映画 妖怪人間ベムのレビュー・感想・評価
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こんな話だったんだー。
亀梨くんを拝むために、評価点数は見てたけど期待せずに観た。 妖怪人間ベムはすんごいちっさい頃にアニメがテレビでやってて観てた記憶があって、歌も歌えるしキャラの見た目も覚えてるし、決め台詞みたいなのも覚えてるんだけど、小さすぎたのか話しを全く覚えてなくて。ただただ、妖怪がキモくて怖いってイメージしかなかった。 これ観て、こういう話しだったのか〜!って初めて認識。 切ないわー。人間にしてあげて欲しいー。 3人とも見た目も最高で性格もめっちゃいいから、人間になったらモテモテだろうなー、周りがほっとかないよ。 設定とかストーリーの流れ的には好きな感じだけど、CGがイマイチだったり何とも言えない。でもこの感じのアニメを実写にする時点でなかなかハードル高いよなぁ。 ベムはもっと大男で怖いイメージだったのに亀梨くん綺麗すぎる。声を低くして頑張ってる感じがちょっと笑っちゃう。 ベロもすげー妖怪感ある見た目だったのに、福くんめちゃくちゃ可愛かった。 ベラの杏さんは割とイメージ通り。
妖怪がダサすぎて無理
亀梨和也主演映画。ジャニーズ主演なんだから面白いに決まってる、と言いたいが原作ファンやアニメファンからすれば残念ながら大コケというか原作レイプというか要は残念な作品でしかない。要因は妖怪人間が妖怪に変身するシーン。もっと簡単に言えば妖怪がダサい。仮面ライダーやウルトラマンで痛快SF怪奇アクションドラマの伝統を持つニッポン人としては妖怪なんて超お家芸だしニッポン人の本領発揮なはず(ウエンツ瑛士主演のゲゲゲの鬼太郎の妖怪の方がスタイリッシュ)。こんなダサダサな妖怪無理ゲーでしかない。ちなみにTVシリーズから感じていた不満。
全然闇に隠れてなく、昼間に人前に出過ぎ!!
杏の演技で何とか持っている印象です。TVドラマレベルのスケールなので、妖怪人間にはもっと人間社会の構造的な問題に立ち向かって頂き、その有様を見ても、それでも人間になりたいか問う内容なら良かったと思います。テンポが妙にゆっくりしていますし、私が言うのも何ですが、毎日かなり暇な印象でした。殆ど迫害もされず、全然闇に隠れてはおらず、食事の心配もなく、映画体験としても退屈でした。折角のテーマソングも勿体ないです。
面白かったドラマ版に対してあまりに残念な出来
アニメ版を再放送で繰り返し観ていた世代なので、TVドラマ化との報道を知った時にまたしょーもない企画をと憤りつつも第一回放映を小バカにするつもりで観たら、そこにあったのはオリジナルに対する敬意と人間の心に巣食う悪意に向き合ったちゃんとしたドラマで毎回ベムが怒りを爆発させるたびに涙を流す羽目になりました。そんなドラマ終了から一年、待望の劇場版に相当な期待を胸にシネコンの闇に身を潜めました。 正直がっかりしました。まずダメなのがドラマを観た人を観客に想定してること。ドラマ版との繫がりを一切説明しないのでドラマを観ていない人にはチンプンカンプン。次に映像が汚い。これは『ワイルドセブン』なども同じ印象だったのでわざとやってることなんでしょうか。そして演出が適当、特にアクションシーン。例えばベム達が誘拐犯を倒して少年を救出したところを警察に包囲されるシーン。いきなり一斉射撃って人質いるのにいくらなんでもそれはやらないでしょ?集客ターゲットが小学生から中学生くらいだからとタカをくくったのかも知れませんが、ちょっとこの手抜きは看過できません。 それとあとやっぱり演技に深みがない。もっとエグいくらいに人間の悪意を描かないと“お前らは人間のくせになぜそんなに醜いんだ?”という妖怪人間の憤りに繋がらない。今回の悪役は製薬会社の社長で、彼の悪事は重大な副作用のある薬品を自主回収しなかったということですが、それが原因で何が起こったかがどこにもないのでただのメガネのオッサンにしか見えません。 それでも少しは救いがあって、まずは亀梨君のストイックさと杏のオリジナルリスペクト、それと北村一輝のコケティッシュさ(この人は極悪人から超善人まで演技の振れ幅が尋常でないですね)がドラマの中心ゆえに全体的にそんなにブレないこと、観月ありさの妖怪ぶりがアホみたいにハマってて美しかったことですか。まあつまらないなと思いつつ都合3回くらい泣きました。ドラマが素晴らしかった分、この体たらくは残念でしょうがないです。
緑ドロドロ
MPL製薬という巨大製薬会社。そこで開発されていた薬はよくわかんなかったけど、薬には副作用はつきものということを訴える社長と、その重篤さのために異を唱える者との対立。そして上野家の事故によって小百合(観月ありさ)が死んだはずなのに、ドロドロの植物由来の物質によって生き返っていたこと。ベム、ベラ、ベロたちと刑事の夏目(北村一輝)をはじめとする夏目一家との絆も重要なファクター。 「人間になりたい」気持ちはあったものの、人間になるには善のかたまりである化け物に「悪」を注入しなければならないのだ。幼少期に彼ら3人に救われた経験のある上野(筒井道隆)との仲はちょっと弱かったけど、クライマックス後の3人の取った行動に泣けてしまう。 とにかく「善と悪」のバランスを打ち出すことでハリウッド映画並みの重苦しさを描こうとしたのはわかるけど、純粋な正義というものと人間らしさが釣り合ってない気もする。人間になんかなりたくない気持ちを描いた『妖怪人間ベラ』(2020)のほうが意外性があって面白い・・・とにかく実写化成功作品だと思う。
喋り方も色気もベラは百点満点。敵も含めてキャラクターが魅力的。強敵...
