劇場公開日 2013年4月6日

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ホーリー・モーターズのレビュー・感想・評価

全29件中、1~20件目を表示

3.0幻想的、実験的、幻術的。。。

2022年10月8日
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鑑賞方法:映画館

幻想的で、実験的、そしてところどころ理解に苦しむ映画。映像が美しい。

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Yohi

3.5映画を描いた映画

2022年6月28日
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鑑賞方法:VOD

監督自身から幕を開ける物語。
長い一日をドニラヴァンが演じ分けるんですが,これがものすごい幅で見応えがあります。
物語を簡潔に纏めると、主人公オスカーを通して“社会には決められた役割があり、皆はそれらをずっと演じ続け生きている”という風刺的な作品に見えます。
でもこれは映画を描いた映画であり、また自身を描いた映画でもあるのでしょう。
インターミッションを含め11ですか、その数の作品にカラックスがもう一度会いに行ってるように見えました。
自身の「TOKYO」「ポンヌフ」はもちろん、さまざまな作品へのオマージュが見え隠れしていましたしね。日本人的には「ゴジラ」はツボでした。
迎えたラストは意見が別れそうですが、私は何か好きでした。

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白波

4.0シューーーール!

2022年6月20日
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鑑賞方法:VOD
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kossy

4.5さすがのカラックス

2022年6月13日
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他人の死によって自分の生を認識し継続されていることを知る。

人生は映画のように。映画は人生のように。

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KoN

1.0 インターミッションのアコーディオンと最後の歌(シャンソン?)が良...

2022年6月12日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.5レオス・カラックス監督の傑作!

2022年3月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画、観始めた時は「何、これ? 状態」だったが、ドンドン観ていくうちに「次は何?それで次は?」…と思ってしまう「とっても面白い映画」だった。
レオス・カラックス監督、さすがである。

朝から深夜まで白リムジンでアチコチを巡っていき、一人の男=オスカー(ドニ・ラヴァン)が様々な人となる姿を見せてくれる。
白リムジンを運転するのはセリーヌという女性で、オスカーのアポをコントロールしながら運転していく…。

乞食の婆さん、トレーニングして女と絡む男、墓を彷徨う怖く見える男(→モデル女性をさらって逃げる男)、娘を車に乗せる父親、アコーディオンを演奏しながら街を集団で歩く男、殺人者?被害者?の男、「伯父様」と呼ぶ女性が近くに居る死ぬ寸前の男など……をドニ・ラヴァンが見事に演じ分ける。

お墓シーンで「♪ゴジラ~メインテーマ」が流れるのも印象的。

終盤に流れる歌の歌詞「♪人は望む、生まれ変わりたいと…」というあたりが、本作のテーマに思える。

観る人によって印象は当然異なると思うが、個人的にレオス・カラックス監督の傑作だと思う。

(※)2013年日本公開作、同年のキネ旬第6位。

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たいちぃ

4.0パリ・死神の車

2022年1月19日
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鑑賞方法:VOD

こここれは…生きてる間に劇場で観たい
目に焼き付けて焼き付けて焼き付けて
どの場面も自分の寝てる時の夢で見たい
夢の場面で入って行きたいところばかり
アコーディオン担いでモブに参加したいところだ

ドニ・ラヴァンってもういい歳だろうけど
(どれが素顔か分からなくなってきた)
軽々と女優を抱き上げデパートの階段を登る
すごいね〜身軽だし

お正月に、娘が宿題で見とかなきゃいけないのがあるの、と言うので付き合って一緒に『TOKYO!』を見たのが運のつき、オムニバス3話中1番面白くなかった河童キャラのメルドが出てきて始めて

今見てるこの映画、レオス・カラックスのだ⁉︎
と気がついた…間抜けなあたし…

配信のお薦め作品を流れのまま見続けているからたまにこんなお宝を発見させてもらえる
いいのか悪いのか…

この手の映画、あたしは大好物で
絵がきれいなのでいつまでも鑑賞していたいし、ストーリーも理屈も不要なのだけど
自分なりのまとめとしては「この世の生き様」
としておこうかと…

