陽だまりの彼女のレビュー・感想・評価
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ベストの配役
見事なファンタジー。
ただ、真央の秘密は、映画冒頭でわかってしまいますけれど、
それでも、ファンタジーなので、OK。
それぞれの役者さんたちのファンが観る映画だろうと、タカをくくっていたが、完全に敗北。平謝りしたいです。
素敵な映画でした。
まず、主役の二人が良い!真緒を出来るのは、上野樹里しかいないだろうと思わせるほどの、ハマり方。
さえない普通の男子を、まさか、松潤がこんなにぴったりなんて!!
二人共、本当にほのぼのと、可愛らしい。
二人がスクリーンに揃うと、自然に微笑んでしまうほど微笑ましいです。
しかし、何よりもこの映画で光っていたのは、
中学生の真緒を演じた、葵わかな!!この上なく可愛い!!
彼女はもう、そのもの!!
葵わかなの出会えただけで、もう、それだけで得した気分になれるほどでした。
あの時のブライアン。
まず上野樹里。この役は彼女しかいない、という気がした。
観終えて、このタイトルが絶妙なタイトルだったことに気付く。
なるほど…。そうか、だから陽だまりとつけたのか。巧い!
意外なところで感動し、この不思議なラブストーリーを
想い出しながら、もし自分が真緒だったら?なんて考えてみる。
ハッキリいっていい話だ。しかしとてつもなくファンタジー。
こんなことあり得ない、と整合性を求めると破綻する物語だが
私はどこかでこういう出逢いを期待してたりするんじゃないかと
大いに思う。大好きな人の傍にいたいと思うのは当然のことだし、
それが本当にミラクルな出逢いをもたらしたら凄いことだと思う。
決して信心深いわけではないが、輪廻転生も変わらず信じている。
この物語の秘密は真緒という女性に隠されているのだが、
これは冒頭~中盤での彼女の態度や振る舞いを観ていれば気付く。
まさかあり得ないよね?とは、今作ではとても言えない(爆)
どこまでがそうで、どこまでが違うのか?なんて色々考えてしまう。
が、あれだけ奥手で存在感ゼロの男・浩介(これをマツジュンとはね)
の幸せそうな顔を見ていると、良かったじゃないか~と素直に思う。
ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」に表現されている世界観そのもの。
逢いたかったんだな、真緒は。本当に。
秘密を孕んだ物語ということで、ややミステリータッチな部分もある。
出たか!夏木マリ!という感じで(この人は人間にも見えない^^;)、
重要なカギを握るこの人物の背景は切なくもあり怖くも見えてくる。
総てを知った浩介が、茫然とラストを迎えるまではやや長いが…。
ネコ好きには堪らない作品だろうが、
ネコ以外でも動物好きな人には通じる部分が図らずもあると思う。
幸せは、いつやってくるかも、どこで終わるかも分からないが、
大切に育んでいきたいものである。次の世代の出逢いのためにも。
(いい話なのに申し訳ないけど、「食っただろ!」がいちばんウケたわ)
まさかの!!
こうすけのようなやさしく可愛い彼がいたらいいなと前半うっとり気分で見てしまいました。松潤が美し過ぎる!じゅりちゃんが可愛すぎる!
