天下の伊賀越 暁の血戦
劇場公開日:1959年10月11日
解説
「丹下左膳 怒濤篇」の中山文夫の脚本を、「水戸黄門 天下の副将軍」の松田定次が監督した、荒木又右衛門もの。撮影も同じく「水戸黄門 天下の副将軍」の川崎新太郎。
1959年製作/92分/日本
配給:東映
劇場公開日:1959年10月11日
ストーリー
荒木又右衛門は備前岡山へ急ぐ途中、一人の武芸者と道連れになった。川合甚左衛門といい槍の名手だった。お互いに武芸の道に進む者同士の友情に結ばれ、再会を約して別れた。又右衛門の帰国を知った妻みねの父、渡辺靭負は喜び、息子の数馬、親友の川合半左衛門、息子・又五郎らを集めて歓迎の宴を開いた。そして甚左衛門も招かれた。彼は半左衛門の弟だった。又右衛門は甚左衛門の人柄にひかれ、彼の姫路藩へ仕官することに決めた。--二年後、又右衛門は一子をもうけ、数馬と甚左衛門の娘ゆみとは恋仲になった。が、又五郎が遊蕩に身をもちくずし、借金のもつれから靭負を斬ってしまった。このため、川合家と渡辺家は仇敵同士の間柄に変ってしまった。又五郎は江戸へ逃げ、旗本阿部四郎五郎の許に身をかくした。数馬は仇討を決意、江戸へ向った。又右衛門も数馬の助太刀のため姫路を発った。甚左衛門は川合家の一員として、又五郎の助太刀として江戸へ向った。池田藩は公儀の思惑を恐れて数馬の仇討への援助を断ったが、阿部四郎五郎は旗本の同志を糾合、総勢五十余名の護衛をつけて又五郎を九州相良へ落そうと図った。擬装の一行に中仙道をとらせて目をくらませ、その間に東海道を下った。又右衛門もこの策にかかり中仙道を追おうとした。その前にふさがったのが甚左衛門だ。彼は自ら又右衛門の刀を受け、又五郎一行の行方をつげて死んだ。死をもって親友の義理を果したのである。又右衛門、数馬、そして用人武右衛門、孫右衛門の一行は、又五郎一行を追い、鍵屋の辻で宿願を果した。
スタッフ・キャスト
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荒木又右衛門市川右太衛門
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柳生飛騨守宗冬大友柳太朗
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本田大内記大川橋蔵
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池田宮内少輔忠雄里見浩太朗
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渡辺数馬北大路欣也
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ゆみ丘さとみ
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お新花園ひろみ
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みね長谷川裕見子
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孫右衛門加賀邦男
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星合団四郎阿部九洲男
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蜂屋九郎富田仲次郎
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安藤次右衛門吉田義夫
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佐七佐々十郎
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紺次郎大村崑
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川合半左衛門御橋公
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寺西紋太夫高松錦之助
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久世三四郎上代悠司
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喜右衛門団徳麿
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八木勘十郎中村時之介
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松平安芸守津村礼司
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室賀甚四郎五味勝之介
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山田直竜軒尾形伸之介
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石川伝蔵加藤浩
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良和長島隆一
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榊原兵部中村幸吉
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土井大炊頭長田健
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平助丘郁夫
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勝木平之進南洞研二
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渡辺左二兵衛南方英二
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庄田図書西春彦
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吉村久左衛門長田健二
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今大路道三佐橋敏一
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彦坂嘉平国一太郎
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永坂半七浅野光男
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荒川頼平小田部通麿
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兼松又四郎月形哲之介
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横田備中守有馬宏治
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梶原源左衛門堀正夫
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荒尾但馬明石潮
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武右衛門渡辺篤
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松平伊豆守香川良介
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藤堂和泉守徳大寺伸
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桜井半兵衛戸上城太郎
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波辺靭負大河内傳次郎
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川合又五郎岡田英次
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阿部四郎五郎山形勲
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川合甚左衛門月形龍之介