劇場公開日 2013年3月15日

  • 予告編を見る

「登場人物が多すぎるので難解になってる」クラウド アトラス (;´ρ`)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0登場人物が多すぎるので難解になってる

2018年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

扱うエピソードを減らして登場人物をもっと削ることも出来た。
多くの人が一度見ただけではストーリーをよく理解できないと思うので、独りよがりの構成なこの映画に対し、イライラする視聴者も多いと思う。

複数の企画を小出しにしながら交互に放送する方法は、日本のバラエティ番組の特番でも良く見られるテレビ向けの手法で、目新しさはない。複数の企画を小出しにしながら放送することで、各企画のオチを引っ張る手法。ただこの手法は通常は視聴者に配慮し2~3の企画を交互に扱う。この映画がやってる6つの企画はさすがに多すぎて頭が疲れる。

6つものエピソードがあるために前半は登場人物や設定を覚えるのにかなり苦痛。だが何とか話についていければ、各エピソードが急展開する後半は盛りあがる。
人間の残酷さを題材にしたグロい話が多く、ストーリー展開もいいので、緊張感を持って楽しめるとは思う。だからこそ、見てて疲労がたまる前半が残念。6つの話を交互に扱うのは流石に多すぎで、途中で視聴を辞める人が多そうな映画。

(;´ρ`)