喋り方も色気もベラは百点満点。敵も含めてキャラクターが魅力的。強敵と戦う、その罪をかぶるというお決まりのパターン。
ジャニーズありきはやめましょうよ
アニメ再放送で小さい頃散々刷り込まれたので 実写化の際にある程度変わる、 ましてやあの日テレ…と覚悟した上で鑑賞。 ストーリーは「妖怪人間ベム」というより 「バイオハザード」でした。 アニメにある彼ら3人の孤独感もほぼ無いので なんだかなぁって感じです。 杏さんの演技はかなり原作に近く、 オリジナルに比べるとやや幼いベロでしたが、 演じた福くんも健闘していました。 視覚効果もよく出来ていたと思います。 もう少しゴシックホラー感欲しかったけど。 しかし、ベム。 ないでしょう、あれは。 彼がどうとかではなく、ベムとマッチしない。 しゃがれた声を出そうとすればするほど コント感がハンパない。 あと外野が多すぎ。 ドラマの間に心通じあったのでしょうが、 「妖怪人間ベム」独特の雰囲気が壊される程 出す必要があったのかは疑問。 映画なのでリセットした方が、 ラストで語られる因縁も深まった気がします。 そんなこんなで全くストーリーに入っていけない 残念な作品でした。 ジャニーズファン向けなんでしょうねきっと。
テレビドラマを観ていないとさっぱりわからない
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) アニメもドラマもテレビを観ていないので事前知識がない。主人公達はどうも人間に差別されて怖がられている存在らしい。過去に何かあったらしい人がたくさん出てくる。どうも映画以前のそのような話は知っていて当然ということが前提になっているようで、私のように何も知らずに観ていると、話にもついていけないし、登場人物たちの抱える苦悩についても理解が出来ない。そこにとってつけたような製薬会社や犠牲になった一家族の話が出てきても、感動を押し付けられているように感じてしまった。 妖怪三人の演技は悪くなかったと思うし、邦画にしては映像も健闘していた。でも初心者がこれだけを観てもわかるという、映画としての独立性が低いので、テレビを観ていた人が楽しむ作品といったところ。私ははまれずじまい。
早く、人間になりた~い。
思った以上に面白かった。 元々のオリジナルアニメの世代的に みてもまずまずの出来ですね。 テーマに深みを持たせているし ベロの初恋等、話の展開も飽きない。 配役はドラマの時から思ったのだが 亀梨和也以外は割と合ってる。 杏も流石の演技だし、鈴木福君の 朗らかなエピソードには笑みが漏れる。 亀梨和也も悪くないが若すぎるかな。 アニメのイメージからの年齢差は しょうがないので割とセリフが少なく しているのかな。 オチも含めて人間とはなるべき価値さへ あるのだろうかを問うてくるこの映画は ちょっとジャニーズかぶれの局側の 都合を吹き飛ばす位、いい作品でした。
他と違って何が悪い!
映画評価:40点 妖怪人間ベムといったら子ども向けの作品だと思われたが、実際にこの映画は大人向けである。 内容は、ドラマやアニメの頃と変わらない。 問題が3人の元で起きて、巻き込まれていく その問題は単純に善と悪の関係という訳ではなく、複数の正義が入ってくるのだ。 基本がしっかりしているので、楽しめるのではないでしょうか。 私としてはCGが強くクライマックスで内容に集中出来ない情況が続き、最後に感情移入が出来なくなってしまった。 そのために感動が薄くなってしまう。 最後に苦難から逃げずに戦っていこうとする姿勢は観る人に勇気を与えているでしょう。私も頑張って生きます!
