ビフォア・ミッドナイトのレビュー・感想・評価
全55件中、1~20件目を表示
リアリティある夫婦
前2作が大好きなのでずっと見たいと思っていたが、いくら待っても配信されなかったのでDVD借りて見た。
1作目では出逢い〜別れ
2作目では再会
3作目ではなんと子供2人をもつ夫婦に!
嬉しいけど、キュンキュンする夫婦ではなくリアリティがすごかった、、下ネタも多めでびっくり
どんなにロマンチックな出会いでもああいう感じになるのね🥹
大半が2人の弾丸トークだった。
良い雰囲気になった後、奥さん側が裸を隠さず歩き回ったりしてて笑った。リアル感を出すのがうまい!
喧嘩して奥さん出ていって数秒後強くなって戻ってくるシーンが2.3回繰り返しあったところも笑った。最後は別れそうになるが、旦那さん側がロマンチックな手紙を読んで仲直り。やっぱり最高な映画でした👏
恋愛系の映画はあまり好んでは見ないが、ビフォアシリーズが1番好き。もう9年経ったし続編はなさそうだなぁ〜
特典インタビューでは、監督と主演2人のうち誰かが「そろそろ続編〜」と言い出すらしいが、今回はなかったってことかな、、。
でもいい終わり方だったからこれで終わりでもいいです!(涙)
真夜中‼️
18年前ウィーンで出会い、9年前パリで再会したジェシーとセリーヌ‼️今作で二人は結婚、双子の娘までいる設定‼️ジェシーの前妻と息子ハンクを加えた5人でギリシャに旅行、ハンクは一足先にアメリカへ帰るが、なかなかハンクと一緒にいてやれないジェシーは、セリーヌにアメリカ移住を相談。ギリシャの友人が用意してくれた高級ホテルで二人だけの甘い夜を過ごすはずが、言い争いになってしまう・・・‼️今作では結婚し、子供もできたジェシーとセリーヌ‼️ 二人の関係がどうなっているのか楽しみだったのですが、前作の後、朝まで愛し合っていたらしい(笑)‼️仕事と子育て、ハンクとの関係に悩むジェシー、そして夫婦として倦怠期にも入ったように思える二人の会話が、シビアにリアルに響いてくる‼️でも相変わらず呼吸バッチリ、良くも悪くも噛み合いまくっている二人の会話‼️ホントにテンポ良く、リズミカル‼️全体は大きく5つのパートに分けられてます‼️ハンクを送った空港からの帰り道の車中、友人6人を加えた8人でのテーブルトーク、ホテルへの歩きながらの道中、ホテルの部屋、そしてホテル外のレストラン‼️車中における会話シーンは空港から売店に着くまでを実際にイーサン・ホークが運転しながらの撮影で、何気に緻密に計算されたシーンだと思います‼️そして他のパートでも、ホントに美しいギリシャの風景を舞台に繰り広げられる二人の会話は、微笑ましく、切実で、リアルに観る者に響いてくる‼️前作の「ビフォア・サンライズ」、「ビフォア・サンセット」での二人の姿がフラッシュバックして、ホント胸に迫るリアルな夫婦関係、いや恋人関係、男女関係を示してくれています‼️そして心に残るのはラストのレストランのシーン‼️怒って一人で椅子に座っているセリーヌの前に他人を装ったジェシーが出現‼️そしてセリーヌに語りかける‼️「私は未来のあなたから遣わされてタイムスリップして来た。あなたへ警告。このままだとあなたは人生最高のギリシャの夜を台無しにしてしまう!!」‼️最初は相手にしなかったセリーヌの顔に徐々に戻る笑顔‼️相手の良いところ、ダメなところも全て受け入れて愛し合える‼️やはりジェシーとセリーヌは最高の夫婦、いや恋人同士ですね‼️今作初見から11年あまり、公開されるのであれば2022年に4作目があるはずだった‼️でも多分4作目は無いでしょう‼️1作目から3作目にかけて出会い、別れ、再会、結婚して家庭を持ち、危機を乗り越えて、より強固な絆を育む‼️完璧な三部作なんですから‼️