タイトルはベルリン・天使の詩より

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mamagamasako

4.5ドニラバンとカラックスの二人三脚

2022年1月14日
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背景はよくわからないまま、見始めた。若い頃カラックス映画を見て衝撃を受けた、そのドニラバンが、そのままに歳を重ねスクリーンに写る。その意味では、最初のアポである物乞いをする老婆のドニラバンに一番惹かれた。そして真っ白いリムジンを操りドニラバンを気遣う元ダンサーのセリーヌの美しく慈愛に満ちた言動に惹かれた

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redir

2.5だから、なんだよっ、ていうのばっか

2021年10月6日
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鑑賞方法:VOD

もうええわ、てなった。正直かなりしんどい映画。
この例えもどうかと思うけど、北野武におけるTAKESHIsとかこのへんを外国人が見るとおんなじ気持ちになるのではないか笑(あ、TAKESHIsはそこまで嫌いじゃないんだが)

信者が付いていくような作風なので興味がない場合、理解しようって気持ちすら起きないっていう。たとえばシーン毎で、あ、おもしろいな、てところがあれば違うが、個人的には全然で、だから、なんだよっ、ていうのばっか。

ただ終盤のオチ、あれ、なんだよな。もしかしてあれやるためだったの、それはそれでまんまとしてやられた感じで腹立つな笑

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okaoka0820

2.5映像としての価値は高い

2021年8月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

冒頭の物乞いいはありがちかな、と思ったが、次のボディースーツ、墓場、と映像にはインパクトあるが、中身は?でした。
謎があるのかと思い頑張ってみるも、結局伝えたい事があるというより、奇想天外なストーリーを見て、という事なのかな?と。

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ho

1.0ゴジラのテーマ曲

2020年11月1日
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鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

3.0不思議と心に残る映画

2019年8月27日
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知的

難しい

第一印象は「???」映画界に対するオマージュってことは何となくわかるけど影像のインパクト>>>>>ストーリーな感じ
けれどもなぜかふとしたときに思い出す
時々見返してもやはり「???」ってなるけど、
人に勧めたくなる映画ではあるかな、言葉で説明できないし、面白いから是非見て!って感じではないけど
前情報無しで見てもらって話しに花が咲く事は多い
それだけ深い作品って事なのでしょう

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バスト・ラー

3.5装いながら

2019年2月8日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

監督自身が登場するシーンから物語の幕が開き、一日に十一人を演じる、その日によっては演じる人数も異なったりするのか?リムジンの運転手は固定なのか?

余計なところまで考えてしまう、謎なのか?何なのか?不思議な感覚に陥る。

フランス映画で"ゴジラ"の音楽が流れる意表を突かれる演出や唐突にミュージカルなど興味の持続力は最後まで尽きない。

一体全員、彼は何者なのか?"オスカー"と呼ばれる一瞬の時が本来の自分自身なのか?いや、それすらも演じている人物に過ぎない、他人を装いながら歩む人生が職業である斬新さ。

自分なりの感覚で楽しめる作品として、それぞれの価値観が色々な方向へ、答えや感想も様々に!?

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万年 東一

3.0カラックスを観ずして映画通を名乗るなかれ。

2019年1月22日
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鑑賞方法:VOD

という僕もこれが初めてです。自分への戒めです。
この映画、最後まで意味不明でした。
映画へのオマージュが散りばめられてるなんて語ってる人が大多数ですが、果たしてほんとにそれだけなんでしょうか?もっと深い何かがあるような気がします。といいつつもそれが何か全くわかりません。
もっともっと勉強して、そして何度か繰り返し観て、ようやくわかった気になれそうな気がします。この映画は、人生の宿題にします。

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ちかし

4.0観る価値大

2018年10月18日
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どういった角度から読めばいいのかまったく検討が付かないし予測もつかない。
展開に振り回されているうちに深い謎が解けていく感じ。
映画ファンなら観る価値大。

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miharyi

5.0オープニング、戻る→進む 商業化形式化した映画 観客は寝ている。 ...

