ルビー・スパークスのレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
あれ、『(500日の)サマー』に似ている
スタッフも共通しているそうで、
500日のサマーとの共通点は、たくさんあります。
決定的に違うのは、「彼女のことをタイプライターで思い通りに操れる」という設定。
それなのに、男の理想通りにならないのが面白い。
でも、彼女が「実在」始めてからの、彼の反応が、普通じゃない。
それが、この映画の特徴でしょうね。
最後は、痛々しくて見ていられませんでした。
それでも、ちょっといい雰囲気で終わるので、まぁ、よかったかな。ぐらいです。
オタク受けしそうな雰囲気を持つめちゃカワのヒロイン。 彼女はフラン...
オタク受けしそうな雰囲気を持つめちゃカワのヒロイン。
彼女はフランス語が得意だ...ボナペティ!なんつって前半は良いのだが、後半、主人公のエゴによりルビーがおかしくなる。
これじゃあタイプライターで文字を打つ行為が、ドラえもんに出してもらったひみつ道具使うの下手なのび太みたいじゃないか。
だんだんエスカレートしていき、終盤は本当いたたまれない。
夢で見た女の子というフワフワな感じ、理由はわからないが実体化したというのが良く、かわいい映画じゃん、と思ってたのに。
創造主と作り出した架空の人物という関係。
闇堕ちして君はボクの思い通りに出来る状態。もう見てらんない。ここのシーン怖すぎやしないかい。
全体的にキレイにまとまっていたけれど、ちょっとダークサイドのシーンが強過ぎた。
男はだいたい自分がお好き。
なかなか怖いwww
俺色に染まれあなた色に染めて。を、少し距離を置くとこう見えます。って自戒の念を込めて表現してる。それでもやっぱり恋するんですけどねー
恋愛って信仰に似てる。思い込んだら命懸け、他人から見ると未知の世界すぎて怖いやらアホらしいやら羨ましいやら。
そんなホラーなラブをこんなファンタジーに仕上げちゃってて笑えた。
独りよがりは嫌だけど、自分を好きじゃない男は魅力もないし。難しいね〜
ルビーがとってもキュート! 全体の雰囲気 色 音楽 インテリアも素...
ルビーがとってもキュート!
全体の雰囲気 色 音楽 インテリアも素敵で世界観に引き込まれました。
操り人形のシーンは切なく胸が苦しくなりましたが
タイプライターで物語が終点となり
その後は主人公の気持ちの変化と成長
最後の爽やかなシーンでは新たな物語の新たな始まりを感じることができました。
確かにSFホラー要素もありますが
とっても素敵な映画でした。
肥大妄想
自分はとてもカルヴィンが羨ましかった。
願望を形にしてしまったのだから、もっと妄想全開になるところ、
(カルヴィンの兄ハリーがその代表)
そんなことしたら完全にAVでしかないのでこれでいいとしても、
ルビーとカルヴィンのイチャイチャは結構エロいし、
そもそもルビーが可愛いすぎだろ!ズルいわこの野郎!
(ちなみに乳房とかは出てません)
ただ後半は虚しさしかなかった。
ルビーの目の前でタイプするカルヴィンも、やけっぱち感しかない。
「それでも貴方が好きでした」都合良いが仕方ない。
これだけやりたい放題で、最終的にすべてうまくいくカルヴィンには、
なんだかなー、やっぱりズルいなーと思わずにいられないが、
ラストはむしろ好き。
このラストとか全体の雰囲気も「(500)日のサマー」に似てる、
と思ったら、結構関係者同じらしい。
ミスリトルサンシャインがとても良かったので見ました。 軟弱な処女作...
ミスリトルサンシャインがとても良かったので見ました。
軟弱な処女作が「天才」と言われる本の作家で、その後本が書けてない、女とも付き合えないカルビンが主人公。
前半はとても奇跡的で夢のようなハッピーストーリーで、後半、暗転する。
最後は本当のルビースパークスに会って、「よかったね、カルビン!」と言える内容で終わってよかった!と思えるが、うまくいくんだるうかと疑問に思ったりします。
ミスリトルサンシャインになかった人間の邪悪な部分が描かれたりしてるけど、今まであったミラクルは偽物で、普通に恋するのが一番!って思わせる結末のロマンチックな内容でした。
ここ最近見た映画で1番怖い変愛系作品。 前半ゾーイカザンのきゃわ破...
