劇場公開日 2024年12月27日

レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価

全333件中、301~320件目を表示

5.0こらえきれない位の感情が沸いてきた!

2012年12月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

とても良かった!泣けます。
自然なメロディーと俳優の声がマッチしてて違和感ありません。
ミュージカルはちょっとと、思ってる人も、全然いけると思いますよ!

日本の若者は、元気がないと言われていますが、この作品を見て自分も、もっと自己主張してもいいんじゃないかって思いました。フランスの高い水準の福祉は、フランス国民自身が勝ち取った物であるんだと実感しました。

もう一度、映画館に行こうと思います。

2回目は、一人でゆっくり行こうかな(。・_・。)

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ともとも

5.0見てきました☆星三つです!!

2012年12月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

最近の、見て何も残らない映画とは確実に違います。レミゼラブルを読んだ人も読まない人も、心に響く映画です。アン・ハサウェイが素晴らしい。歌声もすべて演者さんが歌っていて吹き替えなし、それが魂を揺さぶられる。もう少し見ていたかった。長くは感じません。
 全ての政治家に観て欲しいと思いました。「この世に貧困と無知がある限り、この小説も無意味ではないであろう」と書き残したユゴーの、魂の叫びを日本の為政者にも感じて欲しい。今の日本に決して無縁ではないテーマです‥。
 エポニーヌ役の女性が、最も役に近かったと思います。完全にエポニーヌでした。歌声から目の表情に至るまで。
 年末にこの映画を観れて良かった。人がなんであれ、環境がなんであれ、世相がなんであれ、人間として正しく生きたい。あの、彼らと一緒に、最後に正義の旗を振っていたい。そんな気持ちになりました。

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わかこ

5.0公開を待ち焦がれてました!

2012年12月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

レ・ミゼラブルのミュージカルが映画になる!って知ってから、公開を待ち焦がれてました。素晴らしかったです、素直に泣きました。

初めて観たミュージカルがレ・ミゼラブルで、「On My Own」の歌声に強く心打たれたのですが、歌詞が分からない、話の内容を知らない、皆なんで泣いてるんですか状態。その後、本やCDでしっかり復習しました。

今回、映画を楽しむためにかなり予習・復習してから臨みました。
素晴らしかったです!!!

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imorich

4.5大事に大事に作られた作品

2012年12月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

歌うシーンが多くあるとは聞いてましたが、ほぼすべて歌でミュージカル調になってるんだなと映画をみて知りました。

すごく丁寧につくられていて、役者の感情が観客にも伝わってきます。アマンダ・セイフライドが好きで見に行ったのですが、この映画はアン・ハサウェイの演技が一番の見所だと思います。
登場シーンは前半部分で少なめなのに、見終わった後も彼女のシーンが頭から離れません。

時間があればもう一回見に行こうと思います。

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牛 乳 し ほ り 。

4.5素晴らしい。

2012年12月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

スタートからザ・ミュージカル!!希望、愛、そして人の平等性を訴えるみんなの歌声に終始胸を打たれた。ラストの締めくくりも素晴らしく涙が止まらなかった。

トム・フーパー監督は今回生歌を撮影する、ミュージカル映画にとって珍しい手法で役者の歌に感情を乗せる素晴らしい演技を演出。

ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンはXーMENのイメージが強かったので声量には良い意味で裏切られた。悪い所を見つける方が難しい。
フォンテーヌ役のアン・ハサウェイは登場時間が少ないにもかかわらず圧倒的な存在感で観客を魅了。
実は劇場予告で『夢やぶれて』を聴く度鳥肌が立っていた。
髪は実際の髪を本番で切ったという。なんというプロ魂。

自分にとってサプライズだったのはエポニール役のサマンサ・バークス。
彼女の歌う『オン・マイ・オウン』は正に衝撃的。
舞台で同役を好演し出演に至ったようだ。ナイスキャスティング。

後、テナルディエ夫妻もピッタリだったし、ガブローシュ役の子役も良かった。

自分の今年のベスト映画候補。この映画、歌は是非劇場で観てほしい。

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hiro

5.0壮大!

2012年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

めちゃめちゃ良かったああああ_____泣いた…笑った…感動したー!いろんな感情にさせてくれるし映画の中にいろんな題材があって全然違う映画のいいところをギュッと詰め込んだ感じの映画だった。だからどの場面も飽きがない!楽しめた!ミュージカル映画ってどうなん…て思ってたけど、そんなの気にならないぐらい入り込めた。というか、人物の感情がより伝わってきて良かった。

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紅茶

4.5命の意味を考えました

2012年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

全て俳優本人の歌声らしい。
魂に響きました。

アンハサウェイの演技は
プラダを着た悪魔しか知らないから
イメージ変わった。

マリウス役の人かっこいい!

