柔らかな頬

劇場公開日:

解説

失踪した娘を探す人妻の内面を描くドラマ。監督は「ドッグス」の長崎俊一。桐野夏生による第121回直木賞受賞の原作を、長崎監督自身が脚色。撮影を「あしたは、きっと...」の本田茂が担当している。主演は「連弾」の天海祐希。尚、本作はデジタルBS局・BS―iのデジタル・ハイビジョン・ドラマとして制作され、『ハイブリッド・ムービー2001』の中で公開された(前篇2001年1月3日、後篇2001年1月4日)。ハイビジョン国際映像祭フェスティバル賞受賞作品。Full HD作品。DLP上映。

2001年製作/201分/日本
配給:BS-i=オフィス・シロウズ
劇場公開日:2001年7月14日

ストーリー

夫の得意先の会社員・石山と不倫関係にあったカスミは、双方の家族と一緒に北海道の石山の別荘へ旅行に出かけた際、大胆にもそこで彼と肌を重ねる。「石山とこのまま一緒になれるなら夫も子供も捨てていい」と石山の腕の中で思うカスミ。だが翌朝、娘の友香が失踪した。後悔に苛まれながら娘を探すカスミだったが、手掛かりすら掴むことは出来なかった。あれから4年、今も友香を探し続けるカスミを取り巻く状況は随分と変化していた。夫との間に出来た埋め難い溝、連絡の取れなくなった石山は離婚していると人づてに聞いた。そして友香が失踪したのと同じ日、北海道へ赴いたカスミは、胃ガンに冒され余命幾ばくもない元刑事の内海と共に、友香探しに出かける。旅の途中、ふたりは様々な推理を巡らす。犯人は、不倫に勘づいた石山の妻か? 別荘地のオーナー・和泉か? ロリコン疑惑のある管理人・水島か? 妻の不貞を知りカスミの両親と結託した夫か? それとも、平和な村に退屈した若い駐在か? やがて、カスミは気づく。実は、自分は友香を探しているのではなく、自分自身を探しているのではないかと.。内海が死んだ。結局、友香の行方も犯人も掴むことは出来なかった。だが、友香への気持ちを整理したカスミは、今度は自分を探す旅に出るのであった。

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映画レビュー

2.0二度と触れれぬ頬

2021年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

真実は何れにしろ二度とその頬には触れられない。
嫉妬、妬み、
大人の嫌な部分がここぞとばかりに描かれた作品のように思う。

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上みちる

1.5 昔、原作を,読んだ。映画があることは最近まで知らなかったが、カス...

2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿

 昔、原作を,読んだ。映画があることは最近まで知らなかったが、カスミのイメージが、私の中ではもっと色気ムンムンのイメージで、天海祐希では爽やかすぎるのでは。
 カスミや、元刑事の内海の夢の中での犯人象など、色々な説がなかなか面白く、何が本当なのか、ハッキリとは分からないのが逆に面白い。
 ただ、お互いの夫や妻がいる別荘で不倫をするカスミ、内海に妻がいるのに死ぬまで面倒見ようとするカスミ、家出をして以来、母の元に18年ぶりに帰ってそこで内海を母の布団に寝かせてそのまま寝かせる。そのまま息を引き取るが、いくら娘が帰ってきたとはいえ、母もどう思ったのか。と、色々カスミに腹の立つ映画でした!
(すみません、個人的に不倫モノが好きではないので)

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アンディぴっと

2.0本当は?

2021年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

浮気相手(三浦友和)が北海道に別荘を借り、それぞれが家族を連れて泊まりに行く。
浮気中の妻(天海祐希)の娘が行方不明になる。
4時間近い長尺で眠気を抑えて見ていたが、結局は・・・。

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いやよセブン

3.0若い天海祐希

2021年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作既読。
夢中で読んだ記憶があるが
映画はとにかく無駄に長い。
演出も一昔前って感じで残念。
若くて綺麗な天海祐希をただ楽しむ作品だった。

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aopon

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