オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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【軟弱なトム・クルーズが珍しいthe「娯楽」映画】
◎名言
勇気と恐怖は表裏一体だ。
◎あらすじ
人類vsギタイ。対人地雷でギタイを倒したことで過去にタイムリープする能力を得るケイジ(トム・クルーズ)。過去に同じタイムリープ能力に目覚めたことのあるリタ・ブラタスキと出会うことで物語が始まる。
◎感想
トム・クルーズの表情の演技といい、アクションの身のこなしといい役者として完成されすぎ!!
トムがこんなにカッコよかったなんて知らなかったよ。
ラノベが原作とは思えないほど、脚本家たちによって見事な筋書きに仕上がってる。間伸びしていないテンポ感は絶妙だし、アクションの迫力とかは見応え抜群。
ただ、ラストの結末は原作の方が儚くて好きだった。この映画の結末は不可解なところが残っており、鑑賞後に考察をしてはモヤモヤしてしまった。あまり深読みせず、純粋に戦闘シーンを楽しむものだと捉えた方が良さそう。
◎疑問
・ケイジはなぜ戦闘に参加することになったのか?
→将軍に助言した際に、脱走兵として軍隊に送られたから。
・いつの時代のなんの戦争?
2020年らしい。
・なぜ、無人の戦闘機を使わない?
→そういう設定or資金不足。
・人間に強化外装を纏わせて戦う意図とは?
→そういう設定。強そうだから。
・ラストはオメガを倒してその血を自らに取り込むことによって、自分の都合の良い過去改変を行ったということか?最後のオチが謎のまま終わらなければ、モヤモヤせずに済んだのに…
3D吹き替え版で鑑賞
とても楽しめました。
内容はさて置き、個人的な感想は「3Dいらんなぁ。」です。
おそらく、擬似3Dというか、2次加工した3D映像だと思われますが、映像のスピード感と、対象物の動きのバランスが悪く、迫力を感じませんでした。
これは、昨年公開の「マン・オブ・スティール」の時にも感じたバランスの悪さです。
動きの速すぎるものを、3Dで追っかけるときに、近くのものと遠くのものの動きのスピードとピントを、人為的にでも調整しないと、3D映像の迫力とリアル感を体感できないと思います。
さらには、冒頭で、この作品の世界観というか、人類が危機に瀕している状況をニュース映像を交えて解説して行きますが、この映像がハンパに3D化されていものだから余計に「嘘くさい」モノに見えてしまいます。だって、劇中でも、パソコンのモニターやTVで流されているニュース映像ですよ。どうしてそれが立体視できるのか考えたら興ざめです。
映画の文法的には、「世界はいま、こうなっている」という状況説明にニュース映像をはさみますが、必ず粗い映像で、場末のバーとかで、太った酔っ払いが愚痴りながらニュースを見ているような構図です。
その映像が3Dに見えることに、とても違和感を感じて、しょっぱな冷水をぶっかけられたくらいに冷めました。「こいつは、駄作の予感…」
ところが、そんな気持ちも吹っ飛ぶくらいにテンポのいいストーリーと、迫力の映像、スタントとVFX、CGのバランスが絶妙で、3Dの荒さ以外はさすがの映像のクオリティでした。トム・クルーズとダグ・ライマンが組んだら無敵ですね。
吹き替えの声も違和感なかったのですが、個人的には2D字幕版で見たほうが楽しめるのではないかと思います。
内容に関する感想は、他のレビューでもさんざん語られているので、まぁ、異論はありません。
ちなみに、私は原作もコミックも全く知りません。
そして、今回の映画は大満足でした。
2014.7.6
テンポがいい。
無駄を避けるための早回しのテンポがいい。
ただ、話が一直線なのとすぐに死にすぎるのがちょっとね。
触ったら死ぬってどうなのよと。
アメリカってああいう足がうじゃうじゃしてる変なの好きだよね。
タイムループ物は映っていない部分の想像が膨らんでいい。
心が折れないのがエライ
エイリアンに侵略された地球、防衛軍は苦戦していた。
主人公は心ならずも前線に送り込まれた男(トム・クルーズ)、どういうわけか死んでもそのまま過去に戻るだけ。
そのうち同じような女(エミリー・ブラント)と出会う。
人間は学習して生き残る。
実はコアなSFファンの鑑賞を待っているSF映画だ
