アンナ・カレーニナのレビュー・感想・評価
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不快だけど印象に残る
ストーリーというか、アンナカレーニナの生き方とか考え方は自分勝手すぎて、とっても不快でした。
まぁでも、衣装とか音楽とか演出とかは全部好みだった☆
たぶん印象に残る映画になったー。
その「喜劇」は 現実に続いている
○うまいです。これ。
音楽(BGM)に活用とか、
洋服や部屋の壁紙などの色彩が、効果的。
多彩な情報で、仕上げようとしている。
○監督の発案と 脚本の夢語りと 原作の威厳
これらが 柱になってたと感じました。
三者それぞれによる工夫満載。
○一番最後の花畑のカットの意味
あの一場面、好きです。
私の隣にアンナがいるのではと感じさせる。
○綺麗なもの好きさんにオススメ
舞台のようなセットなので、
綺麗な衣装や装飾など、
多方面で楽しめます。
芸術作品としては優・娯楽商品としては下劣・・
原作に対してどう解釈するか?てのが・・
ショウビズ界の醍醐味に思う・・。
原作に沿って・・高評価?バッシング?
原作との乖離で・・賛同?袋叩き?
トルストイは読んでないけど・・
・・この映画(作品にしろ商品にしろ)の登場人物誰一人にも共感を得ません。
見なければ良かった。
嫌ミス?じゃないけど・・嫌ムビ?見た後、胸糞悪くなる映画です。
◆前半30分までにつかみ・・
◆カーアクションやガンアクションやスピードアクションなりバイオレンスが有り・・
◆友情や家族愛・・
(◆ラブストーリーものなら恋愛が成就し・・)
◆主人公がピンチに陥りハラハラし・・
◆ラストはハッピーエンド大団円♪
◆エンドロールの後に、おまけ画像でクスッとさせてくれる(ERは五分程度)・・
↑それがハリウッド印のマンネリズム(作風・お約束)です(V)o¥o(V)
こりゃ何だい???
劇中の、舞台に見立てた進行や帝政ロシア時の衣装やセットは素晴らしかったし・・
主演の二人も素晴らしい!(Kナイトレイのド貧乳も俺は好きだ!)
今一度言う・・
『だがこれは商業映画として、失敗作の欠落品だ!』
映画に携わる方々に敬意を表し、☆①ならレビューしないんだけど・・
作品側にも商品側にも・・どっちつかずな半端な映画。に怒髪天突く想いでした・・。
一つ前の方のレビューに有りました・・
『主人公を嫌な女に見せない、監督の手腕が大事だ~(※意訳・抽出)』
完全に同意!!!
加害者が被害者ぶるメンヘラオナニー映画に見えた。
最悪・・。
●ラブアクチュアリーで大好きになったキーナ・・を嫌いになりそう。
俺的な、トラウマ映画に認定!!!
ヒロインを演じることの難しさ
何度も映像化されている世界的に有名なトルストイの小説『アンナ・カレーニナ』。
監督のジョー・ライトは過去の作品との差別化を図るため舞台劇に見たて劇場自体を様々なシーンに利用している。場面転換はスムーズだしとてもよく考えられている。
ただ、これが観客が物語に入り込むための、あるいは登場人物の感情を理解するための助けになっているかと言えば疑問だし、登場人物のダンスの振り付けのような動きにも違和感を感じた。
もちろん、小説を読む人、映画を観る人が何をどう感じるかは人それぞれだが、この物語の場合、いかにアンナの行動を観客に理解させるか、最後まで観客を彼女の味方にしておけるかは結構重要なことなんじゃないかと思う。
下手をしたら、自業自得の上、破滅した哀れな女と受け取られても仕方のない役だが、それでもこの役を演じる女優は観客に嫌われてはいけないと思う。
それは、女優だけの問題ではないが、キーラ・ナイトレイにそこまでの説得力があったかと言えば疑問が残るのも確かだ。
と、ヒロインには感情移入するのが難しかったものの、コンスタンチンとキティのカップル(ヒロインを巡る三角関係の対極としての)行く末には共感出来た。二人が気持ち文字遊びを使って確かめ合うシーンは良かった。
アカデミー賞衣装デザイン賞受賞作品だが、衣装よりもアクセサリーの使い方が素敵だった。
泣ける
引き込まれる映画で映画館で見ればよかったなって作品!
愛に生きた主人公でこの時代で離婚するとかって大変なスキャンダルなんだね...。
最後、死ぬなんて!
悲しすぎる..
あと、音楽がすてき!
