オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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おもしろい
長々と書いているのを読むのも書くのも嫌いだから簡潔に書く。
この作品は「ラン・ローラ・ラン」のSFバージョン、「吉良吉影のバイツァダスト」、「火の鳥の異形編の左近の助」。
その中に笑えるシーンもあれば感動するシーン、ゾッとするシーンが散りばめられている。
初っ端のケイジのへっぽこ具合も好感が持てるし、リタの筋肉も観ててホレボレする。
DVD買うよ。
ループものはなんだかんだ面白い
ループSFの原点って、それこそ本当に小説とか映画とか創作の歴史でもかなり古い時代からあるもので、これだけループものばかりだと陳腐で食傷気味になりそうなところだけど、設定がよく練られていて王道でシンプルに楽しめる安心感が今作にはある 最後まで見たのはこのレビューを書いた今日が初めてなんだけど、実は何回か触れる機会があった。確か高校生くらいの時に日本のライトノベルが凄い!みたいな感じでかなり話題になって、小説を買って読んでた。小説は最後まで読んだと思うけど、中学高校あたりの記憶はかなり曖昧。ストレスがとんでもなかったから、心のダメージを軽減させる為なのか思い出そうとしてもちらほらしか思い出せない。ただ確かに買って読んでた、という記憶はある そうしてその後、映画化が決定!ということで映画館には観にいかなかったんだけど、DVDになってすぐ借りた。けど、映画の途中で見るのをやめざる得ない状況になって、結局返却期間を過ぎてて最後まで見れないまま返したのだ。なんだかもうどうでもよくなって今日の今日まで完全に存在を忘れていたけど、ふと見たくなってアマプラで視聴 触れる機会がめちゃくちゃ多かったのに最後までちゃんと観たことがなかった、というなんだか不思議な作品だ。それを今日、ようやく果たせた 小説を読んでる時からも、ライトノベルとは思えないような重厚で綿密な設定や作り込みがあった。日本のライトノベルがハリウッド映画化!なんて正直とんでもない奇跡にも思えるけど、あの内容を見たら納得せざるを得ない。 結構タイムループものが好きなんだけど、通常のタイムループとは違ってオールユーニードイズキルの最大の特徴はゲームがごとく何度もやり直して展開を変えたり強くなるところにある。最近だとサマータイムレンダとかそんな感じ。ループの回数制限があるあたり、輸血されたりアルファに能力を奪われるリスクがあるオールユーニードイズキルと似ている部分があるかも。ちなみにアイコンもサマレンだったりする。主人公があまりにも自分と似ているらしいのでアイコンにした、というどうでもいい情報を添えながら。 アクションとしてもSFとしても、とにかく出来が良い。映像の迫力もそうだし、テンポや演出、カメラワークなどどれをとっても一級品。ラストの考察は色々あるだろうけど、最後トム・クルーズの笑顔が見れただけで大満足。色々考えさせられる……とかはないけど、シンプルに"映画を楽しみたい!"という欲を満たしてくれる素晴らしい映画。
トム・クルーズ、死にゲーに挑む。 面白い設定だが、それを活かしきれず…。
予期せぬ事態によりとある特殊能力を手に入れた男が、その力を使い「ギタイ」と呼ばれるエイリアンに戦いを挑むというSFアクション。
主人公であるウィリアム・ケイジ少佐を演じるのは『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズの、レジェンド俳優トム・クルーズ。
「統合防衛軍」最強の兵士、リタ・ヴラタスキ軍曹を演じるのは『プラダを着た悪魔』『LOOPER/ルーパー』の、名優エミリー・ブラント。
日本のライトノベルがハリウッドに上陸!しかも主演はあのトム・クルーズ!
