レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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ミュージカル映画らしいミュージカル映画!
セリフの99.9%が歌!
舞台版を観た事はないが、
まさに舞台をそのまま
映像化した様な作品。
楽曲も印象的で、
同じ曲で歌詞を変えてたりや、
キャラや情景に合わせた
テーマ的なもので構成されてて
わかりやすかった。
しかし話の流れ上、
説明不足であやふやに
流した部分も少々。
最近ではオバカ芸人的ポジションに
いるサシャ・バロン・コーエンが
まともにミュージカル役者してたのが
驚きでした(笑)
ちなみに『レ・ミゼラブル』
とは【悲惨な人達】
って意味らしぃ。
12/28(金)
[W.M.C.新百合]
20:50〜のレイトショーにて鑑賞。
絶対映画館のスクリーンで!お正月はこれで決まり!
俳優達のセリフにメロディーとリズムが付いて唄い出して、急に踊り出す様な動作がどうしても不自然に見えしまうので、ミュージカルは根っからの苦手という方には向きませんが、それ以外の映画ファンには、この作品は絶対お薦めです!
舞台でミュージカルを観られてライブでなければ嫌だと考えておられた方にも、この映画なら決してもの足りなく、嫌になる事無く最後まで、みんなにそれなりに満足してもらえる最高のクリスマスプレゼントになった映画だと思うのだけれども、みなさんはどんな感想をお持ちだろうか?
個人的な事だが、私はこの映画を、公開初日のレイトショーの始まり10前に映画館に到着して座席購入したのだが、シネコンのチケット販売のお姉ちゃんが「あいにく、お席の空席が前の方に僅かしか残っておりませんが、よろしいでしょうか?」と言うので、私もにっこり笑顔で、「はい、結構です、ガラ隙の映画ばかりが、最近多かったので、このお正月映画が大ヒットすると良いですね!!」と言うとチケット販売のお姉ちゃんの後ろにいたマネージャーらしき人がにっこりと笑顔で微笑まれたのが、何だかウキウキ気分を倍増させてくれて、楽しい気持ちで、本当にリラックスして映画を楽しむ事ができました!
この物語は学生時代には、必ず学校の指定図書として選ばれるお話しで、読書感想文の課題作として感想を書かされる物語だから、きっとストーリーを知らない人はいないだろうし、舞台でも有名な演目だし、映画でもお馴染な作品で、日本でも超有名な文学作品のリメイクを今回は、ミュージカル映画作品として映画化するのだから、そこにはスタッフ及び、キャストであるこの映画関係者にとっては有名なだけに、やり難く、プレッシャーの重く圧し掛かる大仕事であった事だろう。
そして、今回は全編作品の唄を同時録音していると言う点で、俳優陣の熱気が直に映画の画面に封印された様に迫力満点の画像がスクリーンに蘇っている点でも、是非とも映画館の大画面で観て欲しい作品だ!
そして大勢の人達と一緒に、空間を共有しながら作品を楽しんで感動を共有してもらうのがこの映画を一番楽しく映画を観られる最高の方法だろうと思う!
終映は夜の11時を過ぎていたにも関わらず、エンドロールの終わりまで殆んど席を立つ観客もいませんでした!
しかし俳優と言う職業は大変ですよね!こうして歌も立派に唄えなければならないのだから、どれ程特訓をうけたのか!「英国王のスピーチ」で国王がスピーチの為の発声の特訓を受けていた場面とダブって、アン・ハサウェイやヒュージャックマン達俳優陣がトム・フーパー監督の前で唄の稽古をしているシーンが目に浮かぶ様で可笑しかった!!
それにしても、この監督は人を楽しませるツボを心得ているようだよね!アカデミー賞受賞後の作品では尚更失敗は許されないから苦労しただろうが、この作品を観る限り彼はこれで一発屋では無く、本当の大物監督の仲間入りが果たせたと思う!
素晴らしいとは思うのだが…
こらえきれない位の感情が沸いてきた!
見てきました☆星三つです!!
