スプリング・ブレイカーズのレビュー・感想・評価
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おっぱい!ビキニ!美女!
退屈な大学に飽き飽きした4人の女子大生は春休み、フロリダ旅行を計画する。犯罪に手を染めながら…。
おっぱい!ビキニ!美女!ドラッグ!犯罪!
不道徳極まりない“非”青少年向け映画。
ビキニ姿のセクシー美女たちの羽目外し+犯罪と言うとキワモノ映画(それともロジャー・コーマン?)にも思えるが、破滅型青春ムービーの作り。
が、どうしても面白さが今一つピンと来ない。
スタイリッシュでポップな映像センスは冴えるが、文字通り中身の無い中身。本当に、ただの羽目外し。
いっそのこと、破天荒なエンタメ路線にした方が良かったのでは…?
結局印象に残るのは、異星から来たとか言う怪しげな麻薬売人ジェームズ・フランコ(役名エイリアン)の怪演と、やっぱりおっぱい!ビキニ!セクシー美女!
本当にフロリダはこんななのかしら
なんだかんだで、結局、面白かったかも
最初は、なんだかなぁと思いながら観てたんですよね。そりゃ、可愛い女の子のビキニ姿とか見れれば嬉しくないわけではないんですけど、でもそれをただ見たいがために映画を見るわけではないしさ。別に変にカッコいい音楽が聴きたいわけでもないしね。
ってな感じで、やや白けた感じで序盤は見てたんですけど、中盤にジェームズ・フランコが出てきてから、俄然、面白くなっていきましたね。あんな好青年な感じのジェームズ・フランコが、なんか、や、やべぇ、この人・・・近づきたくねぇ・・・って雰囲気をバンバンに出してて、それにつられて、意外にのめり込んで観ていました。
まぁ、撮影が良いというわけでもないし、音楽が良いわけでもないんですけど、編集が妙に斬新で、同じ台詞のループするところとか、変に緊張感が煽られる感じがありましたね。
それにラスト・・・ いや、唖然としましたよ・・・ それは想定してなかったわ、みたいな・・・
うまいとは思わなかったですけど、でも結局のところ、面白かったように思いますよ、これ。
頭にこびり付く洗脳作品。
本作は『頭がおかしい』映画でした。
…良い意味で。
冒頭からフロリダの「スプリング・ブレイク」シーン。
乳を放り出した若い娘共がマッチョな若い男と腰を振りながら踊り狂うシーン。
良い乳してやが…いや、実にケシカラン。
一転、田舎の女子大生の閉塞感を描いたかと思ったら主人公四人の頭が悪過ぎる選択を目の当たりにする。
そして再びフロリダの「スプリング・ブレイク」シーンへ。
観客に頭が正常に戻る隙を与えません。
話の流れ全体が頭が悪いです。
更に素晴らしいのが映像のフラッシュバック。
上述の冒頭シーンに代表される幾つかのシーンが劇中、何度も何度も差し込まれます。
意味もなく。
極めつけは謎のナレーション。
「Spring Break. Forever.」
低い呻き声で、この台詞を繰り返す。
この台詞が何度も差し込まれる。
登場人物の誰の声でもないので作り手側の切なる願望なのか何なのか訳が分からない。
展開は頭が悪いですが誰もが通る大人への「通過儀礼」をキチンと描いている点は好感が持てました。
また全体的に明るくPOPな雰囲気は観ていてテンションが上がります。
後の祭りも含めて、お祭り騒ぎが好きな方。
あと横になっても垂れないおっぱいが観たい方。
オススメです。
ウェーイ映画かと思えば…
アメリカの春休み(スプリング・ブレイク)で はっちゃけた女子大生のリアルな落ちっぷりを見せる映画かな? と思っていたら違った。
ハーモニー・コリン監督の短いショットを幻惑的に繋いで音楽で束ねるような手法。ドラッグ表現と相性がいいのは想像できたが、それでガールズのボディを撮るっていう。
途中で雲行きが怪しくなっていくが、ところがどっこい並のビッチじゃないぜ! とばかりにビキニ姿で悪事を突っ走る! 夕暮れにピンクのマスクでピアノを囲むシーンの美しさ!
