凶悪のレビュー・感想・評価
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リリー・フランキーがリアルだ
はじめなんでトミーズ雅が出てるのかと思ったけど、よく調べてみるとピエール瀧だった。リリー・フランキーって実生活でもこんな感じじゃないのかなと思った。妙に優しそうな声をしてるけど怖い。池脇千鶴もいい演技してると思う。うざくて嫌味なしゃべり方がリアルすぎる。無名の脇役俳優に早稲田とか阪大出身の人もいてこの二人もいい縁起や見た目をしている。この作品はリアルの事件を扱ったものらしいですが事件が起きた頃から日本は完全にオワコン化していったと思う(情けない)。
何度見ても
見るべき所が多いけどその分拡散しているという印象。テーマはシークレ...
報道が司法を動かした事実を基にした映画
この映画は実話が元になっています。
雑誌の編集部記者・藤井(山田孝之)に死刑囚の須藤(ピエール瀧)から
手紙が届く。
自分が犯した殺人事件には首謀者がいて、彼が罪を逃れて
のうのうとシャバで暮らしているのが許せない。
なんとか主犯の先生こと木村(リリー・フランキー)を捕まえて、
裁いてほしい・・・という内容だった。
拘置所に出かけて須藤に面会した藤井は身震いするほど興奮して
木村を司法の場に引き摺り出して、罪を償わせたい・・・
そう思ったのだった。
記者役の山田孝之が事件にのめり込んでいき、
次第に狂気に取り憑かれたように
暗く澱んで荒んでいく様が、まことにリアルです。
殺人なんかと無縁な普通の人間が、
殺して焼いた・・・
とか、
生き埋めにして殺した・・・
酒を無理やり飲ませて死に至らしめた・・・
なんて事を毎日聞かされ考えていると正気を失っていく。
藤井にも須藤や木村の狂気が乗り移る様は、事件の異様さと、
犯人たちの罪の意識の低さに驚くばかりでした。
須藤もそして木村も、
罪の意識なんてこれっぽっちも感じていない・・・
これこそが人間の【凶悪】な姿・・・
人間の持つ内なる一面・・・
あまりの良心の欠如に、いたたまれない気持ちになりました。
しかし【罪】や【恥」】の意識に苛まれる人が多いのも一方の事実です。
木村は逮捕されて無期懲役に確定した。
「新潮45」編集部の成した仕事は賞賛にに値する。
また、一線を超えた殺人者の得体の知れない【闇】
尋常ならざる【狂気】に戦慄しました。
いたたまれない
想像していた通りの残虐な事件を繰り返した凶悪犯の顛末を描いたストーリーであった。
この物語がフィクションであることを踏まえて観ているので、先生や須藤の手にかかり苦しんで死んでいった方々がいたと考えるといたたまれない気持ちになった。
先生も須藤も本当に残忍な人物であり、どうやったらあのような人物となるのか。
生い立ちを調べてみると須藤は昔から非行を繰り返しており、先生はサイコパスな行動を行っていたとのことだった。
この映画を観てもらうことで、多くの方にこの事件があったことを知ってもらえるし、観た人はそれにより多くの気づきがあると思う。
三人の狂気
山田孝之・リリーフランキー・ピエール瀧
この三人が揃ったらそらこんな正気の映画ができるわなぁ、でも決してバイオレンスだけでなくじわりじわりと人間の業が滲み出て面白かった。一番悪いのは彼なのかなぁ…
3人の演技が素晴らしい
山田孝之、リリーフランキー、ピエール瀧の演技がすごかった
ストーリーは大して面白くなく、あまり心に残らなかったが3人の演技が素晴らしく見入った
実話という所が心にくる
リリーフランキーとピエール瀧演じる極悪人が本当に人を殺すことを楽しんでいるように見えた。
特に保険金をかけておじいちゃんにお酒を沢山飲ませ殺すところなど...
ラストは少し胸糞悪かった
また見ようとは思わない
山田孝之は雑誌の記者。 編集部に届いた死刑囚(ピエール瀧)からの手紙がきっかけで取材を始めることになった。
動画配信で映画「凶悪」を見た。
劇場公開日:2013年9月21日
2013年製作/128分/R15+/日本
配給:日活
山田孝之
ピエール瀧
リリー・フランキー
池脇千鶴
吉村実子
小林且弥
斉藤悠
範田紗々
米村亮太朗
松岡依都美
村岡希美
九十九一
題材となったのは、新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫)
「上申書殺人事件」は
「石岡市焼却事件」、
「北茨城市生き埋め事件」、
「日立市ウォッカ事件」の3つの事件の総称。
山田孝之は雑誌の記者。
編集部に届いた死刑囚(ピエール瀧)からの手紙がきっかけで取材を始めることになった。
ピエール瀧はヤクザ。
人をいとも簡単に殺す。
被害者の老人たちや自分の舎弟たちの命もなんとも思っていない。
リリー・フランキーは老人を殺して、その人たちの土地や財産を自分のものにしていた。
九十九一は身寄りのない老人を探してリリー・フランキーに紹介。
範田紗々はアダルトビデオそのままの艶技。
この事件の取材に夢中になった山田孝之はアルツハイマー症の母親を妻(池脇千鶴)にまかせっきりになり離婚を切り出される。
この映画の事件の内容がほとんど実話だということに怖さと恐ろしさを感じてしまう。
エンターテイメント作品としては上々の出来で、
公開時はロングランとなり、
多くの映画賞も受賞している。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
重すぎて憂鬱
「凶悪」は2013年9月21日公開の日本の犯罪映画である。1999年に実際に起きた「上申書殺人事件」を基にしている。
いや〜重いですね〜。重くて暗くて見てて憂鬱になります。まぁ、実話といえどところどころ、盛り上げて欲しいところです。それが"作品"を作り上げる監督の見せ場じゃないでしょうか。視聴者がこの暗さについていけるのか心配です。
さて本作のタイトルの「凶悪」ですが、これは殺人犯の須藤や木村はもちろん、主人公の藤井、そして嫁、保険金殺人を委託した家族など、、それぞれに言えることやと思うんですよね。ようは人間の本心には悪が宿ってるんですよということをこの映画を通してメッセージとして伝えています。人間、誰しも凶悪な心を持っているみたいです。
リリーフランキーのサイコパスな演技が素晴らしかったなぁ〜。ほんと器用な人だ。
駄作
酷いけど笑えてしまう。
どストレートな人間心理。
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