私の男のレビュー・感想・評価
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どうしようもない二人
あってはならない恋
とても悲しいはじまり
男と少女の生活
そして少女が成長するにつれ
男と女の生活に
とても甘く、後ろめたく、秘密の生活を楽しそうに過ごす二人
それはどこか現実味がない生活
秘密がばれてしまった途端に
その生活は次第に現実味をおびてくる
金欠
荒れる家
更なる犯罪
どんどん転落していく生活
現実味がなかったのは、おままごとのような、未来を考えないその場だけの甘く楽しい生活をしていたからだろう
そして、だんだん男は女に取り残されて一人暗い所に落ちていっているように感じた
女は少女の頃から、男を翻弄して操っていたように思う
男もまた、葛藤に負け、現実を避け甘い身近な罠に溺れていったのだろう
どうしようもなく、甘く汚く美しい二人だった
私だけでしょうか?
この映画の良さが全く分からない。
熊切監督、腕が随分と落ちましたね。
海炭市叙景、莫逆家族は好きでした。
なんだろうね?最近の日本映画あるあるで、ヨーロッパ諸国の賞を狙いに行ってて凡人には分からないだろうと言っているような監督の自己中な内容。
結果、その才能もないからお粗末に仕上がる。
モスクワで賞を取ってドヤ顔してる様では今後も期待はできません。
まぁ、感想はその程度の虫の悪い印象しかない映画です。
強いて言うなれば、二階堂ふみのエロ加減は素晴らしかったのですが、撮影当時は17歳とのことで脱がすことはできなかったみたいですね。
彼女は童顔なので、20歳になって撮影をし、脱がせていたらまた違ったと思います。
この親子の異常性を強調でき、混沌とした雰囲気を作れたはずです。
ふみちゃんワンダーランド
家族というものを知らずに育ち、それでも互いに家族になろうと必死で模索する2人の姿に共感しかなかった。成功例を知らずに理想を追い求めるのって本当に大変よね。どこを目指せばいいのかも、いま自分が向かっている方向が正しいのかもわからないわけだし。
まぁでも幸せな家庭に育った人が漏れなく幸せな家庭を築けるかっつーとそうでもないっつー話もあるけど。
二階堂ふみが好きなんだけどすこぶる美しかったー。「ヒミズ」でもそうだったけど、ちょっと舌足らずで、既存の人間関係を揉みくちゃにして、グサッとくるセリフを底抜けに明るい表情で飄々と言ってのける。不健全で、ぶっ飛んでて好き。
顔は宮崎あおいにやっぱり似ている。でもこういうじっとり暗めな映画は二階堂ふみの方が似合う気がする。暗闇の中からこっちを見つめてちょっとずつズームインしてって欲しい...
「ニュー・シネマ・パラダイス」「チョコレート・ドーナツ」「私の男」なんかを観ていて思ったのは、他人の子によくそこまで愛を注げるよね...っていう。映画だとだいたい冒頭で出会って、なんやかんやあって結構すぐ受け入れる展開になる。その決断力の源泉って何なんだろう。不憫な子だから、っていう同情だけで決められるほど、他人と家族同然の関係を築くのって簡単な話じゃない。実子だって大変なのにさ。
自分の子と、仲良い友達の子しか可愛いと思わない私は、いい映画だなぁと思いつつ、毎回その辺の感覚にちょっとついていきにくい感じがあるのでした。
年の差恋愛映画では「男の一生」の方が好き。
演技力素敵(OvO) 内容は、ドロドロ暗いな。 殺人罪で捕まらなか...
演技力素敵(OvO)
内容は、ドロドロ暗いな。
殺人罪で捕まらなかったのかな…?