後半はシリアスと思いきや、突然のファンタジー突入で、まさか金魚食べたのは…?とある意味ドキドキしながら見ていましたが、やはりそういうこと!?とわかってからはどうしても、相手は猫という気持ちが出てしまって泣く感じにはなりませんでした。ちょっと漫画っぽい。
最後のまお登場はどういうことなのでしょうか?こうすけには幸せになって欲しいので、また猫戻りはしないといいですけどね。
場違いな感じ
「映画.com」の評価が高いので、『仕事帰りに観た。いつもの「TOHOシネマズ上大岡」。観客の大半が若い女性。生ビールとポップコーンの中年は、場違いな感じ。案の定、映画もかなりの世代間ギャップを感じる内容。ヒロインの上野樹里でもった129分だった。
ほっこり
この監督の「ソラニン」もそうですが、大きな話の急展開も緩やかに、穏やかに流れていきます。物語の伏線もたくさんあるので、割りと早い段階で真実に気付く人も多いと思いますが、それでも楽しめる作品。私個人としてはとにかく真緒が可愛かったです。
もう一度お金を払って見に行くことはなさそうですが、DVDで今一度観たい作品ですね。
見終わったあとの後味のよさはなかなかのものです。
ただの再会純愛ものと思ってたらファンタジーだった。
結論から言いますと、今年見た中では最高の映画です。特に男子に見てもらいたい。恋愛の胸のときめきとかを味わえて、尚且つストーリーも練られていて感動もできます。
CMの上野樹里があまりにもかわいくて胸がときめいたので見に行きました。
大した予習もしていなかったので、前半の再会してからラブラブな二人を見て、思わずニヤつきながら胸をキュンキュンさせてたら、不意打ちでした。
で、単なる記憶喪失ものなのかなーと思って見てるとまたびっくり。前半の猫の回顧シーンはそういう伏線だったのですか!我ながら気づくのが遅い。前半で鼻の下を伸ばしていろいろ上の空だったようです。。。
しかしこの恋愛映画における2度どんでん返しが私の中では新鮮で、これだけで見る価値ありだと思いました。何も知らずに見ていてよかったと心底思いました。
全体としては、前半の純愛キュンキュンパートと後半のシリアス伏線回収からの感動のラストが半々ぐらいの時間感覚で、一粒で2度美味しい感じでした。
ラストのお別れと後日談のところはもちろん涙。感動せずにはいられませんでした。
不思議と真緒が猫に見えてきました。
決してハッピーエンドではないけど、後日談の救われてる感じがとても良かったです。
最後に現れる真緒はいろんな解釈があると思いますが、転生した猫が、このまま主人公をひとりにさせるのが可哀想と思って、気を利かせたんじゃないかな。。。
俳優陣も豪華ですがそれぞれキャラは個性的で、面白みがあります。コメディものぐらいキャラ立ちしているキャラもいます(笑)
デート尾行しちゃうアイツも可愛いし、猫に餌買ってる勉さん(三省さん)もかわいい。上司は憎めないいいやつだし、同僚も個性的。
何より俺様なイメージの松潤が奥手なキャラを演じ切れていてよかったです。
そして上野樹里さんはまさしく天使のようなヒロインで可愛くて可愛くて仕方なかったです!
個人的には終電からわざと降りて、「終電なくなっちゃったっ」て言う真緒ちゃんが最高でした。
おすすめポイントとしては、奥手な浩介が真緒と再会してからの、のろけっぷり。
ど真ん中すぎて会場が笑っちゃうぐらいのものでしたが、決して悪い意味ではなく、感情移入しているので二人の仲が進むのがもう嬉しくて笑っちゃう(ニヤける)感じです。
作品のテーマソングであるビーチボーイズの曲も雰囲気を盛り立てていてCD買いたくなります。
猫が人を好きになって、人になるんだけど、長く苦労する。大人になって再会、そしてようやく幸せになれた時にはもう時間がない。そういう単純なストーリーでここまで見る人を感動させられるのがやはりすごいです。
後日談のパートで、社内パーティーでビーチボーイズの曲を聴いて浩介が泣いてるシーンが印象的でしたが、まさしくこのシーンがこの映画を象徴していると思います。「楽しい」からの「感動」への流れが唐突だけど美しい。
以上、陽だまりのような気持ちになれる作品でした。もう一回見てもいい!
あと、猫には恩を売っておこう!
Wouldn't it be nice!
なんの前情報も無く、単なる恋愛ムービーかと思って見てたら
「あっ、ファンタジーなんだ」でびっくり。
猫舌、機敏な動きなどの伏線で早々に気づいてしまいましたが素敵なファンタジーだと思います。
この手の映画の毎度毎度のキャッチフレーズと、なんで「松潤?」に
少々うんざりして、これまた世間からおしゃれ&素敵スポットとして市民権を得ている江の島を舞台に綺麗な映像とThe Beachboysがとてもよかったです。って素直に思えませんでした。なんだかどれもこれも狙いすぎているようで。。。
そんなことはさておき、この映画の最大の収穫は中学時代の二人。
北村くんと葵さん。
特に葵さんは、なんだかとっても魅力的でした。
北村くんが葵さんに勉強を教えるシーン。甘酸っぱい思い出がみんなの心を満たしてくれると思いますよ。
小説原作の実写化としては“必見”!
