自由光州 1980年 5月

劇場公開日:

自由光州 1980年 5月

解説・あらすじ

世界のさまざまな理不尽に対して表現活動を通して抵抗し続けた画家・富山妙子と、彼女に触発された映画プロデューサーで監督の前田勝弘が、1980年5月に韓国で起きた光州事件を題材に制作した短編ドキュメンタリー。

韓国で戒厳令を敷いた全斗煥政権が、抗議デモを起こした学生や市民たちを激しく弾圧し、多くの犠牲者を出した光州事件。富山はこの事件に即座に反応し、版画作品「倒れたものへの祈祷」で巡回展を実施した。独裁者に対する憤りや犠牲者への鎮魂といった富山の強い思いに突き動かされた前田監督は、翌81年に本作を制作。ニュース映像を通して事件の実態を伝えるとともに、影絵のように展開する富山の版画が弾圧と犠牲の本質について訴える。作曲家・ピアニストの高橋悠治が音楽を手がけた。

2025年4月、オリジナルネガフィルムからHDデジタルリマスター版が製作され、上映企画「画家 富山妙子と2本のドキュメンタリー映画」にて、「はじけ鳳仙花 わが筑豊 わが朝鮮」とあわせてリバイバル上映。

1981年製作/25分/日本
配給:モンタージュ
劇場公開日:2025年4月26日

その他の公開日:1981年5月16日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
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