原作のライトノベルは未読
まるでゲームそのままの設定
ライフ無制限モード
死ぬとセーブポイントからゲーム再開
劇中でもこのステージは初めてだとかの台詞がある
何度も同じステージを繰り返しプレイすれば、やがてゲームの内容を覚えてクリアできるようになる
それを表現するシーンもある
ゲームの中の世界だ
ゲーム機の性能が上がってまるで実写と見紛うような精緻な映像のゲームは今や当たり前になつりつつある
とすると本作は1982年の映画トロンの系譜に連なる作品なのかも知れない
それどころか、「シミュレーション仮説」を踏まえた映画であるのかもしれない
実はこの現実世界自体がシミュレーション世界だという、そんなアホなというような学説が大真面目に学問として研究されているのだ
本作の原作は、日本のSF小説の巨匠筒井康隆が激賞し、日本SF小説の直木賞や芥川賞に当たる星雲賞の候補作にまでなった作品なのだ
この様に、本作は実はとても深いもので、コアなSFファンの鑑賞にも耐えうるものなのかもしれない
ライトノベルなんてと侮蔑のまなざしを送るようなうるさがたのオールドSFファンがだ
本作の映像がどこまで原作から由来しているのは分からない
しかしパワードスーツの歩兵達が巨大なドローンのような空挺輸送機の降下用ラックに装填され、次々と爆弾のように投下されていくシーンには、古いSFファンならのけぞって痺れざるを得ない
これはロバート・A・ハインラインの名作SF「宇宙の戦士」に登場する輸送宇宙船ロジャー・ヤングから外骨格の機動歩兵が軌道上から敵惑星へ降下するくだりを、絶対に意識して映像化したものだ!と驚く筈だ
この映像は「宇宙の戦士」を読んだ者でなければ作れないものだ
絶対にコアなSF小説のファンが関わって作られたものだと確信する
「宇宙の戦士」の原題はスターシップ・トゥルーパーズ
そのタイトルの映画はポール・バーホーベン監督によって1997年に公開されているが、機動歩兵も登場しないし、降下シーンもない
SFファンとしては物足りないものだった
まるで江戸の仇を長崎で討つような話だが、このシーンだけで、長年の鬱憤が晴れるだろう
実はコアなSFファンの鑑賞を待っているSF映画だ
リタの大剣
もっとリタが大剣でバッタバタとギタイを薙ぎ払う姿が見たかった!
でもテンポがめちゃくちゃ良くて、ストーリーテリングも巧み。ギタイも気持ち悪いしパワードスーツもちょいダサで良い!
出来ればもっと若い俳優のほうが良かったかも、トムの歳が隠せてないのが残念。
最後がよくわからなかった
昔見たことあったわー!
最後の方で将軍に会いに行ったところで思い出した笑
映画の中でケイジとリタが何度も生き返るシーンを最初見た時は
何回死んでも死なないと言うことに、ちょっとチート感があった。
なんかずるいじゃん!的な。
しかし、何度同じことを繰り返したかわからないがおそらく
数千回とか数えるのではないかと思う。
死ぬ事を恐れることはおそらくなくなるだろうが、
最初にシーンに戻って同じ会話を聞くのは正直かなり
メンタルがやられそうな気がする。
10回、20回なら人は耐えられるだろう。しかしそれが
数百、数千となったら多分気力がなくなると思うんだよね。
昔、ゲームのバイオハザードでどうしても超えられないシーンが
あってうんざりしてやめた事があるけど、多分それより融通が利かず
目が覚めるシーンから始まるのは、ちょっと恐怖なんじゃないかなと思った。
一体こんなことをいつまで続けるのだろう?と思うに違いない。
鬱になるよね。
アベンジャーズのインフィニティウォーだったかな?ドクター・ストレンジが
1000万回時間を繰り返して敵に勝利するという展開があった気がするけど
正直1000万回とか無理だよね。絶対心折れるわ。まあ、ヒーローだから不屈の
精神をもっているんだとは思うけど。。
多分アベンジャーズを通してあれが一番無理ゲーな気がした。
関係ないど1億年ボタンとかいうのあるじゃない?
あれは押せないよね。1億年とか永遠と変わらんわ!多分精神が保てないと思う。
ケイジのうんざり感がもう少し描けていたら尚良かったけど、
話の繰り返し方もしつこくないように繰り返せたし、非常に面白かった。
最後なんでオメガを殺したのに最初に戻って世界に平和が戻ったのか
よくわかんなかったな。ネットで調べてみるか。。。
日本の小説がハリウッドへ!
