劇場公開日 2013年4月6日

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ホーリー・モーターズのレビュー・感想・評価

全29件中、21~29件目を表示

5.0自分でいることに疲れたら…

2014年11月9日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

興奮

家庭やネットに引き込もっていないで、社会と向き合うことが大人であるなら、行為と思考に責任を持たなければならない。

何かしら演じないと生きていけない世の中で、行為と思考の美しさを追求して、思う存分、好きな自分を演じればいい。

追求する美しさ。

かつての映画界の巨匠たちが、天国の映画館で「この世」を鑑賞している。その間を通る、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんはカラックス自身?

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Raspberry

5.0おれがあいつで、あいつがおれで

2014年10月10日
PCから投稿

萌える

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小二郎

3.0波長が合わなきゃ観てられない。

2013年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

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.ru

4.0わけが分からないけど見ごたえある

2013年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

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吉泉知彦

4.0人生はいつも夢舞台

2013年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

観る側、観せられる側、舞台を用意する側、用意される側、お互いが相互に了承済み了解済みの元に行われるタイプの『トゥルーマン・ショー』といった趣ですね。
あらゆるタイプの役柄を数件クライアントから要求され、それを即興で演じ切ってしまう男の奇妙な一日に密着、的な映画です。まあ仮想密着ドキュメンタリーですね。

ていうかぶっちゃけ犯罪ですよね、これ。
彼の演じる役柄の本気加減というかその没入度がハンパないので怪我人続出するし死人も普通に出るという。
ここら辺の急激な展開見せられて、もうなんというか、演劇ごっこやお遊戯レベルの世界ではないんだなっていう事実をこっちは突き付けられる訳です。
そのリアル度が狂気の側面を孕みだすんですよ。というか狂気の側面しか孕まないというね。
ああこれガチンコ演技なんだって。デ・ニーロアプローチどころじゃないっていう。人殺しとる訳だからね。
そっちへ一旦物語が転がり出すと、序盤の眠たい展開からこっちも本腰入れて観ざるを得なくなるという。

でね、そんなことやってれば自分だってナイフで刺されるしピストルで蜂の巣にされる訳ですよ、主人公だって。そんなもんね。そうなります。自分だけ無敵状態は有り得ない。
すると、何故か瀕死の状態でセーブポイントに戻るとリセットされて体が元に戻っちゃってて、あれ?これファンタジーじゃん。ファンタジーだったのかよ?というリアル演技と肉体復活のダブルショック。
そんでいよいよ物語の訳が分からなくなる。

で、この手の映画ってポーンと観客を放り投げる構造ってお決まりのセオリーじゃないですか。カラックスだし。
だもんで、その役を演じて誰が得するのか、何故に彼がその仕事にここまでのめり込んでいるのか、等の詳しいことは一切語られません。片鱗は出るけど推測の域を出ないというか。

まあ本当よく分からん映画でした。面白かったですけど。
人生はいつも夢舞台ってことで。

ラストの蛇足感がなければもっと評価高かったんだけどなあ。。。

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ロロ・トマシ

4.0カラックス、、惜しい

2013年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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トモ

5.0不思議な魅力に惹き付けられた

2013年4月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

難しい

この作品についてどう説明すれば良いのか
正直困ってしまう

しかしなぜだか二時間の上映中
全く退屈することがなかった
むしろ夢中になっている自分がいた

“…この主人公の職業は何だろう”

最初に物乞いのばあさんに変身した時は
ポカーンとしていたけど
その次の全身タイツ姿の場面では
男の職業なんてどうでも良くなっていた

特に
マンホールから飛び出した怪人や
殺し屋の場面では
笑いを堪えることが出来なかった

まるで
『ガキの使い』の七変化シリーズを観ているような気分だった

…幻想的な映像の中で繰り広げられる
謎めいた笑い

たしかに
奇妙な作品であることは間違いない

…でも

もう一度観てみたい

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無糖ブラック

3.0求む!!誰か、この映画の意味が理解出来た方は、教えて下さい!

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

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ryuu topiann

3.5野心作です。

2013年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

川崎市アートセンターにて、当日料金1700円を支払って鑑賞。
白いリムジンの後部座席に乗って、ドニ・ラヴァンがパリ市内を走り回り、色々な扮装をした挙句、これまた色々な人の人生に入り込む、もしくは、その人になり済ます、というストーリーです。これは仕事なのか任務なのかが、判然としません。映画の中では単純に「アポ」、と云っていました。そんな荒唐無稽な映画、どこが面白いのだ、と問われたなら、私は答えに窮してしまいます。確かに、くだらない場面も多々、あるからです。そして、題名が「ホーリー・モーターズ」。英語です。どうして、「聖なる乗り物」や「聖なる車」のように日本語の題名にしないのか気になっていましたが、その謎は、結末部分で明らかになります。ドニ・ラヴァンだけがこのような特異な体験をしているのかと思っていたら、実は「ホーリー・モーターズ」という組織が複数の人間を雇っていたことが明らかになります。(このことはプログラムにも明記されていたので、ネタばれにはならないでしょう)全体を観終わって、感じたことは、荒唐無稽な映画ではあったが、1700円、支払うだけの価値はある映画だったな、というものでした。国籍は違いますが、鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」の気まぐれなところやティム・バートンの「エド・ウッド」や「マーズ・アタック」に見られる破天荒なところを混ぜ合わせた、そんな感じの映画です。所謂、評論家筋に受ける映画です。予定調和の映画に飽き飽きした、そんなあなたにお勧めの映画です。
それにしてもドニ・ラヴァンに顔に刻まれた皺の深さには驚きました。「ポンヌフの恋人」の頃の少年らしさはどこにもありませんでした。まるで80歳の老人のようでした。蛇足ですが、クレール・ドニ監督の「美しき仕事」も日本で公開してほしいですね。ドニ・ラヴァンはアフリカ駐在の外人部隊の隊長を演じています。

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bashiba