劇場公開日 2013年3月15日

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クラウド アトラスのレビュー・感想・評価

全129件中、81~100件目を表示

3.5クラウド・アトラス6重奏

2013年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

それぞれの役者が6つのストーリーを一人六役で演じる妙。クラウド・アトラス6重奏って実はそういう意味だったのか・・。みる側は多少、最初に頑張んないと最後までついていけない。結構、楽に見たい人には辛いかも。個人的には評価、二分する作品かなあ。
いずれにせよ、ウォシャスキー監督の野心的な、試み。面白かった。もう一回みないとね。

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としぱぱ

3.53時間弱 長いとは感じない

2013年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

最初はまったくスルーする気だったけど
ウォシャウスキー姉弟監督(+トム・ティクヴァ)というのと
ペ・ドゥナが出てるって事で観た。

長丁場で6つの物語が交差するとか聞いていたので身構えたが
そんな難しいところはなかった。むしろ分かりやすい。

短めに舞台が変わり先も読めない感じが続くため退屈に感じるところがない。映像も美しい。

しかし、心に響いてくるものはあまりなかったな。
東洋人なら輪廻的なテーマは普通に持ってる上に、書物とかドラマでよく扱われるため、練り上げられ方に年季が入ってたりするので。

ペ・ドゥナの表情は誰かに似てるって思わせる(けど誰かはわからない)
革命を描こうとするのはウォシャウスキー姉の方かと思うけど
ちょっと気恥ずかしいくらいストレートだ。

こういうドラマの作りは嫌いじゃないし、意欲は買う。
しかし手塚治虫「火の鳥」の完成度を知ってる者には物足りなかったところ。

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散歩男

4.0クライマックスが圧巻

2013年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

6つの時代と世界が同時進行する内容に最初は戸惑うが、逆に同時にすべてのクライマックスが訪れるのは圧巻。実験的な作品ながら良作。

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Dirtyoldman2010

2.5マイノリティ万歳、だが世界は…?

2013年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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そふつ

2.0予告編が一番面白い

2013年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ウォシャウスキー兄弟とは一体なんなのか。
今風に言えば「一発屋」なのだろうが、なぜか新作が出るたびに期待してしまう。そして毎度裏切られる笑
今作ではトムハンクスを起用し、さらに原作つきで、予告篇がタイムマシーンばりの時間超越系SFだったから期待せざるを得ないのだが、終わってみれば「なぜこうなった・・・」としか言えない。
とりあえず長い。
長いのはいろんな話が詰まっているからであるが、それぞれの話がそんなに相互干渉しているわけでもないのでただただ冗長だと感じてしまう。
おまけに登場人物たちがみんなはっきりしない物言いが好きなようで、それだけにそれぞれの話自体がよくわからない。
結果的に「よくわからない」まま話がすすんで、なぜか最終的にテーマが人間賛歌に落ち着いたようで(?)すごく気持ち悪かったです。

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Jill

4.0不思議な作品ですが面白かった

2013年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

マトリックスの監督と聞いて軽く見始めたが、こんな複雑な物語とは(汗)全体は六つの時代六つの物語が最初は時系列で進み、途中からザッピングしながら進行します。まあそう聞くとややこしい話しなのかと思いきや、そこは奇才やはりウォシャウスキー兄弟、驚くほどまとまっていて見やすいと感じました。共通のテーマは「罪」と「贖罪」だと思いますなんだか輪廻とかカルマという東洋の宗教的な思想を感じました。見どころはやはり六役を演じるトムハンクスですな。
メイクが凄いので誰がどの時代でどの役を演じているかを見つけるのも楽しいと思いますよ。さすがウォシャウスキー兄弟、いや姉弟か(笑)あっぱれです。しいて言うならPG15に指定されているだけあって若干暴力表現や性描写はキツイとこもあるので耐性のない方はちょっと気になるかもです。
一見の価値はあると思いますよ