原作者・桜坂洋さんもこれにはビックリした事だろう。
あ、ちなみに原作は未読です。
ジャンルとしてはいわゆる「タイムループ」もの。
同じ時間を繰り返すという、日本のサブカルでは超定番のあれ。
本作の大変ユニークな点は、それをまるでテレビゲームにおける「死亡→コンティニュー」のように用いているところ。
高難易度で、プレイ中何度も死ぬことを前提に作られたゲームを「死にゲー」と呼ぶ。フロム・ソフトウェアの大人気シリーズ「DARK SOULS」なんかがその代表例ですよね。自分はプレイしたことないけど。
何度も死ぬことによって戦いの感覚や攻撃のパターンを覚え、徐々に徐々にステージを攻略していく事でゲームクリアーを目指す。「こんなん絶対無理だろっ!」と思えるボス敵やステージを、経験の積み重ねによって乗り越える。それこそが死にゲーの魅力である。
本作におけるトム・クルーズは、まさにそんな死にゲーの主人公を演じている。チュートリアルすら教えて貰えずに戦場に放り出されるトムが、とにかく死んで死んで死にまくって、そうすることでだんだんと攻略法を見出していくというのは、他の映画では決して見られない本作独特の面白さである。戦場に到着する時の着地が、だんだんとスーパーヒーローっぽくなっていくところが熱い!!
また、死にゲーの世界をリアルに置き換えると、過酷すぎてほとんどギャグ漫画みたいになっちゃうよんということをこの映画はまざまざと観客に見せつけてくれる。
トム自身がインタビューで本作のことを「キャラクター・コメディ」であると述べているように、この作品の前半は完全にコメディ映画。あの完全無欠のスーパースター、トム・クルーズがヘタレを演じるというのも衝撃的だったが、そのトムの無惨な死に方の数々は完全にギャグ🤣いざ戦闘だ!というタイミングでトラックに轢かれたり、腕立てからゴロゴロっと逃れたらトラックに轢かれたり…。露悪的なブラックユーモア全開って感じがとっても楽しい。
戦闘用のパワードスーツもコメディ要素の大切な一部。本物にこだわるトムは、このスーツももちろん実物を用意。その重さは実に55kgに達するとか。
こんな重たいもんつけてるから、動きがとにかくえっちらおっちら。この動きが面白いから、凄いシリアスな場面でもなんか笑えちゃう。
えっちらおっちら戦場離脱を図ろうとするトムが捕まるところなんて、なんかもう面白いを通り越して可愛い💕
本当に本作は、その動きにしろ死に方にしろ、コメディアンとしてのトム・クルーズの才能が最大限に発揮されていると思います!
…超余談だけどこのスーツを見ると『スーパーマリオブラザーズ』に出てくるハンマーブロスを思い出してしまうのは私だけ…?
とまあこのように、実写版死にゲーな前半はめちゃくちゃ楽しかったのに、後半になるとこの死にゲー要素がなくなってしまい、何万回も見たことがあるような、平々凡々なSFアクションになってしまう。
そして敵も味方も面白みに欠ける奴らばかりなので、全く盛り上がらない。
そもそも本作、タイムリープの仕組みとか「ギタイ」の説明とかがさっぱりよくわからん。ぶっちゃけなんでルーヴル美術館に大ボスがいることがわかったのかとか、その辺のことが一切理解できない。
そんな状態だったので、ラストバトルとか言われても「あっそう」って感じで全く燃えなかった🌀
もっとわかりやすく、あのノルマンディーを超えた先に大ボスである超強いギタイが待ち構えており、その大ボスを死にゲー的手法でやっつける、とかそういう展開にした方が良かったんじゃないかな?
