒の映像は、理論に基づいて計算し、高性能コンピュータを何日もフル回転させて作ったそうです。
クーパーの決して諦めない強い精神力にも感銘を受けます。
壊れた宇宙船にドッキングするシーンは、一番見ごたえのあるシーンでした。
愛は時空を越える
クリストファーノーラン凄え!としか言いようがないレベルの大傑作。
親子愛と人類滅亡の危機という2つの軸で進む作品。
最新のCGの映像美は、無限に広がる宇宙を彷徨う主人公たちの孤独を、より浮き彫りにする。
また本作は〝時間〟というテーマに大きな比重が置かれている。
地球との時間の速度の違いにより、子が親の歳を追い越していく様には、否が応にも自分の人生を見つめ直すきっかけになるはず。
アンハサウェイ演じる乗組員が理屈より愛情を優先して主人公に諭されるシーンがあるが、これは、物語終盤の「愛情が時空を越える」という展開のための伏線だと感じた。
壮大な宇宙空間が、田舎の家の書斎へと収束していく話の構成力には、クリストファーノーランに思わず賞賛を送りたくなった。
2時間50分というボリュームを、物足りなく感じるこの作品は、私たち視聴者の時空をも越えた、と言えるのかもしれない。
全942件中、201~220件目を表示