レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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うぅ…
1月14日 新宿ミラノで観賞。
世界的に名作なんでネタばれとか関係なく感想述べさせていただきます。
あくまで個人的になるが、
バルジャンが司教の慈悲に触れて目覚めるくだりは抜きどころになってるんだが、おかげさまで号泣させていただきました!
全編通してミュージカルの良いところをしっかり残して、且つミュージカルでは除かれた原作の細かいシーンが随所に映像化されていてなんとも嬉しかった。
ラスト~スタッフロールまでは恥ずかしいほど大大号泣してしまい、非常に満足させていただいた。
……が、すこし文句を言わせてもらう 以下TOP3
1位、レ・ミゼのもう一人の主役である「ジャベール」がいただけない。絶対にラッセル・クロウではないと思うし、ラッセル・クロウは歌もいただけなし、ジャベールはあんな太っちょでは断じて合わないのだ。
おいらの一番大好きなジャベールが自らで命を絶つシーンは本当に毎度ミュージカルでは泣かせていただいている大感動のシーンなのだが…ぜんぜん泣けね~じゃねーかよっ!
2位、この作品はレ・ミゼラブルのミュージカルの映画版なのだから、
吹き替え字幕もミュージカルの台詞と同じものを字幕で使うべきだ! ついでにミュージカル版の日本キャストで吹き替え版なんかをやったら、ファンは何回も映画館に足を運ぶぞ!最悪でもDVD版はへんなタレントなんか使わずに日本キャスト選抜で吹き替えをやるべきだ!
おとなの事情もあるでしょうが、これをやると確実に興行収入もUPするし、DVDが出たら買う人は増えるとおもいますね。
3位、ミュージカルで使われる「効果音」を映画でも使ってほしかった。
たとえば、マドレーヌ市長(バルジャン)が怪力で以って馬車の下敷きになった人を助けるシーンで、ジャベールが「ん!?不思議だ、信じられない」って思うシーン、
あそこで使われる効果音は非常に大切であると改めて思った。なんか映画版だとまるで棒読みのように歌うだけのラッセル・クロウによって「あれっ?どっかでこんな怪力男見たことあるぞ!」ってのがまったくこちらに伝わってこないように感じた。
期待通り、いや期待以上
一昨年帝国劇場でミュージカルを鑑賞して、気に入ったので是非こちらも観たいと思い、観てきました。
さすがミュージカル映画。音楽が素晴らしいです。
特に民衆の歌(Do you hear the people sing)が耳に焼きついて離れません。
信念に従い、時に苦悩しつつも駆け抜けたバルジャンの姿に最後は号泣しました。
劇場であれほど大粒の涙をしっかり流しながら泣いたのは初めてかもしれません。
暴動が起こった砦のラストシーンも印象的でした。
ミュージカル映画なので当然ですが、歌で話が進んでいくので、そうだと知らない人は裏切られた気分になるかもしれませんので注意してください。眠くなると思います。
ミュージカル映画だということをきちんと理解した上で、気になっているなら是非鑑賞なさってください。
余談ですが、ジャヴェール警部役のラッセル・クロウがすごく陰が薄い感じがしましたね(笑)グラディエーターとか、ロビン・フッドとか、マスター・アンド・コマンダーとか、主役のラッセルしか見たことなかったからだと思いますが。ラッセル好きなのでちょっと残念だったり。
期待が大きすぎた
鑑賞自体がああ無情!!
流石ぁ!!!