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純米酒

4.0本題は単純、そこまでが複雑化され苦痛

2013年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

マトリックスの監督だけあって内容の複雑さは覚悟していたものの、少々長いと感じざるを得ない鑑賞時間であった
わざわざ6つの時代と世界を作り上げ、さまざまなジャンルや社会情勢、問題提起、ストーリーを用意し複雑に絡ませ、一本の映画としたのだからすごい。 良く言えば素晴らしい発想力と構成力、悪く言えばごちゃごちゃ入れたいもの詰め込んだ福袋のような作品
 中身は単純、一つ、命が尽きても魂はまた来世の自分に生まれ変わる
       一つ、今生きている自分の行いが次の自分に影響を与える
要するに因果応報、来世で幸せになりたいなら今よい行いをしなさい、と
この本題にたどり着くまでが長く、退屈に感じるかもしれないが、理解した途端に引き込まれる面白さがあった 全ての時代に同一人物が登場するが、あまりに表現力の高い特殊メイクに同一人物と把握できない俳優もいて、最後の答え合わせで驚くのも楽しみの一つかもしれない こういう頭を使う映画は嫌いではないが、3時間弱はちょっと長かったかな

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bp

4.0時を超え、生まれ変わり、再び巡り会う

2013年7月10日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

幸せ

「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と「パフューム」のトム・ティクヴァ共同監督。
輪廻転生をテーマに、6つの時代、それぞれに生きる人々のドラマが複雑に交錯。
SF、歴史劇、サスペンス、アクション、コメディ、ラブストーリー…一ジャンルに括る事の出来ない壮大なスペクタクル!

6つの時代を簡単にまとめると…

・19世紀、青年弁護士の航海記
・1930年代、同性愛の青年作曲家の苦悩
・1970年代、企業悪と戦う女性記者の話
・現代、老編集者の施設脱出劇
・近未来、クローン少女の自立
・文明崩壊後、人類救済の旅

…と、なる。

それぞれ年代順に語られるのではなく、バラバラに交錯しながら展開。
だからと言って、こんがらがって分からなくなったりはしない。
各年代、特色もあり、役者のメイクや演じ分けできちんと分かるようになっている。

ある時代でサスペンス的展開になると、別時代でもサスペンス的展開が同時に始まり、物語を盛り上げる。
また、19世紀の航海記と30年代の作曲が後の時代に継がれ、70年代と現代の話が後の時代で本や映画になり、近未来のクローン少女が文明崩壊後の世界で伝説として崇められている…など、各時代リンクし合っている。
その見事な構成力には舌を巻く。

トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ヒュー・グラント、スーザン・サランドン、ヒューゴ・ウィーヴィング、ベン・ウィショー、ジム・スタージェス、そしてペ・ドゥナ…。
一人数役。しかも、年齢も人種も性別も違う。
演じる側は大変だったろうが、役者冥利に尽きるというもの。

輪廻転生。生まれ変わり。
肉体は死滅しても、魂は不滅で、姿形を変え繰り返す。
その中で意志や想いは何度も巡り会う。
過ちや汚れで始まった魂は、時を超え、遂には救済へ…。
嘘か真か分からないが、何と不思議な因果。

映画は賛否両論真っ二つだが、僕は“賛”。
前例の無い壮大なプロジェクトに挑んだスタッフ・キャストの心意気、映画を数本分見たような充実感、希望と余韻を感じさせるこの映画を讃えたい。

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近大

3.0おもしろかったです

2013年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ウォシャウスキーの映画って観た後が楽しいですよね。
何か感想を言いたくなる映画です。
周りの人の感想が真っ二つに割れるので、それも聞いていて楽しいです。

熱烈なファン派 VS 中二病満載で見てらんないっていう派

どちらもかなり熱く語ってくれるので、ファンじゃない派も結局ウォシャウスキーの事が好きなんじゃないかと思います。

私自身はどっち派でもないですが、映画おもしろかったです。感想としては

1、ヒュー・グラントいい人すぎる。
汚れ役を6つも粛々と演じていたヒュー。1つくらいキレイな役があっても良かったのにね。

2、ベン・ウィショー素敵。
「パフィーム」ではあんなに小汚かったのに。
今の美しさで「パフィーム」撮り直してトム・ティクバ。

3、カルトとエンタメの配分・着地点はいずこ。
ウォシャウスキーの探しあぐねた感じがまた良し。

なんだかんだと語りたくなる映画って、良い映画だと思います…。

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小二郎

5.0トム・ハンクスお見事

2013年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

知的

難しい

幸せ

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RyanMeg

5.0ベスト

2013年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

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Curve

1.5う~~~ん…………

2013年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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しろにゃあ