最近の、見て何も残らない映画とは確実に違います。レミゼラブルを読んだ人も読まない人も、心に響く映画です。アン・ハサウェイが素晴らしい。歌声もすべて演者さんが歌っていて吹き替えなし、それが魂を揺さぶられる。もう少し見ていたかった。長くは感じません。
全ての政治家に観て欲しいと思いました。「この世に貧困と無知がある限り、この小説も無意味ではないであろう」と書き残したユゴーの、魂の叫びを日本の為政者にも感じて欲しい。今の日本に決して無縁ではないテーマです‥。
エポニーヌ役の女性が、最も役に近かったと思います。完全にエポニーヌでした。歌声から目の表情に至るまで。
年末にこの映画を観れて良かった。人がなんであれ、環境がなんであれ、世相がなんであれ、人間として正しく生きたい。あの、彼らと一緒に、最後に正義の旗を振っていたい。そんな気持ちになりました。
公開を待ち焦がれてました!
大事に大事に作られた作品
素晴らしい。
スタートからザ・ミュージカル!!希望、愛、そして人の平等性を訴えるみんなの歌声に終始胸を打たれた。ラストの締めくくりも素晴らしく涙が止まらなかった。
トム・フーパー監督は今回生歌を撮影する、ミュージカル映画にとって珍しい手法で役者の歌に感情を乗せる素晴らしい演技を演出。
ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンはXーMENのイメージが強かったので声量には良い意味で裏切られた。悪い所を見つける方が難しい。
フォンテーヌ役のアン・ハサウェイは登場時間が少ないにもかかわらず圧倒的な存在感で観客を魅了。
実は劇場予告で『夢やぶれて』を聴く度鳥肌が立っていた。
髪は実際の髪を本番で切ったという。なんというプロ魂。
自分にとってサプライズだったのはエポニール役のサマンサ・バークス。
彼女の歌う『オン・マイ・オウン』は正に衝撃的。
舞台で同役を好演し出演に至ったようだ。ナイスキャスティング。
後、テナルディエ夫妻もピッタリだったし、ガブローシュ役の子役も良かった。
自分の今年のベスト映画候補。この映画、歌は是非劇場で観てほしい。
壮大!
感情の容量をオーバーするほど情熱的
舞台も原作も鑑賞した事はないのだが、G・ドパルデュー主演版の『レ・ミゼラブル』を
観た事があったので、大まかな話の流れは知っていた。
昔の記憶なので断言はできないが、キャストも演出も今回の方がフレッシュで豪華な印象かな。
見応えがあり、役者陣の歌声も素晴らしい良作だったが……
毎度口うるさくて申し訳無い。ここから不満点をいくつか。
パンひとつを盗んだ罪で19年間も投獄され、
仮釈放後も前科者として冷たい仕打ちを受けるジャン・バルジャン。
この部分を——彼が世界に憎悪を抱いていた頃を、もっと深く描いて欲しかった。
彼が神父の慈悲にどれほど心を打たれたか、そして
彼にとってコゼットがどれほど暖かな“太陽”だったか、十分には伝わらなかった気がする。
他のキャラも、2時間37分という長尺の割に
あまり深い背景や心理描写が描かれないのが残念か。
それと、歌で心情を語る事で確かにストレートに感情が伝わるのだが、
全編に渡ってあまりにストレートかつ情熱的に感情が流れ込んでくるので、
僕の場合は感情の容量オーバーでちょっとばかし疲れてしまったというのが本当の所。
いや、ミュージカルに慣れていない人間の意見なので、聞き流して頂きたい。
それに、こちらの胸を熱くさせる映画である事も確かだ。
身も心もぼろぼろになったフォンテーヌの歌には心を鷲掴みにされた。
涙と嗚咽を堪えながらの、絞り出すような歌声。最後に見せる、感情を無くした真っ暗な瞳。
アン・ハサウェイ、凄い。正に全身全霊の演技でした。
それまで一歩引いた感じで鑑賞していた僕も、あそこで一気に物語に引き込まれた。
サマンサ・バークス演じるポリニーヌも、その健気さが泣ける。
コゼットより彼女に肩入れしたくなったのは、どうも僕だけじゃないようで……。
この映画の殆どの人物が、誰かを愛する事に生きる意味を見出だしている。
バルジャン、フォンテーヌ、ポリニーヌの嘆きの歌は常に自身の失われた幸福を歌う。
だが彼らは最後、自身よりも愛する者の幸福を望み、高らかに歌いながら微笑む。
愛する人の幸福こそが私にとっての無上の幸福、人生の価値。
それがきっと、この物語が伝えたい事なのかもね。
法を愛する事にしか生きられなかったジャベールの末期はやや極端だが、やはり憐れだ。
以上!
