Ｌｉｆｅ　ｉｓ　Ｊｏｕｒｎｅｙ　『Ｎｏ　Ｗｈｅｒｅ』

解説

不思議な街で、人生の意味を探し彷徨う男女の姿を描くドラマ。脚本は田辺誠一。撮影を「Life is Journey／『ヤ』」の阪本善尚が担当している。主演は、シンガーで映画初出演のhitomiと「Life is Journey『ん』」の田辺誠一。

2003年製作／15分／日本
劇場公開日：2003年6月21日

ストーリー

目覚めると、隣にいるはずの彼がいなかった。残された地図を手掛かりに不思議な街を彷徨う彼女は、やがて彼と再会する。3月23日生まれだが4月3日に届けを出した為に、学校で一学年下のクラスに編入されて来た彼は、今も自分の居場所を見出せないでいると言う。そんな彼と人生の意味を探し歩くこととなった彼女は、“3月23日通り”で移動遊園地を見つけ、老人からアドヴァイスを受ける。「人生は移動遊園地のようなもの。可能な限り心から楽しめばいい」こうして、居場所のなかった（No where）彼は、今や自分の居場所（Now here）をはっきり認識している。