そんなに期待していなかったけれど、意外におもしろかった。家族で見るのには最適の映画だと思います。
オリジナルのアニメはあまりよく知らないのですが、本来のベムは他の妖怪や怪人と戦う話だったような気がします。 テレビドラマ版ではそうなっていなかったけれど、映画版では観月ありささんが怪人になっていました。 観月ありささんにはそういうイメージがないので、合わないのでは?と思っていましたが、意外とはまっていて演技もうまいし、よかったです。 緑のドロドロした物(名前がわからない)が「仮面ライダーW」のガイアメモリ(現在も同じようなことやっているけど、これが始まりだと思う)的な扱いになっていておもしろかったです。 ベロ(鈴木福くん)の恋愛ドラマ的部分もかなりあり、可愛いくてよかった。 一番よかったのはテレビドラマ版もそうだったけど、勧善懲悪になっていないところ。 ちょっと無理があるといえばあるのだけれど、誰が正しくて誰が正しくないのかよくわからないところがいい。 人間らしいとはどういうことなのか、人間と怪物との違いは?みたいなことを考えさせられました。 「ダークナイト」風のラストもよかった。 見終わった後味がとてもいいので、家族で見るのには最適の映画だと思います。
勧善懲悪無き世界で。
人間になることを選ばず人間を守る道を選んだベムたち。 今回はそんな彼らが人間を守ったにもかかわらず人間から正体がばれ、バケモノと呼ばれ、悲鳴をあげられる所から始まる。 今回もそうですが、やはり完璧な〝悪〟も〝善〟もなかったです。 人間のそういう不安定さや弱さがしっかり描かれています。 勧善懲悪無き世界で姿は醜くともその心は〝善〟の妖怪人間たちの生きる苦悩が観るに耐えません。 しかし、どれだけ下げずまれようとも妖怪人間たちは人間を守る事を止めることはないのです。 これは現在の世の中にはないヒーロー像です。 僕の中にはこの作品を観て痺れる物がありました。 子供だけじゃ無く大人も………いや、むしろ大人が観て、子供の手本になってくれたらいいんじゃないでしょうか。 劇場で途中から子供たちがざわざわし始めていたのでやはり難しいのかなと。(^_^;) とても素晴らしい作品です。 皆さんもぜひ(‾∀‾)
老若男女みんな楽しめる
老若男女みんな楽しめる(と言うか考えさせられる?)作品だと思いました。 実際、家族連れや若いカップルやお年寄りのご夫婦など、様々なかたがいらっしゃいますので静かにゆっくり観たいかたは、子供たちが少ない遅めの時間に観に行ったほうがいいかもしれません。 ドラマ版同様、ストーリーは悲しくて切ない・・ですが、映画は観終わった後爽快感があります。 家族などで観ると、終わった後にいろいろ話し合いたい気分に。 そしてちょっといつもよりくっつきたい気分にも・・。 映画のみでも楽しめますが、ドラマを観てからのほうが数倍楽しめると思い ます(いろいろ小ネタが・・)。
スペシャルドラマでも・・
よかったんじゃないかなと。 映画で1500円払って見る内容かどうかわわからない。 もちろん、ストーリーは切なくなるし、感動するが、最後の戦いなど妖怪のスケールがデカ過ぎて少し引いてしまった。 ただ、退屈することはなく、終始引き込まれる内容ではあった。
むしろ大人が観るといい映画
ドラマ版が数々のドラマアウォードを受賞した作品だけあって、深い物語でした。 妖怪が人間になれるかどうかというよりも、どういう選択をしていくべきなのかその葛藤にクローズアップされています。 キャラクターの細かな心理描写はむしろ子どもには難しいのでは?と思うほど。 ハリウッドのVFX等に比べると多少チープな感じもしますが、途中にアニメ原作ならではのシーンを忘れず盛り込んでいるのが良い。 観た後に色々考えたくなる、意外なる良作です。
映画にしなくても・・・
ドラマのエピローグであり総集編。それだけ。 安っぽくは無いが深くもない。 ベム、ベラ、ベロの葛藤は切ないが、 同じことの繰り返しで進展が無くて求心力に乏しい。 描こうとしているテーマは深いのに平板な展開で盛り上がりに欠ける。 少し期待値を上げ過ぎたかな。残念。
みちるちゃん見ててね、、
ドラマの劇場版ということでドラマ視聴者としては映画版も鑑賞。 ですがドラマ観てない方でも入り込むことはできると思います。 ワイヤーアクションやVFXを駆使してところどころスローモーションにさせたりして見ごたえのあった格闘シーン。 回想シーンなど流してちゃんと前後の話がつながっている内容。 なぜあのお父さん役の人(筒井道隆)は怪物を見てそんなに驚かないのか。というか驚かない過ぎ!な気もしたが(笑) 観月ありさは最後、変身しちゃってなんかゲームのラスボスみたいになっちゃうし(笑) ベラのベロに対する厳しい口調ながらも思いやる母性があふれる杏の演技。 ここでもべらんめえ口調が健在でした(笑) そしてそれを黙って聞いてる寡黙なお父さんのようなベム。 ベラとベロの寝ているシーンからも二人の仲の良さが伝わってきます。 そしてその3人が最後に下す決断とは?? 最後エンドロールの主題歌のところ、ドラマを観ていたモノとしてはKAT-TUNの「Birth」を使って欲しかったな。
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