大ボスの居所を突き止めたのはご都合展開だと思ったが、クライマックスもやっぱりご都合主義的。
なんか無理やりハッピーエンドにしていたけど、どういうことかさっぱりわかんねえっつーの。
見ようによっては永遠にギタイとの戦いが終わらない、という風なバッドエンドとも解釈出来るけど、それは流石に捻くれて受け取りすぎですよね…。
本作の前年、『オブリビオン』というこれと似たようなSF映画にも出演していたトム。そっちも良い話なんだからそうじゃないだかよくわからないハッピーエンドだった。
この頃のトム・クルーズは色々と新機軸を模索していたように思うのだが、少なくともSF映画を作ることに関してはあまり得意じゃないのかも知れない…。
事程左様に、前半はサイコー!!…なんだけど、後半までその勢いを維持する事が出来なかった、というのが率直な意見。トータルで見ればまあまあの映画って感じ。
とは言え、トム・クルーズのヘタレ演技を見ることが出来るというだけで十分に価値のある映画だと思う。
そしてもう一点、この映画のエミリー・ブラントはマジで魅力的😍腕立て伏せ姿の彼女がセクシーすぎて、マジで夢に出てきました♪
エミリー・ブラントのファンは必見の映画だと思います。オススメ笑!
思ったよりもライトタッチなSF戦闘もの
戦闘シーン多めなので少し構えて観ていたが、思ったよりも過激な描写はなくひと安心。むしろコミカルなシーンが随所にあり、なかなか楽しめる作品だった。 トム・クルーズお得意のノーヘルバイクシーンももちろん健在で、しっかりエンターテイメントしている。 ストーリーとしてはループものにて、途中ついていけなくなりがちだが、細かいことは気にせず観進めていくのが良いだろう。 エイリアンと戦うストーリーはややもするとB級になりがちだが、本作は全体を通してまとまりが良く皆が楽しめる作品になっていると思う。
戦う、死ぬ、目覚める。
原題
Edge of tomorrow
感想
何回死んでも、彼女を守って、世界を救え!
日本原作、トム•クルーズ主演!
原作は未読です。
メディア担当を口実に戦いたくないヘタレからどんどん逞しく成長する様がしっかり描かれています。
あのハンサムなトム•クルーズがめっちゃ死にますがテンポが良く飽きないですね。死んでやり直しも毎回違った演出でよかったです。
トムよりエミリー•ブランドの死に姿が印象的です。
個性豊かなJ分隊の活躍がもっと見たかったですね笑
ギタイのビジュアルは好きです。
※戦場の牝犬
※ウェルダンの女神
人生こんなやり直せたらな笑
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐は、戦闘経験が全くないにもかかわらず最前線に送り込まれてしまい、あえなく戦死。しかし、死んだはずのケイジが意識を取り戻すと、周囲の時間は戦闘が始まる前に戻っていた。再び戦死するとまた同じ時間に巻き戻り、不可解なタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ軍最強の女性兵士リタ・ヴラタスキに訓練を施され、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていくケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。(解説より) 「ギタイ」の正体は結局なんだったのか不明だったが、全体通して満足。 まさにRPGのゲームみたいで、ラスボスを倒すまで何度も生き返るといったストーリー こういったタイムリープ(本作中ではタイムループと呼称)ものって、やり直しできるので間違いなく最後はハッピーエンドが約束されているものかと。 なにはともあれ爽やかなエンディングだった。
1回観では展開が早くて付いていけない。2回観てめちゃ面白い
初めて観た時は展開とテンポが早いせいで、内容とか理屈が頭に入ってこなかった。だけど、久しぶりにもう一回観たら、ただの格好良いタイムループものでは無くて(基本そうなんだけど)ちゃんとした中身のある映画だった。 特にエミリーブラントがトムの相棒になったことで、チャラさが薄まったように思う。娯楽として十分楽しめた。
タイムループもの
は、一度ではわからない。画面が暗くなるとなおさら。 しかし将軍の頭の悪さは致命的。 またどうして前線に送られるのか、少し理解できない。 将軍ははなから前線に送るつもりだったようだが、理由がわからない。総攻撃だから? 最後にオメガを倒して、なぜロンドンに着陸するヘリの中に戻るのか?またその時は、戦場の英雄が男に変わっていた様だが?あれは誰?トム?ではないよね。 歴史が変わったってことか? 午後ロードの録画を再視聴20230811 やっと最後の場面がわかった。 オメガを殺して、アルファの血を再び浴びて初めに ロンドンに行く場面に戻ったという事。 ループが別の場面スタートになった。 それだから部隊の訓練を少佐のままで見学していた んだ。 原作も読んだけど、アイデアは同じだが、ストーリー の核はほぼ別物。
映画の原題と原作の原題が違う。原作は『野蛮』で空気が読めていない。クールなジャパン?