恋人のその先を描いた物語
「ビフォア」シリーズ三作目。
こちらは公開当時のレビューが残っていたので、それを載せる事にしました。
1995年公開の「ビフォア・サンライズ」、それから9年後の2004年公開の「ビフォア・サンセット」、更にその9年後の2013年公開の本作「ビフォア・ミッドナイト」。
「サンセット」の公開時でさえ続編が出た事にとても驚いたのですが、今回の「ミッドナイト」の発表には感動さえ覚えました。絶対もう続編はないだろうと思っていたので。
このシリーズはいわゆるロマンスムービーですが、一般的なロマンスとはあきらかに一線を画します。
初めて観た時は、その作品作りにとても衝撃を受けたのを覚えています。 いたずらに涙をさそう演出や心情を煽る音楽等は一切無く、ただ二人の会話のみで物語が進んで行くんですね。
そのありえない位のシンプルな作りなのに、実に豊かな作品に仕上がっているんです。
また、流れが自然な為あまり気にならないのですが、カメラが5分以上パンすらしない中で進める会話には本当に驚きました。
しかもそれらが連続で繋がり一つの作品になっているのですからすごいものです。
そのある意味映画らしく無い演出ですが、実際の出会いや気持のふれ合いとかってこんな感じなのかなって感じました。
そしてこのシリーズ、自分的に珍しい点があります。 私は映画を観る際確実に字幕派なのですが、この作品に限っては吹き替えも必ず観ます。
イーサン・ホークとジュリー・デルピーの演技が素晴らしいように、宮本充さんと岡本麻弥さんの掛け合いが実に素晴らしいのです。
もし機会があれば是非一度吹き替えも観て頂きたい、声優さんて本当凄いですよ。
そうして18年越しのこの三作目。
今作も変わらず同じ作りでとても安心しました。
大体時間とともに作風も変わってしまったりするものですから、これは本当に嬉しかったです。
何だか古い友人に久しぶりに会ったみたいな感じなんですよ。
また前回に続き三人で脚本を仕上げているのですが、これが本当に良くできていますね。見事ですよ。
ただ今回、今迄二人だけで回っていた物語が少しだけ他の人も入って進行します。
でもそれはずっと観てきた人達には解る位自然で、むしろ二人の過ごした年月を感じられるようでした。
そして会話、特に哲学的な内容がすごい増えた気がします。
そんな物語も、後半からは二人だけの時間が今迄以上に色濃く映されていました。
そしてラスト。 いつもの事なのですがこの作品のEDは物語の終わりではなく、その先の続きを必ず感じさせるんです。
また9年後、もしかしたらこの二人の物語は再び描かれるのかもしれません。
そんな事さえ感じさせる、恋人のその先を描いた素敵な物語でした。
ロマンスの先
言わずと知れた大傑作である Before Sunrise と Before Sunset の続編という事で、蛇足だったら嫌だなーと正直不安だったんだけどそんな心配は不要でした。
期待していたものを見せてくれたし期待以上のものも見せてくれました。
期待していたものとはもちろんこのシリーズ最大の魅力である主演二人の丁々発止のやりとり。
そして期待以上のものとはファンタジー(ロマンス)とリアルの境界です。
前作よりも更に心と体と時間というテーマを掘り下げていたので、この作品を補助線にする事で前の2作品の味わいも変わってきそうです。
前作のラストシーンは今まで観た全ての映画のラストシーンの中で一番好きなんですが(似た様なものとしては『ゲーム』のラストシーンとか)本作のラストはそれに匹敵する程好きです。
