プッシャー2

劇場公開日:

解説

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の長編デビュー作として知られる「プッシャー」(1996)の続編。出所したばかりの麻薬密売人(プッシャー)のトニーは、心を入れかえ真面目に生きようと決意する。しかし、自分が知らない間に知人のシャーロットとの間に子どもができていたことが発覚したことから、再び裏社会の泥沼へと転落していく。2013年、「プッシャー」3部作のトリロジーBOX発売にあわせて初の劇場公開が実現。

2004年製作/96分/デンマーク
原題または英題:Pusher II
配給:キングレコード
劇場公開日:2013年4月13日

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(C)2004 NWR Films ApS / Pusher 2 Ltd.

映画レビュー

4.0父と子の物語

2025年1月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

前作で主人公であるフランクを警察に売ってボコられるだけの出演だったトニーを新たな主人公に据えた本作。
マッツ・ミケルセン演じるトニーは、イキリたいだけの小物で、後先考えないタイプだ。

そんなトニーだが、本作では父親に認められたいと思う気持ちが明白に見えた。野生動物みたいだったトニーにも多少なりとも人間らしいところがあったようだ。

映画はキャラクターの心理を映像などから読み解かなければならないことが多い。セリフでは教えてくれないのだ。ドラマやテレビアニメなどとはここが違う。
そしてそんな映画の中にあってもニコラス・W・レフン監督の場合は更に分かりにくい。
ラストシークエンス、トニーが何を思ったのか妻と意見が割れた。どう思ったとしても大した違いはないだろう。結局は結果だけが大事だからだ。
作品冒頭で語られた「覚悟」をトニーは持てたのだろうか。
意外と悪事に向いてない男の覚悟が良いものであることを願う。

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つとみ

3.0決してハッピーな気分になれない!

2024年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

マッツ目的で鑑賞。
前作に引き続き、観ても決して楽しい気分になれない作品!
薬物使ってる人間も売人もハッピーな描写がないから、薬物なんて使うもんじゃないと思い知らせる。

マッツ演じるキャラは、とにかく頭が悪い。
アホすぎてクスッと笑えてくる。

ラスト、その後どうなるか想像させられた。

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もちこ

3.0鑑賞動機:マッツさん、他には何出てたっけ?10割

2022年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2とはいっても主人公も違うし、登場人物が一部重なるだけ。時期も異なる?
マッツさん含め、出てくる大人はみんなクズ。マッツさんがオクスリキメながら「オヤジに認めてもらいたい(キリッ)」と「俺の子供(ほわほわ)」という感情が空回りするたびに、ドツボにハマっていく。根っからの悪人ではないし、ちょっと可哀想に…いやあまりにもやることなすこと頭が悪すぎるし。

コカインを鼻から吸い込むシーンを見ていつも思うけれど、粉を吸い込んでくしゃみして、吹き飛ばしたりしないのだろうか。

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なお

4.0DQN

2017年12月9日
iPhoneアプリから投稿

マッツ・ミケルセンのDQN演技がやばい。実在しているとしか思えない。
とにかくダメなやつらのクソみたいな日常がいい。ずっと観ていたい。

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アリンコ

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