Rainbow

劇場公開日:

解説

自分の居場所を失ったふたりの若者たちの姿を、インディーズ・ミュージシャンの楽曲に乗せて描いた短篇青春ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「HOBOS」の熊澤尚人。撮影を「DOG-FOOD」の福本淳が担当している。主演は、「富江」の草野康太とモデル界出身で映画初出演の武森明日香。16ミリからのブローアップ。

1999年製作/52分/日本
配給:オムロピクチャーズ
劇場公開日:1999年7月10日

ストーリー

将来の展望が見えないまま専門学校を卒業したチルは、ある日、手袋に入った捨て猫を通して、同じ学校に通っていた混血だという噂のトーイと知り合う。猫に”てぶくろ”と名づけたふたりは、いつしか惹かれ合うようになっていくが、そんな矢先、チルが前の彼氏の子供を妊娠していることが発覚。頼る相手がいないチルはトーイのアパートを訪ねるが、そこにはてぶくろの死体を前にうなだれているトーイがいた。いい知れない孤独感に襲われるふたり。彼らは、手袋を埋葬しようと夢の島を目指す。そこは、トーイが親に捨てられた場所でもあった。虹の橋を渡り、夢の島に到着したふたりは、手袋の死体と自分たちの傷ついた心を埋める。

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