他の皆さんより点が低めで少々申し訳無いが、
見応え十分の良い映画でした。
<2012/12/22鑑賞>
こんなミュージカル映画は初めて!
これまでのミュージカル映画では、登場人物たちが突然歌いだして、観客が「お、おう…」と少し引いてしまうことも多かったと思います。
レ・ミゼラブルは歌がセリフになっており、むしろ突然話出すのが不自然なくらいです。
なのでミュージカル映画が苦手な人もすんなり受け入れられると思います。
メインの登場人物たちそれぞれの描写があるのもとても良いです。
悲しみと幸せを感じてしまい、見終わったあとは少し複雑な気持ちになりましたが。。。
また観に行きたいです。
主演の方々の素晴らしい歌声は、劇場で聞くべきです。
エポニーヌが良かった
俳優さん達の力量に感服。
日本語では、「ああ、無情」と訳された「レ・ミゼラブル」。
ユゴーの名作だ。
小学生くらいの時に読んだはずなんだけど、ラストの展開はすっかり忘れていた。
この作品はミュージカルである。
と言う訳で、セリフは音楽である。
ほとんど、歌っていた。
最初、「やっぱり歌うのね~」なんて思っていたけれど、そのうちに慣れて、違和感がなくなった。
それも、俳優さん達の歌声が素晴らしいからだろう。
演じながら歌われたとのこと。
感情が目いっぱい込められている。
哀しみ、喜び、憐れみ、叫び、苦しみ、絶望、あるいは力強さ・・・
俳優さん達は、心のしじまを大きく歌い上げ、また、細やかな感情の歌声は、見る者の心を揺さぶった。
ヒュー・ジャックマンは、2004年に「ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル主演男優賞を獲っていたのですね。
アン・ハサウェイは、ブロードウェイの舞台に立ったこともあるとか。
アマンダ・セイフライドは、「マンマ・ミーア」で、歌声は保障付き。
ラッセル・クロウも若かりし頃、バンドを組んでいたとか。
皆さん、演技上手で、見栄えも良くて、歌声も素晴らしいだなんて、三拍子揃った人っているものなんだな~~。
ジャン・バルジャン VS ジャベール。
貧民 VS 富裕層。
学生 VS 軍隊。
ジャン・バルジャン VS マリユス。
コゼットとマリユスの恋の行方。
などなど、見どころがぎっしり詰め込まれているので、どうなるの??どうなるの??とハラハラし、見る者を飽きさせない。
ジャン・バルジャンの悩み・苦悩・絶望・愛・善。
ジャベールの苦しみ・正義・悪・絶望。
ファンティーヌの愛・哀しみ・救い。
コゼットの苦しみ・喜び・愛。
エポニーヌの愛・愛・希望・辛さ。
どれも、深く深く、気高い。
ミリエル司教が教えてくれたこと、≪正しい人であろう≫とすること。
二本の燭台は、人の温かさをずーっと見ていたのだ。
アン・ハサウェイ演じるファンティーヌの「夢やぶれて」が、今でも頭の中でこだましている。
クライマックスの「民衆の歌」も素晴らしかった。
俳優陣の表情に注目
ミュージカル映画の到達点
誰もが知るあの名作を原作としたミュージカルの映画化(あくまでも原作の映画化そのものではないらしい)である。元々、ストーリー自体が好きなのと、あのトム・フーパーが監督すると聞けば期待せずにはいられないだろう。
本編中、ほとんどの台詞は歌である。まるで普通に会話でもするかのように喋っているが、全部ミュージカル風に仕上がっていて、これが他の「レ・ミゼラブル」と一線を画す点。しかも演技をしているときに、声も録音したというのだから驚かされる。ただ映画的な効果を上げているかというと、そうでないときもある。歌いながらも台詞のように話すから、感情豊かに表現はできるが、全体的にもったいぶっているのだ。溜めに溜めてて、とつとつと歌うシーンなんかは時折じれったくなる。
だがほとんどの場面ではこの手法は成功していると言える。それは何よりも俳優たちに寄るところが大きいと思う。ジャン・バルジャンに扮するヒュー・ジャックマンは粗暴さと礼節を兼ね備え、力強い生命力を感じさせる。傲慢で自信たっぷりだが、不安定さも持ち合わせるジャベール警部はラッセル・クロウにぴったりだ。アン・ハサウェイも繊細な演技を見せ、キャットウーマンの姿は微塵もない。アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメインもそれぞれ小説から抜け出てきたかと思わせる。