こんなに出鱈目なストーリーを、都合良く作って良いのだろうか? また、
日本人がこんな事考えて良い時代になったのだろうか?
かつての大日本帝国が考え出した『特攻』と同じだと思うが。
この映画はノルマンディー上陸作戦のオマハ・ビーチの攻防だ。侵略される側なのだから、慎重な作戦で勝利を勝ち取る事に異論は無い。だからこそ、『歴史を学ぶ』事に意義がある。そして、命は一回しか無いのだから、負けた歴史を学ぶのである。つまり、侵略戦争に勝つためには、オマハ・ビーチは攻めないって方法もある。
この映画見たいな目にあったら、疲れる。だから、
自分のタイムリープを終わらせる為にも、エイリアンに味方して、リープを終わらせると言う方法もあると思う。
また、
地球の中だけでも仲良くできないのに、こんなエイリアンが来たら、即刻地球は滅ぶ。同時に
ロシ○とか中○は地球防衛に協力してくれるのか?
ダークファンタジーをSFと呼ぶなかれ。科学的に検証したら、この戦いはありえない事なのだ。
もう一度申す。こんな目にあったら、疲れる。映画見ているだけで、疲れる位だから。
日本人の原作を誇りに思う意見もあるが、僕はクールなジャパンには到底思えない。
こう言ったストーリーのクリエーターには、もう少し、歴史を学んで、叡智を養って貰いたい。偏差値のある方々なのだろうから。
もっとも、ライトノベルなのだから、仕方ないのだろうが。いやいや、中高生にこんな話は読ませたくない。また、あのビートルズの平和の曲を汚されたくない。いくら、言論の自由と言えども。
追伸 ザナドゥと言う日本ファルコムのゲームをやって、カルマがたまりすぎた上に、間違ってディスケットに書ここみをしてしまい、もう一度、やり直したのを思い出した。今度は『攻略本』を買って、一週間位で終わらせたが。勿論、達成感は無かった。35年くらい前の疲労感を思い出した。
エンターテインメント作品のお手本
公開前に原作の小説と漫画を読破している。本作はある程度原作に忠実な部分もあるが、良くも悪くもザ・アメリカ映画風に仕上がっており、終盤の展開は原作とは大いに異なる展開であった。どちらが良いとは甲乙付けがたいが、原作を踏襲しつつオリジナル要素を展開させ、非常にエンターテイメント性が高まった所は評価に値する。しかし、終盤の展開に関しては切なさの残る原作の方が個人的には好みである。その辺は前述の通り良くも悪くもアメリカ映画の悪い所かも知れない。この手の作品が似たり寄ったりするのもそのせいだろう。 だが、どんな危機的状況でも「死ねば生き返る」という安心材料がある為、死ぬかもしれないという恐怖よりも死んで強くなるというゲームキャラ的な立ち位置の主人公の心理的な成長や繰り返すことによる鬱憤等も丁寧に描かれており、好印象を受ける。さて、肝心の侵略者である「ギタイ」についてだが、こちらも原作とは違う造形だ。原作では「太ったカエルの溺死体」というどうも格好良さを感じない表現だったが、本作に登場するギタイは触手が沢山あり、すばしっこい動きをする独特なデザインだった。