「三作目ありきの二作目?」マチェーテ・キルズ arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
三作目ありきの二作目?
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そもそもこのシリーズの発端が『グラインド・ハウス』内の予告編だったように、二作目本編が始まる前に三作目の予告から始まる今作。
ということで、三作目になるであろう『MACHETE KILLS AGAIN IN SPACE』に向かってストーリーは進んでいく。
『マチェーテ』と言えば、土埃舞う国境地帯がマストな背景だと確信している私としては、銃やマチェーテ(ナタ)以外に、ミサイルみたいな大掛かりな武器だったりSFっぽいハイテク武器の登場には正直萎える。
シリーズものの宿命なのか、敵がカルテルから世界征服を目論む軍需産業になるなど、話が大きくなるも、それと比例するように話も雑になっていくのは残念。
ラスボス的存在であるはずの、ヴォズが最近スキャンダル続きでパッとしない(落ち目?←ごめん)メル・ギブソンなのもちょっと寂しい。
男性陣がパッとしない(“チャーリー・シーン”を大統領役にしたのはちょっと面白い)代わりに、ジェシカ・アルバ、ミシェル(・ロドリゲス)姉さん(例え年下でも姉さんと呼びたい)、ソフィア・ベルガラ、アンバー・ハード、ヴァネッサ・ハジェンズ、アレクサ・ヴェガ、レディー・ガガ(女優陣の素晴らしいスタイルに比べるとその緩みっぷりはご愛嬌?)など女優陣は豪華で、ビジュアルも目の保養。
というわけで、なんだかんだで、次作はいよいよIN SPACE なワケで、もうこうなったらとことんやってくれ!とういう心境に至りました。
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