ハードコア・デイズ ゲイビデオカメラマンの恋

劇場公開日:

解説

スター俳優に憧れてゲイポルノ業界に飛び込んだ一人の少年の愛の行方を描くゲイ・ムービー。“ゲイポルノ版「ブギーナイツ」”として世界各国の映画祭で上映された。出演は、人気テレビシリーズ『ベイウォッチ』のスコット・ガーニィ。

2001年製作/94分/アメリカ
原題:The Fluffer
配給:ENKプロモーション
劇場公開日:2004年10月9日

ストーリー

映画業界で働くことを夢見る青年ショーン(マイケル・クーニョ)は、ある日、レンタルビデオでゲイポルノを間違って借りてしまう。あわてて返却しようとしたショーンだったが、出演していたポルノスター、ジョニー・レベル(スコット・ガーニィ)に心を奪われてしまう。彼に会いたい一心で、そのポルノ製作会社に面接に行ったショーンは、元ポルノスターで現在はプロデューサーのチャド(ロバート・ウォーデン)に気にいられ、監督サム(リチャード・リッチー)の下で、カメラマン助手として働くことになる。ジョニー専属のfluffer(勃たせ屋)となり、次第にジョニーと親しくなるショーン。だが彼にはストリッパーとして働くジェリー、通称バビロン(ロクサーヌ・ディ)という恋人がいることをショーンは知る。かなわぬ恋と知りながら、それでもジョニーへの思いをつのらせるショーン。しかし、ジョニーはドラッグに浸り、バビロンとの生活も破綻しつつあった。妊娠したバビロンは思い悩んでいたが、親身になってくれたのは、ストリップ劇場の女主人マルセラ(デボラ・ハリー)だった。ジョニーの酒と薬はじょじょに仕事にも支障をきたすようになり、怒ったサムはジョニーをクビにする。薬が切れ、自暴自棄になったジョニーは、チャドを口論の果てに殴り殺してしまう。ジョニーに助けを求められ、一緒に逃げるショーン。逃亡先でジョニーへの思いを遂げようとするショーンだが……。

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