贅沢な時間を過ごせました
あらすじを知っている程度で鑑賞。ミュージカルならと、舞台気分でいつもより前の席で楽しみました。
観て良かったです、なかなかに贅沢な時間を過ごしたって感じでした。
冒頭の映像から強烈な印象でした。パン一つでも罪は罪、でも奴隷代りにするため軽犯罪を重く断罪しているのならとんでもないことです。
法の番人を標榜するジャベール警部の強権的な態度に、すっかりジャン・バルジャンに肩入れしてしまいます。
そこから始まる数奇な人生の物語。気づけばラストには涙していました。
隅々までゆき届いたキャスティングと感じました、何度も拍手しそうになっちゃいました。
ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイ、上手いだろうなとは思っていたけど、全身全霊というのでしょう、お見事でした。
エポニーヌ役のサマンサ・バークスと学生リーダーのアーロン・トヴェイト、素晴らしかったです。運動に参加する小さな男の子の、明るい歌声も心に残りました。
エディ・レッドメインも歌が上手い、彼のアップは魅力的でした。逆にラッセル・クロウは堂々とした立ち姿が印象的、危うい足元はジャベールの心の奥のあり様なのでしょうか。
宿屋夫婦、とんでもないと思いつつ憎み切れないのは、貪欲な生きる力にチョッと惹かれるからなのかな。
インターミッションはありませんでした(笑)
舞台で表現できない映像
数年前に帝劇で見たレ・ミゼラブル。ジャンバルジャンは滝田栄。ジャベールは村田国男、フォンテーヌは岩崎宏美。コゼットは純名りさ。エポニーヌが本田美奈子とても素敵な舞台でした。今回のジャンバルジャンのヒュー・ジャクマンもジャベールのラッセル・クロウ。フォンテーヌのアン・ハサウエイもミユージカルに適した歌唱力を持っている。私が他に好きなのはエポニーヌ役の役者さんで切ない恋心を歌い上げている。やはりレミゼラブルの有名な歌が流れてくれば、一緒に歌いたい気持ちになります。映像では舞台で表現できない場面を見れるのが嬉しい。但し、舞台はやはりライブなので反応があり楽しい。内容的に端折っている所もあるがミュージカル的には素敵な作品です。
2時間半の拷問
高評価の方がとても多い作品ですので、気分を害されたならすみません。最初にお詫びしておきます。
過去1万本近い数の映画を観てきましたが、久しぶりに上映が終わるのを待ちわびた作品でした。1時間は耐えましたが、残りは精神崩壊を防ぐのに必死でした。
人に言わせると「ただミュージカル映画が嫌いなだけでしょ」と軽くあしらわれそうですが、実はそれほど嫌いではないのです。「サウンド・オブ・ミュージック」は大好きな作品ですし、新旧を問わずミュージカルは相当数観ています。
ミュージカル映画は大きく分けて二種類あります。一つはセリフの一部が歌曲になった物、もう一つはセリフの全てが歌曲になった物です。前者は「サウンドオブミュージック」や「巴里のアメリカ人」など、後者は「シェルブールの雨傘」や、ゼフィレッリ版の「ロミオとジュリエット」など、ロックオペラの「トミー」も後者に含まれるでしょう。勿論本作も後者です。
セリフの全てが歌曲という作品は実はそれほど多くはなく、その理由は同じセリフを言うのに数倍の時間が掛かってしまい、脚本を練り込みにくいという問題があります。その為にこの手のミュージカルは単純な恋愛物と相場が決まっています。
本作は主人公のジャンバルジャンの数奇な人生をベースにしていて、原作も膨大な長さです。それを短い上映時間で描くのは元々無理があるのです。10程前にリーアム・ニーソンとユマ・サーマンで同じ原作を描いた映画がありましたが、それはジャンバルジャンとジャヴェール警部の関係を中心に描き、とてもまとまりの良い作品で好感が持てました。
本作はあれもこれも描こうとして、それぞれのエピソードや出演者の感情が表面的にしか描かれていません。正直何を描こうとしているのか分かりません。超ご都合主義で何でこうなるの?って展開だらけです。
ミュージカルにとって大切なのは楽曲ですが、これも鼻歌のような変に抑揚を付けた、これで音楽といえるのか疑問な物ばかりで、印象的な曲はほとんどありません。
革命の時の曲が何度か出てきて少し記憶に残るのですが、それがまた問題なのです。ラストにもこの曲が流れることにより、本作が革命を描きたかったのか、何を言いたかったのか益々分からなくなってくるのです。
それでも本作の舞台セットは素晴らしいし、俳優の演技も悪くないし、トム・フーパーの演出も上手です。(アクションシーンの演出が下手というのが露呈してしまいましたが・・・)
目に見える部分が優れているので、脚本の酷さが本当に残念な作品になってしまいました。
ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェーは多分数年前のアカデミー賞での見事なパフォーマンスが認められての起用でしょう。でもこのようなシリアスなミュージカルより「シカゴ」のような明るいエンターティメント・ミュージカルの方が二人には向いていたと思います。
これからご覧になられる方は覚悟して観てください。観賞後とても良かったという感想を持たれても何も変ではありません。芸術作品の受け取り方は人それぞれですから。