美しい映像と音楽
とっても美しくて息をのむ映像、音楽でした。
予告の映像の美しさを裏切りません。
お話自体は正直すっきりいかない、ふーんみたいに感じてしまいました。
キーナとアーロンのやりとりがとっても色気があって、美しかったです。
お話はあまりはいってこなかったけど、もう一度あの世界に浸りたくて、観たくなる作品でした。
アンナ、華麗だな…キーラキーラして
「アンナ・カレーニナ」はこれまで何度映像化されてきたか?…正確に答えられたらちょっとした雑学になる。
その何度目か分からない映像化に今回挑んだのは、「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイのコンビ。
現在考えられる、コスチューム劇のベストのコンビだろう。
「プライドと偏見」も「つぐない」も魅力的な作品だったので、この古臭い話(失礼!)を今さら映画化するにあたって、何かよほどの新味でもあるのだろうと見てみたら、まあそれなりにはあった。
幕がせり上がり、舞台劇のような様式で始まる。舞台の雰囲気・世界観を取り入れ、めくるめく場面転換は、それこそ舞台でバレエを鑑賞している錯覚に陥る。
加えて、映像・美術・衣装は陶酔させられるほど美しい。ジョー・ライト組の手腕が光る。
見せ方は凝っていて良かったのだが、肝心の中味の方は、不倫の恋とその末路。
良く言えばオーソドックス、悪く言えば新味ナシ。
ここら辺にこそ新味を出して欲しかったのだが…。
キーラ・ナイトレイはやはり、コスチューム劇でこそ美しさが映える。口半開き演技には目を瞑り、美しさに見とれた者勝ち。
ジュード・ロウのオッサン化は衝撃的だが、寛大が故の哀しさと愛憎を滲み出していた。
一昔前ならジュード・ロウが演じていたであろう青年将校ヴロンスキーに、アーロン・テイラー=ジョンソン。とても「キック・アス」のへなちょこヒーローとは思えない男の色気。かなりの実力派!
廻り舞台
廻り舞台を思わせる演出が楽しくて、テーマパークのアトラクションに乗ってるような気分になる映画。
トルストイもこんな風に軽やかに楽しめる時代なのねー、と目から鱗が落ちました。
アンナ演じるキーラ・ナイトレイ、良かった!
終始ソワソワ落ち着きなく貫禄も無いのだが、落ち着いてる女性だったら安寧な生活を捨てて駆落ちなんてしないよなーと、妙なリアリティあり。
ヴロンスキー演じるアーロンも良かった!
「アルバート氏の人生」の時も思ったが、この人、不思議と文芸系にマッチする。色悪演じて嫌みがない所もイイ!
そしてカレーニン演じたジュード・ロウ。
この作品で一番目立っていた。重厚で渋くて存在感があって、完全に主役を喰っていた。カレーニンに共感してしまうせいで、アンナの哀しさより愚かさの方が際立ってしまったような…。そんな演出も有りなのねと、目から鱗が落ちました。(トルストイの視点に逆に近い演出だったのかも…)
こんな「アンナ・カレーニナ」も悪くないと思える2時間でした!!
人生も舞台なのかな・・。
まるで舞台を見ているような場面展開の妙に感心しました。二人が気持ちをどんどん高めていく舞踏会の場面は素晴らしかったです。アーロン・テイラー・ジョンソンの美しさに萌えキーラ・ナイトレイの表情に(自分もこのような恋をしたことがあるので)泣けました。
それにしてもあのダンスはラブシーン並みに色っぽかった…。
凝った演出は見ていて感心
お話はさすがに古典的で、現代的アレンジもおそらくしていないのではと思います(不勉強のため原作未読)。何度も映画化、映像化されているこの物語を再度映画化するにあたり、ジョー・ライト監督は自身の持てる演出技術を詰め込んだ…そんな印象です。
得意の長回しも必見、舞台劇や人形劇を取り入れたかのような場面転換…美術や衣装もすばらしく、そうした細かいところまで見ていると、さすがだなと思ってしまいますが、お話としては2時間をやや超えるほどの尺で見るには、少し長く感じてしまいました…。
あえて古い話(それが悪いというわけではありません)を、いまやるからにはというチャレンジ、意気込みは感じましたが、ジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイの黄金コンビとしては、やっぱり「つぐない」「プライドと偏見」と比較してしまうので、それらに比べるとちょっと期待外れな部分はあったかな…と思ってしまうのも正直なところです。
でも、やっぱりジョー・ライト監督のコスチューム劇は、なんか見たくなる魅力がありますね。細かいところで工夫や技法は凝らしつつ、でも奇をてらった風には見えない。これからもいろいろ挑戦してほしいです。
豪華な舞台設定。
いよいよJ・ロウも自毛で勝負するという暴挙に出たか…!
