Danger de mort<ダンジェ>
劇場公開日:1999年5月8日
解説
若い男女の危険な恋の行方を描いた青春ドラマ。監督は「マネージャーの掟」の福岡芳穂。『ふしぎ文学館・恐怖のアルバム』に収められた山村正夫の『短剣』を基に、「幻の光」の萩田芳久が脚色。撮影監督に「がんばっていきまっしょい」の長田勇市が、撮影に小川真司があたっている。主演は、「釣りバカ日誌10」の金子賢と「バウンス ko GALS」の岡元夕紀子。スーパー16ミリからのブローアップ(一部35ミリ)。
1999年製作/115分/R15+/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ(配給協力 ゼアリズエンタープライズ)
劇場公開日:1999年5月8日
ストーリー
バイク便の仕事をしているタケオは、ある日、得意先のエステサロンで働くツユコと出会い、交際を始める。無軌道な性格のツユコは、不倫の末に母親を自殺に追い込んだ元代議士の小泉に怨みを抱き、母親が自殺に使った拳銃を所持していた。今は汚職で刑務所に入っている小泉を殺害し、その後、タケオに自分を射殺して欲しいと頼むツユコ。ふたりはそのチャンスを窺いつつ、ツユコの人生の幕切れの演出を練るが、小泉は刑務所内で死亡。目的を失ったツユコは、タケオの前から姿を消してしまう。それから暫くして、ツユコの誕生日。仕事をクビになったタケオの元に、ツユコからバースデイ・プレゼントを届けて欲しいとの連絡が入る。依頼を受け、ツユコが潜伏する邸宅に赴いたタケオは、そこでツユコを射殺。自らも自殺を図るが、一命を取り留め病院に担ぎ込まれる。そんな彼が意識を失うまで気にしていたのは、ちゃんとツユコを殺せたのかということだった。