クラウド アトラスのレビュー・感想・評価
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アクションでSFでファンタジーでラブストーリー
最初のうちはあんまり集中してみると意味がわからなくなるかも。
ぼーっと見てると、最後の1/4くらいでぎゅーーーっと話が集約されてくる。
これを文字で表現した原作は、一体全体、理解可能なんだろうか…。
ウォシャウスキー兄弟の映像で見るからこその世界観だった気がする。
自分には少し難しすぎた。
6つの時代のとある人々の物語。ロードオブザリングに匹敵する約三時間もの映像の中、異なる時代の場面が錯綜するため頭の中で整理するのに一苦労です。
映画全体のミステリアスな雰囲気はとても好きなのですが、序盤はあまり物語に動きがなく、ゆっくりと各時代の背景を描くため序盤は少し退屈に感じました。しかし、中盤からはそれぞれの時代の中で異なる時代との接点が見つかっていくので知的好奇心がドンドン湧いていきます。
この映画は一回観ただけでは完全に理解することが難しいと感じました。他の方のレビューや感想などを参考にした上でもう一度この映画を鑑賞したいと思います。
ミスター・ノーバディやメッセージなどのSF映画が好きな方におすすめです。
ロバート・ゼメキスが監督であれば
長いけど満足感高い
普通に面白かった
ちょーつまんねぇ。
面白くていい映画
登場人物が多すぎるので難解になってる
扱うエピソードを減らして登場人物をもっと削ることも出来た。
多くの人が一度見ただけではストーリーをよく理解できないと思うので、独りよがりの構成なこの映画に対し、イライラする視聴者も多いと思う。
複数の企画を小出しにしながら交互に放送する方法は、日本のバラエティ番組の特番でも良く見られるテレビ向けの手法で、目新しさはない。複数の企画を小出しにしながら放送することで、各企画のオチを引っ張る手法。ただこの手法は通常は視聴者に配慮し2~3の企画を交互に扱う。この映画がやってる6つの企画はさすがに多すぎて頭が疲れる。
6つものエピソードがあるために前半は登場人物や設定を覚えるのにかなり苦痛。だが何とか話についていければ、各エピソードが急展開する後半は盛りあがる。
人間の残酷さを題材にしたグロい話が多く、ストーリー展開もいいので、緊張感を持って楽しめるとは思う。だからこそ、見てて疲労がたまる前半が残念。6つの話を交互に扱うのは流石に多すぎで、途中で視聴を辞める人が多そうな映画。
1回で理解は難しい
6作品を一つに集約した映画
輪廻転成 / 物語の六重奏
1滴が大海になる物語
約3時間という長い本編で、難しそうなテーマと来ると早速冒頭で不安要素が強くなってしまうが、体感的にはそれ程長く感じない位であり、物語に集中していた事がよく分かる形となった。公開当時高校生だった私は、正直観る映画を間違えたと思う節もあったが、終盤に行くに連れて複雑な物語の中にも面白さや発見があり、じわりじわりとその世界観にハマっていった。
本作は6つの時代のストーリーが時系列をバラバラにして描かれているという、オムニバスとも違う斬新な手法を取っている。映像化不可能とされた小説が原作となっているが、確かにこれは難しい挑戦だっただろう。それを実現させたウォシャウスキー姉妹(当時は姉弟だったか)、流石である。興行面では不振だったものの、映画製作の意欲や挑戦といった部分は大いに評価出来るものだと私は思っている。
本作は日本人には馴染みの無い輪廻転生を描いた作品で、どの時代にも同じ思いを抱いている人間がおり、自らの強い信念を元に行動して行った人々の運命を描いている。一般的なSF作品として観るとかなりの奥深いテーマに翻弄されるかもしれない。輪廻転生については詳しい訳ではないが、それでも何とか意味は理解できたし、さほど難しい説教臭い部分も無く、本当にあっという間の3時間だった。自らの決断が招く結果が必ずしもハッピーエンドになった訳では無い。愛するものや自分自身を犠牲にして、その想いを次の世代に繋いでいく。1人の人間の物理的な力は小さい物かもしれない。しかし想いという物は時代も時空も超える物であるという事が強く感じる構成だ。劇中の台詞でも「1滴でもやがて大海になる」というものがあるが、そうして集まった雫が集まる過程を描いた作品という事になるのだろう。
今までは普通に送っていた自分の人生も振り返りたくなるような作品だった。
また、内容について行けなくても、同じ俳優がそれぞれ異なる時代で別の人物を演じているというマニアックかつ大胆な演出であり、写真だけの人物だったり、性別も違っていたり等、色々な人物に焦点を当てて鑑賞してみるのも面白いかもしれない。
ん~手放しで評価できない作品
”つながり”を大切にした映画
輪廻転生
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