何もなければ幸せに暮らせたのに
最初の感じは好きだったけどな。
本当の親子だったとは…
ラストのヤラシイ感じがまた…
結局親父にはなりきれなかったんだなー
今日からだ、俺はお前のもんだ
映画「私の男」(熊切和嘉監督)から。
全体的には、私の好きなタイプの映画ではないが、
さすがに、原作がしっかりしているので、
安定したストーリーで観終った感じがする。
(原作・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作)
いつものように、タイトルが気になっていたので、
作品中に見つけようとメモをしようと待ちかまえたら、
意外にも冒頭、北海道奥尻沖地震で孤児になった少女に、
彼女を引き取った遠縁の主人公が呟くシーンがあった。
「今日からだ、俺はお前のもんだ」
その言葉を胸に刻んだ少女が大きくなって、
「私の男」として、物語は思わぬ方向へ展開していく。
「俺も家族が欲しいんですよ」「だって親子でしょ?」
「あれは、本当の家族ってもんだ」「同じ血が流れてんだよ」
鑑賞後にメモを整理すると、家族とか、親子という単語が
頻繁に使われていることに気が付く。
いろんなタイプの家族・親子があるんだなぁ。
思っていたより…
この映画には何となく大きな期待を持っていて見るのを楽しみにしていました。
もっと、重々しくてドロドロした作品かと思っていたところ、期待はずれでした。
作品自体のロケーションとかカメラアングルとかとても良かったのだけど、なんかなぁ…って思わすのは二階堂ふみちゃんが全然エロくないからかなぁ?笑
もっと、エロくて、ドロドロしてるほうがこの映画らしくなった気がするんだよなぁ。
今日は13日の金曜日かー
想像はしていたが、映像は寒くて内容は怖いから、この作品はイマジネーション膨らむ原作の中だけでいいな、雰囲気を味わいたかつたのでわざわざ札幌まで持ってきて、嵐のコンサート後に見るDVDではなかった
「私の男」を観て・・
桜庭一樹の直木賞受賞の小説を映画化したもの。小説を先に読んだ。親子の禁断の愛、近親相姦をテーマにしているせいか、感想は賛否両論のようだ。映画では、浅野忠信、二階堂ふみの共演。父親「淳悟」とその娘「花」を演じる。
ここからはネタバレになるかも・・
奥尻島の震災で孤児となった10歳の花を若い淳悟が引き取る。そして徐々に愛情に飢えた親子が求め合うように・・
この作品で印象的だったのは、オホーツク海に浮かぶ流氷の上で、藤竜也が演じる親戚の大塩さんが「世の中には越えてはならぬ一線がある」と言い、それに答えて花が「親子の間で許されない事なんて、この世にあるの?」と叫ぶシーンだ。大塩さんは冷たい北の海に流され、親子は北海道を離れて東京に向かった。親子の禁断の愛は、殺人事件にまで発展してどこまでも悲しい。
映画では、赤い血液のような液体に濡れながら二人はお互いに求め合う。
この作品について嫌悪感で受け付けないか、文学として主人公に感情移入出来るかは観る人によって異なると思う。
小説は花の結婚式から遡るが、映画では震災からの時系列。
個人的には、優れた文学作品の映画化だと感じる・・
引き込まれる
父娘の愛というタブーが描かれるけれど、妖艶で一気に引き込まれた。
人生をかけるほどの愛情について、個人的によく考える。現実、いろんなタブーを背負って愛せるなんて、なかなかないとおもう。羨ましいとさえおもう世界観。また観たいし、原作も読んでみたいとおもった。
二階堂ふみの演技が光る!
あどけない花から成熟しきった妖艶な花まで見事に演じきっている二階堂ふみのすごさ、を改めて感じさせられた作品。
でも若いときの花っぽい感じの子ってなんかこういう子いるわーって感じだった。成熟しきった花よりなんか好きだった。擦れてないピュアさ?だけど危険な感じ。まぁ罪を犯してしまうのを除き…
流氷の映像美がすごい!日本でこんなところあるんだ…って驚愕でした
禁断を犯す場面は血の雨をふらせるという演出はいれないでほしかった!
キャスティングが良かった
原作が良かったので見た。これを見た当時は、ドロドロ系に心奪われていたので、とてもはまった。今見たら、また別の感想になるかも知れない。
ただ、変わらないのは、二階堂ふみと浅野忠信が適役で、とてもいいということ。
奥尻島の地震を思い出すし、流氷、釧路とか根室とか、思い入れのある場所が北海道には多いので、前半の北海道パートが特に好きです。
微妙。
多分、私は熊切監督が合わないんだろうなあ。
「夏の終り」を観た時、そう思った。
こんなにも満島ひかりの良さを消せる人もすごい!!と。
けれど、熊切監督の映画のキャスティングは
すごいなあと、思う。
だから、期待が大きいのかもしれない。
その分、幻滅も大きい・・・・・。
瞬間瞬間の切り取り方、特に二階堂ふみが海に飛び込むカットは綺麗だった。
あと、朝からの情事の血まみれのシーンは
安っぽかったけど
良かったと思う。それだけ浮いていたけれど。
他の監督さんで
実写化されてたらどうなってたんだろうなあ。
今ひとつ伝わってこない…
何となく言いたい事があるんだろうなってのはあるけど、今ひとつ伝わってこない…
結局、血は争えないってこと?
レンタルDVDで観たが、日本語字幕が欲しかった・・・
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