血槍無双
劇場公開日:1959年11月1日
解説
俵星玄蕃と赤穂浪士杉野十平次の友情を描いた娯楽時代劇で「水戸黄門 天下の副将軍」の小国英雄の脚本を、「大岡政談 千鳥の印篭」のコンビ佐々木康が監督し、三木滋人が撮影した。
1959年製作/99分/日本
劇場公開日:1959年11月1日
ストーリー
浅野内匠頭長矩は吉良上野介に刃傷に及び、身は切腹、お家は断絶となった。元城代家老大石内蔵助以下の赤穂浪士は、吉良邸の様子をさぐり討入りの機をうかがっていた。松坂町界隈にお目見えした夜鳴そば屋の平次もその一人だ。赤穂浪士杉野十平次次房である。ある夜、無辺流槍術指南の看板をかかげろ俵星玄蕃に呼びとめられた。玄蕃の娘・妙は美しかった。三人の交情が始った。料亭の女将で吉良の思い者であるお蘭が、十平次に一目惚れした。それを聞いた赤穂の一党は、十平次にその愛にこたえるよう命じた。十平次は悲しかった。未熟な武芸ゆえだ。翌日から十平次は玄蕃に立ち向った。次第に腕を上げていった。十平次の真剣さに、玄蕃は彼の仇討ちの望みを見破っていた。ある日の道場、玄蕃の槍先は不断のそれではなかった。畳に突き刺った槍先が一瞬舞って、次から次へと槍先に畳が飛ぶ。無辺流畳返しだ。屋内に踏みこんだ際の戦い方を伝授したのである。お蘭も十平次には勝てなかった。吉良を裏切り、吉良の動静を洩らした。元禄十五年十二月十四日、朝からの大雪。山鹿流の陣太鼓が響いた。十平次の活躍はひときわめざましかった。飛ぶ畳、舞う畳、玄蕃の槍は十平次に生きたのだ。そして十平次の額には妙の簪があった。
スタッフ・キャスト
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俵星玄蕃片岡千恵蔵
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杉野十平次大川橋蔵
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俵星妙花園ひろみ
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大石内蔵助大河内傳次郎
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大石主税沢村精四郎
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片岡源五右衛門原健策
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原惣右衛門御橋公
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横川勘平島田秀雄
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吉田忠左衛門香川良介
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間瀬久太夫梅沢昇
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堀部安兵衛黒川弥太郎
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潮田又之丞中村幸吉
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岡野金右衛門南郷京之助
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小野寺十内水野浩
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奥田孫太夫矢奈木邦二郎
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間喜兵衛薄田研二
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間十次郎高島新太郎
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村松三太夫浜田伸一
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倉橋伝助長嶋隆一
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勝田新左衛門津村礼司
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武林唯七若山富三郎
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神崎与五郎若杉恵之介
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近松勘六若井緑郎
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室井左六疋田圀男
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お蘭長谷川裕見子
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お兼松浦築枝
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猿橋右門山形勲
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和久半太夫小堀明男
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前田平内藤木錦之助
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丸尾鶴吉石井一雄
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吉良邸門番A杉狂児
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吉良邸門番B伊東亮英
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道場の弟子A時田一男
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道場の弟子B東日出雄