ここは流石ハリウッド製の映画だろう。日本だったら本当にカエルの溺死体風なデザインにしそうだ。 ちなみに、主演のトム・クルーズとエミリー・ブラントらのスケジュールが合い次第、続編の製作に当たるとのことだ。「これまでにない続編作品としたい」と監督はハードルを上げているが、監督自身も十分に忙しそうにしている為、いつになるかは今のところ不明である。作品としては十分に期待できそうだが、スパンを開けすぎると熱が覚めていまうため、調整が難しそうに感じてしまう。
ハリウッドクオリティのライトノベル
Netflixで鑑賞しました。 日本のライトノベルが原作ということで、本の方は未読ですがずっと気になっていました。 トムクルーズが軍隊の人間を演じるということで個人的にはなんとなくトップガンを連想していましたが、今回のトムクルーズはどこか情けない男でした。しかし物語が進むにつれやっはあ頼れる男になっていくのも、この映画の見どころのひとつです。 突如地球に飛来し侵略を始めた『ギタイ』。その謎の生物たちとの戦争の中でタイムリープ能力を獲得した主人公やその周りの、同じやりとりが繰り返されることへの混乱や言おうとしたことが主人公に先に言い当てられる困惑が丁寧に描写されていたと思います。 パワードスーツのゴツいかっこよさや『ギタイ』のこれぞクリーチャーといった動きも迫力があります。あんなのが地面から急に出てきたらそりゃ怖いです。 もうやり直せないことを悟り覚悟を決める場面や「実は主人公はこの展開も経験済み」と分かるシーンなど、タイムリープものの醍醐味もしっかり押さえてあります。見応えのある一作です。 少し難点があったとすれば、クライマックス付近が夜のためずっと画面が暗くて何が起きているのか分かりづらかったことでしょうか。パソコンを観ながら、もう少し明るくしてくれたらなーとぼんやり考えてました。 しかし80〜90年代のSFが好きな方なら概ね満足に楽しめると思います。
目的・目標を達成するために、信念をもってチャレンジを繰り返すことの大切さを実感する映画です。
トム・クルーズ主演のSFアクションです。
あることをきっかけに、意図して同じ場面をループすることができるという、いわゆる、ループもの映画です。
宇宙人(エイリアン)からの侵略に対して、地球を守るために、何度も時間をループさせながら、知恵や経験を積みながら、突破していくというストーリーです。
一般的に、「無敵」「不老不死」って、「すごいね」、「羨ましいね」という意見があるかもしれませんが、
この映画を観ると、考えが変わります。
たとえ、時間をループさせることができるといえども、
それを、何回も、何十回も、何百回も、繰り返しチャレンジするためには、相当の信念の強さが必要だと思います。
たった一つの勝利を掴み取るために、
何度もトライ&エラーを繰り返しながらチャレンジすることの大切さを、リアルにイメージできると思います。
目標をもって目指していて、壁にぶつかっている方には、勇気づけられる映画だと思います。
おもしろかったです!
