命をつなぐバイオリン

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命をつなぐバイオリン

解説

第2次世界大戦時、ナチス・ドイツに侵攻されたウクライナで、バイオリンの演奏に生き残りをかけた子どもたちの運命を描いたドラマ。ユダヤ人の少年アブラーシャと少女ラリッサは、それぞれバイオリンとピアノの天才的な腕前で神童と呼ばれていた。2人と一緒にレッスンを受けるドイツ人少女のハンナもまた、バイオリンの才能に恵まれ、3人は音楽によってつながりを深めていく。しかしそんな折、ナチスがウクライナを侵攻し、ユダヤ人の絶滅計画を遂行。アブラーシャとラリッサにも危機が迫るが、ナチスはハンナに、ヒムラーの誕生祝賀会で完ぺきな演奏を見せれば、アブラーシャとラリッサの収容所送りを免除すると伝える。3人は自らの命運をかけて演奏会にのぞむが……。

2011年製作/100分/G/ドイツ
原題または英題:Wunderkinder
配給:オフィスウォーカー
劇場公開日:2013年2月9日

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(C)CCC Filmkunst/Julia Terjung

映画レビュー

3.5体制は人をむしばむ

2022年6月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

『体制は人をむしばむ。ボルシェビキもナチスも同じさ』ってセリフが出てくるが、ドイツ語なのはなんかピンと来なかった。ドイツ人が演じているので、仕方ないが、ロシア人とドイツ人の区別が最初つきにくかった。

ユダヤ人の子供を差別するウクライナの人々は、ナチスに一時的に加担し、場所によっては、ユダヤ人を虐殺した例もある。さて、それが今のウクライナ人の一部であることは忘れてはならない。勿論、ウクライナ人ばかりでなく、ロシアのボルシェビキの中にも反ユダヤ思想は根強かった。あの独裁者のチャップリンもユダヤ人の資産家をディスって笑いを取っていたと聞く。要は『体制は人をむしばむ』と言うことだ。そのユダヤ人はパレスチナを虐げている。

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マサシ

4.0戦争は嫌です!!

2022年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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yoite

4.5予想外のラスト

2013年11月26日
Androidアプリから投稿

悲しい

知的

ナチスの侵攻によって、恐怖と混乱に揺れるウクライナを舞台にしたドラマ。
バイオリンとピアノの才能に恵まれ神童と呼ばれたユダヤ人の少年少女らが、それを頼りに強制収容所送りを逃れようとするさまが描かれる…

音楽と戦争もの!しかも子ども目線( ;∀;)自分のどストライク設定のため評価は甘くなりがちだが、贔屓目を差し置いても名作。

ユダヤ人の少年少女,ドイツ人少女の3人目線で展開する。
戦争ものなので、中身はきついが直接描写が少なく、セリフで語られるので子どもでも観れる。
ユダヤ人少年たち2人はミスなく演奏会をこなせると命は助かる、ミスしたら処刑という観る側もとんでもない緊張感…
ハリウッド映画ではないので、ラストは!?

良質音楽にカメラアングル、構図が練りに練られ芸術映画としても○
主演の子は本物のプロの少年バイオリニスト(^^)

欧州文芸映画では珍しく尺が100分と短めなので、テンポが早く、かなり見易い作品( ;∀;)
テーマ曲の「友情の歌?」が名曲すぎる!!
唯一のツッコミ点はウクライナ(旧ソ連)舞台なのにオールドイツ語( ; ゜Д゜)

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桔梗F

5.0ドイツ人とユダヤ人が固い絆で結ばれていたというあり得ない設定を成立させて戦争の不条理が浮かび上がる

2013年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

悲しい

興奮

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流山の小地蔵

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