アナと雪の女王のレビュー・感想・評価
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ありのままに、生きるわ♪
「レット・イット・ゴー〜ありのままに」は飽きるほど聴いて、
弾けるようになりましたが、
なぜか未鑑賞でした。
マスコミが騒ぎすぎるから敬遠したのかも?
「ありのままに生きるわ」と年賀状に添え書きして来た友達がいて、
おいおい、今以上、好きに生きるのかよ!!
と、茶々を入れたのを覚えています(笑)
結構、女には都合の良い言葉で好きです。
日本公開は2014年3月。
原題は『FROZEN』
触れたものを雪や氷に変える魔法のチカラを持って生まれた姉の女王・エルザ。
秘密がおおやけになった日を境に、『ノースマウンテン』に逃げて、
夏だったアレンデール王国は永遠に冬に閉ざされてしまう。
この映画で、「永遠の愛」に気づくのは姉妹のエルザとアナ。
次作の『アナ雪2』
2019年11月公開。
前作では語られなかった、
「なぜ、エルザにチカラが与えられたか?」
その謎が解かれるそうです。
そちらも観たいと思います。
乞うご期待ですね。
人を魔法で傷つけてはいけないというエルサの気持ちが切ない。 けっし...
自由に生きたい気持ち
特殊な能力が発現し、親からそのままのお前ではいけないと否定されて育った世継ぎの姉と自由に育った妹。
偶発的だったが家を飛び出して、気ままに暮らすことにして歌うのが、あの歌だった。誰だって、どんな境遇に生まれたって、自由に生きていいんだ、という自由の国のアニメらしい歌詞だ。ただ、自由であっても、閉じこもってしまってはいけない、ということかな、妹の、命さえ惜しまない愛が姉の心を開くことに成功する。
従来の童話は王子さまの愛が解決の条件だったが、家族間の愛も十分に力があるということを表現したのが、今日的。
脱男。その先にあるものとは。
「ありのままの自分」ってそういう事だったんだね
初めての鑑賞
アニメ映画ってあまり見ないんだけど、
当時、結構話題になったし、家内も良かったっていうから、とりあえず録画していた
物を凍らせるという不思議な力をもつ王女・エルサ様、
徐々にその力をコントロールできなくなっていく
王位を継ぐことになり、戴冠式の日に妹のアナと喧嘩になり、感情を抑えられなくなったエルサは大勢の人の前で回りの物を凍らせてしまう
お城を逃げ出したエルサは山にこもり、不思議な能力を隠すことをやめ、自分らしく生きることを選ぶ
アニメ映画はあまり見ないけど、これからはたまに見ようかな~
って思った
アナの心の氷を解かすのは男性の「愛」ではなく、姉との「愛」じゃないかと途中で感じたんだけど、その通りになった時はなんか嬉しかった
次の週にアナと雪の女王2が放映されたので録画してあるけど、
この物語に2は必要なのかな?
このまま完結でいいんじゃないかな?
神田沙也加さんを偲んで(日本語吹替で)
初鑑賞
神田沙也加の死がもっとずっと先の話ならまだまだ観ることはなかった筈だ
彼女が生まれた時はビッグニュースでまるでパンダの子供が産まれたような扱いだった
まさか自分より先に他界するなんて今でも信じられない
沙也加の凍った心を温めることは誰もできなかったのが残念でならない
アナが妹で雪の女王がエルサでアナの姉
2人は王家の娘
アナは普通だがエルサには生まれつきなんでも凍らせる不思議な力がある
その能力は冷凍怪獣ペギラより数段レベルが高い
嵐の中で船が沈没し両親は還らぬ人に
当然女王として王家を継ぐエルサ
パーティーの最中に結婚をめぐってアナとの口論をきっかけに多くの人々に能力がバレてしまい城を飛び出すエルサ
名曲ありのままでーはその直後に飛び出しエルサは夏を冬に変えて氷の宮殿を建てて引き籠ってしまう
エルサはともかくオタクのありのままは見たくない
ミュージカル映画全開
日本語吹替では神田沙也加と松たか子のポテンシャルが楽しめる
オラフはピエール瀧
彼もまた教えてもらわないと誰なのかわからない
野沢雅子とか田中真弓とかと違い誰がやっているかわからない方が純粋に作品を楽しめるかもしれない
凍ってしまったアナを元に戻すのが男のキスではなく悲しみに暮れる姉の抱擁とは意外だった
姉妹愛
男だけど鼻は穿ったことは何度もあるが鼻糞を食べたことは一度もない
鼻を穿るだけなら松たか子だって自分ちや楽屋でちょくちょくやってるでしょ
美味しいかもしれないし一度は味わってみようかな
基本的にフルCG3Dアニメもディズニーアニメも生理的にあまり好きじゃない