“彼女の秘密(オチ)”についての「ありえない」「引く」「台無し」等々の『一定割合の方々の不評の声』は、当然あるでしょうし、あってしかるべきだとも思います。しかし、この映画について声を“大”にして云いたいことは、少なくとも原作を読んで、少しでも「良かったな」など肯定的に思えた方には絶対に観て後悔はしない、ていうか、観て欲しい。そうすれば観終わった後、素直に涙すること間違いなし!ということです。もちろん原作どおりのままではありませんし映画オリジナルの役や設定はありますし、ラストも違いますが、底辺に流れる二人の物語(世界)はきっちり押さえている上に、“主人公二人”が良いんです、ホント! 特に真緒! 上野樹里が素晴らしい! 中学生の時(葵わかな)も良い! そして音楽(素敵じゃないか)! 観後、家で動画サイトであらためて曲を聴くと思わず涙ぐんでしまう程切なく心に響いてきます。こんなに後味の残る映画は久しぶりです。 とにかくお薦めします。私ももう一度(二度?)観に行きます。
余韻に浸れる映画
見ているうちに映画の世界に引き込まれました
映画のオチは勘がいい人ならすぐわかるのですがオチがわかっても全然飽きない映画です
映画が終わっても余韻が残っていてとても素晴らしい映画でした。
日本のファンタジー映画です。
日本のファンタジー映画はこれだ。ぐらいの安心して見れる映画でした。ジュリちゃんの世界観がキャラクターにマッチしていると思いますす。
また、男女間で着眼するポイントも違うような気がする。
最後に夏木マリがリアルに魔女に見えてしまう。(笑)
心の陽だまり。
ラスト前でしょうか。
ビーチボーイズの曲と共に、涙が止まらなくなりました。
ですが悲しくて号泣するようなものではありません。
泣ききった後に、心の温度がじんわり上がる、まさに陽だまりな作品でした。
基本的にファンタジー色の強いラブストーリーです。
現実ではあり得ない。
だからこそどこか現実離れした綺麗な映像。
いつもの江ノ島も、鎌倉も、とても幻想的に見えました。
切ないのに、どこまでも温かい。
画面の色々な場所から、その温もりが伝わってきます。
幸せいっぱいのシーンでは、こんな恋がしたいなぁとしみじみ思い、キュンとします。
演者の皆さんも素敵でした。
特に主演の上野樹里さんの演技は、(個人的に)のだめカンタービレのはまり役に匹敵するレベルで素晴らしかったです。
彼女のフンワリとした表情が、声が、仕草が、ストーリー全体をゴールまでじっくりと温めてくれました。
影を持ちながらも、好きな人の前では常に笑顔を絶やさない女性。
衣装もお似合いです。
こんな女性になりたいなと、思わずマスタード色のコートが欲しくなりました。
松本潤さんも今までのガツガツとした演技ではなく(良くも悪くも何をやっても松本潤さんというイメージでした)肩の力が抜けた、柔らかな表情をされていて、良い人生の中で歳を取られているアイドルだなぁと感じました。
端正な顔立ち故か、真緒に向ける瞳が優しく印象的です。
これからもこのような役柄に挑戦して頂きたいです。
そして中学生時代の役者さんにも拍手を。
ここまで現在シーンと回想シーンにズレのない役者さんは数少ないです。
驚きました。
最初本当に見間違えてしまいそうになるほどで、演技も雰囲気作りも頑張っておられました。
中学生時代の彼と彼女のシーンがあったからこそ、深みのあるファンタジーになったと感じております。
原作未読のまま行って正解でした。
ジャンル的にチープになりがちな中、頑張ってまとめられた作品だと思います。
オチを知った後にも、もう一度見たくなりました。
甘酸っぱさと、言葉にし難い淋しさが、これからの肌寒い季節にぴったりマッチしていました。公開時期も良かったです。
冬の江ノ島に行きたくなりました。
心温まる映画に感謝。
懐かしい恋心がよみがえります。
全編、陽だまり感満載でした。
懐かしい若かった頃の胸キュンな感じがよみがえりつつ、途中から、なんとなく展開が見えはじめ…『やたら松潤のアップ多いなぁ(~_~;)』の思いはあったものの、最後はやはりホノボノとした感覚に包まれました。
まさに女の子の好きな恋愛映画ですね。
上野樹里も可愛かったけど、中学生時代を演じた二人も雰囲気が合って、とっても良かったです。
とにかく可愛かった!
