まぼろし探偵 地底人襲来
劇場公開日:1960年2月14日
解説
少年画報に連載され、テレビでも放映された桑田次郎の「まぼろし探偵」を映画化したもの。脚色・柳川創造、監督・近藤竜太郎、撮影・川口和男。
1960年製作/51分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1960年2月14日
ストーリー
東京の街に、怪奇な殺人事件が続発した。絞殺死体から眼球をえぐりとってゆく残忍な殺人犯だ。日の丸新聞の進(まぼろし探偵)は、科学的見解を得るために吉野博士を訪れた。博士も結論は出せなかった。しかし、博士は自作の光線ピストルを進に与えて励ました。国際劇場、楽屋風呂に入っていた踊子は、鏡の中に地底人Xの姿を発見した。駈けつけたまぼろし探偵は後を追った。と、大地が揺れて地割れの中から地底人Y・Z・Wが出現した。光線ピストルではびくともしない。まぼろし探偵は地底人の目を狙った。と、地底人はのたうち廻りながら地中に潜った。地底国は、落盤のために住む場所を狭められ、地球上に進出を図ったが、視力の弱い彼らは、地球上の光線に耐えられる眼球の研究を急いでいたのだ。吉野博士は地底人壊滅のための研究を始めた。地底人は中止しなければ博士の家族を襲撃すると放送して来た。博士の令嬢を伊賀保に避難させる途中、上州街道で地底人が襲ったが、まぼろし探偵の活躍で事なきを得た。数日後、博士の研究が完成した。特殊電波を利用した人工地震装置を海底に投下し、地底人の住む地下二十五キロ附近の爆破に成功、かくて地底団は潰滅した。
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