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マイリー

3.5感情の容量をオーバーするほど情熱的

2012年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

舞台も原作も鑑賞した事はないのだが、G・ドパルデュー主演版の『レ・ミゼラブル』を
観た事があったので、大まかな話の流れは知っていた。
昔の記憶なので断言はできないが、キャストも演出も今回の方がフレッシュで豪華な印象かな。

見応えがあり、役者陣の歌声も素晴らしい良作だったが……
毎度口うるさくて申し訳無い。ここから不満点をいくつか。

パンひとつを盗んだ罪で19年間も投獄され、
仮釈放後も前科者として冷たい仕打ちを受けるジャン・バルジャン。
この部分を——彼が世界に憎悪を抱いていた頃を、もっと深く描いて欲しかった。
彼が神父の慈悲にどれほど心を打たれたか、そして
彼にとってコゼットがどれほど暖かな“太陽”だったか、十分には伝わらなかった気がする。
他のキャラも、2時間37分という長尺の割に
あまり深い背景や心理描写が描かれないのが残念か。

それと、歌で心情を語る事で確かにストレートに感情が伝わるのだが、
全編に渡ってあまりにストレートかつ情熱的に感情が流れ込んでくるので、
僕の場合は感情の容量オーバーでちょっとばかし疲れてしまったというのが本当の所。
いや、ミュージカルに慣れていない人間の意見なので、聞き流して頂きたい。

それに、こちらの胸を熱くさせる映画である事も確かだ。
身も心もぼろぼろになったフォンテーヌの歌には心を鷲掴みにされた。
涙と嗚咽を堪えながらの、絞り出すような歌声。最後に見せる、感情を無くした真っ暗な瞳。
アン・ハサウェイ、凄い。正に全身全霊の演技でした。
それまで一歩引いた感じで鑑賞していた僕も、あそこで一気に物語に引き込まれた。
サマンサ・バークス演じるポリニーヌも、その健気さが泣ける。
コゼットより彼女に肩入れしたくなったのは、どうも僕だけじゃないようで……。

この映画の殆どの人物が、誰かを愛する事に生きる意味を見出だしている。
バルジャン、フォンテーヌ、ポリニーヌの嘆きの歌は常に自身の失われた幸福を歌う。
だが彼らは最後、自身よりも愛する者の幸福を望み、高らかに歌いながら微笑む。

愛する人の幸福こそが私にとっての無上の幸福、人生の価値。

それがきっと、この物語が伝えたい事なのかもね。
法を愛する事にしか生きられなかったジャベールの末期はやや極端だが、やはり憐れだ。

以上!
他の皆さんより点が低めで少々申し訳無いが、
見応え十分の良い映画でした。

<2012/12/22鑑賞>

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浮遊きびなご

5.0こんなミュージカル映画は初めて!

2012年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

これまでのミュージカル映画では、登場人物たちが突然歌いだして、観客が「お、おう…」と少し引いてしまうことも多かったと思います。

レ・ミゼラブルは歌がセリフになっており、むしろ突然話出すのが不自然なくらいです。
なのでミュージカル映画が苦手な人もすんなり受け入れられると思います。

メインの登場人物たちそれぞれの描写があるのもとても良いです。

悲しみと幸せを感じてしまい、見終わったあとは少し複雑な気持ちになりましたが。。。

また観に行きたいです。

主演の方々の素晴らしい歌声は、劇場で聞くべきです。

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み

4.5エポニーヌが良かった

2012年12月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

私の中では、アン・ハサウェイでもなく、ヒュー・ジャックマンでもなく、何故かエポニーヌ役の無名女優さんが一番印象に残りました。彼女の歌は力強くて、表情も説得力があり♪On My Ownの場面で一番泣いてしまった。

帰宅後、気になって調べてみたらロンドンのレミゼ特別公演で正にエポニーヌ役をしていた舞台女優さんらしい。
もちろん他のキャストも良かったです。ストーリーもセットも衣装も。でもエポニーヌ役が当初候補に上がっていた リア・ミシェルやテイラー・スウィフトだったら、私の中でここまで印象の良い映画になっていなかったと思う。