ダイジェスト版っていう感じ・・・
あの大部の原作を2時間38分にまとめるというのは無理があるし、自分が原作をよく知らないからいけないのかもしれないが、話が駆け足で、よくわからなかったし、感動している暇がなかった。原作を読んでいないし、舞台も観ていない。知っている歌と言えば、スーザン・ボイルで話題になった「夢やぶれて」だけ。登場人物を絞っているとはいえ、かなり多いし、5年後10年後などと、話が飛ぶのでついていけなかった。涙ボロボロを期待して観に行ったので、ちょっとがっかり。ヒュー・ジャックマンはエミー賞も受賞しているので、安心して観ていられたが、あのラッセル・クロウが歌えるとは知らなかったし、アン・ハサウェイの母親が舞台でフォンテーヌを演じていたとは驚きだった。アン・ハサウェイがキャット・ウーマンとはまた違ったかわいそうな母親役を見事に演じていて、役柄の幅の広さに感心した。
圧巻ですね(^^)
ミュージカル映画とは聞いていたが、全編歌いっぱなしとは思わなかった(o^^o)。
逆にセリフの途中に突然歌い出すという、ミュージカル特有の違和感は感じなかったけれど(^^)。
ヒュー・ジャックマンの地の底から響いてくるような歌声に圧巻でした。
巨大な船をドックまで引っ張り上げさせられる囚人たちへの、過酷なまでの労働と仮釈放後の社会的排除は、本当に身につまされる思いで見た。
数多くの冤罪が存在すると思われる現代社会においても、多少なりとも同じような思いを抱いている人もいるのかもしれない。
3時間という長編にもかかわらず、テンポ良く進んで行くので長いとは感じなかった。むしろ5時間くらい必要なのでは?と思ってしまった。見るのは辛いけど(o^^o)
貧民街の人たちの服の汚れは、本当に一ヶ月くらい身につけて、汚い場所で生活をしていたんじゃないかというくらい見事です。
「パフューム」並に汚いです(^ ^)
とても良かった
これぞ名作 観て公開無し。
重たい話で長めだがテンポが現代的で歌も上手い
100門(大砲の搭載数)はあろうかという座礁した大型帆船を乾ドックに引き込むため集められた大勢の囚人たちが、荒波を浴び“囚人の歌”を唄いながら何本もの太いロープを引くオープニングは圧巻で映画ならではだ。
続く“バルジャンの独白”も、ヒュー・ジャックマンの歌声は芯がしっかりしてよく通る。
バルジャンと運命の糸で繋がるファンティーヌが職場から追い出された嘆きを歌う“夢やぶれて”はこの作品の中で最も耳に馴染むナンバーだが、アン・ハサウェイが心の奥底からこみ上げるように切なさを吐露する。
このミュージカル、台詞のほとんどが歌ということもあって、ミュージカル特有の〈いきなり歌〉という突飛さがなく自然に歌に入るのが特徴だ。そして一切ダンスがないのが特異だ。
ほかに聴きどころは、青年マリウス(エディ・レッドメイン)への片思いを唄うエポニーヌ(サマンサ・バークス)の“オン・マイ・オウン”。なかなかの歌唱力だ。コゼット(アマンダ・セイフライド)とマリウスが互いの愛を打ち明ける“心は愛に溢れて”では、ラストにエポニーヌが被せてきて、これも聴き応えがあるナンバーだ。
人気も実力もあるスターを揃えて、しかも唄わせれば本職顔負けの歌声を聴かせるのだから、皆、芸達者だ。もっとも、生半可な才能ではハリウッドスターの座に君臨することはできないということだろう。
ちょっと残念だったのはジャベールのラッセル・クロウ。好きな役者の一人だが、バルジャンが真の悪人ではないと知ることで正義と罪の間で揺れ動き、信念が根底から崩れ去るいわば精神破綻へ突き進む歌にグッとくるものがない。押し殺した台詞の役が多いせいか、歌に声質が合わなかった。
パン1枚で19年も服役するというのは現代では考えられない話は古くさいが、人が正しく生きる道を何びとも犯してはならないというテーマは不変だ。だからこそ現代人も不運なファンティーヌや権力に抗って死にゆく学生たちに涙し、執拗なジャベールや身勝手な宿屋の亭主と妻は苦々しく思いながら観てしまうのだ。
舞台が観たくなりました!
生まれてよかったと思える感動作
今年のベスト。圧巻!原作は大好きだし、俳優陣が素晴らしいので、もちろん期待してましたが期待以上でした。最初から涙が止まらなかった。こんなに美しい話があるのでしょうか?余韻が素晴らしい。ヒュージャックマン、見事!彼の瞳、美しかったです。皆さんもおっしゃるようにアンハサウェイのあの歌は映画史上に残る名シーン。早速iPodにダウンロード。
綺麗な涙を流せます。人間の哀しさ、強さ、愛、愛おしさ、贖罪などを描いてます。いい意味でキリスト教的ですが、人間のテーマですね。百年以上前だからかけた作品かも。
人間賛歌、人生賛歌なんですね。
細かい解釈や理屈は不要。感性の映画、そして、観るものを選ぶ映画。
その人の感性、人生経験、人間のこさ、魂とわれます。苦労をした人ほど、響きます。
人間に生まれてよかった!生きてよかった!
ヒュー、ありがとう。
ジャンバルジャンが私の理想の男性像になりました。
曲もほとんど覚えました。
原作、再読します。
この映画が公開される時代に生まれて、よかった!ありがとう!
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