日本が原作のこの映画、とても面白かったです!死んだら、またもう一度同じ一日を繰り返すという、タイムリープ物語。自分はこの作品を見る前に「ハッピー・デス・デイ」を見ていたので、こっちを連想しました。
この作品は、死んだらレベルアップするという設定で主人公がどんどん強くなっていきます。それに何が起こるか分かるので(繰り返し生きてるため)最強の兵士となり、仲間を救ったりしながら、元凶を絶つべくミッションを成功させるというもの。敵は地球外生命体で、訳の分からん物がたくさん襲ってきます。主人公は何度も死に、経験しを繰り返し、どんどん成長していく中で、何度も同じ会話を耳にするので先に話したりとするやり取りは面白かったです。激しいアクションで迫力もあり、それに加えてタイムリープという面白い設定があり、とても楽しめました。
久しぶりに再鑑賞。やはりこのテンポの良さは超一級品。 ありとあらゆ...
久しぶりに再鑑賞。やはりこのテンポの良さは超一級品。
ありとあらゆるルートを模索し繋ぎ合わせていく所はついつい応援してしまう。
ループに陥った理由やラストの顛末などとても良くまとめられている。
日本発の身内贔屓を差し引いても万人にお勧め出来る一本です。
ライトノベルがハリウッドで
この作品は何といっても日本の原作である事でしょう。
しかもライトノベルがハリウッドで製作され、主演に至ってはトムクルーズという快挙。
これだけでもの凄い事でしょう。
しかしながらそこはハリウッド実写作品、ラノベのキモである「萌え」要素はゼロです。
まぁここは日本人的にも求めていないので問題ないでしょう。
作風はハリウッドアクションど真ん中で、細かい事は考えずに楽しめます。
しかし原作の設定などはきちんと踏襲されているので、中々に引き込まれます。
カラーは違うけどループする緊張感は同じ、改めてハリウッドでないと映像化は難しい事がわかりますね。日本人なら見て損はないと思いますよ。
そう言った楽しみ方もあって、何だかんだ面白いといえるでしょう。
これは一人の男が成長していく物語
タイムループを繰り返し、人として戦士としてトム・クルーズが成長していく。
タイムループを題材にした映画にありがちなストーリーの難解さはあまりなく、見ていて疲れることはない。
カッコつけなのに中身の無い男を演じるトム・クルーズが男として、戦士として成長していく過程を描いているという若干ありがちなストーリーではあるが、エミリーグラント扮するフルメタルビッチによって二人の関係に深みを出している。
【総評】
全体を通してテンポがよく、アクション、特撮、ストーリーも良くできている。
トム・クルーズはいつも通りの役柄だけど、エミリーグラントとの共演でトム・クルーズ全面押しという感じでなかったのが個人的に良かった。
【外れない。間違いない。ザ・ハリウッド・エンタメ作品】
・「HAPPY DEATH DAY」を観て、こちらの映画をふと思い出して、思わず再び鑑賞してしまいました。
・それくらい、「同じ日を繰り返して、その度に成長していく」という流れと演出が似ています。
・結論から言うと、かなり面白い、と思いました。
・面白かったポイントは、「同じ日を繰り返す妙」「地球外生命体vs人類」という設定、「最初は戦闘できない主人公(トム・クルーズ)の成長」の様、「お金をかけた分だけ壮大」な映像、「同じ日を繰り返すことで一見最強に見えて、王道なピンチの局面を迎える物語」の流れ、などです。
・地球外生命体のCGにしても、人類の人間装甲・戦闘機にしてもリアリティがすごいです。今一度、映画館で観たい作品です。
・ポップコーンとコーラを片手に、時間を損したと思わせないエンターテイメント作品だと思います。お暇な休日に部屋を暗くして、音量上げて観ることをお勧めします。ありがとうございました。
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斬新な設定がいかされたストーリー
面白かったです。
何度も死ぬことができるという設定が斬新ですね。まるでバーチャルゲームのようです。
その設定がいかされ、何度もタイムループをしながら戦闘能力を身に付け難攻不落の侵略者に勝つ糸口を見つけていくという個性的なストーリとなっております。
繰り返されるリセット
このリセットは、生き地獄ですね。。
女性兵士リタ( 潤んだ瞳が魅力的なエミリー・ブラント )の容赦無さが半端ない。( リセット出来るからですが・・・。)
未知の生命体?( 動きが読めず怖い。 )との戦闘を想定してのトレーニングが凄い。戦闘シーン多めながら、時折見せる爽やかな笑顔と制服姿は、トム・クルーズ!でした。
無残な戦闘シーンが、戦争のむごたらしさにも見えた。
テレ東を録画にて鑑賞
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