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sakagon

4.5俳優さん達の力量に感服。

2012年12月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

日本語では、「ああ、無情」と訳された「レ・ミゼラブル」。
ユゴーの名作だ。
小学生くらいの時に読んだはずなんだけど、ラストの展開はすっかり忘れていた。

この作品はミュージカルである。
と言う訳で、セリフは音楽である。
ほとんど、歌っていた。
最初、「やっぱり歌うのね~」なんて思っていたけれど、そのうちに慣れて、違和感がなくなった。
それも、俳優さん達の歌声が素晴らしいからだろう。

演じながら歌われたとのこと。
感情が目いっぱい込められている。
哀しみ、喜び、憐れみ、叫び、苦しみ、絶望、あるいは力強さ・・・
俳優さん達は、心のしじまを大きく歌い上げ、また、細やかな感情の歌声は、見る者の心を揺さぶった。

ヒュー・ジャックマンは、2004年に「ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル主演男優賞を獲っていたのですね。
アン・ハサウェイは、ブロードウェイの舞台に立ったこともあるとか。
アマンダ・セイフライドは、「マンマ・ミーア」で、歌声は保障付き。
ラッセル・クロウも若かりし頃、バンドを組んでいたとか。
皆さん、演技上手で、見栄えも良くて、歌声も素晴らしいだなんて、三拍子揃った人っているものなんだな~~。

ジャン・バルジャン VS ジャベール。
貧民 VS 富裕層。
学生 VS 軍隊。
ジャン・バルジャン VS マリユス。
コゼットとマリユスの恋の行方。
などなど、見どころがぎっしり詰め込まれているので、どうなるの??どうなるの??とハラハラし、見る者を飽きさせない。

ジャン・バルジャンの悩み・苦悩・絶望・愛・善。
ジャベールの苦しみ・正義・悪・絶望。
ファンティーヌの愛・哀しみ・救い。
コゼットの苦しみ・喜び・愛。
エポニーヌの愛・愛・希望・辛さ。

どれも、深く深く、気高い。

ミリエル司教が教えてくれたこと、≪正しい人であろう≫とすること。
二本の燭台は、人の温かさをずーっと見ていたのだ。

アン・ハサウェイ演じるファンティーヌの「夢やぶれて」が、今でも頭の中でこだましている。
クライマックスの「民衆の歌」も素晴らしかった。

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りりー

5.0俳優陣の表情に注目

2012年12月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

執拗なまでに俳優陣の表情にこだわった撮り方。そしてそれに応える俳優陣の素晴らしい演技。もう駄目な人が一人もいないし特にヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイが凄まじい。

本編のほとんどが歌で構成されてるしその分演出もすごいけど、主要人物の感情を歌い上げるシーンはしっかり落ち着かせて見せてくれるからすごくよく映える。そんで最後のシーン。もうね、泣くよそりゃ。ずるい。

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yoichi

4.0ミュージカル映画の到達点

2012年12月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

 誰もが知るあの名作を原作としたミュージカルの映画化(あくまでも原作の映画化そのものではないらしい)である。元々、ストーリー自体が好きなのと、あのトム・フーパーが監督すると聞けば期待せずにはいられないだろう。

 本編中、ほとんどの台詞は歌である。まるで普通に会話でもするかのように喋っているが、全部ミュージカル風に仕上がっていて、これが他の「レ・ミゼラブル」と一線を画す点。しかも演技をしているときに、声も録音したというのだから驚かされる。ただ映画的な効果を上げているかというと、そうでないときもある。歌いながらも台詞のように話すから、感情豊かに表現はできるが、全体的にもったいぶっているのだ。溜めに溜めてて、とつとつと歌うシーンなんかは時折じれったくなる。

 だがほとんどの場面ではこの手法は成功していると言える。それは何よりも俳優たちに寄るところが大きいと思う。ジャン・バルジャンに扮するヒュー・ジャックマンは粗暴さと礼節を兼ね備え、力強い生命力を感じさせる。傲慢で自信たっぷりだが、不安定さも持ち合わせるジャベール警部はラッセル・クロウにぴったりだ。アン・ハサウェイも繊細な演技を見せ、キャットウーマンの姿は微塵もない。アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメインもそれぞれ小説から抜け出てきたかと思わせる。

