フリア よみがえり少女

劇場公開日:

フリア よみがえり少女

解説

2012年・第62回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されたスパニッシュホラー。小学校教師のダニエルは、謎の言葉を残して自殺した親友マリオの娘フリアを預かることに。まだあどけなくかわいらしいフリアだったが、なぜか彼女は、ダニエルが心の奥底に封印していた子ども時代の忌まわしい事件を知っていると言う。マリオの自殺の真相やフリアに隠された秘密が次第に明らかになり、ダニエルは正気を失っていく。監督は、ベルリン映画祭金熊賞受賞作「悲しみのミルク」のプロデューサーも務めたアントニオ・チャバリアス。

2012年製作/96分/G/スペイン
原題または英題:Dictado
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2013年4月13日

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(C)2011 Oberon Cinematografica, S.A.

映画レビュー

4.0 ダニエル(ボト)が幼き頃、父親が再婚しようと女性を子連れで連れて...

2018年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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kossy

3.5人は怖い

2017年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

養子に迎え入れた少女フリアが主人公のあることと重なり、昔のことを思い出すかのようにして狂わされていく話だ。「罪悪感」の考察的解釈とでも表現しておこう。ホラーという解釈とは少し異なるが、このテーマと結末から考えると、誰にでも起こり得る恐怖だろう。誰にでも過ちはあるだろうが、一生心に残るような過ちは犯すべきではない。それがあるが故に新たな罪を犯すようなことにも繋がりかねないからだ。
予備知識なしでオカルトホラーを想像していたため、少々肩透かしだったが、自分の人生でしてきたことを振り返る良い機会を与えてくれた作品だった。スペインはこういう上質な作品を多く送り出している。スパニッシュホラー/サスペンスの製作陣は皆かなりセンスを持っていると個人的には感じている。本格的なホラーが観たい日には本作は明らかに不向きだが、ワインでも飲みながら深夜に観賞するのに合っている作品だろう。

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Mina