シークエンスが1作目の冒頭と対になっているというだけでもシビれるのに、ラストシーンのセリーヌの心の動きがリアル過ぎて息を呑みました。
ああいう言葉では言い表せないものを表現した場面に出会えた時に映画って良いなーとつくづく思います。
あのシーンが分かる人(おそらく既婚者)とガッツリ語り合いたいです。
三作目が好きな人は結婚に向いていると思う。
自分の人生で最も心に残る恋愛がそうだったように、リアルでロマンチックで魅力的でうるさくてなぜか心に残る。
音楽とギリシャが、この三作目の二人の雰囲気をよく作っていた。
しかし今日この作品を観たのが、夢であってほしい。
明日この作品を観たら、歳を重ねた二人がギリシャで再会し、大人な会話の駆け引きでロマンスを感じさせたまま、しっとりと終わってほしい。
恋愛はいつも一作目か二作目で終え、いい思い出として宝箱にしまってある臆病な自分でも、ときどき物語の続きに期待して、三作目を観たくなる。
それをまさにこの映画が観せてくれているようだった。
おそらく
一作目が好きな人は恋愛が向いていて、
二作目が好きな人は不倫に向いていて、
三作目が好きな人は結婚に向いていると思う。
3日で三部作見終えた
お客様に勧められてサンライズを見て面白かったから全部見た。
サンライズの可愛らしいセリーヌもどんどんめんどくさい女になっていったなぁ。
しかしこの役者さんたちこの長台詞よく言えるわ。
正直全部終えてみると、なんとも感想が難しい…。
お客様になんて言おうか迷う。
圧巻の人生論議‼️
2回目の鑑賞(吹替版)で納得🈵
1作目のビフォアサンライズは、ロマンチックな恋愛映画で、私のお気に入り映画です(^^ゞ
2作目のビフォアサンセットは、その続編で、奇跡的な出会いをしてまた会う約束をしながら出会えずにいた二人が、たまたま出会ってその後の状況を語り合うという設定で、意味深な終わり方をしてますね😊
3作目の本作は、不倫関係の熟年男女が、夫婦、親子、別居している未成年の子をめぐる様々な問題を、互いに手出しすることなく、延々と赤裸々に理詰めで語り合い続けているのに圧倒されました😱
このビフォアシリーズ三部作は、どれもたった1日の映画で、ほとんど全てが会話だけで成り立っています😋
そして、この本作は、字幕版ではついていけないくらい、ボリューム満載で、とても早口の会話なので、1回目の鑑賞の時は、半分くらいしか理解できてなかったと思います😥
ところが、今回は、吹替版で鑑賞したところ、恋愛論、夫婦論、人生論、さらには近未来論など、とても奥深い哲学的な議論がされていて、リズミカルなテンポのいい会話に魅了させられました🙆
ジェシーとセリーヌの会話も、どちらが正しいとか間違っているというのではなく、どちらも間違ったことを言っていないし、誰もが経験するかもしれない問題なので、とても興味深い会話に引き込まれていきました💦
そして何よりも感動したのは、ラストシーンのジェシーの語りかけですかね😂
あの最悪の状況で、あんな風に語りかけることができたら、私も含め世の夫婦もどれだけ救われるだろうかと…🙆
喧嘩しながらずっと一緒
子持ち中年のバカンスでギリシャに。
もう口喧嘩ばっかりで最初の方で見るのやめようかと思いました。
子供を面倒見てもらって夫婦水入らずのホテル。
セックルが始まるかというときに電話。
そのままの乳丸出しで電話に出たり喧嘩始めても乳出したままが笑えた。
喧嘩ばっかりでも結局離婚はしないんだよね。
全く新鮮味がないって思ってしまう原因は、なんか自分とこ夫婦のようで、そだね〜、そだね〜と、共感するバッっかりだったから(笑。
全部観ました!