 そしてなんといっても彼らの歌声は絶品だ。よくもまあ、こんなキャストを集められたものだ。だからこそ見せ場では観客を映画の中にグイグイ引き込む。ピークは"I Dreamed a Dream"と"Valjean's Death"だろう。前者の方は「夢やぶれて」としてよく知られており、CMでも使われていたが、確かにこのシーンは絶品だ。アン・ハサウェイが一人で静かに歌うのだが、こんなにも涙を誘うとは思わなかった。有名だからこそあえて直球勝負で来たのだろうか。映画の登場人物の感情がここまでダイレクトに伝わったことは未だかつて無い。そして後者は言うまでもなくジャン・バルジャンが死ぬラストシーン。「神の救済」という陳腐になりがちなシーンを、あえてミュージカルと同じように描き、映画的な技法に頼らなかった点が功を奏している。心を揺さぶられる、というのは正にこういうことを言うのだ。

 エンディングまで見たら、スタンディングオベーションをした観客の気持ちがはっきりと分かった。歌が持つパワーを改めて思い知らされた。ここ数年でも最高のミュージカル映画である。
(2012年12月26日鑑賞)

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キューブ

3.0感動なんですが……。

2012年12月25日
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泣ける

幸せ

見に行ってきました。

全部セリフがミュージカル風だったのでビックリしてしまいましたが、馴れると良い感じで見れました。話は本でも昔の映画で見て知っていましたし、何度見ても、聞いても感動するシーンがあって泣が入りました。アン ハサウェイがとても美しく、彼女の代表作になったんじゃないかなと思います。

ちょっと気に入らなかったのが、仕方ないとは思うんですが、キリスト教色がやっぱり強いなと感じた点です。突き詰めればジャンを改心させた、最初の神父の行動が話の出発点で、凄いぞキリスト教になっちゃうんじゃないですかね。

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おにっち弐号

4.0アン・ハサウェイで満足

2012年12月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

レミゼラブル行ってまいりました 有名なミュージカルなだけあってワクワク感1万倍
始まってすぐミュージカル風にセリフ始まり
あれ?どこまで続くのかと思い観つつ     ずーーーーっとミュージカル風なままw
あたいはムーランルージュっみたいに、セリフありで要所要所にミュージカルが挟むと思ったんですけど ずーーっとずーーーっとミュージカルですがなw

とりあえず見所は勿論 アンハサウェイの「夢やぶれて」のとこ、、、最高でした
これ見たら帰っていいくらいの迫力
あとは ずーーーっとミュージカルが永遠続き あたいは疲れましたよw

なかなか良い映画でしたがミュージカルを間髪いれずに158分ってのに耐えないといけない苦痛に評価4.0とさせて戴きました。

作中、考える時間くれよw 休みがなかった映画でありました。

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ヘイポー

5.0感動・爽快!

2012年12月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

寝られる

いやぁ~、ミュージカル映画は初めてだったので、最初はどうしようかと思いましたよ。(^_^;;;
いきなり歌い始め、ほぼ前編セリフは歌だけです。
でも途中から全く違和感なく染み渡ってきて、感情移入しまくりです。
一番泣けたのは、マリウスの革命後の歌。気持ちが伝わりすぎて溢れてしまう。思い出し泣きもします。。
エディ・レッドメインって歌上手いですね。
配役が皆素晴らしいので、全員がいて初めてそれぞれの個々の歌が活きる、という作品としての連動感、完成度の高さを感じました。

ラストシーンでは思わず拍手するところでしたが、もし私が拍手していたら、きっとみな同調してくれたような気がしています。

もう一度観たい!

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koontz

4.5エポニーヌゥゥゥゥ!!!

2012年12月24日
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泣ける

幸せ

趣味で合唱を嗜んでいるため、
一般の人よりミュージカルに対するハードルはかなり低いんですが、
予告を見る限り、どうも古風な作風がどうかなぁと半信半疑で観にいきました。
原作の内容もミュージカルも未見の状態での鑑賞です。

冒頭からの壮大なスケールに圧倒され、
“これなら舞台でなく映画化した意味があるな”と。
ただ、若干シーンの移り変わりが早くて
個人的には各歌唱シーンの余韻がほしかった印象はあります。
話が進むにつれて“まぁこういうテンポも悪くないかな”と慣れてきましたけど・・・
そして、まず男子諸君がお待ちかねのアン・ハサウェイの歌唱シーンに
分かっちゃいるけど涙。

全編歌唱シーンなので正直飽きてくるかなぁと思い始めたところに
アンサンブルが入ってきたりと、なかなか工夫された作りになっていると思います。
革命前夜のシーンは非常に印象的でした。

本国では一部不評との噂を聞いたラッセル・クロウですが、
ダミ声かと思いきや、なかなかの伸びのある美声をお持ちで、
2箇所ある独白シーンは風景との調和も見事でした。
98年版のジェフリー・ラッシュもねちっこいイメージがぴったりだと思いましたが、
ラッセル・クロウは“頑固さ”とか“信念”が滲み出ているジャベール像となっています。

