水戸黄門 天下の副将軍

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解説

月形龍之介の“黄門シリーズ”第十二篇。「山田長政 王者の剣」の小国英雄が脚本を書き「新吾十番勝負」の松田定次が監督、川崎新太郎が撮影した。

1959年製作/94分/日本
原題:Shogun Travels Incognito

ストーリー

神田の丹前風呂へ下情視察に出かけた黄門は、一見商家の旦那風の男から、我が子の高松藩主・松平頼常が狂気との噂を聞いた。黄門は助さん、格さんの二人を連れ急拠東海道を下った。大井川の川止めで島田宿の旅籠かぶと屋に一行は泊ったが、そこで先に丹前風呂で顔を合せた旦那風の男と、板前風の男に出会った。一行が鈴鹿峠にさしかかったとき数十人の山賊に襲われ、これを叩き伏せたが、一方、黄門を弓で狙った男を間一髪、短銃で射ち殺した男があった。例の商家の旦那風の男である。黄門は、この事件の裏に高松藩お家騒動の陰謀ありと睨み高松へと海を渡った。はたして高松城では、藩主・頼常に狂気と思われる言動が多く、これを機に、お家横領を達成しようとする城代家老・佐伯将監一派の陰謀が進められていた。鈴鹿峠で襲ったのも佐伯一派だった。しかし頼常は狂人ではなかった。将監一派の悪事をあばくため故意に狂気をよそおっていたのだ。そして黄門に頼常狂気の噂をまいて出馬を促し、一行につきまとっていた旦那風の男とは、頼常が心を許す腰元・鞆江の父、高松藩留守居役・中川与惣右衛門であり、板前風の男とは、幕府の隠密であった。高松城--藩士を前に将監は頼常を乱心の故で隠居を計ったが、逆に自分の悪業をあばかれて気も動てん、頼常に斬りかかった。そのとき、黄門が助三郎、格之進を従えてあらわれた。将監は黄門一行を指し、「これらは公儀の隠密、生かして帰せばお家の断絶」と叫んだ。藩士たちは黄門に斬りかかり城中は大乱闘。黄門は遂に将監を倒した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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