いやー全部一気に観れたので面白かったのか?勢いで見なければ続かないと思ったのか??一番退屈で中断しながら観たのはサンライズ、第一話目。徐々に下品になってきます。みんなで食事している時の会話にも付いて行けず。すごいIQの高い人達の会話なのかなぁ。聖堂?古い教会での2人の行動も信じられません。全部通してみて、無駄な時間を過ごさせてもらった気分。若者にもおススメしない。若者にはもっと綺麗で切なく素敵な恋をして欲しい。
本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間。
2020年6月11日
映画 #ビフォア・ミッドナイト (2013年)鑑賞
#ビフォア・サンライズ恋人までの距離(ディスタンス)とその9年後の再会を描いた##ビフォア・サンセット のコンビ、#イーサン・ホーク&#ジュリー・デルピー、監督の #リチャード・リンクレイター の映画
ラストの終わらせ方が無理がある
時間
時間は残酷です。肉体的に衰え死に近づくだけではなく、若い時に感じた精神的なワクワクドキドキを感じる事が少なくなってきます。そのワクワクドキドキは生活全般だけではなく長年一緒にいるパートナーに対しても同じ。そんな年齢を重ねると当たり前に感じることが包み隠さずストレートに描かれている作品なので、中年にはややビターに感じるかもしれません。
ジェシーとセリーヌが出会った時は、愛や夢、人生、芸術について夜通し語りあっていたのに、ふたりの今の会話は子供の事や家族の事など、現実的な話ばかり。そもそもふたりはロマンチックな出会いと再会を経て結ばれいます。それに過去のふたりを見ているとジェシーもセリーヌもベースは超ロマンチストなはず。セリーヌなんてロマンチックな告白を2回もしてましたし。
面白かったのは、セリーヌが超現実的になっていたのに対して、ジェシーは相変わらずお調子者のままであまり変わっていなかったところです。これは女性と男性の違いなのでしょうか?
作中ずっとセリーヌを呆れさせているジェシーですが、ラストで作家のプライドを見せます。ロマンチストのセリーヌを落とすには、やっぱりこの戦法?これさ、今のところジェシーの勝ちなんじゃないかな?セリーヌはやっぱり子供の様ないたずらっ子のジェシーに惚れているのです。
中年の危機
何となく切ないし胸が痛い。よくある中年夫婦の言い争い。なんとか嫌な空気を変えようと寒い冗談で必死になる男と解決はしてないけどとりあえず仕方なくその冗談にのってやる女のやりとりとか。男の方が愛してるんだろうなとか。イライラする女がきっとしている自己嫌悪とか。その2人が1作目と2作目で昔はロマンチックな恋をしていたこととか。昔とは変わってしまったけどまだ一緒にいることとか。3部作のフィナーレ。
男女の関係
イーサン・ホークが
2部より歳を重ねて哀愁漂うイケメンになってた。
2人の会話は
日々の生活の話だったり
なんのきない夫婦の会話という感じ。
だんだんと喧嘩を交えて
生き方、考え方の話をしていく。
それにしてもよく喋る夫婦。
こんなに妻の話をちゃんと聞いてくれる夫は
現実にいるのかな?
妻が詰め寄っても、ちゃんと話を聞いて、なだめて、笑い話につなげたり、雰囲気を修復したり、すぐにいい返さず気持ちを我慢してる。
世の男性はみんなそうなのか?
結婚はしたことないから分かんないけど
私の知ってる男性像って
自分の考えが否定されると
怒鳴ったり無視したり話を最後まで聞かなかったり
キレてたけど。
劇中では、女性のほうがワーワー言ってて
感情的になってキレてるように見えた。
私は男性の方もしつこかったり女々しかったりする
部分があると思うので、そういうところも描いて欲しかった。
夫よ、浮気したこと、本当のこと言うなよ。
それを言ったら終わりなんだよー。
私は嫉妬なんかしてないって言ってるけど
マジ嫉妬は、するから!
最後、もう愛してない。と言って
出て行った後も
また迎えにいく夫。
こんな優しいひと、いる?
愛されていることを忘れてしまう妻。
でも、日々我慢しているのが爆発してしまう女性の気持ちも分かる。
Richard Linklater
今日の作品は、”6才のボクが、大人になるまで。”で大きな話題となった、リチャード・リンクレイター監督の作品をご紹介。
見た後に知ったんですが、この作品は、1995年の作品”恋人までの距離 (Before Sunrise)” と2004年”ビフォア・サンセット”の続編だったんですね。(笑)
知らずに見ましたが、それでも楽しめたというところが、今日の話題です!