たまにはこんな現実離れした映画をゆっくり見るのもありかな?♪
DVDレンタル始まったら、また観てみたい映画です♪
この季節にぴったりなあったかムービー
偶然と必然が背中合わせで進むストーリーに、
何気なく過ごしている日々が
いかに貴重で大切な時間であるか、
相手に対して愛情もって接してあげられてるかを
自分に問われた気がした。
何より主演2人の空気感がいい。
付かず離れず爽やかで
ラブシーンも清潔感漂う可愛らしさ。
中学生時代と大人になった浩介・真緒の
双方の役者が歩み寄り、互いに素晴らしい演技もみせている。
ほんわりした柔らかい映像の雰囲気とあいまって
まさに陽だまりの中にいるかのよう。
笑えるシーンも意外に多く、切ないシーンでは思わず涙こぼれそうになるほどの感情幅が豊かな話で、
素敵な楽しい時間を共有できると思います
ちょっとひんやりしてきたこの季節にぴったりな
心から優しくほわっと暖めてくれる
誰にでも見やすい作品となっています。
見わず嫌いでは勿体無いですよ。
ぜひ映画館へ陽だまりを求めて行ってみてはどうでしょうか?
可愛い。
松潤はイケてないキャラのほうが好感もてるなあ。
樹里ちゃんは影のあるキャラ演じさせたら最高に上手いね。
忘れて覚えていないから知らないだけで、意外と日常のなかにもあるエピソードなのかも…て観てたらほんわかあったかくなりました!
素敵じゃないか!
原作が発売された当初に読んでいたので記憶は曖昧でしたが、オチは印象的だったので覚えていました。ただこの映画を楽しむにも感動するにもオチが全てなので原作は鑑賞後に読まれることをお勧めします。物語は過去と現在を行き来しながら進み、序盤からラストに向けてこれじゃオチがバレるだろと言わんばかりに伏線が張り巡らされており勘のいい方は途中で気づいてしまうかもしれません。配役として松潤はさて置き、上野樹里はかなりハマっていたと思います。三木監督の作品はとにかくヒロインが可愛く描かれている印象です。今作も例外では無く男性はもちろん女性から見ても上野樹里の演技にはキュンキュンさせられるものがあります。また、原作にも登場し、今作のテーマソングであるビーチ・ボーイズの曲【素敵じゃないか】がとてもマッチしており、この物語を上手く印象づけています。ただやはり原作を先に読んでいたことによる感動の半減、それと恋人同士になるまでの上野樹里の演技ぎこちなさ、これにより星3つと評価させて頂きました。少しでも参考になればと思います。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
ほのぼの、あったか。
原作を知らず、パンフのあらすじのみの情報で見に行きました。
なぜが、最初の江ノ島のシーンでなんとなく最後が読めてしまった私…。話が進んで行くに連れそれが明確になり、最後はやっぱりと言う感じでした。全体的にほのぼのしていてあったかい気持ちになりました。上野樹里の演技が今まで好きではなかったのですが、今回はなんかよかったなぁ〜。可愛くて役にとてもはまっていたと思いました。
それにしてもまおの子供時代の役の子が似てて可愛かった。
猫可愛いよ
この作品の舞台である江ノ島って猫島でもあるんだよなぁ。
そんな江ノ島に一番近い映画館で観賞しました。
その映画館109シネマズ湘南で以前江ノ島プリズムを観たのですが、その時劇場限定予告編でこの作品を知りました。
単に地元が舞台の作品という認識だったのですが、ヒロインの可愛らしさに引き込まれてしまいました。
あと、主人公2人の役者が10年前の中学時代と現在とで違和感が無いのは驚いた。
ハリウッドならともかく邦画ではなかなか珍しい。
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