劇場公開日 2024年3月1日

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舟を編むのレビュー・感想・評価

全232件中、21~40件目を表示

4.0半身を失うような哀しみを乗り越えて

2023年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波

泣ける

幸せ

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カールⅢ世

3.5緻密な作業の大変さ。

2023年10月1日
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鑑賞方法:VOD

辞典の編集の業界を知れる作品。
そこにちょっと恋愛モードも入りつつ。

マジメくんの寡黙さと表に出ない情熱が出ないけど伝わってくる。そんな演技ができるってすごいなーと思いながら見ていた。

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キッスィ

3.5辞典編纂というマニアック感が小気味よい

2023年5月20日
PCから投稿

本作を徹底したマニアック作と判断できるのは実際の編纂作業に携わった者のみだろうけれど、素人目線ではかなり本腰入れて辞典編纂の過程を見させてくれた作品と感じましたね。

キャストも外れていると感じた人はなく、主演:松田龍平ははまり役だったと思います。
そして大ベテラン加藤剛さんが映画内でも引き締め役の重鎮として見事な存在感を見せてくれました。

オダギリジョーもフニャフニャお調子者の先輩役としてはまってましたね。彼はシリアスすぎる演技は苦しく感じる場合が多いけれど、本作や時効警察のような不定形でつかみどころがないような役をあてがわれると生きてくる印象ありますね。

ただ、ヒロイン宮崎あおいが後半存在感が薄れてしまいましたが、そこはちょっと引っ掛かった点ではありますね。

しかし、まさか本当に辞典完成までの15年のスパンを描くとは思わなかっ続きを読む

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resuwisshu311

5.0舟を編む

2023年3月2日
iPhoneアプリから投稿

地味でも良い、コツコツ頑張ろう。人との出会いを大事にしよう、とのメッセージが感じられました。楽しめました。

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alextm

3.0物静かな、でも、ディフォルメ的ディテール性に…

2023年2月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もうかなり前になるが、
家族全員でTV鑑賞した時の
かなり面白かったとの印象がある中、
キネマ旬報第2位作品でもあるので、
NHKの放映を機に再鑑賞。

しかし、今回は、
前回ほどの良い鑑賞後感は得られなかった。

多分に世間一般の人からすると、
かなり異質な世界で、
前回はその異質さに心を奪われた結果、
そこに面白味を感じていたのでは
なかったろうか。

今回の鑑賞では、その異質さにも慣れ、
むしろ、物静かな展開ながらも、
よくよく考えると
ディフォルメ的ディテール性に
違和感を感じ、
少し醒めて観てしまったような気がする。

それにしても、この辞書編纂、
ある意味、世の中の全てを知らないと
成り立たない仕事のようにも思え、
私の狭い認識で続きを読む

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KENZO一級建築士事務所

4.0素直であたたかい気持ちになれる

2023年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。

 以前に比べれば使用することが少なくなった辞書を作るという作業、こうやって改め見ると大変だな、と思う一方、言葉を定義するという行為はとても興味深いな、と思いました。
 映画で語られ描かれている内容は必ずしも辞書作りのみに限定されるものではなく、物作りをするときの普遍的なものが描かれていると感じました。
 馬締さんのように、真面目にコツコツできるってなかなか難しいですよね。あんな風になりたいな、なれないだろうな、と思いつつも、あんなふうに頑張る人を応援できる人になりたいですね。

 やっぱり宮崎あおい、可愛いですね。

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kame-pukupuku

4.5宮﨑あおいさん、黒木華さん、池脇千鶴さん

2022年12月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

宮﨑あおいさん、黒木華さん、池脇千鶴さんと、好きな女優が3人も出演しているので、評価高めなっております。が、それを無しにも楽しめる映画でした。
言葉って生きている。言葉って尊いな。
しかしマジメも、ここまで突き抜けると面白い人となる。

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光陽

3.5しんどい辞書編集

2022年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

松田龍平扮する大学で言語学を学び変人と言われている馬締三也は、営業から辞書編集部へ配属された。辞書編集部は、加藤剛扮する松本先生がリードしてきた。馬締は、宮崎あおい扮する料理人林香具矢と出会い一目惚れしてしまった。

