ウルトラニャン 星空から舞い降りたふしぎネコ

劇場公開日:

解説

宇宙からやってきた不思議な猫とひとりの少女の友情を描いたファンタジー・アニメーション。監督はときたひろこ。脚本を村井さだゆき、撮影を岡崎英夫が担当している。声の出演は「フランダースの犬」の亀井芳子。「ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影」の併映短編として公開された。

1997年製作/29分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1997年4月12日

ストーリー

夜空に輝くねこ座から流れ星がひとつ舞い降りてきた夜から、はるかの住む町の空きビルに化け猫が出るという噂が立ち始めた。噂の真相を確かめるべく空きビルに出かけたはるかたちは、そこで怪我をした猫を発見する。はるかはその猫にニャンという名前をつけたが、はるかのママはニャンを飼うことを許してくれなかった。ニャンと一緒に家を飛び出し、廃工場の秘密基地で夜を明かしたはるかは、ニャンがフェリス星からきた使者であることを知る。昔、フェリス星と地球はハッピーエネルギーで結ばれた関係で、猫の祖先はフェリス星から地球人との友好のためにきていたのだ。ところが、長い年月が経つうちに猫たちは本来の使命を忘れてしまい、彼らに使命を想い出させるためにニャンが送られてきたのである。その頃、町では飼い猫がさらわれる事件が起きており、ニャンもその猫泥棒に捕まえられてしまった。マモルや町の猫たちとニャンを救出しようとしたはるかは、暴走する犯人の車にニャンとともに乗せられるが、危機一髪を救ったのはニャンの必殺技マネキウム光線だった。ニャンの活躍で犯人は逮捕され、猫たちも本来の使命を想い出す。ニャンははるかの友達のユキの家で預かってもらうことになった。

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