2018年7月18日
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平一

4.5絵本を見るように

2018年6月9日
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絵本を見るように、11のページをめくる物語だ。

監督はヌーベル・バーグの新星だが、「ヌーベル・バーグ」は、そもそも大人の創作した世界ではなくて、空想と現実の新しい渦に遊ぶ子供の見ている世界だと思う。発見ではなく物語への回帰なのだ。

例えば
「あおい目のこねこ」や、
「わらしべ長者」。
「100万回生きたねこ」もそうだ。
繰り返す物語は、ひたひたと寄ってくる新しい波。

かつての同僚で、ニューヨークでリムジンの運転手をやっていたという人がいた。
新潟の中西さーん!
どんなお客を乗せたのかな、どんなストーリーがあったのかな、
また会って話が聞きたいよ。

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きりん

5.0気付いたらハマってた

2017年1月10日
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難解な部分もあるし、
グロテスク、気持ち悪い、
と思われる部分もある。

ストーリーも「??」となりつつも、
気がついたら
映画館で、
周りに人がいることも忘れて
自分が映画館に来てる事も忘れて、
すっかり引き込まれていました。

映画と私しかないみたいに。
というより、
映画の一部になったんじゃないかと思うくらい、
すっかりハマってました。

映画を観て 何年も経つけれど
忘れられない作品です。

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同時多発ネコ

1.0苦手なものは苦手

2016年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

私が苦手な映画のジャンルの一つに、鬼才が描く難解映画・哲学映画がある。
そういう映画って、批評家からは絶賛され、世界レベルで見れば傑作なのだろう。
でも、おバカな自分にとっては全く理解出来ない。

レオス・カラックスも世界が認める天才なのだろう。
「ポーラX」以来長編としては12年振りとなる本作も、批評家や世界中で絶賛。
リムジンに乗り込む男が、11人の男に姿を変え、奇妙な仕事をこなし、ある一人の女性を追い求める様を、現実と幻想を交錯させて描く。
シーン一つ一つに深い意味合いがあるのだろう。
レオス・カラックスの才気もほとばしってるに違いない。
…でも、この映画を理解出来た人、何人居るんだろう?

こういう映画に魅了されてこそ、真の映画通なのだろう。
分かり易い娯楽映画を好む自分なんて、映画通の風上にも置けないただのミーハーに過ぎないかもしれない。
でも、びくびくしないで声高らかに言いたい。
好きなものは好き、苦手なものは苦手。
この映画、苦手だ。

また自分の低脳振りを示す事になるが…
唯一印象に残ったのは、あの偉大なテーマ曲がかかった時だけ。
(どういう意味合いで使用されたんだろう? 男の奇行は怪獣のようなもので、それを表す為に使用されたのかな?)

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近大

2.5ドニ・ラヴァンのお仕事ムービー。メルドも出るよ!

2015年5月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

寝られる

ドニ・ラヴァンがオムニバス映画「tokyo!」のカラックス作品で演じたメルドを始め、様々なアポと呼ばれる他者になる仕事?を演じていくというストーリーなのだけど、彼が成るメルド以外の人物もどうやら他作品から続く文脈があるようで、ドニ・ラヴァン、レオス・カラックス、ひいては映画全般についての相当な知識が無いと言わんとすることを完璧に理解することは難しいだろうと思う。メルドでのフレンチジョークですらも置いてけぼりの感があった僕としては、かなり厳しかった。

彼が劇中で演じていく物語も現実社会に対する風刺の入ったものが多いようだし、映画製作側と少なくとも同じフィールドに立たないと評価の仕様がないような気もしてくるので、この映画単体としてはなかなかこれくらいの評価しかし難い。

ストーリーは現実と演技の境というものがわからなくなっており、映画とは、演技とは、自分とは、といったような観念的なテーマを提示してくる。その辺り「8 1/2」のようであり「バードマン」のようであり、巨匠になるとそういう自身の苦悩とかを作品に昇華したくなるものなのだろうか。

ラストの解釈も、他者やシステムに行為を代替させてそれを体感するだけになっている現代への嘆きと取れたけれど、果たしてそれが合っているのか....
カラックス作品や映画的素養がもっと増してから見るとこの映画の評価ももっと高まるように感じた。

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わたP