まともにものをしゃべれない朴訥な馬締役を松田龍平は好演していたね。特に告白出来ない香具矢とのからみは面白かったし、どうして香具矢が馬締を相手にするのか不思議だったな。馬締は意外に回りに影響力を 持っていたね。それにしても辞書編集はしんどい仕事だ。

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重

4.0染みる良さ

2022年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

知的

アニメ視聴済みでお話は知っていました。
良い感じで映画化されていました(どちらが先とか元が何かなどわかりませんが…)

俳優さんも配役も良かったです
私にとっては好きな俳優さん気になる俳優さんばかりでした。
小林薫さん 加藤剛さん
八千草薫さん だけでなく
どなたもとにかく映像に馴染んでいて染みる映画でした。

辞書づくりなんて地味な話っぽいけれど
とても上手く描かれていて興味深かったし、面白かったし、胸にグッとくるシーンもたくさんあって 良い映画でした。

さすがNHK(録画視聴です)

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きなこ

4.5暖かい心になれるヒューマンストーリー

2022年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

暖かい心になれるヒューマンストーリー❣ 馬締光也(松田龍平)林香具矢(宮崎あおい)の恋愛模様が微笑ましい。凄まじい辞典編集作業には驚き、感動。キャスティングが素晴らしい。

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浪花のしんちゃん

3.5辞書編さん業

2022年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

辞書編纂、出版というニッチなテーマを映画にした所が売れた理由じゃないだろうか?子供の時からお世話になった身近な辞書。その辞書が出来るまでを考えて使っている人は僅かだと思う。でもこれからは違う。紙質や抽象的すぎて説明が難しい言葉をどの様に説明しているのか、辞書毎に見比べるのも良いだろう。『用例採集』と言う言葉も初めて知った。
主人公とヒロインが別の人ならもっと楽しめたかな?ちょっと昔なら吉岡秀隆あたり似合いそうだ。また八千草薫さんや加藤剛さんが流石は安定の上手い演技をされているなぁと思いました。絶対オススメの映画!

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見聞

4.5美しき日本人の佇まい

2022年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2013年。石井裕也監督。原作三浦しをん。
この映画をもう一度観ようと思ったキッカケは、『博士と狂人』を観たからです。

『舟を編む』は『博士と狂人』より、3倍感動したな!
『舟を編む』はちゃんと辞書作りのディテールが描かれていたな!
出てくる人間が《心美しき人間ばかり》だった。
そう思うと、観たくて堪らなくなりました。
やはり思っていた通りの、美しき心の日本の映画でした。

2005年。
玄武書房では「大渡海」と言う書名の辞書を編纂しています。
編集責任者は松本先生(加藤剛)。
営業の西岡(オダギリジョー)
実力派編集者の荒木(小林薫)が定年を期に妻の看病専念のため退職。
穴を埋めるため選ばれたのが、変人でピュアなカタブツ馬締(まじめ)光也だった。
馬締を演じる松田龍平。
思うに彼のキャリアで続きを読む

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琥珀糖

4.5すごい綺麗

2022年7月5日
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原作未読です。
この作品は雰囲気作りにとてもこだわってるなーと思いました。
キャストやサントラ、映像やロケ地、撮影現場が内容にすっごく合っていてめちゃくちゃ見やすかったし、自分のどストライクでした。特に、この映画2013年のものならもっと映像を綺麗に映せたはずなんですが、そこもこだわっててザラザラの映像に黄色がかったフィルムでとても良かったです。

もし、足りないポイントを上げるとしたら、迫力やインパクトなどが無かったとこです。あくまで個人の意見ですので参考程度に。

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い

5.0映画を先に観てから原作を読んだ。 映画は原作との大きな違和感はなか...

