はたちの青春

劇場公開日

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解説

「新風」に次ぐ佐々木康演出作品。

1946年製作/72分/日本
配給:松竹

ストーリー

桑原は銀行でも古参株の一人である。彼のケチなことにおいては既に定評があり、同僚から一本、二本と巧みに煙草を稼いだりして「ポケット騒ぎ」という俗名さへ持たされている。彼には一人娘がいる。女房にも甘いが、ことに娘のことになると極端な愛溺を示して同僚達の反感を買うのが常である。彼は又上役の部長には最も信用があり、一番昵懇になっていると悦に入っている。そこにつけ込んだ同僚が、部長が桑原の娘を息子の嫁にとかねがね思っていると造言してもったいらしく桑原に告げる。部長絶対主義の彼はそれを信じ、娘には許婚者がいることも見捨ててかかるのである。娘の章子は父の思惑をほかに父の昔馴染手習師匠三好の一人息子啓吉を愛慕い 、お互いが許婚者であることを堅く信じている。ある夜桑原は例によって章子が啓吉の家に訪ねていることを知ると親の気持ちも知らぬと許り、憤怒まじりで三好に食ってかかる。三好は売られた喧嘩と歯を食いしばって、啓吉に女弟子や他家の娘を嫁とわせようとあせり出す。啓吉は父の一徹な性格がよく解るだけに苦しむ。この時、章子の母浅子は二人の味方に立ち桑原と口論の末、家を飛び出し実弟の二郎夫妻の店舗に隠れて一ヶ月近くも夫に抗戦を開始する。それは浅子が本人の意志を無視した結婚の不幸を娘の章子に二度と踏ませたくないとする母の愛情からであった。それに引き換え桑原は不義理を省みず敷居の高い三好の家を訪ねるが皆目つかず一人しょんぼりと帰って来る。部長の伜の縁談も嘘と解ると余計に心が重いのだ。自分の一人芝居に気がついて来たからでもある。彼は森田の家で酔いつぶれて立ち寄り始めて親一人、娘一人の侘びしい森田の生活を知る。そして愛想良くもてなしてくれる森田の娘と話をしているうち、我が子の顔か浮かんでくるのである。思案の揚げ句、三好を再度訪ね、いつになく神妙な顔で平伏する。しかし痩せても枯れても三好親子は男だと彼の願いを蹴るが、狂気から醒めた桑原は、それでは自分の娘を殺す気かと三好に詰め寄る。三好もどうやら桑原という人間も少しは精魂がまだあると判じて真面目に更生を注言して息子達のことは本人同志に任せて、まず女房の浅子としかるべく話をつけて来いと寛容な態度が反省を求めここにさしものいざこざも彼の心からの謝罪となり、両家に幸福な春が訪れる。

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