トム・クルーズさんは特に好きでもなく嫌いでもなかったのですが、この作品はおもしろかった! 今回、「トップガン・マーヴェリック」を見て、改めてトム・クルーズさんが好きになったのですが、そういえば、この作品はおもしろかったなあ!と。
トム・クルーズのループ物SF
原作は桜坂洋の同名小説。
ただしアメリカ版タイトルはエッヂ・オブ・トゥモロー。
突如地球上を席巻した『ギタイ』。
その戦闘力は圧倒的で、人類は絶滅の危機に瀕していた。
主人公ケイジはただの広報機関の将校だったが、人類の戦意発揚のため全く訓練なしにパワードスーツを着込んだ『ジャケット兵』として最前線に放りだされる。
仲間が次々やられる中、ビギナーズラックで敵個体に一矢報いるケイジだったが、侵食性の体液を浴びて死んでしまう。
悲鳴もあげられぬ速やかな死の直後、ケイジは作戦前日の、ヘリを降ろされた瞬間に時間を戻された。
どんなに足掻こうと、戦場に送られて死んでしまうケイジ。
ついに覚悟を決め、ギタイを全滅させこの抜け出せぬループ地獄の突破を目指す。
仲間のリアクション、敵の出現場所、タイミングを覚えて戦場の攻略を進めるケイジ。
ある時、人類最強のジャケット兵『戦場の牝犬』リタ・ヴラタスキを助ける。
だがケイジの戦いぶりを見て、リタは不思議な言葉を残して自殺するのだ。
「次のループで、私を訪ねて」
彼女もケイジと同じ、ループから抜け出せない人間だった。
リタと後方の整備士カーターは、このループの謎を解くべく尽力していたが、リタはすでにその能力を失っていた。
カーターの仮説では、ループは敵ギタイ・アルファ個体の能力であり、そのデータを中継して過去に送るオメガ個体を撃破すれば、人類は勝利できるという。
戦場を縦横に駆け回り、未来への道を探す二人だが、彼らの言葉を信じず、それを邪魔する者がいた。
プリガム将軍ーーケイジを戦場送りにした、あの強権を振りかざす男である。
タイトルはビートルズの楽曲「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ(愛こそすべて)」のもじり。
原作の面白い部分を抽出し、新たに肉付けして作り上げたストーリーは見事。
続編も準備中というので、楽しみに待ちましょう。
個人的には原作のビターなエンドも好きです。
ライトノベルのレーベルからの出版ですが、海外でも評価されるほど巧みな設定と構成で、文章のレベルも高く、一般の方の目にも十分耐えうる作品です。
中編程度の長さなので、興味のある方は是非一度読んでみてください。
ループのような同じルーティーンの毎日に、ほんの少しの変化と感動を約束します。
やっとこさ出会えたパワードスーツ映画の傑作
『スターシップ・トゥルーパーズ』で観たかった物の全てがここに。 17年の歳月を経て(公開当時)やっと時代が追い付いた感じ。 なのに、もう8年前の作品になるのですね。 そして誇るべきは、この作品の原作は日本発祥なのですね。未読ですけれど。 アマプラで駆け込み鑑賞でした。 強くなっていくごとに、殺され方の描写が雑になっていく様にちょっと笑っちゃいました。 テンポよくサクサクっと逝くのね(笑) そして、ヘタレクルーズがリープするごとに頼もしくなっていく過程が、大変心地よかったです。 でもね、ちょっと???となったのはケイジが、出会う人全ての情報や過去を知り尽くしていること。 そこまで情報収集してなさそげな感じだったけれど。それ言っちゃ野暮ってもんか。 原題を、あてにならないことで定評のあるエキサイト翻訳先生に翻訳をお願いしてみました。 すると… All You Need Is Kill=必要なのは殺すだけです って、案の定危なっかしい日本語に(笑) ついでなので別題もお願いしてみました。 Live Die Repeat=ライブダイリピート まんまやんけ!wアホの子なりに意訳してみました。 「生死を繰り返す」で合ってるかな? さらに難題っぽい原題もエキサイトオヤジに。 Edge of Tomorrow=エッジ・オブ・トゥモロー だから!w もうオマエには頼まん! で、問題のEdgeの単語を直訳でいくつか意味を拾ってみました。 