2022年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

幸せ

映画を先に観てから原作を読んだ。
映画は原作との大きな違和感はなかったと思う。原作の大事な部分をさらに映画で補っているって感じがしたので良かった。
辞書をつくるというストーリー自体あまりないと思うし、それがまた今までと違った視点でいろいろなことが感じることができたので、とても新鮮でおもしろかった。
辞書をつくるために多くの時間と作業が伴う大変さが伝わってきた。人がものをつくるってすごいことなんだなぁと感じる。
そして「言葉」ってすごく大事で、大切にしたいなって思った。
心温まる素敵な作品でした。

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よっしー

3.0原作に忠実だが感動は薄い

2022年2月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ねりまっくま

3.0原作の良さをもっと出して欲しかった

2022年1月14日
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鑑賞方法:TV地上波

原作の人物や雰囲気はよく再現出来ている
辞書が完成した。良かったねという感想しか残らなかった

辞書作りは地味な作業で、映画にするには物語の強弱がつけにくそう。辞書作りか恋愛か、どちらかに絞っても良かったのではないだろうか

小説から得られた誰もが誰かに必要とされる感動を、映画で味わえなかったことが残念

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Daiki Sugiyama

3.0淡々と

2021年8月16日
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鑑賞方法:VOD

たかが辞書
されど辞書
辞書を作るにはこんな苦労があったのか
淡々と描かれている
こんな作品もいいねえ

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千恵蔵

4.0仕事が人を育てるってこういうことかな。松田のこういう役柄ってちょっ...

2021年8月12日
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鑑賞方法:VOD

仕事が人を育てるってこういうことかな。松田のこういう役柄ってちょっとないので新鮮だった。あおいちゃんも素敵だった。月を背景にきたかぐやの設定もいい。板前の料理出しも美しい。行きたくなった。
長い時間をかけてやる仕事っていいなあと思う。
加藤剛はイマイチだけど、こんなもんか。八千草薫の表情がいい。懐かしい。
オダギリジョーも調子のいい感じと人の良さが両立してるところが、石井監督の醍醐味。ダサいのエピソードがいい。
でも、こんなにたくさんの賞をもらうほどの作品かなとも思う。石井の他の作品より凡庸。

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えみり

4.0松田龍平、オダギリ・ジョーの共演作品

2021年7月3日
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鑑賞方法:VOD

以前から気になっていた作品ではあった。小説の中では、三浦しをんをよく読んでいたので、タイトルや大まかな内容は知っていたが、誰が出演しているかなどの具体なところまでは知らなかった。このたび「大豆田とわ子と三人の元夫」が放送され、出演者の一人である松田龍平に興味を持ったところ「舟を編む」がヒットした。「まめ夫」に同じく出演していた、オダギリ・ジョーとの共演作である。そればかりではなく、宮﨑あおい、小林薫、加藤剛、八千草薫といった名優たちも名を連ねており、期待は大きく膨らんだ。辞書の編纂過程がいかに長い道のりであるか、登場人物の人生と重ねて表現する(1995年スタート)画期的な作品であろう。基本的に、登場人物は“善意”に満ちており、悪者という悪者は最後まで現れないので、ややファンタジー感が否めないが、そういう作品であると理解した上で楽しめば何ら問題ないと思う。

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Kohei

4.5辞書作り=文化の礎・記録を作ること

2021年6月20日
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鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

2枚看板は、松田氏とオダギリ氏だよね。
宮崎さんじゃなく。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

レファレンスブックの世界では厳密にいえば、「辞書・辞典」と「事典」「字典」の定義が違うことはご存じだろうか?そんなニュアンスもすでに遠くになりにけりなんだろうな。
 ピンポイントに明示してくれる電子媒体は便利だ。紙媒体だと、目指す単語に行き着くまでが煩わしい。余計な単語や用例が目について寄り道したり、いらいらしたり。そして目指す単語に行き着いても周りに拡がる同音異語、似たような言葉。電子辞書がプールなら、紙媒体は四面に拡がる海。ついつい目的地を見失い、言葉の海の中で迷子になる。(国語や英語の教室にはそんな海でおぼれたり、不思議の国へ遊びに行ってしまったり、フェードアウトしている子が何人いることか)そんな中で自分にふさわしい言葉を自分の感性を頼りに拾いださなければな続きを読む

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とみいじょん