そして、そして、中盤から登場するエポニーヌ。
全く予想もしなかったのですが、
心を鷲掴みにされてしまいました。
舞台版と同じキャスティングという事は
観終わった後に知ったのですが・・・
さすがと言うか、役を完璧に掴んでいるからこその
あの表情なのでしょう。
切なすぎるて、正直、メインのコゼット&マリウスの恋の行方など
どうでも良くなってしまいました。
それだけ感情移入してしまい、気がついたら涙が自然と頬を伝っていました。

本当に歌って素晴らしい。

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sigeru1238

5.0感涙と嗚咽と

2012年12月24日
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泣ける

興奮

幸せ

25年前、29歳で初めてミュージカルを観ました。帝劇のレ・ミゼラブルでした。幕が降りてもしばらく立ち上がれませんでした。畏怖さえ感じました。映画を観る際に、あのときの感動を損ねるかもしれないと、危惧しましたが、まったくの杞憂でした。
そのとき以上の感動を、54歳の私に呼び起こし、涙を流してしまいました。2012年は、プライベートで、いい年ではありませんでしたが、最後に、一生に残るクリスマスをありがとうございました。
そして、この映画を世に出してくださった、スタッフ・キャストの皆さんに感謝します。

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Nickname

4.0晴々しい大団円

2012年12月24日
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泣ける

悲しい

興奮

思い返せばミュージカル映画って劇場で観たのあんまりないですね。多分片手で数えるぐらい(もうちょっと観てるかな)。
何だろう。別に嫌いって訳でもないんだけど。まあ特段好きでもないつーか。レンタルでとかなら観ますけども。ただ、劇場でとなると~、ん~…ていうw
んで、このレ・ミゼラブルに関しても、正直、最初は食指が動かなくて。まあ大作って趣はあるし、予告でアン・ハサウェイが泣きながら歌っててこちらの涙も誘ってくるしで多少興味がないコトもなかったんですが。
如何せん上映時間がねえ。158分ですから。
観に行くの相当迷いました。好きなジャンルでもないのに二時間越えはちょっとなあ、ていう。
まあ結局観たんですけども。

で、やっぱ長いんですよ、158分。
途方もないスケールのでかさを感じつつも、こと歌唱パートに入ると演者の顔ドアップ。しかも情感たっぷりに涙ダダ漏れで歌い上げてくれちゃって。ひとしきり歌い終わると場面転換。んで歌唱パートでまた顔ドアップ。この繰り返しな訳です。ヒットアンドアウェイ。

なのにこれが不思議と飽きないんですよね。
長いのに飽きない。
役者が全身全霊で演じてるのが分かるからなんでしょうか。
激動の時代だった訳ですからね。力も入ります。
でもね、やっぱ観てて疲れる訳ですよ。もうそろそろヒットアンドアウェイ勘弁してくれと。
そんでいよいよもうダメ!疲れた!てとこに、あのラストの晴れ晴れしい大団円が待ってるという。
ああ、これはやられた。このラスト観る為の長い道程だった訳だと。
そっか、そっか。だったらば許せるなと。
なら158分も已む無しかと。
アン・ハサウェイのおっぱいも少しだったけど堪能できたし。

はー、もうお腹一杯!

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ロロ・トマシ

4.5芯から揺さぶられる

2012年12月24日
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泣ける

台詞を歌にのせることで、こんなにも感情移入しやすいのか。いや、やはり歌い手である俳優たちの物凄い演技あってこそ。
特にアンの独唱「夢やぶれて」は息もできないほど圧倒され、気付いたら歯を食いしばって涙を流していた。ヒューの最期のおだやかで弱々しい歌は、後で思い出しても号泣できる。

ミュージカル映画を観た経験は少ないが、ストーリーを追うための説明場面に時間を使わず、いい意味で舞台的に場面転換できるので、ここぞという見せ場に重点的に尺が使えてメリハリのある映画になっていた。そして、ここぞという見せ場は、非常に多い。

また画面の構成やアングルが写真的でとても印象深い。これもミュージカル映画の特徴か、引きを多用した視覚的説明が重要ではないので、人物のアップが非常に多い。目線、まばたき、口角、眉間などダイレクトに感情が出る細かい表情変化を感じ取れる。

最後の、次々と声が重なっていく場面は、心が痺れた。
ぜひ映画館で観るべき映画だ。

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Mami.Fujisawa