Edge=角、端、縁、辺境、〔変化が起きる〕瀬戸際、〔出来事の〕出発点、有利な状況[立場]、先行することを可能にする力、強み、競争力、優位性、優勢etc… ちょいとかっちょよさげな意味を組み合わせてみました。 Tomorrowは“明日”ですよね?それくらいアホの私でも知ってる! なので“明日の出発点”みたいな?“明日を優勢にする”みたいな?なので、“明日のためのその①”みたいな感じかな? (かなり適当です、合っていますか?洋画ファンのみなさんなら、きっと英語が堪能だと思うので、笑っていらっしゃいますよね…) そうそう、こんなことで躓いてちゃダメですよね。 「細かいことが気になってしまうのが、私の悪い癖でしてねぇ」なんですよ。 戦闘シーンでの、あのスーツのかっちょ良さは、今までに観てきたSF映画史上トップクラスですよ。 サイズこそ大きく違えど『パシフィックリム』のイェーガーに匹敵するかっちょ良さです。 そう言えば敵設定も似ていますし。 いえ、等身大だからこそ、むしろこちらの方が魅力的に見えちゃったかもです。 兵装が実体弾というのが、またいいんですよ。ガララララ!シュパパパパ!と小気味よい発射音を残して、弾が飛ぶ飛ぶ! 正直言うとね『スターシップ・トゥルーパーズ』は、かなりガッカリした作品だったのですね。 元設定を活かしきれていないと思ったです。勿論パワードスーツ的に。 四半世紀も昔の映画に、ブーたれちゃいけないんですが。 そういう意味で、やっとこさ「これなんだよ!」的なパワードスーツ映画を観ることができて感激でした。 最高のちょうううハッピーエンドも含めて。 あれぇ?今回はやけにあっさり目のレビューだぞぉ。 たまにはこんな醤油味もいいか。 いつも豚骨ならぬポンコツだもんね。
観る時ウトウトしてました。
引っ越し後、家で観る映画一発目。
最近トップガン2を視聴した流れで前から気になっていた為アマプラで視聴。
8年前の映画だが、トム・クルーズの容姿がトップガン2の今と全く変わっていない気がした。
映画の内容としては、地球外生命体との戦争に駆り出されてしまった主人公がある出来事をきっかけに、死ぬ度に戦争に行く直前に戻されるというタイムリープもの。
物語中盤くらいまでテンポよく進む為、観ていてとても引き込まれるが、話が核心に進むにつれて、所々モヤモヤした箇所があった。(消化出来ていないのは、自分の理解力の無さと途中疲れてウトウトしていたかもしれない)
モヤモヤポイント
①強い地球外生命体(青いやつ)は、一体じゃないんだ。
②女の人は何故ヘリにこだわったのか(車にしようって言ってたじゃん)
③地球外生命体を倒して過去に再度タイムリープしたが、なんか丸く収まっていた。(倒して過去に戻されたらまた一からじゃないの?)
書き出すと大事なシーンを理解出来ていない事に気が付きました。
この点以外はとても入り込みやすく楽しかったので、しっかり観れば素晴らしい作品なのでしょう。
トム・クルーズ主演だったのであまり期待していなかったのだけど、アク...
トム・クルーズ主演だったのであまり期待していなかったのだけど、アクション映画としては観やすくて、ストーリーもテンポよくて良かったし、けっこうおもしろかった。 日本のライトノベルが原作というのもすごい。原作も読んでみたい。
無限タイムループはSF映画新記録達成www
アメリカ合衆国軍のメディア担当のウィリアム・ケイジ少佐。 統合防衛軍本部ブリガム将軍。 なぜ軍の報道官が現場に派遣されるのか。アメリカ合衆国軍のメディア担当のウィリアム・ケイジ少佐が統合防衛軍本部ブリガム将軍の部下として命令される立場になったのか。そして身分を捏造され詐欺師が逮捕されて新兵として戦場に派遣。日本人が作者だと知って納得。法治国家のアメリカ合衆国なら査問委員会(軍法会議かな)だが軍国主義の大日本帝国なら上官殿に逆らえば命がないのが大日本帝国だからこの程度の懲罰人事は日常茶飯事(大日本帝国の辞書には懲罰人事という言葉すらない)。あと戦争依存症の軍国主義ほど厄介な連中はいない。戦況だの勝ち負けだのには興味がなく単純なドンパチこそが生き甲斐だから手が付けられない。最後に作品のテーマであるタイムループだが要は出来事の全てを丸暗記しないと駄目なんて無理っしょwww
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