覗かれた足

劇場公開日:

解説

製作と脚本は小川記正で、「愛染香」の阿部豊が監督、「銀座化粧」の三村明が撮影に当たっている。出演者は、「風雲児」の龍崎一郎、「東京のヒロイン」の轟夕起子、「若様侍捕物帳 呪いの人形師」の香川京子、それに進藤英太郎、小牧正英のバレエ団が出演する。

1951年製作/83分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1951年6月22日

ストーリー

アンナ靴店の名人職人二郎助は地下室の仕事場で仕事をしながら、明かり取り窓の外を通る足を眺めているうちに、ある日美しい脚を見つけ、製作欲をそそられ、苦心してその靴型を取ると、見事な靴を作りあげた。この靴に心をひかれた二人の女性があった。一人は牧田バレエ団に通っている少女アヤ子、いま一人は街の顔役島村の情婦トシ子であった。アヤ子の兄健二は島村の罪を着て獄舎にあったが彼の恋人ユリはキャバレーで働きながらアヤ子を一人前のバレリーナに育てる健二の夢の実現につとめていた。バレエ公演の近いある日健二は出獄して来て、アヤ子の靴への執着を知ってアンナ靴店へ行ったが一足先に島村の子分小林が来ていた。健二は小林にたのんで靴を譲ってもらったが、その直後、店主は殺害され金庫の金が奪われていることが判明した。問題の靴を手がかりに犯人捜索がはじまり、ついに健二に嫌疑がかかったが犯行当時地下室で仕事していた二郎助が目撃した犯人の靴の主が小林であることを証言した。

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