なんてバカなことまで考えてしまった(ゴメンなさい)
文豪トルストイの長編ラブロマン…にして、しかしもう彼は
主演俳優(でもあるけど、老いた方だし)を退く歳になったかと、
複雑な想いを抱きながらボ~っと見つめてしまった私^^;
相変らず重苦しい演技に向いている風貌と、冷たい奴なのか
優しい奴なのか分からない微笑み方なんかにはゾクゾクする。
A・ジョンソンはなぜ彼が「キック・アス」なの?と過去を呪いたく
なるような顔と役柄の拓き方が気になって仕方ない俳優だけど、
まぁいいオトコなのは認めたくなる整合性と若さがある!うん。
私はオバサンだからこっちにはもう靡かないなぁ(ナニ言ってる)
と思いながら、でも実際の年上妻は靡いちゃったワケですから^^;
これからもバンバン売りだされるんでしょうねぇ。
K・ナイトレイの美しさは皆さんが絶賛しているんですけども、
確かにコスチュームプレイに於いては右に出るものがないほど
最近では絢爛な役どころが多い。演技力も申し分ないのだけど、
どうも私にはあの口がいつも半開きなのが気になって仕方なく、
彼女を見るとやたら口を閉じたくなってしまうのだ^^;貴婦人が
口を半開きはないだろう。アレ開いてるわけではないのかなぁ。
顎がああいう形なんだろうか(ゴメンなさい、しつこい性格でして)
今作でのアンナも美しさでは申し分ないのだけど、どう見ても
ロシア人の様には見えないんだよなぁ。線もグッと細いしねぇ。
まぁそれぞれの役者の個性はおいといて、
今作は面白い試みが為されており、舞台とロケを併用した光景を
楽しむことができる。アンナがよろめく社交界は舞台劇がメイン、
リョーヴィンが働く田舎ではロケがメイン、競馬までも舞台中で
やるという演出がエラく斬新!観ていてエッ?とは思うんだけど
なるほど、そういう構成にしてあるのか~と演出技に感服しまくり。
そもそもアンナとヴロンスキーの不倫劇にまったく同情の余地が
ないため^^;可哀想なリョービン!頑張れリョービン!!といった
妙な応援感覚で最後まで観ることになった。しかしリョービン君、
キティがアナタの本質に気付いて本当に良かった、報われたねぇ。
彼女が義兄の身体を拭くところなんか、よくぞここまでと思うほど
彼女の成長が見てとれて嬉しくなった。反面、アンナの悲劇が
より色を増すんだけどね…。身勝手にも程がある。のはやはり、
女として生きるか、母として生きるか、の選択を誤った時なのかな。
重苦しい文芸大作とはいえ、衣装をはじめ、見所は満載。
好き嫌いは大いに分かれそうな仕上がりだけど、豪華さはピカ一。
(リョービン演じたドーナルってB・グリーソンの息子!?似てない)
ダンス・シーンが魅惑的
描き方が演劇、バレエの舞台展開の様になっており、ハッとさせられました。
序盤のアンナとヴロンスキーが恋に落ちるダンスシーンが魅惑的でした。しっかりと組まない手の甲を触れさせるだけの踊り方はむしろ官能的に思えます。
「縛り付けるのでなく、感じる事」
「感じるだけでなく、離れられない事」
「触れるだけでなく、複雑に絡み合っていくこと」
その後の2人を予見させます。
また、アンナと対照的に描かれたリョーヴィンの2度目のプロポーズシーンは本当にロマンティックでした。暗号のなかに隠された「2人しか分からない世界」、これぞ恋愛の醍醐味だと思います。
このシナリオを書けたトルストイは凄い男だと思うのですが、実際は悪妻で苦労したのだと聞いて絶句です!ソクラテスと並んで悪妻が偉大な哲学者を産むということでしょうか。。思わず原作もチェックしたくなる「愛とは何か」「愛するとはどういうことか」を改めて考えたくなる作品でした。
描写はおもしろいのだが・・・
舞台で演じられる「アンナ・カレーニナ」と現実描写をリンクさせた手法で、出演者が舞台の袖に引っ込むとそこは大きなお屋敷だったり、舞台の頭上のキャットウォークを渡ると安ホテルの一室になっていたりと、からくり屋敷風でおもしろい演出だ。
大道具だけでなく、互いの気持ちを探ったり打ち明けたりするのに、積み木のようなものを使った文字遊びも小道具として活きている。
