ゼロ・ダーク・サーティのレビュー・感想・評価
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すごいのひとこと
友人から勧められたということ、好きな俳優が出ているということ、好きなゲームでパロディネタが出てきたことなどもあり、前から気になっていた作品でした。
アマゾンプライムで見られることを知り、試聴。とにかくすごいの一言に尽きます。演出やマヤをやったジェシカ・チャステインの迫る演技、どれもリアリティが高いのがポイントが高いです。
ショートドラマをひたすら繋ぎ合わせたような見せ方(言い方が悪いですが)、音の使い方、登場人物の心理描写、思想などまるで「ドキュメンタリー」といって差し支えありません。取材して得た事実をそのまま映像化してるような作品という印象を抱きました。
そして何より、この映画で最も評価に値するのは「演出のうまさ」ではないかと。非常に臨場感あふれる演出は最近見た映画では類を見ないほどです。特にラストの演出は鳥肌が立ちました。
良くこの手の映画は監督の思想がにじみ出たり、「アメリカ万歳」と言ったようなものが多くなりがちですが、この映画は決してそんなことはありません。
「アメリカの汚い所」もしっかり描かれています。
実話に基づく人間の心理
長いのに最後まで緊迫感
気の遠くなるような長い期間をかけて、何度もハズレを引きながら反撃されながら、オサマの居場所を掴んでいく。
この監督さんはアメリカのプロパガンダ映画を作るという批判が多いからか、本作ではそう思われないように気を遣っている様子がうかがえる。
真実と演出の堺目はわからないけど、映画としては楽しめた。
プロパガンダ??
まるでドキュメンタリー
観ていてとても辛かったです。
最後のビンラディン射殺のときに子が目の前で人が死ぬのを目の当たりにしたのは大変ショックでした。そして最後の涙は何だったのか今でも気になります。
緊張感溢れる映画でした。
出た!アメリカ特有の映画。
出ましたね~。偽善映画が。アメリカは好きだよね~。負け戦をあたかもかっこ良く終わらせる映画。もうベトナム戦争映画でもう飽きたよ。この映画あたかもドキュメンタリー風って唄ってたけどバリバリ、フィクションですし設定もお粗末。そもそも戦場も知らない高卒12年目のCIA女子職員に国の情勢を脅かす計画を任すだろうか?有能って設定だけど映画を観てると有能って場面は全く無かった。ただ自分の意見をだだっ子的に押し付けてるにしか観れなかった。挙げ句の果てにヴィンラディンの顔の承認も彼女だし(笑)
で自分で押し付けといて最後泣くし。これには爆笑です。非人道的なプロジェクトを達成しておいてお涙頂戴は無いよな~。軍事や世界情勢に詳しい人から見るとこの映画はとりあえずヴィンラディン風の人を殺しちゃったけどアメリカ軍事は凄いでしょ映画でした。
もうアメリカ視点の戦争映画はベトナムだけにして欲しいものだ。唯一良かったのが今亡き名優ジェームスガンドルフィーニが出てる事かな。
怪物と戦う者は自分も怪物にならないよう注意せよ。 深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込む。
良かった。
ビン・ラディンの情報を得るため行われる捕虜への虐待。
虐待を繰り返すことによる加虐者側の心の疲弊。
誰のため、何のためにこんな事を続けなくてはいけないのか。
関係する人々は皆、暗黒面に引き込まれていく。
また本作で良かったのは終盤にある一連の突入~鎮圧のシーン。
CIA局員である主人公が場所を突き止めて…という話の場合、往々にしてあるのが連絡でミッション成功を知るパターン。
そこで雄大な音楽が流れ皆が手を握り肩を組む。
本作はそんな安っぽい展開にはなっていません。
特殊部隊の突入~鎮圧を丁寧に描いています。
その映像を見て思うこと。
訓練された組織の凄まじさ。
そして憎しみの連鎖は結局止まらないということ。
最後、主人公に対して投げられる或る質問も感慨深かったです。
主人公であるサラと米国という国全体が被る瞬間でした。
157分と比較的長時間の分類に位置付けられる本作。
中盤で中弛みが無いと言うと嘘にはなりますが、
終盤の戦闘シーンを観るだけでも元は取れると思います。
オススメです。
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