「鑑定士と顔のない依頼人」鑑定士と顔のない依頼人 heroさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑定士と顔のない依頼人
暗い陰鬱になる衝撃のラストだ。この種の映画は見終わって楽しい気分にならなくては・・・・。監督も俳優も良く、久方の骨太のミステリーなのに惜しい。ラストにもう一つ工夫がほしかった。主人公は特異な性癖の持ち主だが悪人ではない。もっとユーモアのあるラストにしたかった。
これも期待ずれの作品。単館の小劇場で上映され客席は昼の満席だったが、やはりそれだけの作品だ。
ついでだが上映中に大声で物語の先を得意になつてシャベルっている中年の女がいた。興醒めだ。映画鑑賞のマナー知らず大馬鹿者。劇場は写真を撮るな、イスを蹴るなと注意する前に「上映中はしやべるな」と忠告して欲しい。
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