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映画「僕のうしろに道はできる 奇跡が奇跡でなくなる日に向かって」 僕のうしろに道はできる 奇跡が奇跡でなくなる日に向かって
劇場公開日 2013年3月16日
解説
脳幹出血で倒れ、植物状態に陥った特別支援学校国語教諭の宮田俊也さんの入院生活を記録し、絶望的な病状から徐々に回復する宮田さんの姿を通して、生きることの希望を描いていくドキュメンタリー。障害を持つ子どもたちのために奮闘する親友の山元加津子さんに共感し、山元さんをさまざまなかたちでサポートしていた宮田さんは、42歳という若さで突然、脳幹出血で倒れる。一時は命も危ぶまれる状態だったが、現在は意思伝達装置を使って会話をしたり、車椅子に乗って外出もできるほどになった。奇跡的とも言われたその回復の陰にあった、さまざまな人の思いを伝える。監督は、養護学校教諭の山元さんの姿を追ったドキュメンタリー「宇宙(そら)の約束 いのちが紡ぐ愛の詩」も手がけた岩崎靖子。
2012年製作/日本
配給:ハートオブミラクル
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2016年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画「僕のうしろに道はできる
奇跡が奇跡でなくなる日に向かって」(岩崎靖子監督)から。
ドキュメンタリー映画なので、説明はしない。
ただ作品の中で、この考え方は私たちにも言えるな、と感じた
台詞を取り上げてみた。
脳幹出血で倒れ、植物状態に陥ったところから、
徐々に(本当に少しずつ)回復していく姿を撮影しながら、
監督は、何を伝えたかったのだろうか?と考えたら、
「わからないということは、ダメではなく、努力の余地がある」
という台詞に辿り着いた。
傍から見れば絶望的な病状でも、回復の可能性はゼロでなければ、
努力しよう、という気持ちになれる。
(今回の場合は、ほとんどゼロに近かったのだろうが・・)
私の座右の銘である「可能性は、試みる人だけのもの」と
相通じるものがあり、嬉しくなった。
努力が報われる、報われない・・は関係なく、
努力しようと思えるかどうか、それが一番大切であろう。
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