吹替版も一部の例外を除いて好まない
そんな自分でもまあまあかな
エンドクレジットがめちゃくちゃ長い
でもおまけがある
あとアナは雪玉を投げる時は左で投げたが殴る時は右
両利きか
羨ましい
レット・イット・ゴー ~ありのままで~ / 松 たか子
あの有名な歌がアナじゃなくエルサが歌ってるのに、ビックリ
何回観ても途中で寝てしまう、男には鬼門の作品ですね
やっと最後まで観ました
女性は韓国の恋愛ドラマとか好きだから、退屈しないんだろうな
なんのために観てるんだろうと、途中で観るのをやめた事もあるんだけど
だいたいね、これ童話だもの
大多数の大人の男は童話を読まないもの
あの有名な歌がアナじゃなくエルサが歌ってるのに、ビックリ
物凄い時間差の驚きでした
ありの~ままに~
ってそういう意味なん
まんまやんかとちょってシラシラっけちゃったり
若者が教訓にしないといけないのは
運命の人なんて無いんだよという事
王子が悪者じゃなかったらアナは山男とはひっつかないで王子と幸せに暮らしたはず
人との繋がりなんて縁があるかないか
失恋したらさっさと忘れて次にいけばいいんよ
王子が悪者だったばっかりに、たいして取り柄のない山男と縁が繋がってしまった不運なアナ
可哀想だね
ていうか、主役はエルサだね
不幸なアナは脇役だよ
どうでもいいけど
決意の「ありのままで」
これでいいの
雪が溶け新芽が芽吹く春の訪れような物語。
映画館に何度も足を運んで、円盤も買い、地上波放送でも観ちゃうし大好きな作品。
雪が溶けて新芽が芽吹いた春の訪れのような素敵な姉妹の物語。
仲が良かった姉からは拒絶され、両親は幼い時に死別…。
実はかなり重たい内容の作品ですがテンポ良く進むストーリーと明るい音楽で重くなり過ぎずに観られます!
真実の愛の概念が変わり始めた頃の作品ですね。
この物語は全てが愛で包まれた物語だと思っています。
家族愛、姉妹愛、恋愛、熱い友情の愛、母国愛、自己愛…沢山の愛。
愛が何かもよく分からない少女が沢山の愛を学び成長する様子が愛おしいです。
人と遮断された生活をしていたら、愛がなんだか知ることも出来ないですよね…。
アナはあの日を境に沢山の愛を知れたんだろうなぁ。
観た人も観てない人も気になるキャラクター「ハンス王子」だと思いますが、私は大好きなキャラクターです。
彼については考えさせられることばかり。
ネタバレになるため詳しくは書きませんが、何度映画を観てもハンス王子についていろんな考察をしてしまいます。
観た人全員とハンス王子について語りたいくらい!
キャラクター全員がチャーミングで可愛らしくて歌も映像も最高に美しい。
素晴らしいミュージカルアニメーション!
これからも何度観ても飽きることのない作品になると思います。
おとぎ話の続きは切ない
イディーナ・メンゼルの歌に号泣
やっぱり神田沙也加がいい!
無理にハンスを悪役にする必要はあるのか?
歌最高! 映像最高! 役者最高! テーマも良し!!
なのに、この鑑賞後感…。
脚本が練られていない。演出がひどい。なぜ、脚本・演出を練り込まなかったんだろう。そうすれば、普及の大作になっただろうに。惜し過ぎる。
脚本ができる前に映像化と楽曲制作・音撮りを進めていって、結果、それらを割愛できなくて無理に繋げた感じ。
吹き替えの台本は、口パクに合わせて言葉を選びに選んだと宣伝で知った。そんな風に、細部の造り込みは半端ないのだけれども、全体を通してみると…。
恐れ=心や思考を凍らせる=攻撃あるいは防御 VS 愛=心や思考をほぐす=相手を受け入れる・共存 という世界中に必要なテーマ。
自分がどう生き、自分自身と、社会とどう折りあっていくべきなのかということを考えさせてくれるテーマ。
そして、使い古された王道なれど、真実の愛ってどういうものなのかというテーマ。
たくさんの、心ひかれるテーマが宝石のごとく散りばめられている。
だのに、あるテーマは安易に扱われ、あるテーマは途中で話がまとまらなくなり、最後は強引にまとめ上げられて終わる。
なんだったんだ。
行動的でさびしがりやで、本当はかわいいアナの性格。
ただ、あまりにも考えなしで…。王子様との出会いもそうだし、エルサの気持ちを考えずに自分の気持ちを押し付けるところが嫌い。
そんなどうしようもないアナが、真実の愛に目覚めてっていうのが主題の一つなんだろうけれど、アナのやっていることって幼稚園児のレベルだよねとゲンナリしてしまう。(幼稚園児の観客に合わせたのか?)