旋律の美しい音楽に乗ってアンナとヴロンスキーが踊るシーンは、同じく一目惚れから発展する「ロミオとジュリエット」(1968)のダンスを思い出すが、はるかにスピードがあり、優雅さとダイナミックさを併せ持った振付は、それを見逃さないカメラワークとともに見応えがある。
何もかも捨てて恋に生きる覚悟をしたはずのアンナだが、社交界の華としての過去から抜け切れない。彼女の建て前と本音の間に生じる矛盾は、ヴロンスキーにアンナのことを煩わしく思う心を育ててしまい、いっそうアンナを苦しめることになる。
破局していくアンナと、かつては社交界に憧れていたが農業を営むリョービンと結ばれるキティを対照的に描き、慎ましく暮らす幸せの大切さを説く。
このキティを演じたアリシア・ヴィキャンデルをはじめ、プリンセス・ベッツィやヴロンスキー伯爵夫人など脇を固める女優陣がいい。
それに比べアンナのキーラ・ナイトレイは痩せ過ぎのせいか品がない。ぽかんと開けた口と少しにらみを効かした目のワンパターン演技で相変わらず表情に豊かさがない。せっかく凝ったおもしろい描写も台無しだ。
衣装ももう少し期待したがそれほどでもなかった。石岡瑛子さんが担当した「白雪姫と鏡の女王」のほうがずっと綺麗だ。画質も粗く、大きなスクリーンには向かない。
愛に理屈はいらない・・・
男と女、ただどうしようもなく魅かれあってしまうだけなのだ。誰にも止めることはできない。理性で抑えきれないものもある。アンナとヴロンスキーもそうだったのだと思う。キーラ・ナイトレイの作品としては「ある侯爵夫人の生涯」と似た話だなと思って、あまり期待せずに観たが、思いのほかよかった。アンナのほとばしる情熱が伝わってきた。カレーニンはあの作品の夫よりはましな感じで、男の子もいたので、退屈かもしれないが、それなりの生活を送っていたのにそれでも、感情を抑えられなかったのだ。グレタ・ガルボやヴィヴィアン・リーなどが演じてきた役柄を演じたキーラは臆することなく挑戦していた。また、ヴロンスキー役の男優は誰だろうと思って、終映後、プログラムで確認したら、何と「キック・アス」の主人公だった。わからなかった。こんな二枚目も演じられるなんて・・・ 残念ながら、旧作はひとつも観ていないが、これはかなり実験的な作りなので、だいぶ違った印象だろう。それでもこんなに心を打たれたのは、やはりトルストイの原作が優れているからだろうか? 原作とは少し違う部分もあるようだが、ほぼ同じで、やはりリョーヴィンとキティの愛の姿は対照的だが、私はオブロンスキーとドリーの愛の姿も気になった。単なるメロドラマにせず、いろいろな愛の形を描いているところが、この作品の魅力ではないかと思った。
破滅してもイイ恋?
思えば私、平凡に生きてきた。
主人公の女性に寄り添えないのは恋愛経験値低いせいなのかぁ〜
と自分を残念がっていたけど。。。
ちょっと待って!
この恋、そんなに羨ましいか?
身を滅ぼすのもかまわないほどに?
主人公のキーラが余りに自己チュー我が儘女なもんだから、
夫も子供も捨てて走った恋なのに、結局のところ身を滅ぼすとしても、
自業自得よねぇ〜これじゃ愛想も尽かされるワ、と醒めた気持ちになるんです。
恋に溺れて、だんだん壊れていくのなら、観てる女性を味方につけたらもう少し最期も涙を誘うのに。
ただ!!
場面転換が舞台劇のようで、役者の着る物も持ち物もインテリアの壁紙さえ、一点の曇りもない美しさ。
絵画のような美術館のようなそんな世界観にはもう脱帽でした。あの青い部屋!
ホン筋よりも小物チェックの為にDVDでたら必ず借りようッ!
衣装はとてもきれい
キーラ・ナイトレイとジュード・ロウのファンだし、ファッションにとても興味があるので、以前から気になっていた映画だった。
正直、ストーリーは不倫の話なので、たいしたことはない感じ。
でも、キーラ・ナイトレイは綺麗だし、ドレスは素敵だった。
演出方法も劇的で話の展開がミュージカルのよう。
ただ、ジュード・ロウはすっかりおじさんでちょっとショックだった。
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