ここ最近見た映画で1番怖い変愛系作品。
前半ゾーイカザンのきゃわ破天荒っぷりも、中盤から恐怖の対象でしか見られなくなってきて、徐々に可愛さを感じられなくなってくる面白さ。
そしてポールダノの素晴らしい陰キャラっぷり。特にラストの2階に上がってタイプを打つシーンはもう過剰すぎて爆笑もの。
序盤のテンポの良さで引き込まれていくが中盤からは特別盛り上がる展開はなく…。
着地点が見える作品なので演出に期待するも、個人的にはあまりハマる部分がなく終わってしまった。
なんか両親もちょっと怖いし、個人的にはオチもハッピーエンドには思えず…最初から最後まで恐怖映画として見てしまった。
理想と現実が上手く描かれています。
リトルミスサンシャイン、ポールダノが好きなので見たいと思っていました!
ファンタジー性とリアルが絶妙に絡まってるお話だなあと思いました。
前半は主人公の理想そのものが描かれている気がします。
ポールダノとゾーイカザンがリアルカップルなのでそこもまた良いです!
後半につれて現実が見え隠れしてきて狂気さえ感じられて少しゾワッとしました笑
けれどちゃんとラストはスッキリする終わり方でした。
プールの色だったり、お家だったり色彩も綺麗でした。
個人的にはとても好きなラブストーリーだなって思います。
オススメです!
すき!
最初はすぐに見入ることができなくて途中で寝るかな?と思ったけど、いつのまにか夢中になってて気づいたら終わってたそんな作品。
物語に書いてた彼女が実際に存在して最初は混乱するものの毎日ハッピーハッピーなんて、前半はそんなありきたりなラブコメかと思ったけど、それでも2人が微笑ましすぎて結構たのしめた!
ルビーが現実に存在するとわかった瞬間のカルヴィンのリアクションがなんともいえぬ。抱きかかえるの可愛すぎる(笑)
そしてカルヴィンは物語の続きを書くのをやめたにも関わらず、思い通りにならないことから再び物語に手をつけてしまう。
これってよくないことだよね…と思いながら見ていくと、やっぱりそんな方向に。
そして私は段々と、この関係はどうなるんだろう?と考えはじめた。
その答えとして、まさかのあんなシーンがくるとは…。あのシーンは、みなさんも書いてらっしゃるとおり、狂気的でホラーに近いようなイメージも持ちました。とても印象的です。
からの、カルヴィンが最後にルビーを想って書いた物語のラスト。本当に切なすぎます。
後半は前半がごく普通のカップルストーリーだったせいもあり、そもそもの基盤をわすれかけていたところからの衝撃がすごかった!
でも、また見たいと思える作品!わたしは好きでした!
最高!
2015.9.11 1回目の鑑賞
2022.10.5 2回目の鑑賞
何度観ても最高だった
初めて観た時から、7年が経っていた
衝撃だ
7年経った今でも本作がまごう事なき傑作なのも凄い
素晴らしい映画は色褪せない
同じところで泣ける
夢中なって観ていた
今回は別の振り幅からも楽しんだりして
何年経っても苦しくて痛い物語かもしれない
観たかったポール・ダノ
不思議な話だけれど、ルビーとカルヴィンの気持ちの揺れがとても生々しい。
ほのぼのかと思えばなかなか厳しい所に追い込まれたりもする、見応えのある作品でした。
ゾーイ・カザン演じるルビーは、理想の女の子らしくとてもキュート。脚本・主演とは素晴らしい才能です。
「リトル・ミス・サンシャイン」のポール・ダノを観た時、しばらくはシャイで面倒くさい男の子を上手く演じてみせてくれるんだろうと結構楽しみにしていたら、すぐにダニエル・デイ=ルイスと渡りあう強烈な役を堂々演じきって驚かされました。
その後も幅の広い役柄を演じて嬉しい活躍ですが、この度は偏狭で繊細で優しい、観てみたかった彼を観れて満足です。
ステキなラブストーリー。
スタートは少し重たい雰囲気でちょっと退屈を予感させたものの、気が付いたら引き込まれてる映画だった。
ルビーが良かった。
とても可愛い。
そして、最後、泣けました。
きっと、また見たくなる映画。
理想の女性像みたいな映画
派手さに囚われず確実に進めていく構成が良かった。
主人公カルヴィンが、夢に見た女性を主人公にした小説を書いたら、その女性が現実に現れる。そしてデートとかするようになる。
っていう、始まりはファンタジーだけど、それ以外はもうほとんど現実的なストーリー。
始めは理想を手にして浮かれるカルヴィンだけど、彼氏彼女の関係にありがちなリアルな喧嘩もするようになってきて関係が悪い方向に向かっていったりもする。そうして理想がいつしか現実に溶け込んでいく。
理想も現実になると、ただ普通にある事になっていくのが見ていて新鮮で面白かった。
夢の先には現実があって、また違う夢も出てくる。
結局は現実とどう向き合うのかということになってくんだなと思った。
ラブコメ系でこんな感想を抱くとは思ってなかった。笑
でも恋愛ってやっぱり、こういう現実的な出来事の連続だと思う。いや思わされたのかも。
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