借王 THE MOVIE 2000
劇場公開日:2000年7月22日
解説
悪徳システム金融に挑む、おなじみ借王たちの活躍を描く金融コメディのシリーズ第7弾。監督は「平成金融道 マルヒの女」の和泉聖治。土山しげると平井りゅうじによる原作コミックをベースに、「突破者太陽傳」の香月秀之が脚本を執筆。撮影を近森眞史が担当している。主演は、「修羅がゆく11 名古屋頂上戦争」の哀川翔、「平成金融道 マルヒの女」の夏樹陽子、「借王6 浪花相場師伝説」の志賀勝。他に、ゲストスターとして「平成金融道 マルヒの女」の宍戸錠が出演している。キネコ作品。
2000年製作/94分/日本
配給:日活
劇場公開日:2000年7月22日
ストーリー
ひかり銀行大阪中央支店の次長・安斉の義兄で喫茶店を経営する孝夫が、システム金融の罠にはまって自殺を図った。運良く一命は取り留めたものの、安斉は怒りを爆発。折しもシステム金融の実態捜査に乗り出していた浪花南署刑事の水沼と、新たな借金を抱えていた怜子と共に、悪徳システム金融”向井グループ“から裏金を奪うべく作戦を開始した。偽のシステム金融会社を作り、向井たちに顧客リストを売ると見せかけ、3億5千万奪取に挑む借王たち。見事な変装で顧問弁護士・神永を騙し、計画は順調に運んだかに見えたが、向井の懐刀である美由紀に作戦がバレてしまった。彼女はかつて怜子が妹のように可愛がっていたホステスだったのだ。しかし、美由紀は分け前を貰うことで安斉に協力。こうして、借王たちは向井から金を巻き上げることに成功するのであった。