5.0支配と被支配からの脱出 ─

Fさん
2013年4月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

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F

1.5エンドロールだけは見逃しちゃいけない作品

2013年4月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

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shikowo

4.0映像が素晴らしい

2013年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

テンポがよく、映像の見応えもある。
内容は理解するのが難しく結局のところ何もわからないまま
終了してしまう。しかしそのおかげで
何回も見たい、隠された真実はないのかを探したくなる。

同じ俳優さんがさまざまな違う役をしているので
それを発見するのも楽しい。

DVDを買って何回も見たいと思う。

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miiitaaan

4.06重奏の楽しみ

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

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Masataka

4.5雲の表情

2013年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

この映画は実験的だ。作品の出来として評価すると、
6つの物語はそれほど新しくもなく、最後のまとまりも弱い。
物語同士にいくつかの繋がりがあるようだが、
その紐を解きたくなるほどの強い興味はわかない。

視聴を終えた私は、テーマが掴みきれず困惑をしていた。

だが、それ以上に体を満たす充足感が心地よい奇妙な感覚に襲われた。

帰宅後ネットで調べていると、タイトルの元になった
「雲の表情」という言葉でハッとさせられた。

この作品は、輪廻について語ってるわけでもなく
人生と人生が強く結びついてると主張したいわけではない。

「雲の表情」を私達に見せていたのだ。と。

私たちは、雲を見上げると、そこに何故か表情を見出してしまう。
人の顔、人々、動物、道具、食べ物、建物、、、
ただの水蒸気の塊に対して、表情を与えてしまう。

この映画は、雲同士の奇妙な類似性と風に流されてく様を、
私達に見せていたのだ。

誰が誰を演じた。誰が誰の生まれ変わり。何が何に紐づいている。
それは全て、私達に表情を見出させるための、細い輪郭でしかない。

世界の奇妙な類似性を、客観的に描くための輪郭。それがこの映画の役割。
断言はしない。表情を見出すのは私達に任されているからだ。それがこの映画の狙い。

奇妙な類似性に、困惑しながら、なぜかそこに安らぎを覚える。
まるで雲の表情を見ている時のような充足感だったと後に気付く。

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saitofj

2.5魂の回帰

2013年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

壮大で色々詰め込み過ぎたせいか、理論や理屈が先行して伝わりにくくなっている。
映像はとても美しく綺麗なので、それで誤魔化されそうですが、感動はしませんでした。

魂の回帰、生まれ変わってまた巡り会う。一見すると壮大で難しく思えますが、とても繊細で精神的なテーマです。
難しい理論で展開するより、もっと人物同士の繋がりを深く描いたほうが良かったでしょう。

個人的な感覚ですが、あれだけ壮麗な映像と贅沢なキャストで、魂の回帰をテーマにした作品にしては、伝わってくるものは殆ど無く、『言いたいことは分かるけど、何故か薄っぺらい』という感想しか残りませんでした。

こうしたテーマに関してはやはり日本人のみぎに出るものはいないかと思えます。
日本人の精神性は突き詰めて研ぎ澄ましたものがあり、こうした魂の回帰を一番本能で理解できるのではないでしょうか。

生まれ変わり、また巡り会う…これを描いた作品では、日渡早紀の『 ぼくの地球を守って』、里中満智子の『海のオーロラ』があります。
上記二作品は漫画ですが、魂の回帰についてクラウドアトラスとは比べ物にならないほど圧倒的な描写で解りやすく、遥かに感情移入できます。
また漫画が原作であるドラマ『 JIN-仁-』 も時代を越えた繋がりを描いた名作です。

正直、クラウドアトラスはこれら三作品の足元に及ばないと感じます。

観ても損になるほどではないですが、映画館で三時間ほどの長時間をじっと我慢しているよりはDVDで観たほうがいいでしょう。

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白桜

4.0何度も観たい

2013年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

6つの物語が同時に進行するのでストーリーを追うのに気がいって、物語に入り込めませんでしたが、面白かったです。特に未来の2編に魅かれました。一度観ただけでは理解しきれないところもありますが、もう一度観れば新たな発見がありそうで、何度も観たいと思います。こういう映画があってもいいと思います。

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ZEP

3.5ちょっと難しいけど

2013年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

壮大な人生のつながりとつながりを描いた大作でした。最初は、ちょっとわかりにくい所も多かったけど、途中からは、時代と時代とのつながりや。人と人とのつながりがだんだん理解できて、最後には全部がつながっているというように、ちゃんとアトラスとして見えるようになります。

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kurikuri