劇場公開日 2013年11月8日

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「ホラー映画では無く、青春映画」キャリー 白髪のおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ホラー映画では無く、青春映画

2013年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

今回の作品を見て、初回版は絶対的な力を感じさせました。
ラストの女優の目が、全てを飲み込んでました。
許しを請う声、避難する声、逃げ惑う声、全ての声、音を彼女は一切聞こえない、いや聞く事を許さない頑さがありました。
当時この妥協の無い力に、単純に「すげー」と画面に釘付けになった覚えがあります。
今作は、人間性を残しており、青春映画の範疇になるのでしょうか。
その為か、どうしても迫力の点で今一歩となります。
力は、その者の持つ意志の力だと判る点が、力不足を意味しているように見える場面がどうしても、一段下の力量に見えてしまいます。
監督は、女子高生の作品にしたかったんでしょうね。
そこには、声を聞く間が存在しました。
私は、今作品では、町中を破壊するのか期待していました。
自分と関係したモノ全てを飲み込んで無に帰す・・少々浅はかでした。

白髪のおっちゃん