それに対して、思慮深く我慢強いエルサ。どんなに苦しくって辛かったろう。周りに気を使って壁を作るしかなかったというのがやるせない。(ワンオペに苦しむママにも似ている)
だから自分の居場所を見つけた時の迫力は、とても力強い。
一人で生きることを決意したエルサ。でも孤独。氷の城を作り上げる時の、たんかを切るような迫力のある歌。解放感とともにある強がり。繊細ながらも固く冷たい氷の描写とエルサの表情でいかんなく表現されていて、感動に打ち震える。
だが、ここがクライマックスではない。
エルサがどうやって人と暮らしていくか、周りの人がエルサとどう対峙するかという展開。なのだけれど、そのあたりの、エルサを取り巻く周りの葛藤もグダグダ、安直。
そんなアナとエルサや周りの変化(成長)が描かれるはずのクライマックスなのに流されてスル―されてしまいそうな脚本なので、とっても残念。突然、”真実の愛”が出てきて、決着。
”真実の愛”って〇〇〇ってことだよってされているけれど、そのことに気づくプロセスのエピソードが弱く、安直。
疑問なのが、アナが真実の愛とは何かに気づくために、ハンスを悪役にする必要があったのか?
それぞれの心の中に巣くう”恐れ”そのものを悪役にする脚本にできなかったのか。
そんな具体性のないものをだすと、子どもはわからないとでもいうのか?東映の名作『太陽の王子ホルスの大冒険』では、ちゃんとその辺が描写できていたけどなあ。ああ、でも小学校高学年以上でないと、理解できないか。
王国の人々も烏合の衆?解決されるのを待つだけ?ここも、『ホルスの大冒険』と比べてしまう…。
かつ、
もう一人の重要な主人公、オラフの設定=自分の特性には決してあわない場を希求してやまない。って、リアルな人間でいったらなんて不幸なことなんだ。
ものすごく古いけど、名優として評価されていたにも関わらす、他の才能を望んで自死された田宮次郎氏を思い出してしまう。
このオラフの設定にどんな意味があるんだ?エルサが作った造形物だから、エルサの潜在願望の投影?ただのギャグ?もう少し、この設定を活かすエピソードが欲しかった。
加えて、ひねくれた私の心は、
「ありのままの~」という大ヒット曲を、エルサの歌として聴く時はとても感動するのだけど、
「ありのままの~」とか言いながら、悪戯している、人の迷惑になることをしている人たちを「ありのままの~」って受け入れられるんだろうかと皮肉っぽく聴いてしまう。
というふうにアイデアは良いのだけれど物語としてはなんなんだと☆1つくらいにしたい。
だけれど、
ネット配信されていた「Let it go」をはじめ、各シーンもそのシーンだけ切り取ってみると見応えある。
(前後・全体の筋を合わせると、このシーンで語られていることって、さっき言っていたこととつながっていないとか、どうしてこうなるってなるけど)
特に、「let it go」は、上記のように皮肉的に聴きながらも、この歌とこの映像だけを大画面・良い音響で鑑賞するためにために、1000円くらいは出してもいいかななんて思ってしまう。
やはりディズニー、侮りがたし。
と、同時に勿体なさすぎる。
歪に組み上がってしまったけどディズニークオリティ
そもそもこの作品は非常に難産で何度もプロットの修正や改変、リテイクを繰り返してようやく出来上がったという経緯があるらしく、原作である「雪の女王」とはまるで異なる話になってますね。
製作が描きたかったのは「真実の(姉妹)愛」だったんでしょうか?
昨今のディズニーは過去のプリンセスのイメージから脱却しようとやたらに藻掻いています。
王子様に見出されるだけのお姫様だなんて!
お姫様は強い!
女の子らしさなんて必要ない!
というジェンダー論をこれでもかと前に出してきます。
その煽りで鬼リテイクだったのでは?と思っちゃいます。
(そもそも初期プロットではアナとエルサは姉妹ではないし)
その結果できあがったのは
世間知らずで思慮の浅すぎるアナ。
妹を傷付けた過去を引きずり、自分の殻にこもり続けるエルサ。
かと思えば、「ありのままでいいの」と無責任に全てを放り出す。
何の伏線も無く唐突に悪役になるハンス。
姉妹愛を確認したら魔法が制御できるようになったので大団円(迷惑を被った国賓や国民は?)
終始おまけ扱いで特に活躍もせず、弾き語り自己紹介ソングのみのコメディリリーフ・クリストフ。
とどうにも軸のブレたラインナップ。
勿論表面的には筋が通るように整っているものの、演出面での描写が足りないので説得力がない。
とは言え、さすがのディズニークオリティ。
楽曲はどれもキャッチーでハイクオリティ。
グラフィックも氷の城を始め、とても美しい。
極上の素材でなんとか1本の大作にまとめあがってます。
しかし勿体ないのが楽曲。
「Love Is an Open Door」はアナとハンスが歌うラブソングであり、ハンスの裏切りによってハリボテのラブソングに成り下がっています。
「Let it go」もエルサの無責任な自己解放でしかなく、その後アナの来訪時に「I can't」と責任をとることを拒否します。
その際に「For The First Time In Forever」をリプライズしているのでこの曲にもケチがついてます。(この曲はそもそもエルサとアナの対比なのでセーフ?)
沢山のメイン曲が基本的に否定的な扱いで終わってしまっています。
いずれかをエンディングでアナとエルサのデュエットで肯定的にリプライズするべきだと感じます。
(と思ってたら舞台版では「Love Is an Open Door」がリプライズされてる)
表面的にしっかりと取り繕われた大作ですが、その中身は芯が通ってないな、という感想でした。
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