そしてなんといっても彼らの歌声は絶品だ。よくもまあ、こんなキャストを集められたものだ。だからこそ見せ場では観客を映画の中にグイグイ引き込む。ピークは"I Dreamed a Dream"と"Valjean's Death"だろう。前者の方は「夢やぶれて」としてよく知られており、CMでも使われていたが、確かにこのシーンは絶品だ。アン・ハサウェイが一人で静かに歌うのだが、こんなにも涙を誘うとは思わなかった。有名だからこそあえて直球勝負で来たのだろうか。映画の登場人物の感情がここまでダイレクトに伝わったことは未だかつて無い。そして後者は言うまでもなくジャン・バルジャンが死ぬラストシーン。「神の救済」という陳腐になりがちなシーンを、あえてミュージカルと同じように描き、映画的な技法に頼らなかった点が功を奏している。心を揺さぶられる、というのは正にこういうことを言うのだ。
エンディングまで見たら、スタンディングオベーションをした観客の気持ちがはっきりと分かった。歌が持つパワーを改めて思い知らされた。ここ数年でも最高のミュージカル映画である。
(2012年12月26日鑑賞)
感動なんですが……。
アン・ハサウェイで満足
レミゼラブル行ってまいりました 有名なミュージカルなだけあってワクワク感1万倍
始まってすぐミュージカル風にセリフ始まり
あれ?どこまで続くのかと思い観つつ ずーーーーっとミュージカル風なままw
あたいはムーランルージュっみたいに、セリフありで要所要所にミュージカルが挟むと思ったんですけど ずーーっとずーーーっとミュージカルですがなw
とりあえず見所は勿論 アンハサウェイの「夢やぶれて」のとこ、、、最高でした
これ見たら帰っていいくらいの迫力
あとは ずーーーっとミュージカルが永遠続き あたいは疲れましたよw
なかなか良い映画でしたがミュージカルを間髪いれずに158分ってのに耐えないといけない苦痛に評価4.0とさせて戴きました。
作中、考える時間くれよw 休みがなかった映画でありました。
感動・爽快!
エポニーヌゥゥゥゥ!!!
趣味で合唱を嗜んでいるため、
一般の人よりミュージカルに対するハードルはかなり低いんですが、
予告を見る限り、どうも古風な作風がどうかなぁと半信半疑で観にいきました。
原作の内容もミュージカルも未見の状態での鑑賞です。
冒頭からの壮大なスケールに圧倒され、
“これなら舞台でなく映画化した意味があるな”と。
ただ、若干シーンの移り変わりが早くて
個人的には各歌唱シーンの余韻がほしかった印象はあります。
話が進むにつれて“まぁこういうテンポも悪くないかな”と慣れてきましたけど・・・
そして、まず男子諸君がお待ちかねのアン・ハサウェイの歌唱シーンに
分かっちゃいるけど涙。
全編歌唱シーンなので正直飽きてくるかなぁと思い始めたところに
アンサンブルが入ってきたりと、なかなか工夫された作りになっていると思います。
革命前夜のシーンは非常に印象的でした。
本国では一部不評との噂を聞いたラッセル・クロウですが、
ダミ声かと思いきや、なかなかの伸びのある美声をお持ちで、
2箇所ある独白シーンは風景との調和も見事でした。
98年版のジェフリー・ラッシュもねちっこいイメージがぴったりだと思いましたが、
ラッセル・クロウは“頑固さ”とか“信念”が滲み出ているジャベール像となっています。
そして、そして、中盤から登場するエポニーヌ。
全く予想もしなかったのですが、
心を鷲掴みにされてしまいました。
舞台版と同じキャスティングという事は
観終わった後に知ったのですが・・・
さすがと言うか、役を完璧に掴んでいるからこその
あの表情なのでしょう。
切なすぎるて、正直、メインのコゼット&マリウスの恋の行方など
どうでも良くなってしまいました。
それだけ感情移入してしまい、気がついたら涙が自然と頬を伝っていました。
本当に歌って素晴らしい。
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