この映画は、題名通り、ある夜の前日を描いた作品です。ほとんど全てのシーンが会話シーンで、キャラクターが会話を進めることで、ストーリーが進んでいきます。
この作品にもいわゆる、決まった三幕構成のようなものは存在しますが、それ以上に”THE映画”というような、カメラワークや演出は行われないのが特徴です。
長回しで、定点だったり、キャラクターと並走していたりするカメラの位置は、キャラクターを正面から捉え、2ショットが基本です。OTSをあえて用いず、2ショットで進めて行くことで、我々視聴者が、どちらの表情を見るのか選ぶことができます。
映画ないの時間設定は1日。さらには、シーンの数は10個以下。ショートフィルムのような構成で、長編映画を作り上げています。そこを彩るのは、素晴らしい脚本と、俳優たちの演技。
この手法は、前作2作品でも用いられているようですが、ここには現実と超現実の間みたいなものを描く力があるように感じました。
特に私の印象に残ったのは、家族揃っての食事のシーン。日本ではお正月やお盆によく見る光景ですが、これがなんとも生々しい。それなのに、メインのキャラクター二人(ジェシーとセリーヌ)の生活を囲むように会話が進んで行く。
視聴者は、ジェシーかセリーヌのどちらかの感情、もしくはそれを見ている第三者としてその会話を見ることになります。その会話のクリティカルさが映画でした。
ただ単に、世間話をしているわけではなく、ジェシーとセリーヌが抱えている問題を時には間接的に、時には直接的に、違う国籍の見方から、違う世代の見方から、その問題を掘り下げて行くかのように会話が展開し、一見前に進んでいないようなストーリーですが、その会話の中でも、キャラクターが作り上げられ、さらにはストーリーが確実に前に進んでいるのがわかります。
そして最後のホテルで、それらが二人の間に天秤にかけられ、誰もが経験したことのある、言い合いに発展していきます。
この映画は、もちろん会話がなければ成り立たない映画ではありますが、それと同じぐらい映像がないと成り立たない映画でもあります。
トーキー映画発明以降、映画は音が50%をしめるようになりましたが、今後も映像と音のどちらも50%を超えることはないのではないでしょうか。このバランスが崩れると、過去に戻るか、駄作になるのかどちらなのかと思います。
前作2作も見て見たいなと思いました。
前2作を鑑賞しなきゃダメかな~。 単なるありきたりな夫婦喧嘩につき...
前2作を鑑賞しなきゃダメかな~。
単なるありきたりな夫婦喧嘩につき合わされましたが凸(-”-#) 。
2014.7.25
素晴らしいけど登場人物に共感はできない
Beforeシリーズの更に続編。また9年後に撮影。どちらも歳とったねーって感じ。前作のあと、どうなったの?あぁ、今そんな感じの関係なの…と会話から答え合わせしていくのがじれったくも楽しい。しかしヨーロッパの人は口を開けば哲学かセックスの話しかしないのだろうか。
最終章?
追っかけで前2作を観て、出来るだけ情報を入れないようにして本作を観た。
前作のラストからふたりの関係はどうなったのかなーと思ったけど、「なるほど、そうきたか!」って感じ。
前2作のようなロマンチックさはないけど、遡って前作・前々作のシーンが、本作に繋がってくる脚本が凄いと思った。
二人でなら素敵な人生
『ビフォア・サンライズ』、『ビフォア・サンセット』に続く本作まで、主人公の二人は真剣だが酷く傷つくというよりは、無邪気な探求心や好奇心により、人生や愛を語り合う。対照的に日本人にとって、人生や愛は辛く、儚い。それは文化の違いで良いも悪いもないが、私達大人には、若い世代に厳然と、人生や愛は得難く何より大切なものだと語る責任がある。
全55件中、1~20件目を表示