ガールズムービーみたいに言われるけど オヤジを喜ばせる映画では?と思った。
水着の乳&尻をこれでもかというぐらい見れたという点で満足です。
おっぱい春休み。
「世界を挑発する無敵のガールズムービー」という触れ込みのハーモニー・コリン監督最新作。
ほぼ主演の女の子達がずっと無駄にビキニという、或る意味で男性の股間を「挑発」し続けとりました。
いやね、なんというか、最高に中身のない内容で非常に楽しかったです。
中身がないというとバカにしてるみたいであれですかね。んーあの、何が言いたいのか分からんというのが正直なとこで、ポップコーンムービーと呼ぶにはあまりに娯楽性は低く、スラッシャーな向きで観るにはそこまで過激でもなく、エロティックな方向にしてもじゃあ性描写バンバンか?つったらそうでもないという。
メッセージ的なものが1ミリも伝わった来ないっつーか。ま、ハーモニー・コリン作品てそういうとこありますからね。『ガンモ』もそうだったし。
で、貶してるってんじゃなくて。楽しかったんですよ、実際それでも。
ひたすらおっぱいボロロンで何かにつけてガールズがぴょんぴょん跳ねまわってるイメージの狂ったパラダイス感というか。
映像と音声とサントラをサンプリング的に切り貼りしたみたいな、流して戻して流して戻してって、或る意味実験的な側面も見せてくれるもんだから変な中毒性も湧いてくるというか。
なんだか不思議な感覚でしたな。
あんだけテンション上げまくったオープニングなのに、ラストをやたらしんみり閉じちゃうのも変な余韻残すし。
永遠なれ、ビッチども。
おしゃれな映画
ビキニに拳銃!
これは、分かり易く言うと、ミニシアター系の監督が、アメリカの優等生アイドル女優を起用して撮った不良大学生の春休み・・・・でしょうか?
アメリカでは、春休み中の1週間フロリダで羽目を外して、日焼けをして学校に戻ってくる習慣があるらしい(どのくらいの割合かはわかりません)
アイドル女優目当てなのか、題材からなのか、劇場(六本木ヒルズのTOHOシネマズ)は高校帰りの女子高生達で溢れていました。(土曜の午後)
ビキニと拳銃といった組み合わせはビジュアル的に新鮮で面白かったんですが、ストーリーにもう少し工夫が欲しかった。先の読めない展開とか、女子達の友情を映像でイメージ的に描くのではなく、セリフでしっかり描いて欲しかったかな?
まあ、PARCOでキャンペーンしてるように、いわゆる〝おしゃれな映画〟なんでしょうね。
ちょっとおじさんには遠い世界でした。リュック・ベッソン監督や、今は亡きトニー・スコットが撮ったらかなり面白くなりそうな題材ではありました。
何も考えずに楽しめる映画
観終わった後、まず襲ったのは猛烈な疲労感。
絶叫マシンに乗った直後みたいな感覚って言うのかな・・・興奮が消化出来なくて余韻に浸っちゃうみたいな感じ。ふわふわして足元が覚束ない。
映画の内容には特に筋はないです。
非日常的な事が次々起きていて最後までありえない感じで終わるみたいな。
MUSICVIDEOの長編作品みたいなイメージが近い気がします。
映像は綺麗だし、ネオンカラー取り入れてるから色彩鮮やかで見てて楽しかった。
メインキャストの女の子4人いますが、日本でも比較的知名度のあるセレーナ・ゴメスとヴァネッサ・ハジェンズよりアシュリー・ベンソンとレイチェル・コリンが素晴らしいです。
特にアシュリー・ベンソンは抜群のオープニングからラストまで抜群の存在感でした。
この映画、可愛い女の子大好きな女性に特におすすめです。
ただ、際どいシーンしかないので異性と行くことは絶対におすすめしません。
お酒片手に夜にフラッと見に行くのに最適な映画です。
観終わった後、夏が来るのが待ち遠しくなります。
バカ騒ぎもしたくなります。
海に鮮やかな水着で出かけたくなります。
劇中にスプリングブレイクは終わらない!という台詞が出てきますが、そんな時代が恋しくなりました。
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